アースドリル工法

  • 2024年3月10日
  • 2024年3月10日
辞典

場所打ち杭工法では、穴を深く掘り、その中に鉄筋を立て、コンクリートを流し込んで杭を作ります。 一般的な機械はアースドリル機で、他の工法に比べると、装置がシンプルで、施工スピードが速く、コストも安い特長があります。主に、高層ビル、ホテル、マンションの基礎工事に使用されています。 この工法で作られる杭には、真っ直ぐな直杭と着底部を拡大した拡底杭があります。 拡底杭の施工には、アースドリル機の先端に拡底バケットを取り付ける必要があります。

アースドリル機による施工は、騒音や振動が少なく、機動性に富んでおり、作業効率も高いため、市街地(狭い場所)での作業が急速に増加しています。 また、掘削口径を簡単に変更でき、3.0mの口径や70mの深度までの掘削作業が可能です。