令和6年度(2024年) 1級建設機械施工管理技士 過去問ダウンロード【1次・2次検定】

令和6年度(2024年)1級建設機械施工管理技士|過去問ダウンロード&解答まとめ【1次・2次検定】

今回は、1級建設機械施工管理技士の令和6年度(2024年)に実施された試験問題と解答をまとめて紹介します。

建設機械施工管理技士は、国土交通省が管轄する国家資格であり、建設現場で多様な建設機械を「安全かつ効率的」に運転・管理できる技術者であることを証明する資格です。

この資格に合格すると、1級または2級の建設機械施工管理技士として、ブルドーザーや油圧ショベルなどの運転・施工管理に携わることができます。建設現場の生産性向上や安全確保の面からも、非常に重要なポジションを担うことになります。

令和6年度:1級建設機械施工管理技士試験問題ダウンロード&解答

近年の建設業界では、有資格者へのニーズが高まり続けており、建設機械施工管理技士の資格は就職・転職・キャリアアップのいずれにおいても大きな武器となります。

単に機械を操作できるだけでなく、施工計画の立案、安全管理、品質・工程管理など、現場全体を見渡すマネジメント能力も求められるのが1級建設機械施工管理技士です。

それでは、令和6年度の一次検定(学科試験)の過去問から確認していきましょう。

令和6年 1級建設機械施工管理技士 一次検定 過去問ダウンロード

施工管理技士過去問


令和6年 1級建設機械施工管理技士 一次検定 試験問題(PDFダウンロード)

令和6年 1級建設機械施工管理技士:一次検定 解答・解説

1. 土木工学・コンクリート・舗装(No.1〜12)

※12問中10問選択

【解答はこちら 1~12問】
No.解答解説・ポイント
1(2)最適含水比は、乾燥密度が「最大」となる点に対応する含水比。 (p. 2)
2(4)弾性波速度は、堅硬な岩ほど「速く」、割れ目が多いほど「遅く」なる。 (p. 2)
3(1)骨材のシリカ分とアルカリ分が反応するのは「アルカリ骨材反応」。 (p. 2)
4(3)吸水性のある箇所は、コンクリート打込み前に「湿らせて」おく。 (p. 3)
5(4)盛土が低くても、田のあぜ等の凹凸は「段差処理」が必要。 (p. 3)
6(3)下り勾配を利用する掘削は「ダウンヒルカット」。オープンカットではない。 (p. 3)
7(4)保水性舗装は蒸発潜熱で温度低下。記述は「透水性舗装」の内容。 (p. 4)
8(2)薄層コンクリート舗装は、既存のアスファルト舗装上に施工する。 (p. 4)
9(3)回転杭工法では、支持層に達すると回転抵抗値が「増加」する。 (p. 4)
10(1)バイブロフローテーションは「振動+注水」で砂地盤を締固める工法。 (p. 5)
11(2)GNSS測量は、単独測位より「相対測位(干渉測位)」の方が精度が高い。 (p. 5)
12(3)TSは広範囲の点群を一度に取得できない(レーザースキャナの記述)。 (p. 5)

2. 施工管理・工程・安全(No.13〜46:必須)

【解答はこちら 13~22問】
No.解答主な間違い・ポイント
13(1)作業日数は、最大施工量ではなく「標準的」な施工量から算出する。
14(3)バナナ曲線は「工程(進捗)」管理の手法であり、出来形管理ではない。
15(2)バーチャートでは、全体工程に影響する「クリティカルパス」は把握できない。
16(3)提示された作業短縮を行っても、この経路は最長にならない。
17(4)固定柵の高さは視界を妨げないよう「1m未満」とする。
18(3)墜落防止の手すり高さは「85cm以上」が正解(記述は60cm以上)。
19(3)修正CBR試験は施工管理ではなく「設計段階」で行う。
20(3)(A)ヒストグラム → (B)ばらつき → (C)工程能力図 の順が適切。
21(1)振動対策として、基礎は「重く」する方が発生を低減できる。
22(2)砕石(再生資源)の利用計画は「500t以上」で必要。

では次の解答分です。

【解答はこちら 23~32問】
No.解答主な間違い・ポイント
23(3)ディーゼルエンジンの理論サイクルは「定圧」または「複合」。
24(3)建設機械の多くは、冷却効率が安定した「水冷式」。
25(2)軽油で最重要なのは低温流動性ではなく「着火性(セタン価)」。
26(3)作動油は温度変化に強い「粘度指数の高い」ものを使用。
27(1)走行振動吸収装置は、機体の「上下(ピッチング)」の揺れを低減。
28(4)バケット吊り荷で「二重巻き」はワイヤを痛めるため不適切。
29(2)スロット押土の溝間隔は「50〜80cm」では広すぎて効率低下。
30(1)1時間作業量 = (3600×4.0×0.5) ÷ (60×1.25) = 96
31(4)動的安定性は、揺れが「速く」収まるほど良い。
32(2)重負荷時に回転数を下げるとストール防止になるが作業量は減る。

では次の解答分です。

【解答はこちら 33~46問】
No.解答主な間違い・ポイント
33(2)バックホウの掘削力は、交差角度を「90度付近」に保つと強い。
34(4)作業時間 = 240 ÷ (0.4×0.5×1.0×(3600÷30)) = 10時間
35(3)ブレード切削角の調整は「パワーステイル」等で行う。
36(1)アーティキュレート使用で旋回半径は「1/2〜1/3」になる。
37(2)有効幅は、ブレード推進角が「大きい」ほど「小さく」なる。
38(3)1時間面積 = (4km/h×3m×0.6) ÷ 4回 = 1,800
39(1)水平振動ローラは、偏心体により「前後方向」に振動する。
40(2)前後進機は「変速」や「切換え」を行う装置で、減速専用ではない。
41(4)仕上げ転圧は、路面を荒らさない「タイヤローラ」等で行う。
42(3)初回転圧は、勾配の低い側(路肩)から開始する。
43(4)厚さ調整は「スクリード角」を変化させて行う。
44(3)混合物の分離(ハニカム)は、合材の扱いや温度が原因。
45(4)深い箇所の孔壁維持には「安定液」を使用。スタンドパイプは孔口のみ。
46(1)鉛直度の確認は、杭が地盤に拘束される「前」に行う。

3. 法規(No.47〜56)

※No.47〜51から3問、No.52〜56から3問選択

【解答はこちら 47~56問】
No.解答主な間違い・ポイント
47(4)附帯工事であっても、主任技術者となる資格者を置く必要がある。
48(4)公共工事の一括下請負(丸投げ)は「承諾があっても禁止」。
49(2)「圧入式」くい打機は騒音が小さく、特定建設作業に該当しない。
50(1)通行許可申請は、出発地か目的地の「どちらか一方」の管理者でよい。
51(1)燃焼による「熱回収(サーマルリサイクル)」も再資源化に含まれる。
52(2)災害補償を受ける権利は、労働者が退職しても失われない。
53(1)災害時の臨時延長は、事後遅滞なく「報告」すればよい場合がある。
54(2)「補助作業」であれば、満18歳未満でも就業制限に該当しない。
55(4)手掘りの勾配・高さの規定は地質で異なる(記述の数値が不正確)。
56(3)2t以上のトラクターショベル運転には「技能講習」が必要で該当する。

令和6年度:1級建設機械施工管理技士試験(二次検定)実地試験

施工管理技士過去問


令和6年度 1級建設機械施工管理技士試験(二次検定)実地試験 問題(PDFダウンロード)

二次検定(実地試験)は、実際の建設現場を想定した内容で構成されており、応用力・判断力・安全意識が総合的に問われます。

クレーンやブルドーザーなどの建設機械の運転だけでなく、土木工事の施工管理や安全管理に関する知識・経験も重要です。限られた時間の中で、正確かつ安全に作業を進める力が求められます。

また、予期せぬトラブルや環境条件の変化に対して、冷静に状況判断し、適切な対応を取れるかどうかも評価のポイントとなります。

令和6年度の実地試験は、建設機械施工管理技士として現場で活躍するための「総仕上げ」といえる内容であり、合格には計画的な学習と実務に根ざした理解が欠かせません。

一級建設機械施工管理技士試験 過去問まとめ

建設業界で長く活躍していくためには、1級建設機械施工管理技士の資格取得は大きなステップとなります。特に一次検定(学科試験)の対策は、合格への最初のハードルです。

独学での学習はもちろん、通信講座や問題集を活用することで、効率よく知識を整理することができます。実務経験がある方であれば、現場での経験と過去問学習を結びつけることで、理解が一層深まります。

建設機械施工管理技士は、土木・建設関連企業において高く評価される資格であり、1級取得者は現場の中核を担う存在です。大規模工事の責任者を目指す方や、スキルアップ・キャリアアップを図りたい方にとって、ぜひ挑戦したい資格といえるでしょう。

令和6年度の過去問を活用しながら、出題傾向をつかみ、着実に実力を積み上げていきましょう。

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