今回は2級舗装施工管理過去問題の令和元年(2019年)の問題になります。
令和元年(2019年)2級舗装施工管理技術者の過去問題に焦点を当てた本記事では、舗装施工管理の専門領域における試験攻略の方法について詳しく解説していきます。
舗装施工管理は土木施工管理技士管理よりも難しいと言われ、過去問も乏しい状況が続いています。そのため、この試験に臨む受験生にとっては攻略が難しい課題となっています。
本記事では、2019年の過去問題を取り上げ、解説していくことで、試験対策の手助けとなる情報を提供します。
2級舗装施工管理技術者:合格基準
合格基準は一般、応用共に60%以上の解答率を求められます。
一般試験で40問なので24問以上の解答が必要になります。
受験資格等は該当してるかこちらから確認してみてください。
令和元年(2019年)2級舗装施工管理技術者:一般問題

出題問題の範囲は
- 法規
- 装工事の施工に必要な法令に関する一般的な知識が必要です
- 舗装全般
- 舗装工事の施工に必要な土木技術および設計図書等に関する一般的な知識
- 舗装の設計、材料、施工および補修等に関する一般的な知識
- 舗装工事の施工計画の作成方法および工程管理、品質管理、出来形管理、安全管理等に関する一般的な知識
が問題になります
解答はこちら
- 【解答はこちら 舗装工学・一般知識 問1〜問13】
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問 正答・ポイント(2019年度 2級一般) 問1 **(1)** 路床盛土:有機質土は圧縮性が高く、支持力不足の原因となるため、路床材料としては不適当である。 問2 **(2)** もたれ式擁壁:背後の地盤(切土面等)に寄りかかる構造であり、自立する擁壁ではない。 問3 **(3)** 防護柵:ガードパイプは、ガードレールに比べ視線誘導性や「視界の透過性」に優れている。 問4 **(2)** 道路植栽:植栽の目的は、視線誘導、遮光、環境保全等であり、「渋滞緩和」は直接の目的ではない。 問5 **(1)** 公共工事約款:第三者への損害賠償は、原則として「受注者」が負担する。発注者の指示等に起因する場合のみ例外。 問6 **(1)** 土質の原位置試験:一軸圧縮試験は、採取した試料を室内で行う「室内試験」に該当する。 問7 **(3)** 支持力:区間のCBRが24.5の場合、設計CBRは「20」とする(上限設定)。 問8 **(2)** TA法:構造設計において「疲労破壊輪数」の算出・検討は必須の項目である。 問9 **(3)** 各種の舗装:インターロッキングブロック(ILB)舗装の設計は、一般に「アスファルト舗装」の設計法を準用する。 問10 **(4)** 骨材:海砂に含まれる塩分は、無筋の舗装(アスファルト舗装等)においては品質に大きな影響を及ぼさない。 問11 **(1)** 瀝青材料:舗装用石油アスファルトの種類は、伸度ではなく「針入度」によって分類される。 問12 **(1)** 路盤材料:セメント安定処理路盤材の品質規格として定められているのは、設計CBRではなく「一軸圧縮強さ」等である。 問13 **(1)** 混合物:透水性舗装の基層には、通常「密粒度」等を用い、水を通すのは「表層(ポーラス)」のみである。
- 【解答はこちら 舗装施工・維持修繕 問14〜問25】
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問 正答・ポイント(舗設・調査・補修) 問14 **(1)** 加熱アスファルト混合物の「加圧透水試験」はコンクリート用。アスファルトの透水性は「現場透水試験」等で評価する。 問15 **(4)** 上層路盤:粒度調整路盤の一層の仕上がり厚さは、一般に「15cm以下」を標準とする(30cmは過大)。 問16 **(4)** コンクリート運搬:空気量は運搬中に「減少」する傾向があるため、荷卸し時に規定値を確保できるよう管理する。 問17 **(1)** 寒冷期施工:初転圧時のヘアクラック防止には「線圧の小さい(タイヤローラ等)」ローラを選択するのが有効。 問18 **(2)** 継目:縦継目の位置は、交通車両のタイヤ走行位置(わだち部)を避けて配置するのが原則である。 問19 **(2)** セットフォーム工法:普通コンクリート版は「荒仕上げ」→「平たん仕上げ」→「粗面仕上げ」の順で仕上げる。 問20 **(4)** 騒音低減機能を有する舗装(ポーラス等)の主な機能は「空隙による吸音」であり、溝を設ける(グルービング)目的とは異なる。 問21 **(1)** コンクリート機械:プレーサはコンクリートの「敷きならし」用であり、荷下ろしはダンプ等で行う。 問22 **(4)** 舗装調査:FWD(重錘落下式たわみ測定器)は「たわみ量」から支持力を評価するもので、きめ深さ測定用ではない。 問23 **(1)** 構造設計:補修(オーバーレイ)の設計において「Ta法(等値換算厚)」の検討は不可欠である。 問24 **(4)** 維持修繕:排水性トップコート工法は、空隙への浸透を目的とした「樹脂系材料」等を用いるのが一般的。 問25 **(2)** 施工計画:地下埋設物の位置確認(試掘等)は、事故防止のため施工計画の立案にあたって「必須」の項目である。
- 【解答はこちら 施工管理・関連法規 問26〜問40】
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問 正答・ポイント(2026年最新基準) 問26 **(3)** 施工計画書:原価管理(社内予算等)は受注者の内部管理事項であり、発注者への「提出書類」には含まれない。 問27 **(2)** バーチャート:各作業の関連性や、どの工程が全体の工期を支配しているか(クリティカルパス)は把握しにくい。 問28 **(4)** 原価管理:工程が計画通りに進んでいる場合でも、原価が予算を超過する可能性があるため、日常的な管理は必須である。 問29 **(2)** 安全対策:歩行者の安全確保のため、歩行者用通路の有効幅員は「1.5m以上」確保することが望ましい(0.75mは最小値)。 問30 **(4)** 瀝青安定処理路盤材の基準試験は「マーシャル安定度試験」である。一軸圧縮はセメント・石灰処理用。 問31 **(3)** 出来形管理:瀝青安定処理路盤(上層路盤)の主な項目は「厚さ、基準高、幅、平たん性」である。 問32 **(1)** 出来形管理:受注者は出来形管理結果を「発注者に提出」しなければならない。提出不要とする記述は誤り。 問33 **(3)** 検査:平たん性の出来形検査には、一般に「3メートルプロフィルメータ」による測定を用いる。 問34 **(1)** 配合設計:針入度はアスファルト「単体」の試験項目。マーシャル試験で用いるのは「安定度、フロー値、空隙率、飽和度」。 問35 **(3)** 労基法:労働者を解雇しようとする場合は、少なくとも「30日前」に予告しなければならない。 問36 **(4)** 建設業法:**【2026年基準注意】** 監理技術者の設置が必要な下請代金合計は「4,500万円(一式7,000万円)以上」に改定されている。 問37 **(3)** 道路構造令:車道および側帯の舗装設計に用いる自動車の輪荷重基準は「49kN」である。 問38 **(4)** 環境基本法:環境基準には、大気、水質、土壌、騒音が含まれる。「地盤沈下」の環境基準は定められていない。 問39 **(2)** 騒音規制法:特定建設作業の開始届出は、作業開始日の「7日前」までに「市町村長」へ提出しなければならない。 問40 **(3)** 廃棄物処理法:「建設発生土(残土)」は資源として再利用されるものであり、産業廃棄物には該当しない。
つぎはこちら
試験を合格出来れば、舗装施工管理技術者を募集している会社もかなり多くあり転職も可能になります
2級舗装施工管理技術者 過去問10年分PDFダウンロード
2級舗装施工管理技術者の受験対策として、過去問の活用は最も効果的な学習方法です。特に過去10年分をPDFで確認できると、出題傾向の把握や弱点分析がしやすく、効率的に学習を進められます。
スマホでも見やすいように、年度別にリンクを整理しました。スキマ時間の学習にも最適です。
独学が不安な方や、経験記述が苦手な方は通信講座の併用が最も効率的です。
特に応用試験(記述式)は、添削指導を受けることで一気に合格が近づきます。
令和元年(2019年)2級舗装施工管理応用問題過去問
応用問題の出題範囲に関して記述試験で舗装全般に関して舗装の施工現場において経験したことおよび舗装の設計、材料、施工方法、補修等に関する基本的な知識を問題として記述として解答する必要があります
応用問題は施工管理技士の試験でいう、実施試験・二次検定になりますね。特に経験記述をまとめのが非常に難しいです。このあと攻略方法を合わせてまとめておきます
解答はこちら
- 【解答はこちら 経験記述(問1:必須問題)】
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項目 記述・解答のポイント(2019年度 2級応用) (1) 舗装工事名 自身が経験した舗装工事名を具体的に記入してください。 (2) 工事内容 発注者、工期、主な工種、施工量を明確に記入します。 (3) あなたの立場 現場での具体的な役割(現場代理人、主任技術者等)を明記します。 (4) 課題と対策 ①**留意した施工管理上の課題**: 78文字以内で簡潔に抽出。
②**現場で実施した対策**: 課題解決のための具体的な処置を218文字以内で記述。
- 【解答はこちら 舗装の設計・材料 問2〜問3】
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問 正答・ポイント(語句・数値選択) 問2(1-2) ① **平たん性** / ② **理論的** (設計方法の分類) 問2(3-5) ③ **必要等値換算厚** / ④ **凍結抑制** / ⑤ **アスファルト中間** 問3(1-3) ① **60** (日) / ② **修正 CBR** / ③ **耐摩耗** (F付アスファルト混合物) 問3(4-5) ④ **ポーラスアスファルト** (ダレ試験の適用) / ⑤ **ダウエルバー**
- 【解答はこちら 施工・維持修繕 問4〜問5】
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問 正答・ポイント(語句・数値選択) 問4(1-2) ① **30** (cm) / ② **シックリフト** (厚層施工) 問4(3-5) ③ **すべり抵抗値** / ④ **3** (日) / ⑤ **高浸透性アスファルト乳剤** 問5(1-3) ① **3** (cm) / ② **疲労** (ひび割れの種類) / ③ **ポリッシング** (骨材の磨き) 問5(4-5) ④ **DF テスタ** / ⑤ **路面切削機械**
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2級舗装施工管理管理過去問まとめ
今回は、令和元年(2019年)2級舗装施工管理技術者試験における過去問ダウンロード方法と勉強方法について考察してきました。舗装施工管理は土木施工管理技士管理よりも難しいとされ、専門的な内容であり、過去問も限られているため攻略が難しいと言われています。
試験科目は一般と応用の2科目で構成されており、一般試験は選択式、応用試験は記述式となっています。一般試験では法規と舗装全般の問題が出題されます。法規は舗装工事に関する法律についての知識であり、舗装全般には土木知識や施工管理に関する舗装施工に関する一般的な知識が含まれます。
過去問を活用することで、試験の傾向や出題内容を把握し、効果的な対策を立てることが重要です。また、専門的な知識や理解を深めるために、定期的な復習や問題演習を行うことが勉強のポイントです。自分の弱点を克服し、着実に知識を蓄積していくことが合格への近道となるでしょう。
最後に、自己採点や解説を通じて、知識の定着や理解度を確認することも重要です。過去問を通じて、着実な学習を積み重ね、2級舗装施工管理技術者試験に向けて、確実な準備を行いましょう。