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令和3年一級建築施工管理過去問1次検定解答『午前』

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令和3年一級建築施工管理過去問1次検定解答:№1〜15問題

問題1換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか
- 問題
- 風圧力による自然換気の場合、他の条件が同じであれば、換気量は風上側と風下側の風圧係数の差の平方根に比例する。
- 室内外の温度差による自然換気で、上下に大きさの異なる開口部を用いる場合、中性帯の位置は、開口部の大きい方に近づく。
- 中央管理方式の空気調和設備を設ける場合、室内空気の一酸化炭素の濃度は、100ppm以下となるようにする。
- 中央管理方式の空気調和設備を設ける場合、室内空気の浮遊粉塵の量は、0.15mg/m3以下となるようにする。
- 解答
- 3
問題2採光及び照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか
- 問題
- 演色性とは、照明光による物体色の見え方についての光源の性質をいう。
- 光束とは、単位波長当たりの放射束を標準比視感度で重みづけした量をいう。
- 形状と面積が同じ側窓は、その位置を高くしても、昼光による室内の照度分布の均斉度は変わらない。
- 設計用全天空照度は、快晴の青空のときが薄曇りのときよりも小さな値となる。
- 解答
- 3
問題3吸音及び遮音に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 問題
- グラスウールなど多孔質の吸音材の吸音率は、一般に低音域より高音域の方が大きい。
- コンクリート間仕切り壁の音響透過損失は、一般に低音域より高音域の方が大きい。
- 床衝撃音レベルの遮音等級を表すL値は、その値が大きいほど遮音性能が高い。
- 室間音圧レベル差の遮音等級を表すD値は、その値が大きいほど遮音性能が高い。
- 解答
- 3
問題4積層ゴムを用いた免震構造の建築物に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 問題
- 免震構造とした建築物は、免震構造としない場合に比べ、固有周期が 短くなる。
- 免震部材の配置を調整し、上部構造の重心と免震層の剛心を合わせることで、ねじれ応答を低減できる。
- 免震層を中間階に設置する場合、火災に対して積層ゴムを保護する必要がある。
- 免震構造は、建築物を鉛直方向に支える機構、水平方向に復元力を発揮する機構及び建築物に作用するエネルギーを吸収する機構から構成される。
- 解答
- 1
問題5鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 問題
- 柱の主筋はD13以上の異形鉄筋とし、その断面積の和は、柱のコンクリート全断面積の0.8%以上とする。
- 柱のせん断補強筋の間隔は、柱の上下端から柱の最大径の1.5倍又は最小径の2倍のいずれか大きい方の範囲内を150mm以下とする。
- 梁の主筋はD13以上の異形鉄筋とし、その配置は、特別な場合を除き2段以下とする。
- 梁のせん断補強筋にD10の異形鉄筋を用いる場合、その間隔は梁せいの1/2以下、かつ、250mm以下とする
- 解答
- 2
問題6鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 問題
- H形鋼は、フランジ及びウェブの幅厚比が大きくなると 局部座屈を生じやすい。
- 部材の引張力によってボルト孔周辺に生じる応力集中の度合いは、普通ボルト接合より高力 ボルト摩擦接合の方が大きい。
- シヤコネクタでコンクリートスラブと結合された鋼製梁は、上端圧縮となる曲げ応力に対して横座屈が生じにくい。
- H形鋼における、局部座屈の影響を考慮しなくてもよい幅厚比については、柱のウェブプレートより梁のウェブプレートの方が大きい。
- 解答
- 2
問題7杭基礎に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 問題
- 杭の先端の地盤の許容応力度は、セメントミルク工法による埋め込み杭の場合より、アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭の方が大きい。
- 杭の極限鉛直支持力は、極限先端支持力と極限周面摩擦力との和で表す。
- 地盤から求める杭の引抜き抵抗力に杭の自重を加える場合、地下水位以下の部分の浮力を考慮する。
- 杭の周辺地盤に沈下が生じたときに杭に作用する負の摩擦力は、一般に摩擦杭の場合より支持杭の方が大きい。
- 解答
- 1
問題8図に示す断面のX−X軸に対する断面二次モーメントの値として、正しいものはどれか。

- 問題
- 56a3
- 56a4
- 72a3
- 72a4
- 解答
- 2
問題9図に示す静定の山形ラーメン架構のAC間に等分布荷重wが作用したとき、支点Bに生じる鉛直反力VBと、点Dに生じる曲まげモーメントMDの値の大きさの組合せとして、正しいものはどれか。

- 問題
- VB = 6kN、MD = 0kN・m
- VB = 6kN、MD = 18kN・m
- VB = 12kN、MD = 0kN・m
- VB = 12kN、MD = 18kN・m
- 解答
- 2
問題10図に示す単純梁ABにおいて、CD間に等分布荷重wが作用したときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。ただし、曲げモーメントは、材の引張側に描くものとする。

- 問題
- 1
- 2
- 3
- 4
- 解答
- 2
問題11金属材料に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。
- 問題
- 黄銅( 真ちゅう )は、銅と、亜鉛の合金であり、亜鉛が30〜40%のものである。
- 鉛は、鋼材に比べ熱伝導率が低く、線膨張係数は大きい。
- ステンレス鋼のSUS430は、SUS304に比べ磁性が弱い。
- アルミニウムは、鋼材に比べ密度及びヤング係数が約1/3である。
- 解答
- 3
問題12石材に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。
- 問題
- 花崗岩は、耐摩耗性、耐久性に優れるが、耐火性に劣る。
- 安山岩は、光沢があり美観性に優れるが、耐久性、耐火性に劣る。
- 砂岩は、耐火性に優れるが、吸水率の高いものは耐凍害性に劣る。
- 凝灰岩は、加工性に優れるが、強度、耐久性に劣る。
- 解答
- 2
問題13日本産業規格( JIS )のドアセットに規定されている性能項目に関する記述として、不適当なものはどれか。
- 問題
- スライディングドアセットでは、「鉛直荷重強さ」が規定されている。
- スライディングドアセットでは、「耐風圧性」が規定されている。
- スイングドアセットでは、「耐衝撃性」が規定されている。
- スイングドアセットでは、「開閉力」が規定されている。
- 解答
- 1
問題14アスファルト防水材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 問題
- エマルションタイプのアスファルトプライマーは、アスファルトを水中に乳化分散させたものである。
- 砂付ストレッチルーフィング800の数値800は、製品の抗張積の呼びを表している。
- 防水工事用アスファルトは、フラースぜい化点の温度が低いものほど低温特性のよいアスファルトである。
- アスファルトルーフィング1500の数値1500は、製品の単位面積当たりのアスファルト含浸量を表している。
- 解答
- 4
問題15塗料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 問題
- つや有合成樹脂エマルションペイントは、水分の蒸発とともに樹脂粒子が融着して塗膜を形成する。
- アクリル樹脂系非水分散形塗料は、溶剤の蒸発とともに樹脂粒子が融着して塗膜を形成する。
- クリヤラッカーは、自然乾燥で 長時間かけて塗膜を形成する。
- 合成樹脂調合ペイントは、溶剤の蒸発とともに油分の酸化重合が進み、乾燥硬化して塗膜を形成する。
- 解答
- 3
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