目次
不整地運搬車(キャリアダンプ)技能講習の資格取得方法と種類を解説
この記事では、キャリアダンプと言われる重機を運転できる不整地運搬車の技能講習について説明していきたいと思います。
キャリアダンプってあまり見たことがないけどどんな車なんだろう?と、名前からではどんな車なのかよくわからないですよね。あまり知られていない建設車両ですが、一度は見たことがある車両ではないかと思います。
不整地運搬車と呼ばれるクローラーダンプ(キャリアダンプ)を運転するには専用の資格が必要です。実は筆者もこの資格を持っており、非常に面白い乗り物でしたので詳しく紹介していきます。
不整地運搬車(クローラダンプ)の特徴

走行速度は非常にゆっくりで、最高速でも時速10キロ程度なのが特徴です。キャタピラにはゴム製(舗装路も走行可・小型に多い)と鉄製(不整地に強く耐久性が高い・大型に多い)の2種類があります。
オフロードダンプの種類と必要資格

オフロードダンプも「不整地運搬車」の仲間に分類されます。一般的には公道を走ることがなく、現場内でのみ活躍する車両です。構造によって必要な資格が異なります。
- アーティキュレート式:車体が折れ曲がって曲がるタイプ。不整地運搬車の資格が必要です。
- スキッドステア式:3軸6輪以上のタイプ。不整地運搬車の資格が必要です。
- 2軸・4輪タイプ:「重ダンプ」とも呼ばれます。現場内のみの走行であれば法的な資格義務はありませんが、企業独自で「大型免許保持」などの基準がある場合があります。
不整地運搬車技能講習の取得方法

最大積載量1トン以上の不整地運搬車を運転するには、労働安全衛生法に基づく運転技能講習の修了が義務づけられています。
最大積載量が1トン未満なら特別教育、1トン以上なら技能講習の修了が必要です。
受講カリキュラムと講習時間

- 11時間:大型特殊免許所有者、車両系建設機械(整地・解体)技能講習修了者、建設機械施工技士合格者など
- 15時間:小型車両系や小型不整地運搬車の特別教育修了後、6ヶ月以上の実務経験者
- 31時間:車両系建設機械(基礎工事用)技能講習修了者
- 35時間:未経験者の方(上記に該当しない方)
まとめ
- 不整地運搬車は現場の悪路でも走行・作業ができる建設機械。
- クローラダンプは小型が中心だが、オフロードダンプには大型もある。
- 積載量1トン以上は技能講習、1トン未満は特別教育が必要。
- 保有資格によって講習時間が11時間〜35時間まで変動する。
- 未経験者でも取得可能である。
不整地運搬車は転倒事故などのリスクもあるため、講習を通して正しい登坂能力や安全対策を学ぶことが非常に重要です。スキルアップのためにぜひ挑戦してみてください。