一級建築施工管理技士の学科試験で頻出する木材・内装材料の特徴について、重要ポイントと類似問題をまとめて攻略します。木材の性質、合板・ボード類、内装仕上げ材は毎年のように出題されるため、確実に得点源にしたい分野です。
1級建築施工管理技士無料マンガで解説|木材・内装材料の頻出ポイント
1.1級建築施工施工管理技士 木材の性質(乾燥・強度・収縮)

- 辺材は腐りやすい:水分・栄養が多く虫害を受けやすい。
- 節は強度低下:繊維が乱れるため。
- 収縮の順序:接線方向 > 半径方向 > 軸方向。
2. 1級建築施工施工管理技士ボード・合板の使い分け

- パーティクルボード:木くずを固めた板。ホルムアルデヒド区分あり。
- 普通合板:耐水性は1類 > 2類。
- 強化せっこうボード:防火・耐火性に優れる。
- 構造用せっこうボード:釘保持力UP、耐力壁に使用。
- ケイ酸カルシウム板:アスベスト不使用。タイプ2=内装、タイプ3=耐火被覆。
3. 内装仕上げ材の特徴
- エポキシ樹脂床:耐薬品性が非常に高い。
- ロックウール吸音板:吸音・断熱・耐火に優れる。
- だんつう:高級手織りカーペット。
1級建築施工管理技士 木材性質と名称基本合格への覚えるポイント

比較で覚えると一気に得点源になります。
| 項目 | 強い(大きい) | 弱い(小さい) |
|---|---|---|
| 木材の耐久性 | 心材 | 辺材 |
| 木材の収縮 | 接線方向 | 軸方向 |
| 合板の耐水性 | 1類 | 2類 |
1級建築施工管理技士過去問類似問題5問にチャレンジ|木材・内装材料
第1問:木材の性質(最も不適当なもの)
- 辺材は心材に比べて含水率が高く、耐朽性が劣り、虫害を受けやすい。
- 木材の乾燥による収縮率は、接線方向 > 半径方向 > 幹軸方向の順である。
- 節のある木材は繊維の乱れが生じるため、節のないものに比べて強度が大きい。
- 木材の強度は、含水率が繊維飽和点以下になると、含水率の低下とともに増大する。
第2問:合板・ボード類(最も不適当なもの)
- 普通合板はJASにより1類と2類に分類され、2類の方が耐水性に優れている。
- パーティクルボードは木材チップを接着剤で熱圧成形したものである。
- JISのパーティクルボードにはホルムアルデヒド放散量による区分がある。
- パーティクルボードは断熱性・遮音性があり、家具や下地材に用いられる。
第3問:せっこうボード(最も不適当なもの)
- 強化せっこうボードはガラス繊維等を加え耐火性能を高めたものである。
- 構造用せっこうボードは釘の側面抵抗を強化し、耐力壁に用いることができる。
- せっこうボードは防火性・遮音性に優れるが水に弱い。
- 構造用せっこうボードは耐火被覆材としての性能がないため耐力壁には使用できない。
第4問:ケイ酸カルシウム板(最も不適当なもの)
- ケイ酸カルシウム板は石灰質原料・ケイ酸質原料・石綿を主原料とした板である。
- ケイ酸カルシウム板は断熱性・耐火性に優れ、寸法安定性が高い。
- タイプ2は主に内装材として使用される。
- タイプ3は密度が小さく、鉄骨の耐火被覆材として使用される。
第5問:内装仕上げ材(最も不適当なもの)
- ロックウール化粧吸音板は断熱性・吸音性に優れ、天井材として広く用いられる。
- エポキシ樹脂系塗り床材は耐摩耗性・耐薬品性に優れ、実験室などに適している。
- だんつう(段通)は機械織りカーペットの代表的なものである。
- 合成樹脂系塗り床材では、下地コンクリートの乾燥不足により膨れが発生することがある。
1級建築施工管理技士 類似問題【解答と解説】
- 第1問:3節があると繊維が乱れ強度は低下します。
- 第2問:1普通合板は1類の方が耐水性が高い。
- 第3問:4構造用せっこうボードは耐火性能もあり耐力壁に使用可能。
- 第4問:1現在はアスベストを使用しない。
- 第5問:3だんつうは手織りであり機械織りではない。