【1級建築施工管理技士】1次検定「軽量鉄骨下地LGS」の頻出キーワード解説&類似問題対策

建築のプロを目指す皆さんへ!一級建築施工管理技士試験において重要な金属工事の一つ、LGS(軽量鉄骨壁下地)の攻略法をご紹介します。重要数値やルール、ひっかけキーワードなどをしっかり押さえ、スムーズに解答できるようにしましょう。ランナーやスタッドのサイズ、吊りボルトの取り付け方法など、ポイントを解説。マンガと共に、試験対策を強化していきましょう!

目次

1級建築施工管理技士類似問題にチャレンジ

【問1】軽量鉄骨壁下地(LGS)のスタッドの取り付けに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. スタッドの長さは、上部ランナーの天端との間に10mm程度の隙間ができるように切断した。
  2. スタッドの間隔は、せっこうボードを1枚張りとするため、450mm程度とした。
  3. スタッドの建込み精度は、間隔の誤差が±5mm以内となるように管理した。
  4. スタッドは、上下のランナーに差し込み、スタッドを回転させて取り付けた。

【問2】LGS壁下地のスタッドのサイズ選定において、最も不適当なものはどれか。

  1. 壁の高さが3.5mであったため、スタッドに65形を使用した。
  2. 壁の高さが4.5mであったため、スタッドに90形を使用した。
  3. 壁の高さが4.0mであったため、スタッドに100形を使用した。
  4. 壁の高さが2.5mであったため、スタッドを上部ランナーにタッピンねじで完全に固定した。

【問3】ランナーの固定方法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. ランナーの端部の固定位置は、端から50mm以内とした。
  2. ランナーの中間部の打ち込みピンの固定間隔は、900mm程度とした。
  3. 床ランナーの固定において、スタッドの取付位置を避けてピンを打ち込んだ。
  4. ランナーの端部の固定位置を、施工の都合上、端から150mmとした。

【問4】スタッドの補強部材(振れ止め・スペーサー)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 振れ止めの設置間隔は、1,200mm程度とした。
  2. 振れ止めの1段目は、床面から1,200mm程度の位置に設置した。
  3. スペーサーは、各スタッドの端部を押さえるように、1,200mm間隔で取り付けた。
  4. スペーサーは、スタッドの向きを揃え、間隔を保持するために使用した。

【問5】せっこうボードの張り方とスタッド間隔の組み合わせとして、最も不適当なものはどれか。

  1. せっこうボード1枚張り:スタッド間隔300mm程度
  2. せっこうボード2枚張り:スタッド間隔450mm程度
  3. せっこうボード1枚張り:スタッド間隔450mm程度
  4. 強化せっこうボード2枚張り:スタッド間隔450mm程度

【問6】軽量鉄骨天井下地の吊りボルト・斜め補強に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 天井ふところが1,500mm以上あったため、吊りボルトの斜め補強を行った。
  2. 吊りボルトの斜め補強は、V字状に配置して固定した。
  3. 天井ふところが1,200mmであったため、斜め補強を省略した。
  4. 天井の段違い部において、1,500mm間隔で斜め補強を行った。

【問7】屋外(軒天等)の軽量鉄骨下地に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 風圧の影響を受けるため、野縁の間隔を300mm程度とした。
  2. 屋内と同様の強度を確保するため、野縁の間隔を450mm程度とした。
  3. 吊りボルトの間隔は、屋内よりも狭い900mm程度とした。
  4. 部材は、錆に強い高耐食めっき鋼板のものを使用した。

【問8】LGS壁下地の開口部補強に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 開口部両脇のスタッドは、開口部補強材(角形鋼管等)を使用して補強した。
  2. ドア枠を取り付けるための補強として、チャンネル材をスタッド内に挿入した。
  3. 補強後のスタッドとランナーは、溶接またはタッピンねじで強固に固定した。
  4. 開口部上部のまぐさ受とスタッドの接合は、隙間を10mmあけてフリーとした。

【問9】天井下地の部材名称と役割に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 野縁(のぶち):ボードを直接打ち付けるための部材。
  2. 野縁受け:野縁を支持し、吊りボルトからの荷重を伝える部材。
  3. ハンガー:野縁と野縁受けを連結するためのクリップ状の部材。
  4. クリップ:野縁と野縁受けを直角に交差して固定する部材。

【問10】壁下地の施工精度に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. スタッドの鉛直度は、壁高の1/500以内かつ3mm以内を目安とした。
  2. スタッドの取り付け間隔の許容差は、±5mm以内とした。
  3. 隣り合うスタッドの表面の凹凸差は、3mm以内とした。
  4. ランナーの固定において、コンクリート釘による固定は避けて打ち込みピンを使用した。

1級建築施工施工管理技士軽量下地LGS解答と解説

  1. 【2】 1枚張りは強度が低いため、スタッド間隔を300mm程度と狭くします。(450mmは2枚張りの数値)
  2. 【4】 スタッドとランナーは伸縮を逃がすため、原則としてねじ固定はしません
  3. 【4】 ランナー端部の固定は50mm以内です。150mmでは浮きやズレの原因になります。
  4. 【3】 スペーサーの間隔は600mm程度です(スタッドの端部を押さえる)。
  5. 【3】 問1と同様。1枚張りで450mmは広すぎます。
  6. 【4】 天井段違い部の斜め補強は2,700mm程度の間隔で行います。1,500mmは吊りボルト補強の判断基準数値です。
  7. 【2】 屋外(軒天)は風圧があるため、野縁間隔は300mm程度に狭めます。
  8. 【4】 開口部補強は「強度」が必要なため、ここだけはランナーとスタッドを溶接やねじで完全に固定します。
  9. 【3】 野縁と野縁受けを繋ぐのはクリップです。ハンガーは吊りボルトと野縁受けを繋ぐ部材です。
  10. 【3】 スタッド表面の凹凸差(不陸)は2mm以内が標準的な目安です

1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説

【一級建築施工管理技士】金属工事「軽量鉄骨壁下地(LGS)」マンガで解説1

【一級建築施工管理技士】金属工事「軽量鉄骨壁下地(LGS)」マンガで解説2

1級建築施工管理:内装工事(LGS下地)頻出ポイントまとめ

項目重要数値・ルールひっかけキーワード(注意点)
スタッドの隙間上部ランナーとの隙間は10mm以下「隙間なく密着させる」は×(逃げが必要)
スタッドの間隔ボード1枚:300mm程度
ボード2枚:450mm程度
「1枚と2枚の間隔が逆」で出題される
スタッドのサイズ高さ4.0m超:90形以上
高さ4.0m以下:65形以上
「4.0mで65形」はだが、「4.5mで65形」は×
ランナーの固定端部から50mm以内、中間900mm間隔「端部から100mm」や「中間1,200mm」は×
振れ止め間隔1,200mm程度(1段目は床から1,200mm)「2,000mm間隔」など数値のすり替えに注意
スペーサースタッド端部を押さえ、間隔600mm程度「スタッドの中央のみ」や「1,200mm間隔」は×
吊りボルト天井ふところ1,500mm以上で斜め補強「1,000mm以上で補強」などは×
天井段違い部2,700mm程度の間隔で斜め補強数値が覚えにくいため狙われやすい
建込み精度間隔の精度は ±5mm「±3mm」など、より厳しい数値でのひっかけ

特に注意すべき【一級建築施工管理技士】金属工事軽量鉄骨壁下地(LGS)」「ひっかけ」の傾向

  1. スタッド間隔の「逆転」
    • 一番多いパターンです。「1枚張り=450mm、2枚張り=300mm」と書かれていたら即バツです。「1枚(弱い)から間隔を狭く(300mm)して補強する」と覚えましょう。
  2. スペーサーの役割
    • 「スペーサーでスタッドを固定する」という記述は正しいですが、「振れ止めはスペーサーで固定する」という表現で出ます。ここを「溶接する」などと変えてくる場合があります。
  3. 「工法」のすり替え
    • スタッドはランナーに「差し込んで半回転」させるのが基本です。「タッピンねじで上下を完全に固定する」という記述は、伸縮を妨げるため(原則として)間違いになります。
  4. 屋外の数値
    • 屋外(軒天など)は風圧がかかるため、野縁の間隔は300mm程度と狭くします(屋内は通常360mmや450mm)。「屋外も450mmとした」はバツです。

試験直前であれば、「スタッド間隔(300/450)」「ランナー固定(50/900)」「ふところ補強(1,500)」の3セットを優先して暗記することをお勧めします。

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