【1級建築施工管理技士】1次検定「既存床改修方法」の頻出キーワード解説&類似問題対策

皆さん、こんにちは!今回は、1級建築施工管理技士の筆者がお送りする「電気工事」の1次検定に関するキーワード解説と問題対策についてご紹介いたします。床の撤去や下地調整など、施工管理技士試験でよく出題されるテーマに焦点を当て、頻出ポイントを一覧でまとめています。また、施工中に注意すべきポイントや引っかかりやすい問題も丁寧に解説していきます。本記事を読んで、1次検定に確実に合格するための対策をバッチリ身につけましょう!気軽にご覧いただき、1級建築施工管理技士試験に自信を持ってチャレンジしていきましょう!

1級建築施工管理技士過去問類似問題5問にチャレンジ

Q1.既存塗床材の改修工事における下地調整に関する記述として

、最も不適当なものはどれか。
1.既存の塗膜を除去する際、コンクリート下地の健全な部分まで含めて一律に3mm程度の深さまで削り取った。
2.新設する塗床材との接着性を高めるため、既存塗膜の表面をディスクサンダーで研磨し、目荒らしを行った。
3.下地コンクリートに油分が浸透していたため、洗剤で洗浄した後に油潤面用のエポキシ樹脂プライマーを塗布した。
4.下地の不陸を調整するため、新規塗床材と同じ系統の樹脂モルタルを用いて平滑に補修した。

Q2.既存タイルの撤去および補修に関する記述として、

最も不適当なものはどれか。
1.一部の磁器質タイルを張り替える際、周囲の健全なタイルへの振動を抑えるため、あらかじめダイヤモンドカッターで縁切りを行った。
2.タイルの縁切りを行った後、手持ち式の電動はつり機を用いて、下地を傷めないよう慎重にタイルを撤去した。
3.タイル撤去後の下地調整において、既存の張付けモルタルが健全であったため、その上から直接新しいタイルを張り付けた。
4.撤去作業において発生した廃材は、産業廃棄物として種類ごとに分別し、適切に処理した。

Q3.床タイルの接着剤除去および下地処理に関する記述として、

最も不適当なものはどれか。
1.既存のビニル床タイルの接着剤をディスクサンダーで除去する際、事前にアスベストを含有していないことを分析結果等により確認した。
2.接着剤の除去後、下地コンクリート表面の粉塵を掃除機で清掃し、プライマーの付着を妨げないようにした。
3.下地コンクリートにひび割れがあったため、エポキシ樹脂を注入して補強してから塗り床工程に入った。
4.接着剤が薄く残っていたが、上から合成樹脂エマルション形接着剤を塗布すれば十分な付着が得られると判断し、そのまま施工した。

Q4.合成樹脂塗床の重ね塗り工法に関する記述として、

最も不適当なものはどれか。
1.既存塗膜が下地と強固に密着していることを確認した上で、表面の汚れを溶剤等で拭き取った。
2.既存の塗膜表面が平滑で光沢があったため、目荒らしを行わずにそのまま新規の塗料を塗り重ねた。
3.部分的に膨れが生じていた箇所は、その周囲を含めて既存塗膜を完全に除去し、段差を樹脂モルタルで補修した。
4.重ね塗りを行う際、既存塗膜と新規塗料の適応性(相性)をメーカーの仕様書等により確認した。

Q5.木質系床材(フローリング)の撤去に関する記述として、

最も不適当なものはどれか。
1.下地合板を傷めないよう、丸のこでフローリングの厚み分だけ切り込みを入れ、ケレン棒を用いて剥がした。
2.撤去作業を効率化するため、バールを用いて端部から一気にこじ開けるようにして力任せに剥ぎ取った。
3.剥がした後の下地表面に残った接着剤や釘は、スクレーパーやバールを用いて丁寧に取り除いた。
4.リフォームにおける部分撤去の際、既存の残す部分と撤去する部分の境界にカッターで切り込みを入れて保護した。

1級建築施工施工管理技士既存床改修の解答


Q1:1(3mmは削りすぎ。表面の塗膜を除去する程度が正解)
Q2:3(既存モルタルは原則撤去し、下地を整えてから張り直す)
Q3:4(古い接着剤は付着阻害の原因になるため、完全に除去するのが原則)
Q4:2(目荒らしをしないと剥離の原因になる)
Q5:2(下地や周囲を傷めるため、丸のこ等で細分化して剥がすのが正解)

1級建築施工管理技士マンガで説明出題頻度の高いポイントと解説

床の撤去・下地調整 頻出ポイント一覧

項目頻度正しい施工(ここを覚える!)引っかけキーワード
塗床材の撤去(深さ)★★★既存の塗膜を除去し、表面を薄く削る程度。「3mm程度(深く)削り取った」(※1)
磁器質タイルの撤去★★★ダイヤモンドカッターで縁切りをしてからはつる。「いきなり電動はつり機」で壊す
接着剤の除去★★☆アスベストがないことを確認してディスクサンダー等。「アスベスト含有」なのにサンダー使用
既存塗床への重ね塗り★★☆接着性を高めるため、表面を目荒らし(サンダー掛け)する。「そのまま」塗り重ねる
凹凸の補修(樹脂床)★★☆新規が合成樹脂塗床なら、補修はエポキシ樹脂モルタル「普通のセメントモルタル」で補修
油の付着面★☆☆油を洗浄し、油潤面用プライマーを使用する。「一般用プライマー」をそのまま使用
フローリングの撤去★☆☆丸のこで切断し、ケレン棒ではがす。「手作業のみ」ではがす

※1:通常、塗膜除去で下地のコンクリートを3mmも削るのは削りすぎ(過剰)であり、試験では「不適当」とされるパターンが多いです。

1級試験で狙われる「引っかけ」の正体

1. 「3mm削る」は削りすぎ!

試験で「コンクリート下地を3mm削った」という選択肢が出たら要注意です。塗床の厚みは通常数ミリであり、下地のコンクリート自体を深く削る必要はありません。「表面の塗膜を除去する」のが正解です。

2. タイル撤去は「縁切り」が命

周囲の壊したくないタイルを保護するため、「ダイヤモンドカッターで切り込み(縁切り)を入れる」という工程が抜けていたら、それは間違い(×)です。いきなり振動を与えてはいけません。

3. アスベストとディスクサンダー(グラインダー)

古いビニル床タイルの接着剤にはアスベストが含まれている場合があります。「アスベストを含まないことを確認した」という前提条件があるからこそ、粉塵が舞うディスクサンダーが使える、というロジックを理解しておきましょう。

4. 目荒らし(物理的処理)

ツルツルの既存塗膜の上に、そのまま新しい塗料はくっつきません。必ず「サンダーやペーパーで傷をつける(目荒らし)」という言葉が入っているかチェックしてください。

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※重要度は一級建築施工管理技士の出題傾向に基づきます。