今回は2級舗装施工管理過去問題の平成27年(2015年)の問題になります。
2級舗装施工管理技術者の試験は、舗装工事に関する法律や舗装施工の知識を問う専門的な試験として知られています。平成27年(2015年)の過去問題を通して、一般と応用の試験科目に焦点を当て、問題の特性や解き方について解説していきます。
舗装施工における法規や実務に必要な知識を習得し、試験合格に向けた戦略を構築するための過去問攻略法を探求します。是非、2級舗装施工管理技術者の受験を検討する皆様に役立つ情報を提供してまいります。
2級舗装施工管理技術者:合格基準
合格基準は一般、応用共に60%以上の解答率を求められます。
一般試験で40問なので24問以上の解答が必要になります。
受験資格等は該当してるかこちらから確認してみてください。
平成27年(2015年)2級舗装施工管理技術者:一般問題

出題問題の範囲は
- 法規
- 装工事の施工に必要な法令に関する一般的な知識が必要です
- 舗装全般
- 舗装工事の施工に必要な土木技術および設計図書等に関する一般的な知識
- 舗装の設計、材料、施工および補修等に関する一般的な知識
- 舗装工事の施工計画の作成方法および工程管理、品質管理、出来形管理、安全管理等に関する一般的な知識
が問題になります
解答はこちら
- 【解答はこちら 舗装工学・一般知識 問1〜問13】
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問 正答・ポイント(平成27年度 2級一般) 問1 **(4)** 薬液注入工法は、地盤の強化や遮水を目的としたものであり、直接的なトラフィカビリティー確保のための表層処理とは異なる。 問2 **(1)** コンシステンシーとは、水量の多少等による「軟らかさの程度(変形しやすさ)」を指し、作業性は「ワーカビリティー」で定義される。 問3 **(3)** 歩行者自転車用柵は、設計荷重に対して「著しい」塑性変形が生じないものとする(完全に変形しないわけではない)。 問4 **(1)** 締固め機械にモーターグレーダやスクレーパは適さない。これらは敷きならしや掘削・運搬用である。 問5 **(4)** pH(水素イオン濃度)について、植栽地として「極強酸性」が望ましいという記述は誤り(一般に弱酸性〜微アルカリ性が望ましい)。 問6 **(2)** 工事材料の品質が設計図書に明示されていない場合は、一般に「中等の品質」を有するものとする。 問7 **(2)** 舗装の性能指標およびその値は、設計の「後」ではなく、設計に「先立って」または「設計段階で」設定する。 問8 **(3)** インターロッキングブロック(ILB)舗装の構造設計は、通常「アスファルト舗装」の設計方法を準用する。 問9 **(2)** 硬質砂岩やシリカサンドは「天然骨材」であり、人工的に製造したものではない。 問10 **(3)** 舗装用石油アスファルトの種類は、軟化点ではなく「針入度」によって分類される。 問11 **(4)** 瀝青安定処理材料の品質規格として定められているのは、一軸圧縮強さではなく「マーシャル安定度」等である。 問12 **(4)** 密粒度(13F)は耐摩耗性や耐ひび割れ性を重視したもので、耐流動性(流動抵抗性)は一般の(13)より劣る傾向がある。 問13 **(4)** マーシャル安定度試験は、混合物の安定度やフロー値を求めるもので、骨材のすり減り試験ではない。
- 【解答はこちら 舗装施工・維持修繕 問14〜問30】
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問 正答・ポイント(平成27年度 2級一般) 問14 **(2)** 加熱アスファルト安定処理路盤材は、表層用に比べアスファルト量が「少ない」ため、混合時間は短くなる。 問15 **(2)** 荷台の付着防止には、石けん水等を塗布する。石油アスファルト乳剤(希釈含む)の塗布は不適。 問16 **(2)** ロードローラは「平たん性の確保」に適し、深さ方向に均一な密度を得る(揉み出し作用)のは「タイヤローラ」である。 問17 **(3)** 寒冷期において、混合物の温度低下が早い場合の初転圧には、一般に「ロードローラ(マカダム)」を優先的に用いる。 問18 **(2)** 初期養生は、仕上げ後から後期養生(散水等)が開始できるまでの「短期間」行うものである。 問19 **(4)** 排水性舗装の仕上げ転圧は、空隙を潰さないよう「振動をかけず」にタンデムローラ等で行うのが一般的。 問20 **(1)** グースアスファルト混合物は流動性が非常に高いため、ローラによる「締固め」は行わない。 問21 **(3)** コンクリート舗装の平たん仕上げには「コンクリートフィニッシャ」等を用いる。ディストリビュータは「乳剤散布用」。 問22 **(1)** 沈下によるわだち掘れは、アスファルト層の塑性変形ではなく「路床・路盤の永久変形」が主な原因。 問23 **(4)** パッチング工法は、穴(ポットホール)等の埋戻し工法であり、ひび割れ注入は「シール材注入工法」等。 問24 **(3)** 薄層オーバーレイ工法(厚さ3cm未満)の施工には、一般に「アスファルトフィニッシャ」を用いる。 問25 **(4)** 標準化されている事項であっても、現場固有の条件(環境・制約)に合わせて具体的に記述する必要がある。 問26 **(3)** 回収した管理票(マニフェスト)の保存期間は「5年間」である。 問27 **(3)** 横線式(バーチャート)は、工程間の「関連性(どの工程が全体を支配するか)」を把握しにくい。 問28 **(4)** 間接工事費は「共通仮設費」と「現場管理費」の合計である。 問29 **(3)** 露出した埋設物が破損していた場合、独断で修理せず、直ちに「管理者・発注者」へ連絡し指示を仰ぐ。 問30 **(2)** 保安施設および標識類は、原則として「設計図書」に基づき、受注者が適切に設置・管理する。
- 【解答はこちら 施工管理・関連法規 問31〜問40】
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問 正答・ポイント(2026年最新基準) 問31 **(3)** 基層の締固め度(現場密度)の確認には、一般に「コア供試体」による測定を用いる(突砂法は路盤等)。 問32 **(1)** 受注者は、管理の手法、頻度、および「管理の限界」を定めて出来形管理を行う。 問33 **(4)** 判定基準:10個に1個以上の割合で合格判定値内にあり、10個の平均値が範囲内にあること(110・29・310)。 問34 **(1)** たわみ量の測定にDFテスタは用いない(DFテスタはすべり抵抗用)。たわみは「ベンケルマンビーム」や「FWD」を用いる。 問35 **(3)** 解雇予告は、原則として少なくとも「30日前」に行う必要がある(正しい記述)。 問36 **(3)** **【2026年改定対応】** 特定建設業の許可が必要な下請代金総額は「4,500万円(一式7,000万円)以上」である。 問37 **(1)** 公衆電話所は道路の占用物であり、道路の「付属物」には含まれない。 問38 **(1)** 環境基本法において、「悪臭」に関する環境基準は定められていない(騒音、水質、土壌、大気はある)。 問39 **(1)** 騒音規制法:特定建設作業の騒音は、敷地境界線において「85デシベル」を超えないこと。 問40 **(1)** 指定副産物に該当するのは「コンクリート塊、アスファルト塊、建設発生土(土砂)、建設汚泥」の4種。木材は特定建設資材。
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2級舗装施工管理技術者 過去問10年分PDFダウンロード
2級舗装施工管理技術者の受験対策として、過去問の活用は最も効果的な学習方法です。特に過去10年分をPDFで確認できると、出題傾向の把握や弱点分析がしやすく、効率的に学習を進められます。
スマホでも見やすいように、年度別にリンクを整理しました。スキマ時間の学習にも最適です。
独学が不安な方や、経験記述が苦手な方は通信講座の併用が最も効率的です。
特に応用試験(記述式)は、添削指導を受けることで一気に合格が近づきます。
平成27年(2015年)2級舗装施工管理応用問題過去問
応用問題の出題範囲に関して記述試験で舗装全般に関して舗装の施工現場において経験したことおよび舗装の設計、材料、施工方法、補修等に関する基本的な知識を問題として記述として解答する必要があります
応用問題は施工管理技士の試験でいう、実施試験・二次検定になりますね。特に経験記述をまとめのが非常に難しいです。このあと攻略方法を合わせてまとめておきます
解答はこちら
- 【解答はこちら 経験記述(問1:必須問題)】
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項目 記述・解答のポイント(平成27年度 2級応用) (1) 舗装工事名 自身が経験した舗装工事名を具体的に記入してください。 (2) 工事内容 発注者、工期、主な工種、施工量を明確に記述します。 (3) あなたの立場 現場での具体的な役割(現場代理人、主任技術者等)を明記します。 (4) 課題と対策 ①**留意した施工管理上の課題**: 78文字以内で簡潔に抽出。
②**現場で実施した対策**: 課題解決のための具体的な処置を218文字以内で記述。
- 【解答はこちら 舗装の設計・材料 問2〜問3】
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問 正答・ポイント(語句選択形式) 問2(1-2) ① **疲労破壊** / ② **大型** (普通道路の計画交通量定義) 問2(3-5) ③ **曲げ** / ④ **グースアスファルト舗装** / ⑤ **縦断** 問3(1-2) ① **生石灰** / ② **タックコート** (アスファルト層間の付着) 問3(3-5) ③ **一軸圧縮強さ** / ④ **60** 日 / ⑤ **修正** CBR
- 【解答はこちら 舗装の施工・破損補修 問4〜問5】
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問 正答・ポイント(語句・数値選択形式) 問4(1-2) ① **15** cm / ② **振動ローラ** (路盤の一層仕上がり厚さ) 問4(3-5) ③ **駆動輪** / ④ **高過ぎる** / ⑤ **ヘアクラック** 問5(1-2) ① **骨材飛散** / ② **コルゲーション** (波状の凹凸) 問5(3-5) ③ **シーリング** / ④ **平たん性** / ⑤ **中温化技術**
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2級舗装施工管理管理過去問まとめ
今回は2級舗装施工管理の平成27年(2015年)の過去問題に焦点を当てました。舗装施工管理は土木施工管理技士よりも難しいとされており、専門的な内容と過去問の不足から攻略が難しいと言われています。
そこで、この問題に対して過去問を提供し、攻略の支援を行いたいと考えています。 試験科目は一般と応用の2科目で、一般は選択式、応用は記述式です。一般試験では法規と舗装全般の幅広い内容が問われます。
法規は舗装工事に関連する法律についての問題であり、舗装全般には土木知識や施工管理に関する一般的な知識が含まれます。これらの試験内容をしっかりと把握し、過去問を通じて問題解決能力を養うことが合格への近道となるでしょう。
舗装施工管理技術者の試験に合格するためには、過去問の徹底的な解答と解説を行い、一般的な舗装工事に関する知識を確実に身につけることが不可欠です。過去問への取り組みと正しい勉強方法を通じて、手堅く合格を目指しましょう。