【2026年版】車両系建設機械(解体用)運転技能講習の資格取得方法と受講日数を解説

車両系建設機械(解体用)技能講習とは?
この記事では、解体工事で使用する車両系建設機械、解体用ユンボ(バックホー)の資格を取得する方法について解説していきます。あわせて、解体現場での労働災害リスクや、なぜ専用の資格が必要なのかについても触れていきます。
通常のユンボ(整地・運搬用)の資格を持っていても、バケットを「カニバサミ」のようなハサミ(アタッチメント)に付け替えて作業する場合、この**「解体用」**の資格がなければ操縦することはできません。仕事の幅を広げるためにも必須の資格です。
1. 車両系建設機械(解体用)運転技能講習とは?

解体アタッチメントのオプションは様々なバリエーション
車両系建設機械(解体用)は、機体重量によって区分されます。
- 3トン未満:小型車両系建設機械(解体用)の特別教育
- 3トン以上:車両系建設機械(解体用)の技能講習
※この重量は「機体本体の重量」を指します。また、解体用の資格を取得するには、原則として「整地・運搬・積込・掘削用」の資格を既に持っていることが前提となります。

【2026年最新】解体用技能講習の受講資格フロー
2. 解体アタッチメントの多彩なバリエーション

解体工事施工技士とは何か?その重要性に迫る
解体現場では、コンクリートを粉砕する「ブレーカー」や、強力な油圧で構造物を挟み壊す「圧砕機(大割・小割)」、鉄骨を切断する「鉄骨切断機」などを使用します。これらバケット以外の装置を扱うために、専用の資格が必要なのです。
3. 解体工事における労働災害のリスク
事業主が自ら解体用つかみ機を運転し作業を行っていた際、廃材が労働者に直撃。調査の結果、この事業主は解体用の運転資格を持っていませんでした。無資格運転および安全管理不足として、北大阪労働基準監督署により書類送検されています。
労働新聞社 引用
解体現場は崩落や飛散のリスクが極めて高く、正しい安全知識を持ったオペレーターが必須です。
4. 車両系建設機械(解体用)技能講習の取得方法
整地等の資格を既に持っている場合、講習は1日(3〜5時間)で完了します。
受講コースの目安
- 5時間コース:車両系(整地等)技能講習修了者
- 3時間コース:1級建設機械施工技術技士(ショベル系)合格者など
5. ステップアップに最適!建設機械施工管理技士
2級建設機械施工管理技士を取得すると、試験で合格した種別ごとに実務の幅が大きく広がります。
第1種:ブルドーザー

第1種:トラクター系建設機械操作施工法(ブルドーザー)
第2種:油圧ショベル

車両系建設機械で人気のバックホー(ユンボ)
第3種:モータグレーダ

車両系建設機械:整地機械の種類(モーターグレーザー)
第4種:ロードローラ

タンデムローラーの重要性
第5種:アスファルトフィニッシャー

第5種:舗装用建設機械操作施工法(アスファルトフィニッシュー)
第6種:アースオーガー

第6種:基礎工事用建設機械操作施工法(アースオーガー)
まとめ
- 解体用の資格取得は、整地用の資格を既に持っていることが前提。
- バケット以外の「つかむ」「砕く」アタッチメントを使用するなら必須。
- 講習は1日で終わるため、キャリアアップとして取得しやすい。
- 解体現場は危険が多いため、無資格運転は重大な過失として処罰対象になる。