【2026年版】はい作業主任者とは?積み上げ・積み下ろし作業の安全を守る国家資格を徹底解説
はい作業主任者は、倉庫・港湾・物流センターなどで荷物の積み上げ(はい付け)や積み下ろし(はいくずし)を安全に管理・指揮するための国家資格です。
フォークリフトやクレーンを使う現場では、荷崩れ・転倒・挟まれなど重大災害が起こりやすく、適切な作業指示と安全管理が欠かせません。本記事では、はい作業の意味、主任者の役割、技能講習の内容、資格取得ステップまで丁寧に解説します。
1. はい作業主任者とは?「はい作業」の基本

はい作業の意味と、『はい作業』に含まれないもの
「はい作業」とは、倉庫や港湾などで袋物・箱物などの荷物を積み上げたり積み下ろしたりする作業のことです。荷物の積み方が悪いと、荷崩れ・転倒・挟まれなど重大事故につながるため、はい作業主任者は作業方法の決定や安全確認を担います。
「はい作業」とは倉庫や港湾などで大量の荷物をフォークリフトや機械で上げ下げし、安全に管理・運用するための作業主任者資格です。
2. 「はい」の意味と、はい作業に含まれないもの

はい作業主任者とは?『はい作業』って何をするの?講習内容から仕事内容まで徹底解説!
はい作業の「はい」の意味
「はい」とは、倉庫や港湾で袋物・箱物などを積み重ねた状態(山)を指します。積み上げる作業を「はい付け」、積み下ろす作業を「はいくずし」と呼びます。
はい作業が必要となる高さの基準
はい作業主任者の選任が必要となるのは、荷物を含めた高さが2メートル以上となる場合です。
はい作業に含まれないもの(バラ物)
小麦・大豆・鉱石などのバラ物(形状が一定しない荷物)は、はい作業には含まれません。
3. はい作業で使う荷役機械(フォークリフト・クレーン)
はい作業は、フォークリフトやクレーンなどの機械と密接に関係しています。主任者はこれらの機械特性と安全性を熟知していなければなりません。
- フォークリフト:1トン以上の操作には技能講習が必要。はい作業の主役です。
- クレーン:天井クレーン等での吊り上げ。玉掛け作業の危険性把握も主任者の務めです。
4. はい作業主任者の主な職務
労働安全衛生法により、高さ2メートル以上のはい作業には専任の主任者が義務付けられています。主な仕事は以下の通りです。
- 作業方法・順序の決定と直接指揮
- 器具・工具の点検と不良品の除去
- 安全通路の確保と指示
- 保護帽・昇降設備の使用状況の監視
5. 技能講習の内容と資格取得ステップ

【2026年版】はい作業主任者とは?仕事内容・資格取得・講習内容まで徹底解説
受講要件
- 満21歳以上
- 2m以上のはい作業に3年以上従事した経験
資格取得ステップ
01. はい作業の実務経験を積む
2メートル以上のはい作業に3年以上従事し、事業者の経験証明を得られるようにします。
02. 受講要件の確認・申し込み
満21歳以上であることを確認し、各地域の講習機関へ予約を行います。
03. 2日間の講習を受講
合計12時間の学科講習(はいに関する知識、荷役機械、法令など)を受講します。
04. 修了試験合格
最終日の試験に合格すると修了証が交付され、作業主任者としての資格を得られます。
まとめ:はい作業主任者資格で広がる安全管理
はい作業主任者は、物流・建設現場でのキャリアアップに非常に有効な資格です。フォークリフトや玉掛け資格と組み合わせることで、現場での信頼性はさらに高まります。