今回は令和3年(2021年):1級建築施工管理技士の過去問まとめ(学科・実地試験)をまとめてみました。
「1次・2次検定対策問題をダウンロード」と題された本記事では、令和3年(2021年)の1級建築施工管理技士の過去問に焦点を当てています。一級建築施工管理技士という資格に挑戦する皆様にとって、過去問の解答は合格に向けての重要なステップです。
本記事では、1次検定学科試験から実地試験まで幅広く取り上げ、過去の出題傾向や試験の難易度を練習するための資料として役立つ情報を提供します。是非、過去問に触れてみて、試験対策に活かしていただければ幸いです。
実力アップ必須!令和3年1級建築施工管理技士過去問題攻略法

令和3年(2021年)の1級建築施工管理技士の過去問題を活用して勉強することは、建築施工管理技士としてのスキルを向上させるために非常に重要です。
また、過去問題に取り組むことで、時間管理や問題解決能力も養われます。過去問題は、実際の試験に近い形式で出題されるため、自信を持って試験に臨むことができるでしょう。建築施工管理技士としてのスキルを高めるためには、過去問題を積極的に活用し、継続的な学習を行うことが欠かせません。
ダウンロード可能:令和3年1級建築施工管理技士1次検定問題模擬テスト

令和3年(2021年)1級建築施工管理技士:1次検定(午前・午後)問題
1級建築施工管理技士:令和3年度 1次検定(午前の部)解答・解説【No.1〜No.20】
午前の部No.1〜20は、建築学、構造、設備、および契約に関する問題です。
- 【解答はこちら 01~10問】
問題番号 正解 解説 注意書き (No.1) 換気 2 中性帯は、開口部が大きい方に近づくのではなく、開口部が小さい方に近づきます。 (No.2) 採光・照明 3 側窓の位置を高くすると、室内の奥まで光が届くようになり、照度分布の均斉度は向上します。 (No.3) 吸音・遮音 3 L値(床衝撃音レベル)は、値が小さいほど遮音性能が高いことを示します。 (No.4) 免震構造 1 免震構造とすることで、建物の固有周期は長くなります。これにより地震の揺れと共振しにくくなります。 (No.5) RC構造 2 柱のせん断補強筋の間隔を150mm以下とする範囲は、柱の最大径の1.5倍ではなく、2倍(または500mm)が一般的です。 (No.6) 鉄骨構造 2 高力ボルト摩擦接合は、強い締付け力を導入するため、普通ボルト接合よりも応力集中が小さくなります。 (No.7) 杭基礎 1 先端地盤の許容応力度は、一般に場所打ち杭より、埋込み杭(セメントミルク工法等)の方が大きくなります。 (No.8) 構造計算 4 図の断面形状から計算すると、図4のようになります。 (No.9) 構造計算 3 静定ラーメンの反力・モーメント計算の結果、3が正解となります。 (No.10) 構造計算 1 等分布荷重wが作用する単純梁の曲げモーメント図は、1のような放物線状になります。
- 【解答はこちら 11~20問】
問題番号 正解 解説 注意書き (No.11) 金属材料 3 フェライト系ステンレス(SUS430)は、オーステナイト系(SUS304)に比べ、磁性が強いのが特徴です。 (No.12) 石材 2 安山岩は耐火性に優れています。耐火性に劣るのは、主に花崗岩や大理石です。 (No.13) ドアセット 1 スライディングドア(引戸)には、一般的に鉛直荷重強さは規定されていません。 (No.14) 防水材料 2 砂付ストレッチルーフィング800の「800」は、製品の単位面積当たりの質量(g/m²)を表しています。 (No.15) 塗料 3 クリヤラッカーは溶剤の蒸発によって短時間で乾燥・硬化します。 (No.16) 測量 4 スタジア測量は、レベルと標尺を用いて概略の距離を求める方法であり、正確な測定には向きません。 (No.17) 電気設備 3 大型の動力機器には三相3線式200V、家庭用の小規模機器には単相2線式100Vが用いられます。 (No.18) 給水設備 3 ポンプ直送方式は、一度受水槽に貯めた水をポンプで給水します。 (No.19) 昇降設備 4 エスカレーターの勾配が30°以下のとき、定格速度は一般に毎分30m以下とされます。 (No.20) 請負契約 2 請負代金が2/3以上減少した場合、受注者は契約を解除できます。1/2ではありません。
1級建築施工管理技士:令和3年度 1次検定(午後の部)解答・解説【No.21〜No.40】
No.21〜39は施工(躯体・仕上)の選択問題、No.40〜は施工計画・安全管理の必須問題です。
- 【解答はこちら 21~30問】
問題番号 正解 解説 注意書き (No.21) 乗入れ構台 4 荷受け構台の作業荷重は、一般に自重と積載荷重の合計に10%程度を加味して計算します。5%では不足です。 (No.22) 地盤調査 2 圧密試験は、粘性土の沈下特性を調べるための試験です。砂質土には適用しません。 (No.23) 既製コンクリ杭 1 中掘り工法の先掘り長さは、支持力低下を防ぐため、杭径以下とする必要があります。 (No.24) 鉄筋ガス圧接 1 D29の鉄筋を手動ガス圧接するには、3種以上の資格者が必要です。1種はD25以下が対象です。 (No.25) コンクリ調合 4 単位セメント量が少ないと、粘性が不足して施工のしやすさ(ワーカビリティー)は低下します。 (No.26) 打込み・締固め 3 内部振動機による加振時間は、1箇所当たり一般に5〜15秒程度です。60秒は材料分離の原因となります。 (No.27) 鉄骨溶接 2 完全溶込み溶接の余盛りの高さが3mmある場合、グラインダー等で仕上げを滑らかにする必要があります。 (No.28) 鉄骨建方 1 倒壊防止用のワイヤロープは、建入れ直し用(調整用)に兼用してはなりません。 (No.29) 木造大断面 2 ドリフトピンの下孔径は、公称軸径と同径とするのが原則です。+2mmは大きすぎます。 (No.30) 建設機械 4 ロングスパンエレベーターの自動遮断装置は、搬器の傾きが1/10を超えた場合に作動するようにします。
- 【解答はこちら 31~40問】
問題番号 正解 解説 注意書き (No.31) 塗膜防水 4 脱気装置は、一般に50〜100m²に1箇所の割合で設置します。200m²に1箇所では不足です。 (No.32) 石張り工事 3 だぼ孔の端あき寸法は、石材の厚さの2倍以上を確保するのが標準的です。 (No.33) 金属屋根 4 軒先の尾垂れは、毛細管現象による雨水浸入を防ぐため、一般に20mm程度設けます。 (No.34) 天井下地 2 吊りボルトの補強は、ふところが1,500mm以上ある場合、縦横方向ともに1.8〜2.7m間隔で行います。 (No.35) モルタル塗り 2 モルタルの総厚は、内壁の場合25mm以下(1回6mm程度)とするのが標準です。 (No.36) 塗装工事 1 木材保護塗料は、製品により異なりますが、一般に希釈せず原液のまま使用します。 (No.37) ビニル床シート 3 防湿層のない土間コンクリートには、湿気に強いエポキシ樹脂系接合剤等を使用します。 (No.38) 断熱工事 2 硬質ウレタンフォームは自己接着性があるため、接着剤を塗布せず直接吹き付けることができます。 (No.39) ALCパネル 4 伸縮目地には、動きを妨げないようシーリング材を充填します。モルタル詰めは破損の原因となります。 (No.40) 事前調査 3 道路使用許可申請書は、道路管理者ではなく、所轄警察署長に提出します。
1級建築施工管理技士:令和3年度 1次検定(午後の部)解答・解説【No.41〜No.44】
午前の部の最後は、仮設設備、材料取扱い、安全、工程に関する必須問題です。
- 【解答はこちら 41~44問】
問題番号 正解 解説 注意書き (No.41) 仮設設備 3 洗面所の数は、作業員15名以内ごとに1個(または連槽式は45cmごとに1人分)設けるのが標準的です。 (No.42) 材料の取扱い 4 PC床部材の平積みは、一般に5段以下とします。6段以上は破損や転倒の危険があります。 (No.43) 届出(安衛法) 3 深さ10m以上の掘削作業の届出は、仕事の開始の14日前までに提出します。30日前ではありません。 (No.44) 工程計画 3 工期に制約がある場合は、期日から逆算して計画する山崩し方式(逆算型)等を用います。
1級建築施工管理技士:令和3年度 1次検定(午後の部)解答・解説【No.45〜No.54】
このセクションは施工管理法(工程、品質、安全)に関する全問解答が必須の10問です。
- 【解答はこちら 45~54問】
問題番号 正解 解説 注意書き (No.45) 鉄骨工程 4 現場溶接の作業能率は一般に「溶接長」等で計画します。80m/人日は過大です。 (No.46) ネットワーク 2 ディペンデントフロート(DF)は、トータルフロート(TF)からフリーフロート(FF)を減じて求めます。 (No.47) 品質管理 4 鉄骨梁の製品検査における長さの管理許容差は一般に±3.0mm程度であり、7.5mmは適当ではありません。 (No.48) 品質管理図表 1 時系列で管理状態を評価するのは「管理図」の説明です。ヒストグラムは分布状態を把握するものです。 (No.49) 品質検査 4 「継続的に不良率が大きい場合」は抜取り検査ではなく、全数検査や工程改善が必要です。 (No.50) 災害防止 3 防護棚(朝顔)の水平面となす角度は、15°ではなく「20°以上」とするのが一般的です。 (No.51) 作業主任者 1 高さ2m以上の地山の掘削作業では、地山の掘削作業主任者の選任が義務付けられています。 (No.52) 足場 4 登り桟橋の踊場は、高さ「7m以内」ごとに設ける必要があります。 (No.53) 特定元方事業者 3 安全衛生教育そのものを元請が行う義務はありません(場所の提供は義務)。 (No.54) クレーン安全 1 落成検査における荷重試験は、定格荷重の「1.25倍」の荷重をかけて行います。
1級建築施工管理技士:令和3年度 1次検定(午後の部)解答・解説【No.55〜No.60】
このセクションは施工管理法の「応用能力問題」で、五肢二択形式の6問です。
- 【解答はこちら 55~60問】
問題番号 正解 解説 注意書き (No.55) 鉄筋定着 3, 4 定着長さにはフックの延長は含みません。また、継手の中心位置は「0.5倍以上」ずらせば良く、1.0倍は過剰です。 (No.56) 型枠支保工 2, 4 鋼管枠は最上層および「5層」以内ごとに水平つなぎが必要です。また、組立鋼柱は高さ「4m」以内ごとに設置します。 (No.57) 耐震改修 3, 5 連続繊維補強では隅角部を「面取り(R20〜30程度)」します。また、鋼板巻立てではモルタルを「注入」するのが一般的です。 (No.58) アスファルト防水 3, 5 立上り部を張った後に平場部を重ねるのではなく、平場を先に張ります。また、伸縮目地は立ち上がり際から「600mm」は不適です。 (No.59) 鋼製建具 2, 3 外部フラッシュ戸の表面板厚は「0.8mm以上」が必要です。また、中骨の間隔は「150mm程度」が標準です。 (No.60) 内装改修 3, 4 塗床材の撤去は下地モルタルを含めて剥がすのが原則です。また、再塗装時の目荒らしだけでは不十分な場合があります。
1級建築施工管理技士:令和3年度 1次検定(午後の部)解答・解説【No.61〜No.72】
法規に関する選択問題です(12問中8問を選択して解答)。
- 【解答はこちら 61~70問】
問題番号 正解 解説 注意書き (No.61) 建築基準法 1 事務所は、建築基準法上の「特殊建築物」には該当しません。 (No.62) 建築基準法 2 軒高9m超の木造建築物の工事監理者は、「一級建築士」でなければなりません。 (No.63) 建築基準法 3 11階以上の部分は、床面積「100m²」以内とするのが原則です。 (No.64) 建設業法 3 許可を受けてから「1年以内」に営業を開始しない場合、許可の取消し対象となります。 (No.65) 建設業法 2 見積書の交付は、注文者から請求がなくても契約成立前に行わなければなりません。 (No.66) 建設業法 2 出来高払いの支払期日は、支払を受けた日から「30日以内」です。 (No.67) 労基法 1 18歳未満の年少者を、足場の組立等の補助作業(地上等)に就かせることは禁止されていません。 (No.68) 安衛法 2 衛生管理者の選任が必要なのは、常時「50人以上」の労働者を使用する事業場です。 (No.69) 安衛法 4 つり上げ荷重5t以上の移動式クレーンの運転には、都道府県労働局長の「免許」が必要です。 (No.70) 廃棄物処理法 3 自ら運搬する場合、収集運搬業の許可は「不要」です。
- 【解答はこちら 71~72問】
問題番号 正解 解説 注意書き (No.71) 宅造法 1 切土で高さ1.5mの崖が生じるものは、面積に関わらず宅地造成に該当しません。 2023年施行の盛土規制法に注意。 (No.72) 振動規制法 3 特定建設作業の期間制限は、同一場所で「6日」を超えて行ってはなりません。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
2次検定合格への近道!令和3年1級建築施工管理過去問ダウンロードのポイント

1級建築施工施工管理2次検定解答と解説

1級建築施工施工管理技士過去問2次検定:仮設物基準
- 解答例
- 1.仮設ゴンドラ
①設置場所は、作業員や通行人への安全確保と環境対策に配慮して計画する。
②吊元がケージ本体の重量と積載荷重を充分に支えることができるよう計画する。
2.場内仮設事務所
①資材の動きや人の動き等が見やすい場所に計画する。
②仮設トイレについては、男女別に設置を計画する。
3.工事ゲート(車両出入口)
①場内の車両動線,前面道路の電柱,植栽などを考慮し,入退場に支障のない位置に計画する。
②第三者の安全確保のため、標示灯・ブザーの設置を計画する
1級建築施工施工管理技士過去問2次検定:工程計画
- 解答例
- 【問題1】
A4,B4作業内容 壁型枠建込み
A8,B8作業内容スラブ配筋
【問題2】B6フリーフロート 2日
【問題3】
あ 3
い 8
【問題4】
総所要日数 24日
1級建築施工施工管理技士過去問2次検定:各種施工留意点
- 回答例
- 【問題1】
①アースオーガーの駆動用電動機の電流値,掘削深さ等から支持地盤の確認する。
②プレボーリング工法による掘削径は、杭径よりも+30~100mm程度とし、できるだけ過大とならないようにする。
【問題2】
①型枠は、継ぎ目から有害な水漏れやセメント等が漏出しないように緊密に組み立てる。
②独立柱の型枠下部に掃除口を設ける。
【問題3】
①養生マット又は水密シートによる被覆、散水、噴霧、膜養生剤の塗布等により湿潤養生を行う。
②打込み後は5日間以上、コンクリート温度を2℃以上に保つ。
【問題4】
①締付け完了後の検査は、すべてのボルトについてピンテールが破断されていることを確認する。
②1群のボルトの締付けは、群の中央部より周辺に向かう順序で行う。
1級建築施工施工管理技士過去問2次検定:各種施基準
- 解答例解説
問題NO 1 2 3 4 5 6 7 8 回答 2 4 3 2 3 2 5 1
1級建築施工施工管理技士過去問2次検定:各種法令
- 解答例解説
問題NO 1 2 3 4 5 6 回答 4 1 5 3 3 2
1級建築施工管理技士 過去問PDFダウンロード(直近5年分)
1級建築施工管理技士の過去問PDFを、午前・午後・2次検定までまとめてダウンロードできます。直近5年分をこのページで一覧でき、さらに古い年度はカテゴリーページから10年分以上を確認できます。
独学が不安な方へ:効率よく合格したい人向けの通信講座
「テキストは買ったけど、どこから手を付ければいいか分からない」「独学だと不安」という方には、1級建築施工管理技士に特化した通信講座を併用するのがおすすめです。- 出題傾向をまとめた対策ファイルで、「どこがよく出るか」が一目で分かる
- 厳選されたテキスト・過去問題集・用語集を案内してくれるので、教材選びで迷わない
- 質問サポート(郵送・FAX・メール)で、独学の「つまずき」をそのままにしない
- 模擬試験&過去10年分問題で、本番前に実力チェックと弱点補強ができる
まとめ
令和3年(2021年)の1級建築施工管理技士の過去問まとめについて、本記事では学科・実地試験の問題を取り上げました。過去問は試験の雰囲気や出題傾向をつかむのに役立つだけでなく、資格取得を目指す方にとって重要な学習ツールとなります。 過去問を解くことで、試験の難易度や出題形式を把握することができます。
また、過去問を通じて自分の理解度や対策の進捗状況を確認することもできます。過去問を通して問題を解くことで、自身の弱点や改善点を見つけ、それに対する対策を練ることができるでしょう。 さらに、過去問を解くことで、自信をつけることもできます。問題に取り組むことで知識の定着や応用力の向上につながり、本番の試験にもより自信を持って臨むことができるでしょう。
過去問を通じて、自己評価をしっかりと行い、自身の成長を実感することが重要です。 1級建築施工管理技士の試験対策において、過去問は欠かせない要素です。過去問を通して着実に準備を進め、試験に臨む姿勢を整えていきましょう。過去問の解答を通じて、自身の理解度を確認し、試験本番での合格に向けて着実にステップアップしていきましょう。