フォークリフト技能講習・特別教育の資格取得方法と種類の違いを解説
この記事では、フォークリフトの操作する際に必要な資格を取得できる特別教育と技能講習について解説していきます。また、特別教育と技能講習では受講内容や資格にどんな違いがあるのかも解説していきたいと思います。
フォークリフトを運転してみたいけど免許とかどうすれば取れるのかな?と、フォークリフトを運転する際に運転免許や資格はどんなのがいるのか具体的にはよく分からないのではないかと思います。
実は、フォークリフトの免許は操縦する車両によって受ける講習が違うのです。
そこで、今回は様々なフォークリフトを紹介しつつ、資格を取得する講習は一体どのような内容なのか解説していきたいと思います。
フォークリフトの構造と操作の基本とは

フォークリフトは簡単にいうと、二本の棒(フォーク・爪)の部分を「リフト機能」を使って荷物を上げ下ろしする機械です。油圧装置で荷物を上げ下げする仕組みとなっています。
フォークリフトは、「荷役」という役割で使用する機械です。
主な作業は「はい作業」と呼ばれ、荷物を一定間隔で積み上げたり(はい付け)、積み下ろしたり(はいくずし)することを指します。2メートルを超えるはい作業には、現場に作業主任者の配置が義務付けられています。
フォークリフトの種類と特徴
用途に合わせて様々なタイプのフォークリフトが存在します。
カウンターバランスフォークリフト

リーチ式フォークリフト

「リーチフォーク」と呼ばれ、立ったまま運転するタイプです。車体が短く小回りがきくため、倉庫内の狭い場所で重宝されます。ドラム缶を挟むなど、様々なアタッチメントの装着も可能です。
サイドフォークリフト

フォークリフトでの災害事例
鹿児島県内で発生した労働災害のうち、フォークリフトに起因するものは少なくありません。無資格の別の労働者が運転するフォークリフトに轢かれて骨折するなどの事故も発生しています。公道を走らなくても、有資格者が運転を徹底する必要があります。
労働新聞社引用
フォークリフト技能講習・特別教育の取得方法

フォークリフトの資格は、扱う荷物の重さによって2種類に分かれます。
- 1トン未満:特別教育
- 1トン以上:技能講習
特別教育(1トン未満)
2日間・合計12時間の講習で取得可能です。学科では走行・荷役装置の構造や力学、法令を学びます。自社で実施可能な場合もありますが、仕事の幅を広げるなら技能講習の取得が推奨されます。
技能講習(1トン以上)
荷物の重さに制限なく運転できる資格です。保有資格や免許によって受講時間が短縮されます。
- 11時間:大型特殊免許保持者、または普通免許等+特別教育修了後3ヶ月以上の業務経験者
- 15時間:特別教育修了後、6ヶ月以上の業務経験者
- 31時間:普通、中型、大型免許等のいずれかを所有している場合
- 35時間:免許・資格を一切持たない未経験の方
まとめ
- フォークリフトは主に荷役作業(はい作業)で扱う機械。
- 1トン未満は特別教育、1トン以上は技能講習が必要。
- 公道走行の有無に関わらず、現場内でも資格保持者の運転が必須。
- 保有資格(運転免許など)により、技能講習の受講時間は大幅に短縮される。
最後には修了試験がありますが、講習をしっかり受けていれば決して難しくありません。物流現場などで重宝される資格ですので、ぜひ取得を検討してみてください。