平成28年一級建築施工管理技士過去問解答『午後』1次検定攻略方法を自分なりに解説

一級建築施工管理技士試験の『午後』1次検定における攻略方法を自己流で解説したいと思います。

建築業界において高度な知識とスキルが要求される一級建築施工管理技士の試験は、合格率が低く難易度の高いものとして知られています。過去問の解答を通じて、問題に対する理解を深め、的確かつ効率的な解答方法を習得することが合格への近道です。解答作成時には論理的思考力や表現力が求められるため、それらを高めるためのトレーニングも欠かせません。試験に臨む皆さんが自信を持ち、効果的な対策を講じるためのヒントとなる情報を提供していきます。

平成28年一級建築施工管理過去問1次検定解答『午後』

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1級建築施工管理 過去問10年分

平成28年一級建築施工管理過去問1次検定解答:№46〜70問題

問題番号〔No.46〕~〔No.70〕までの25問題は、全問題を解答してください。問題数が多いので途中で一度ページを変えますのでご理解ください

問題46仮設計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 仮囲いは、工事現場の周辺や工事の状況により危害防止上支障がないので、設けないこととした。
  2. 施工者用事務室と監理者用事務室は、同一建物内でそれぞれ独立して、設けることとした。
  3. 塗料や溶剤等の保管場所は、管理をしやすくするため、資材倉庫の一画を不燃材料で間仕切り、設けることとした。
  4. 作業員詰所は、職種数や作業員の増減に対応するため、大部屋方式とすることとした。
解答

問題47仮設設備の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 工事用使用電力量が工程上一時期に極端なピークを生じるので、一部を発電機で供給する計画とした。
  2. 2 溶接用ケーブル以外の屋外に使用する移動電線で、使用電圧が300 V以下のものは、1種キャブタイヤケーブルを使用する計画とした。
  3. 3 作業員の仮設男性用大便所の便房の数は、同時に就業する男性作業員60人以内ごとに、1個以上設置する計画とした。
  4. 4 仮設の給水設備において、工事事務所の使用水量は、50リットル/人・日を見込む計画とした
解答

問題48施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 大規模、大深度の工事のため、地下躯体工事と並行して上部躯体を施工することにより、全体工期の短縮が見込める逆打ち工法とする計画とした。
  2. 鉄骨造の建方は、建入れ修正が容易で鉄骨骨組みの安定性に優れる、建逃げ方式とする計画とした。
  3. 鉄筋工事において、工期短縮のため柱と梁の鉄筋を地組みとするので、継手は機械式継手とする計画とした。
  4. 型枠工事において、外壁タイル張りのはく離防止のため、MCR 工法とする計画とした。
解答

問題49躯体工事の施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 場所打ちコンクリート杭工事で、コンクリートの打込み中はトレミー管の先端を、コンクリート中に2 m 以上入れることとした。
  2. 2 地下躯体の工事において、作業員の通行用の渡り桟橋は、切梁の上に設置することとした。
  3. 3 ガス圧接継手で、圧接当日に鉄筋冷間直角切断機を用いて切断した鉄筋の圧接端面は、グラインダー研削を行わないこととした。
  4. 4 鉄骨工事で、高力ボルト接合におけるボルト孔の径は、ボルト公称軸径が22 mmなので25 mm とすることとした。
解答

問題50仕上工事の施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 内装工事において、防火材料の認定を受けた壁紙は、防火性能のあることを表す施工管理ラベルを1区分(1室)ごとに2枚以上貼り付けて表示する計画とした。
  2. タイル工事において、二丁掛けタイルの改良積上げ張りの1日の張付け高さの限度は、5m とする計画とした。
  3. 左官工事において、内壁のモルタル塗り厚さが20 mmなので、3回に分けて塗る計画とした。
  4. 金属工事において、海岸近くの屋外に設ける鋼製手すりが、塗装を行わず、鉛めっきのままの仕上げとなるので、電気亜鉛めっきとする計画とした。
解答

問題51工事現場における材料の取扱いに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 被覆アーク溶接棒は、吸湿しているおそれがある場合、乾燥器で乾燥してから使用する。
  2. フローリング類を屋内のコンクリートの上に置く場合は、シートを敷き、角材を並べた上に保管する。
  3. 砂付ストレッチルーフィングは、ラップ部分(張付け時の重ね部分)を下にして立てて保管する。
  4. 高力ボルトは、搬入された包装のまま、箱の積上げ高さを3~5段にして保管する。
解答

問題52労働基準監督署長への計画の届出に関する記述として、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。

問題
  1. 積載荷重が25 t以上でガイドレールの高さが18 m以上の建設用リフトを設置する場合は、当該工事の開始の日の30日前までに、届け出なければならない。
  2. つり上げ荷重が3t以上のクレーンを設置する場合は、当該工事の開始の日の14日前までに、届け出なければならない。
  3. 耐火建築物に吹き付けられた石綿を除去する場合は、当該仕事の開始の日の14日前までに、届け出なければならない。
  4. つり足場を60日以上設置する場合は、当該工事の開始の日の30日前までに、届け出なければならない。
解答

問題53建築工事の工期とコストの一般的な関係として、最も不適当なものはどれか

問題
  1. 最適工期は、直接費と間接費の和が最小となるときの工期である。
  2. 間接費は、工期の短縮に伴って減少する。
  3. 直接費は、工期の短縮に伴って増加する。
  4. 総工事費は、工期に比例して増加する。
解答

問題54工程計画及び工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 各作業の手順計画を立て、次に日程計画を決定する。
  2. 基本工程表は、特定の部分や職種を取り出し、それにかかわる作業、順序関係、日程などを示したものである。
  3. 工期の調整は、工法、労働力、作業能率及び作業手順などを見直すことにより行う。
  4. マイルストーンは、工事の進ちょくを表す主要な日程上の区切りを示す指標であり、掘削開始日、地下躯体完了日、屋上防水完了日等が用いられる。
解答

問題55タクト手法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 各作業の進ちょくが密接に関連しているため、1つの作業の遅れは全体の作業を停滞させる原因となる。
  2. 作業の進ちょくに伴い生産性が向上するため、工事途中でタクト期間を短縮又は作業者の人数を削減する必要が生じる。
  3. 設定したタクト期間では終わることができない一部の作業の場合、当該作業の作業期間をタクト期間の2倍又は3倍に設定する。
  4. 集合住宅の仕上工事は、各種専門工事の一定の繰り返し作業となるので、タクト手法では管理できない。
解答

問題56図に示すネットワーク工程表に関する記述として、誤っているものはどれか。

問題
  1. 作業6→9の最遅終了日は、25日である。
  2. 作業7→8の最早開始日は、18日である。
  3. 作業5→7のフリーフロートは、2日である。
  4. 作業6→9のトータルフロートは、1日である。
解答

問題57品質管理に関する記述として、最も適当なものはどれか。

問題
  1. 品質に及ぼす影響は、計画段階よりも施工段階で検討する方がより効果的である。
  2. 品質確保のための作業標準が計画できたら、作業がそのとおり行われているかどうかの管理に重点をおく。
  3. 品質管理は、品質計画の目標のレベルにかかわらずち密な管理を行う。
  4. 工程(プロセス)の最適化を図るより、検査を厳しく行う方が優れた品質管理といえる。
解答

問題58品質管理の用語に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 抜取検査方式とは、定められたサンプルの大きさ、及びロットの合格の判定基準を含んだ規定の方式である。
  2. 母集団の大きさとは、母集団に含まれるサンプリング単位の数である。
  3. 層別とは、1つの集団をなんらかの特徴によりいくつかの層に分割することである。
  4. 誤差とは、観測値・測定結果の期待値から真の値を引いた値である。
解答

問題59鉄骨工事における品質を確保するための管理値に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 通り心と鉄骨建方用アンカーボルトの位置のずれの管理許容差は、±5mmとした。
  2. 鉄骨の建方における柱の倒れの管理許容差は、柱1節の高さの1/500以下、かつ、20 mm以下とした。
  3. 鉄骨柱据付け面となるベースモルタル天端の高さの管理許容差は、±3mmとした。
  4. 柱の製品検査における一般階の階高寸法は、梁仕口上フランジ上面間で測り、その管理許容差は±3 mm とした
解答

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ここで一度ページを折り返しますので、引き続き問題番号〔No.46〕~〔No.70〕までの25問題は、全問題を解答となるので是非取り組んでください。

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