今回は道路工事のプロフェッショナル資格になります。平成27年度の1級舗装施工管理の問題をこちらにまとめていきたいと思います。
道路建設業界における専門家としての資格である1級舗装施工管理技術者資格試験に関する知識を深め、合格に向けた方法を考察していきます。
平成27年度の試験問題やその解答方法に焦点を当て、舗装工事における専門的なスキルと施工管理能力の獲得に役立つ情報を提供いたします。
この資格は、道路工事において高度な技術力と専門知識が求められる中で、舗装施工管理技術者としての能力を証明する重要な資格となっています。
平成27年(2015年):1級舗装施工管理:土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規
試験形式:四肢択一式(60問全問必須問題)になります。全問必須問題なのがやっかいですね。その試験の科目は、土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規から出題されてきます。
一般試験は、4つの解答群から不適なものや適当なものを選ぶ方式で、60%以上で合格になります
その、1級の一般試験問題数を細かく分けていきますと
- 土木知識10問
- 舗装知識10問
- 舗装施工・維持管理32問
- 法規8問
舗装の施工・維持管理が半分を占め、施工・維持・工程・安全・品質・出来形の管理方法について幅広い知識が問われます。
平成27年(2015年)1級舗装施工管理技士問題ダウンロード
1級舗装施工管理過技術者資格過去問:一般問題
【平成27年度】1級舗装施工管理技術者 過去問解答・解説|合格への全60問徹底網羅
第1問〜第20問:一般土工・舗装設計・材料
地盤対策、型枠、防護柵、CBR、設計理論、各種材料に関するセクションです。
- 【解答はこちら 1~10問】
-
問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 1 (4) 緩速載荷工法は「粘性土地盤」の圧密による強度増加を図るものであり、砂質地盤を主対象とする記述は不適当です (p. 3)。 2 (2) 鋼製型枠の転用回数は、JIS等で一律に定められているものではなく、品質を保てる範囲で受注者が管理します (p. 3)。 3 (3) ケーブル型防護柵は、ケーブルの「引張り」と支柱の変形で抵抗します。「曲げ強度」とする記述は不適当です (p. 3)。 4 (4) モーターグレーダはブルドーザよりも高い精度での敷きならしや仕上げが可能です (p. 4)。 5 (2) 通常避けることができない騒音等による第三者損害は、原則として「発注者」が負担すべきものとされています (p. 4)。 6 (2) 図面と仕様書で優先順位の規定がない場合、一般に「仕様書」が優先されます (p. 4)。 7 (3) 仮BM設置測量は「中心線測量」ではなく「縦断測量」などに必要な水準点を設置する作業です (p. 5)。 8 (1) CBR値は路床・路盤の評価指標であり、粘性土の「沈下」を検討する直接の指標ではありません (p. 5)。 9 (2) 設計CBRは「平均値-標準偏差」等により、安全側(低い値)として算出します。加算する記述は誤りです (p. 5)。 10 (1) 設計支持力係数は、凍上抑制層ではなく、コンクリート版の厚さ設計等に直接用いられる数値です (p. 6)。
- 【解答はこちら 11~20問】
-
問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 11 (4) 構造設計における舗装厚は、一般に「表層、基層、路盤」の合計を指し、構築路床は含めません (p. 6)。 12 (2) 転圧コンクリート舗装(RCCP)も、一般のコンクリート舗装と同様に横収縮目地を設けるのが標準です (p. 6)。 13 (1) インターロッキングブロックの厚さは、車道用では「8cm」以上を標準としています (p. 7)。 14 (3) 海砂の塩分は、鉄筋コンクリート舗装などの場合に鋼材を腐食させるため、品質に影響があります (p. 7)。 15 (3) プレミックスタイプは「製造時」に既に入っているもので、プラントで投入するのは「プラントミックス」です (p. 7)。 16 (3) 下層路盤의最大粒径は「100mm」まで許容されますが、一層厚の「1/2」以下とする必要があります (p. 8)。 17 (4) 75μmふるい通過分(フィラー等)を小さくしすぎると、混合物の安定性や耐水性が低下します (p. 8)。 18 (4) 騒音対策(排水性舗装等)では、骨材の最大粒径を「小さく」する方が一般に騒音低減効果が高まります (p. 8)。 19 (2) 遅延形の剤は、水分蒸発が早い「暑中」に凝結を遅らせる目的で使われます。寒中ではありません (p. 9)。 20 (1) アスファルト再生骨材の比率が増えると、未分解の旧アスファルトの影響で修正CBRは「低下」する傾向があります (p. 9)。
第21問〜第40問:施工・製造・維持修繕
施工実務、プラント管理、試験、点検、補修計画に関するセクションです。
- 【解答はこちら 21~30問】
-
問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 21 (1) ロールドアスファルト混合物は「不連続粒度」が特徴であり、連続粒度とする記述は誤りです (p. 9)。 22 (4) カンタブロ試験は、ポーラスアスファルト混合物の「飛散抵抗性」を評価するための試験です (p. 10)。 23 (1) 粉状の生石灰は、反応を均一にするため通常「2回」以上の混合が推奨されます (p. 10)。 24 (1) 下層路盤(石灰安定処理等)の上には、層間接着のため「プライムコート」を施します。タックは層間です (p. 10)。 25 (3) バッチ式では、骨材投入「後」にアスファルトを噴射し、所定の時間混合します。同時投入は不適切です (p. 11)。 26 (4) ダンプ運搬の限度は「1時間」、アジテータ車は「1.5時間」であり、記述通りの内容です (p. 11)。 27 (3) 振動ローラの速度が「速すぎる」と、転圧不足や「小波(リプル)」が発生しやすくなります (p. 11)。 28 (2) ポーラスアスファルトの空隙を潰さないよう、仕上げにタイヤローラは原則として使用しません (p. 12)。 29 (3) タックコートを標準量より多く散布すると、かえって「すべり(流動)」の原因となり付着力を損ないます (p. 12)。 30 (1) 鉄網の位置は、上面から版厚の「1/3」ではなく、一般に「1/2〜1/3」の範囲で「中央付近」が目標です (p. 12)。
- 【解答はこちら 31~40問】
-
問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 31 (3) ロールドアスファルトでは、散布したチップをタイヤローラで圧入して仕上げるのが標準です (p. 13)。 32 (4) セットフォーム工法での敷きならしには、通常「コンクリートスプレッダ」が用いられます (p. 13)。 33 (1) 再生混合物の貯蔵には、温度低下や劣化を防ぐ「加熱装置付貯蔵槽(サイロ)」を用いるのが一般的です (p. 13)。 34 (1) 段差測定は「路面性状調査」に分類されます。構造調査はたわみや支持力、開削等を指します (p. 14)。 35 (2) 破損が「軽度」であっても、新設時と全く同じ係数を用いることは劣化を考慮していないため不適当です (p. 14)。 36 (4) パッチングには、機能維持のため「常温または加熱のポーラス(透水性)混合物」を用います (p. 14)。 37 (4) 路上路盤再生工法は、通常「常温」で破砕・混合を行います。路面ヒータを用いるのは表層再生です (p. 15)。 38 (4) プラント類は「現場事務所や倉庫」とは異なり、一般に「直接工事費(施工機械等)」に含まれます (p. 15)。 39 (4) 照査技術者の選任が必要なのは「設計業務」等です。工事現場では「監理・主任技術者」等を選任します (p. 15)。 40 (1) 横線式(バーチャート)工程表は、各工種のつながり(前後関係)を把握しにくいのが欠点です (p. 16)。
第41問〜第60問:工程管理・安全・品質管理・法規
管理手法、労働安全、出来形検査、環境法規に関するセクションです。
- 【解答はこちら 41~50問】
-
問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 41 (1) 同一場所で工種が重複する場合は、つながりがわかる「ネットワーク工程表」等が有効です (p. 16)。 42 (2) 工事数量が増減すれば、それに付随して現場管理費(労務管理費等)も一般には変化します (p. 16)。 43 (3) 安全衛生推進者の選任は「周知」は必要ですが、労基署への「届出」義務はありません (p. 17)。 44 (3) 定期自主検査の記録の保存期間は、労働安全衛生規則により「3年間」と定められています (p. 17)。 45 (4) やむを得ない段差のすりつけ勾配は、一般に「5%」以内(1/20)が適切とされています (p. 17)。 46 (2) 事前審査制度に合格していても、その材料が現場で適切かを確認する「基準試験」は省略できません (p. 18)。 47 (1) プルーフローリング試験で確認するのは、PI値(可塑性指数)ではなく「たわみや変状」です (p. 18)。 48 (4) 組合せ(人・機械)を変更した場合は、品質変動のリスクがあるため、むしろ試験頻度を「増やす」べきです (p. 18)。 49 (4) 厚さ管理の規格値に対し、平均値は合格でも「個々の測定値(39mm等)」に過度な不足があるため不合格です (p. 19)。 50 (2) 抜取り検査で不合格となった場合、再度抽出して平均をとるという判定方法は一般的ではありません (p. 19)。
- 【解答はこちら 51~60問】
-
問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 51 (4) 現場透水量試験は、通常「15秒あたり」ではなく「400ml浸透する時間」等を測定します (p. 19)。 52 (2) アスファルト表層の締固め度測定は、通常「切取りコア(密度試験)」によります。砂置換は土用です (p. 20)。 53 (3) 休業手当は、平均賃金の「60%以上」を支払わなければなりません (p. 20)。 現行法同様 54 (2) 現場代理人の配置は建設業法上の「義務」ではありません(請負契約上の規定による) (p. 20)。 現行法同様 55 (2) 国道と県道の重複区間は、原則として「上位の道路(国道)」に関する規定が適用されます (p. 21)。 現行法同様 56 (3) 複数の警察署にまたがる工事は、いずれか一方ではなく「双方」または「主たる場所」の許可が必要です (p. 21)。 現行法同様 57 (4) 環境基準を定める公害には、振動や地盤沈下、悪臭なども含まれます(記述は4項目のみで不足) (p. 21)。 現行法同様 58 (3) トラクターショベルを使用する作業は、騒音規制法における「特定建設作業」には該当しません (p. 22)。 現行法同様 59 (2) 舗装版破砕機(ブレーカ等)の作業で「1日で終わるもの」は、特定建設作業から除外されます (p. 22)。 現行法同様 60 (2) 自ら産業廃棄物を運搬する場合には、収集運搬業の許可は「不要」です (p. 22)。 現行法同様
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な舗装施工管理の技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
1級舗装施工管理技術者に役立つサイト
おすすめのテキストはこちら
最新の舗装施工管理技術者向けテキストをチェックできます。1級舗装施工管理技術者:過去問(直近5年)
1級舗装施工管理技術者の過去問を、直近5年分だけに絞って掲載しています。一般問題・応用問題の両方をPDFで確認でき、効率的に学習できます。 令和7年(2025年)の最新問題はこちら1級舗装施工管理技術者|最短で合格したい方へ
- 出題傾向まとめファイル
- 厳選教材の案内
- 質問サポート
- 記述添削・模擬試験
1級舗装施工管理・応用試験の過去問は?
試験の問題内容は試験形式:経験記述(必須問題1問)と記述式問題(4問中2問を選択解答)になります。
さて、その問題内容はこちら
応用試験は全て記述式での出題となるため、その対策を行うことが合格率を上げるためのポイントとなります。
平成27年(2015年)1級舗装施工管理技術者:過去問応用問題
1級舗装施工管理技術者合格へのまとめ
平成27年度の1級舗装施工管理技術者資格試験に合格するための方法や過去問題の重要性についてお伝えしました。
この資格は、舗装工事における高度な知識と施工管理能力を証明するものであり、道路建設業界でのプロフェッショナルとして活躍するために必要不可欠な資格です。過去問を通じて問題の傾向や対策を把握し、効果的な学習を行うことが合格につながるポイントです。
日々の努力と学習を怠らず、舗装施工管理技術者としてのスキルを磨いていくことが重要です。この資格を目指す皆さん、頑張ってください!