1級建築施工管理技士 第一次検定 過去問解説
1級建築施工管理技士 過去問解説|分野:仮設工事(足場の設置基準)
1級建築施工管理技士の試験において、足場の設置基準(壁つなぎ・隙間・踊場)は、数値の入れ替えによる「ひっかけ」が非常に多い分野です。それぞれの足場の種類ごとの数値を正確に区別して覚えましょう。
足場の設置基準
足場に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 枠組足場に設ける高さ8m以上の階段には、7m以内ごとに踊場を設けた。
- 作業床は、つり足場の場合を除き、床材間の隙間は3cm以下、床材と建地の隙間は12cm未満とした。
- 単管足場の壁つなぎの間隔は、垂直方向5.5m以下、水平方向5m以下とした。
- 脚立を使用した足場における足場板は、踏さん上で重ね、その重ね長さを20cm以上とした。
解答と解説のテーブル
| 問題 | 正解 | 解説 |
|---|---|---|
| 足場基準 | 3 | 単管足場の壁つなぎの間隔は、垂直方向5.0m以下、水平方向5.5m以下です。設問は数値が逆になっています。 |
頻出ポイントのテーブル(比較表)

「単管足場」と「枠組足場」の壁つなぎ間隔の違いは頻出です。
| 足場の種類 | 垂直方向 | 水平方向 | 重要ポイント |
|---|---|---|---|
| 単管足場 | 5.0m以下 | 5.5m以下 | 垂直が5mと覚える |
| 枠組足場 | 9.0m以下 | 8.0m以下 | 単管より広い間隔でOK |
ひっかけ対策解説

1. 壁つなぎの数値「入れ替え」
単管足場は「垂直5m・水平5.5m」。試験ではこの数値を逆にして出題されるケースが非常に多いため、「垂直=短い方の5m」とセットで記憶しましょう。
2. 作業床の隙間管理
床材同士の隙間は3cm以下、建地との隙間は12cm未満です。「以下」と「未満」の使い分けまで意識すると、より確実です。
3. 脚立足場の足場板
足場板を重ねる場合は、必ず踏さん(横桟)の上で重ね、その重ね長さは20cm以上必要です。重ねる位置(踏さんの上)を「支持物がない場所」などとするひっかけに注意しましょう。
この記事が、皆さんの1級建築施工管理技士試験合格の一助となれば幸いです。過去問を繰り返し解いて、頻出の数値を体に染み込ませましょう!
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