今回は2級舗装施工管理過去問題の令和5年(2023年)の問題になります
舗装施工管理技術者の資格を目指す方々にとって、2級舗装施工管理技術者の試験は一定の難易度を持つことが知られています。
特に、舗装施工管理は土木施工管理技士よりも難しいと言われ、専門性が高く過去問題も限られているため、攻略が難しいとされています。
この記事では、令和5年(2023年)の2級舗装施工管理技術者の過去問題に焦点を当て、問題の内容や対策について詳しく解説していきます。試験科目である一般と応用に分けて、それぞれの問題の特徴や解き方について紹介していきます。
合格基準は一般、応用共に60%以上の解答率を求められます。
一般試験で40問なので24問以上の解答が必要になります。
受験資格等は該当してるかこちらから確認してみてください。
令和5年2級舗装施工管理技術者:一般問題

出題問題の範囲は
- 法規
- 装工事の施工に必要な法令に関する一般的な知識が必要です
- 舗装全般
- 舗装工事の施工に必要な土木技術および設計図書等に関する一般的な知識
- 舗装の設計、材料、施工および補修等に関する一般的な知識
- 舗装工事の施工計画の作成方法および工程管理、品質管理、出来形管理、安全管理等に関する一般的な知識
が問題になります
解答はこちら
- 【解答はこちら 舗装工学・一般知識 問1〜問15】
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問 正答・ポイント(令和5年度 2級一般) 問1 **(2)** 道路盛土:のり尻工(ふとんかご等)は、盛土内の「浸透水の排除」や「安定」が主目的であり、水の浸透防止ではない。 問2 **(4)** コンクリート用語:ブリーディングとは、打込み後に「水が浮き上がる」現象を指す。記述は「コンシステンシー」に近い。 問3 **(4)** 道路標識:案内標識は、目的地や通過地の方向、距離、道路施設を案内するものである。 問4 **(2)** 建設機械:モーターグレーダは一般に「敷きならし・整形」に用いられ、締固め専用機ではない。 問5 **(3)** 公共工事約款:見本検査に直接要する費用は「受注者」の負担とする(発注者ではない)。 問6 **(2)** 現地測量:作業計画 → 基準点の設置 → 測量 → データ作成 → 品質評価 → 整理の順が適当。 問7 **(1)** 路床支持力:自然地盤の層であっても、支持力評価(CBR)において上限を設ける場合がある(通常20)。 問8 **(1)** 舗装の種類:コンポジット舗装は、アスファルト層と「セメントコンクリート層」を組み合わせた舗装。 問9 **(4)** 骨材:回収ダストは、アスファルトプラントの「集じん装置」で回収された粉末である。 問10 **(3)** 瀝青材料:100〜120(針入度)は「積雪寒冷地域」や交通量の少ない箇所で使用される。 問11 **(1)** 混合物選定:最大粒径が小さい(13mm)方が、大きい(20mm)ものより耐流動性に「劣る」傾向がある。 問12 **(4)** 混合物の性質:開粒度アスファルト混合物は、空隙率が「大きく」なるように配合されている。 問13 **(1)** 配合設計:瀝青安定処理路盤材料の設計アスファルト量は「マーシャル安定度試験」により決定する。 問14 **(3)** 路床施工:安定材を混合した後は、所定の密度を確保するため「締め固め」が必要。 問15 **(1)** 路盤施工:粒度調整路盤材料の締固めにおいて、一層の仕上がり厚さは「15cm以下」が標準(20cmは過大)。
- 【解答はこちら 舗装施工・維持修繕 問16〜問30】
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問 正答・ポイント(令和5年度 2級一般) 問16 **(1)** 製造:細粒分の多い混合物は、混合性が「悪く」なり、混合時間を「長く」する傾向がある。 問17 **(3)** 改質アス舗設:改質アスファルト混合物は粘性が高いため、締固めには「十分な重量」のローラを使用する。 問18 **(1)** ポーラス施工:切削面の凹凸は、後続の舗設厚の均一性を確保するため、できるだけ「小さく」する。 問19 **(1)** コンクリート舗装:目地材の注入は、コンクリートが「十分に乾燥」した後に行う。 問20 **(3)** ILB舗装:目地砂を充填し「二次転圧」を完了させてから交通開放するのが原則。 問21 **(3)** 施工機械:初転圧には、一般に「ロードローラ(マカダム等)」が使用される(タイヤローラは二次転圧等)。 問22 **(4)** 舗装調査:ベンケルマンビームは「路面のたわみ量」を測定する機器である。 問23 **(4)** 破損原因:リフレクションクラックは、下層のひび割れや目地が表層に反映される破損。 問24 **(2)** 修繕工法:局部打換え工法は、破損箇所を「全層または一部」取り替える工法。記述は「段差修正」に近い。 問25 **(3)** 施工計画:騒音・振動・公害対策は「環境保全」に関する検討事項であり、安全確保とは区別される。 問26 **(1)** 再生材料:セメントコンクリート再生骨材は、主に「路盤材料」に使用され、アス混合物への利用は限定的。 問27 **(3)** 工程表:横線式(バーチャート)は工程のつながり(関連性)を把握するには不向き。 問28 **(1)** 原価管理:現場管理費は「間接工事費」である(直接工事費ではない)。 問29 **(2)** 安全対策:誘導員は「一般車両の通行」を優先させ、工事車両を安全に誘導する。 問30 **(3)** 品質項目:フィラーの品質項目には、密度や粒度があり、すり減り減量は「粗骨材」の項目。
- 【解答はこちら 施工管理・関連法規 問31〜問40】
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問 正答・ポイント(2026年最新基準) 問31 **(1)** 路盤管理:PI(塑性指数)は「材料試験」の項目であり、施工時の品質管理項目ではない。 問32 **(4)** 基準試験:セメント安定処理路盤材料の基準試験は「一軸圧縮試験」等。修正CBRは粒状路盤等。 問33 **(3)** 検査:段階検査は「監督職員」が行い、工事検査は「検査職員」が行う。 問34 **(4)** 混合物試験:ラベリング試験は、混合物の「耐摩耗性」を評価する試験。 問35 **(2)** 安衛法:総括安全衛生管理者の業務に、労働者の「勤務時間・休憩」の管理は含まれない。 問36 **(1)** 建設業法:下請契約4,500万円超の場合に必要なのは「監理技術者」。(※2026年基準) 問37 **(3)** 道路構造令:道路の交会数は、同一箇所の同一平面で「4以下」とするのが原則。 問38 **(4)** 環境基本法:平成5年に公布。「環境の保全」について定め、「現在及び将来」の国民の生活に寄与する。 問39 **(2)** 振動規制法:移動距離が「50m」を超えない舗装版破砕作業等は、特定建設作業に該当する。 問40 **(2)** リサイクル法:指定副産物に該当するのは「土砂(建設発生土)」、「コンクリート塊」、「アスファルト・コンクリート塊」など。
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2級舗装施工管理技術者 過去問10年分PDFダウンロード
2級舗装施工管理技術者の受験対策として、過去問の活用は最も効果的な学習方法です。特に過去10年分をPDFで確認できると、出題傾向の把握や弱点分析がしやすく、効率的に学習を進められます。
スマホでも見やすいように、年度別にリンクを整理しました。スキマ時間の学習にも最適です。
独学が不安な方や、経験記述が苦手な方は通信講座の併用が最も効率的です。
特に応用試験(記述式)は、添削指導を受けることで一気に合格が近づきます。
2023年2級舗装施工管理応用問題過去問
応用問題の出題範囲に関して記述試験で舗装全般に関して舗装の施工現場において経験したことおよび舗装の設計、材料、施工方法、補修等に関する基本的な知識を問題として記述として解答する必要があります
応用問題は施工管理技士の試験でいう、実施試験・二次検定になりますね。特に経験記述をまとめのが非常に難しいです。このあと攻略方法を合わせてまとめておきます
解答はこちら
- 【解答はこちら 経験記述(問1:必須問題)】
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項目 記述のポイント・留意事項(令和5年度) (1) 舗装工事名 自身が経験した舗装工事名を具体的に記入。 (2) 工事内容 発注者、工期、主な工種(表層・路盤等)、施工量を明記。 (3) あなたの立場 現場代理人、主任技術者、担当技術者などの立場を記入。 (4) 課題と対策 ①**施工管理上の課題**: 品質、工程、安全等から具体的に抽出(78字以内)。
②**実施した対策**: 課題解決のために現場で行った具体的なアクション(218字以内)。
- 【解答はこちら 舗装の設計・材料 問2〜問3】
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問 正答・ポイント 問2(1) ① **性能指標**(路面設計において満足すべき値) 問2(2) ② **破壊輪数**(49kNの輪荷重による疲労ひび割れまでの回数) 問2(3) ③ **TA法**(経験に基づく設計法の代表例) 問2(4) ④ **4.3**(区間のCBR) / ⑤ **3**(設計CBR) 問3(1) ① **PK-3**(タックコートで使用する乳剤) 問3(2) ② **中央値以下**(耐流動性向上のためのアスファルト量調整) 問3(3) ③ **常温アスファルト混合物**(ポットホールの緊急補修用) 問3(4-5) ④ **温度膨張** / ⑤ **スランプ**(コンクリート舗装の単位水量抑制)
- 【解答はこちら 舗装の施工・破損補修 問4〜問5】
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問 正答・ポイント 問4(1) ① **30** cm以下(盛土路床の一層の敷きならし厚さ) 問4(2) ② **40** mm以下(下層路盤材料の最大粒径) / ③ **100** mmまで許容 問4(3) ④ **ダレ**(ポーラスアス混合物におけるアスファルトの流下現象) 問4(4) ⑤ **わだち掘れ**(交通開放時の舗装温度が影響する損傷) 問5(1) ① **温度応力**(アスファルト舗装の横方向線状ひび割れ原因) 問5(2) ② **チップシール**(アスファルト舗装の表面処理工法) 問5(3) ③ **平たん性の低下**(不同沈下や凍上が主な原因) 問5(4) ④ **リフレクションクラック**(コンクリート版上のオーバーレイで発生) 問5(5) ⑤ **骨材飛散**(タイヤのねじり等によるポーラス舗装の損傷)
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2級舗装施工管理管理過去問まとめ
舗装施工管理技術者試験の過去問を通じて、令和5年(2023年)の2級舗装施工管理技術者試験について考察しました。この試験は、土木施工管理技士管理よりも難度が高いとされ、専門性が要求されるため攻略が難しいと言われています。そこで、過去問を活用することが重要です。
試験科目は一般と応用の2科目で構成されており、一般試験は選択式、応用試験は記述式となっています。一般試験では、法規と舗装全般の知識が問われます。法規に関しては舗装工事に関する法律についての理解が求められ、舗装全般においては土木知識や施工管理に関する一般的な知識が問題として出題されます。
このように、2級舗装施工管理技術者試験は専門的な知識や理解が必要とされる試験であり、過去問を通じて問題解決能力や知識の定着を図ることが重要です。
過去問を通じて、問題の傾向や出題範囲を把握し、効果的な勉強法を確立することで、試験に臨む準備がより効果的に進められるでしょう。合格に向けて、着実な学習計画を立てて取り組むことが必要です。