令和4年一級建築施工管理技士過去問解答『午前』1次検定攻略方法を自分なりに解説

令和4年の一級建築施工管理技士の過去問解答『午後』1次検定攻略方法について、自分なりの解説をしたいと思います。参考になればいいですね。

この検定は、建築施工管理技士としての知識や能力を評価するものであり、過去問を解いて攻略することが重要です。まず、問題を解く際には時間配分を考え、各問題に適切な時間を使うことがポイントです。

また、問題文をしっかり読み込んで問題の要点を把握し、必要な情報を整理することが解答の鍵となります。さらに、過去問を解くことで、出題傾向や難易度を把握し、自身の弱点を補うための勉強計画を立てることが重要です。

午後の1次検定では、実務における具体的な問題に対応する能力が問われます。したがって、過去問を解くだけでなく、実務経験を活かして問題に取り組むことが重要です。

令和4年一級建築施工管理過去問1次検定解答『午前』

こちらの過去問10年分も良ければ使用してください。勉強の方法は人それぞれですから自分にあった勉強補法を探ってみてください

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1級建築施工管理 過去問10年分

令和4年一級建築施工管理過去問1次検定解答:№1〜15問題

こちらの問題は15問から12問解答をしてください

問題1換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 必要換気量は、1時間当たりに必要な室内の空気を入れ替える量で表される。
  2. 温度差による自然換気は、冬期には中性帯より下部から外気が流入し、上部から流出する。
  3. 全熱交換器は、冷暖房を行う部屋で換気設備に用いると、換気による熱損失や熱取得を軽減できる。
  4. 室内の効率的な換気は、給気口から排気口に至る換気経路を短くするほうがよい。
解答

問題2伝熱に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 熱放射は、電磁波による熱の移動現象で、真空中においても生じる。
  2. 壁体の含湿率が増加すると、その壁体の熱伝導率は小さくなる。
  3. 壁体の熱伝達抵抗と熱伝導抵抗の和の逆数を、熱貫流率という。
  4. 物質の単位体積当たりの熱容量を、容積比熱という。
解答

問題3音に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 音波は、媒質粒子の振動方向と波の伝搬方向が等しい縦波である。
  2. 音速は、気温が高くなるほど速くなる。
  3. 音波が障害物の背後に回り込む現象を回折といい、低い周波数よりも高い周波数の音のほうが回折しやすい。
  4. ある音が別の音によって聞き取りにくくなるマスキング効果は、両者の周波数が近いほどその影響が大きい。
解答

問題4鉄筋コンクリート造の建築物の構造計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. ねじれ剛性は、耐震壁等の耐震要素を、平面上の中心部に配置するよりも外側に均一に配置したほうが高まる。
  2. 壁に換気口等の小開口がある場合でも、その壁を耐震壁として扱うことができる。
  3. 平面形状が極めて長い建築物には、コンクリートの乾燥収縮や不同沈下等による問題が生じやすいため、エキスパンションジョイントを設ける。
  4. 柱は、地震時の脆性破壊の危険を避けるため、軸方向圧縮応力度が大きくなるようにする。
解答

問題5木質構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 同一の接合部にボルトと釘を併用する場合の許容耐力は、両者を加算することができる。
  2. 2階建ての建築物における隅柱は、接合部を通し柱と同等以上の耐力を有するように補強した場合、通し柱としなくてもよい。
  3. 燃えしろ設計は、木質材料の断面から所定の燃えしろ寸法を除いた断面に、長期荷重により生じる応力度が、短期の許容応力度を超えないことを検証するものである。
  4. 直交集成板(CLT)の弾性係数、基準強度は、強軸方向であっても、一般的な製材、集成材等の繊維方向の値と比べて小さくなっている。
解答

問題6鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 梁の材質をSN400AからSN490Bに変えても、部材断面と荷重条件が同一ならば、構造計算上、梁のたわみは同一である。
  2. 節点の水平移動が拘束されているラーメン構造では、柱の座屈長さは、設計上、節点間の距離に等しくとることができる。
  3. トラス構造の節点は、構造計算上、すべてピン接合として扱う。
  4. 柱脚に高い回転拘束力をもたせるためには、根巻き形式ではなく露出形式とする。
解答

問題7地盤及び基礎構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか

問題
  1. 圧密沈下の許容値は、独立基礎のほうがべた基礎に比べて大きい。
  2. 粘性土地盤の圧密沈下は、地中の応力の増加により長時間かかって土中の水が絞り出され、間隙が減少するために生じる。
  3. 直接基礎の滑動抵抗は、基礎底面の摩擦抵抗が主体となるが、基礎の根入れを深くすることで基礎側面の受動土圧も期待できる。
  4. 地盤の液状化は、地下水面下の緩い砂地盤が地震時に繰り返しせん断を受けることにより間隙水圧が上昇し、水中に砂粒子が浮遊状態となる現象である。
解答

問題8建築物に作用する荷重及び外力に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 風圧力を求めるために用いる風力係数は、建築物の外圧係数と内圧係数の積により算出する。
  2. 雪下ろしを行う慣習のある地方において、垂直積雪量が1mを超える場合、積雪荷重は、雪下ろしの実況に応じ垂直積雪量を1mまで減らして計算することができる。
  3. 劇場、映画館等の客席の単位床面積当たりの積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、固定席のほうが固定されていない場合より小さくすることができる。
  4. 速度圧の計算に用いる基準風速は、原則として、その地方の再現期間50年の10分間平均風速値に相当する。
解答

問題9図に示す3ヒンジラーメン架構のAD間及びDC間に集中荷重が同時に作用するとき、支点Bに生じる水平反力HB、鉛直反力VBの値の大きさの組合せとして、正しいものはどれか

問題
  1. HB=2kN、VB=6kN
  2. HB=3kN、VB=9kN
  3. HB=4kN、VB=12kN
  4. HB=5kN、VB=15kN
解答

問題10図に示す単純梁ABのCD間に等分布荷重wが、点Eに集中荷重Pが同時に作用するときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。
ただし、曲げモーメントは、材の引張側に描くものとする。

問題
解答

問題11鋼材に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. ある特定の温度以上まで加熱した後、急冷する焼入れ処理により、鋼は硬くなり、強度が増加する。
  2. 鋼は、炭素量が多くなると、引張強さは増加し、靱性は低下する。
  3. SN490BやSN490Cは、炭素当量等の上限を規定して溶接性を改善した鋼材である。
  4. 低降伏点鋼は、モリブデン等の元素を添加することで、強度を低くし延性を高めた鋼材である。
解答

問題12左官材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. しっくいは、消石灰を主たる結合材料とした気硬性を有する材料である。
  2. せっこうプラスターは、水硬性であり、主に多湿で通気不良の場所の仕上げで使用される。
  3. セルフレベリング材は、せっこう組成物やセメント組成物に骨材や流動化剤等を添加した材料である。
  4. ドロマイトプラスターは、保水性が良いため、こて塗りがしやすく作業性に優れる。
解答

問題13建築用板ガラスに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. フロート板ガラスは、溶融した金属の上に浮かべて製板する透明、かつ、平滑なガラスである。
  2. 複層ガラスは、複数枚の板ガラスの間に間隙を設け、大気圧に近い圧力の乾燥気体を満たし、その周辺を密閉したもので、断熱効果のあるガラスである。
  3. 熱線吸収板ガラスは、板ガラスの表面に金属皮膜を形成したもので、冷房負荷の軽減の効果が高いガラスである。
  4. 倍強度ガラスは、フロート板ガラスを軟化点まで加熱後、両表面から空気を吹き付けて冷却加工するなどにより、強度を約2倍に高めたガラスである。
解答

問題14建築用シーリング材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. シーリング材のクラスは、目地幅に対する拡大率及び縮小率で区分が設定されている。
  2. 1成分形シーリング材の硬化機構には、湿気硬化、乾燥硬化及び非硬化がある。
  3. 2面接着とは、シーリング材が相対する2面で被着体と接着している状態をいう。
  4. 2成分形シーリング材は、基剤と着色剤の2成分を施工直前に練り混ぜて使用するシーリング材である。
解答

問題15内装材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

問題
  1. コンポジションビニル床タイルは、単層ビニル床タイルよりバインダー含有率を高くした床タイルである。
  2. 段通は、製造法による分類では、織りカーペットの手織りに分類される。
  3. ロックウール化粧吸音板は、ロックウールのウールを主材料とし、結合材、混和材を用いて成形し、表面化粧をしたものである。
  4. 強化せっこうボードは、せっこうボードの芯に無機質繊維等を混入したもので、性能項目として耐衝撃性や耐火炎性等が規定されている。
解答

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