令和3年一級電気施工管理技士 一次検定 過去問と解説【午前】

一級電気工事施工管理技士の一次検定は、電気工事の施工管理における基本的な理解力や知識の習得が求められる厳しい試験です。

令和3年の一次検定過去問と解説は、受験生が自己診断や学習の進捗状況を確認するための貴重な教材となります。特に午前の部では、電気工事現場における基礎的な問題が出題されることが多く、正確な知識と理解力が試されます。過去問を解きながら、問題の特性や解法に慣れることで、自信をつけつつ不足している部分を補強していくことが重要です。是非この過去問を活用し、着実な学習と対策を積み重ねながら、一級電気施工管理技士の試験合格を目指しましょう。

一級電気施工管理技士令和3年過去問一次検定合格へ

令和3年一級電気施工管理技士【午前】過去問題解答
令和3年一級電気施工管理技士【午前】過去問題解答

一級電気施工管理技士令和3年過去問一次検定問題№1~15

施工管理一次検定過去問【No1】から【No15】
施工管理一次検定過去問【No1】から【No15】

〔No1〕から〔No15〕までは、全部で15問ありますのでそのうち10問を解答する問題になります

問題1 図のように,真空中に,一直線上に等間隔r〔m〕で,−4Q〔C〕,2Q〔C〕,Q〔C〕の点電荷があるとき,Q〔C〕の点電荷に働く静電力F〔N〕を表す式として,正しいものはどれか。
ただし,真空の誘電率をε0〔F/m〕とし,右向きの力を正とする。

問題
解答

問題2 図に示す磁路の平均長さl〔m〕,磁路の断面積A〔m2〕,透磁率μ〔H/m〕の環状鉄心に巻数Nのコイルがあるとき,コイルの自己インダクタンスL〔H〕を表す式として,正しいものはどれか。
ただし,磁束の漏れはないものとする。

問題
解答

問題3 図に示す回路において,検流計の電流の流れがOとなるとき,抵抗R〔Ω〕とインダクタンスL〔mH〕の値の組合せとして,正しいものはどれか。
ただし,相互インダクタンスは無視するものとする。

問題

  R   L

  1. 10Ω 5mH

  2. 40Ω 10mH

  3. 40Ω 20mH

  4. 60Ω 10mH

解答

問題4 図に示す平衡三相回路の電力を測定する2電力計法において,線間電圧がV〔V〕,線電流が1〔A〕のとき,電力計W1,W2の指示値は,それぞれP1〔W〕,P2〔W〕であった。このとき,負荷の力率を表す式として,正しいものはどれか。

問題
解答

問題5 図に示すブロック線図の合成伝達関数Gを表す式として,正しいものはどれか。

問題
解答

問題6 同期発電機において,スリップリングが不要な励磁方式として,適当なものはどれか。

問題
  1. 直流励磁機方式

  2. コミュテータレス励磁方式

  3. ブラシレス励磁方式

  4. 静止形励磁方式

解答

問題7 変圧器の励磁突入電流に関する記述として,不適当なものはどれか。

問題
  1. 励磁突入電流はひずみ波形であり,高調波を多く含み,特に第3調波の含有率が最も高い。

  2. 励磁突入電流の継続時間は,変圧器回路のインダクタンスと抵抗により決まり,大容量器ほど長い。

  3. 励磁突入電流は,電圧を印加した直後に過渡的に流れる電流で,定格電流より大きい。

  4. 励磁突入電流は,変圧器の保護に用いられる比率差動継電器の誤動作の原因となる場合がある。

解答

問題8 リアクトルの設置に関する記述として,不適当なものはどれか。

問題
  1. 特別高圧変圧器の中性点と対地間に接続し,地絡電流を制限する。

  2. 回路に直列に接続し,遅れ電流を抑制する。

  3. 高圧進相コンデンサに直列に接続し,コンデンサへの高調波の流入を抑制する。

  4. 高圧進相コンデンサに直列に接続し,コンデンサ投入時の突入電流を抑制する。

解答

問題9 図に示す汽力発電のランキンサイクルにおいて,タービンの入口から出口に至る蒸気の圧力及び体積の変化を表す過程として,適当なものはどれか。

問題
  1. A→B

  2. B→C

  3. C→D

  4. D→A

解答

問題10 変電所に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 系統電圧を調整する負荷時タップ切換装置には,電圧調整方式としては直接式が,限流方式としては抵抗式がある。

  2. 二重母線は,環状母線に比べて所要面積が少なくて済むが,系統運用上の自由度が少ない。

  3. ガス絶縁変圧器は,不燃性ガスを絶縁に使用しており,地下変電所など屋内設置に適している。

  4. 中性点接地方式の直接接地では,変圧器に段絶縁を施すことが可能となり,経済的である。

解答

問題11 送配電系統における短絡容量の軽減対策に関する記述として,不適当なものはどれか。

問題
  1. 高インピーダンスの変圧器を採用する。

  2. 上位電圧の系統を導入し,既設系統を分割する。

  3. 限流リアクトルを設置する。

  4. 電力用コンデンサを設置する。

解答

問題12 直流送電に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 安定度の問題がなく,送電線の許容電流まで送電容量を大きくすることができる。
  2. 直流送電で交流系統を連系しても,それぞれの短絡容量が増加しない。
  3. 電力潮流の制御が迅速,かつ容易に行える。
  4. 高電圧・大電流の遮断が容易に行える。
解答

問題13 LED光源に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

問題
  1. 蛍光ランプやHIDランプより長寿命である。
  2. 光束は,点灯時間の経過にかかわらず一定である。
  3. 蛍光ランプに比べて,振動や衝撃に強い。
  4. pn接合の個体デバイスであり,順方向に電流を流すと発光する。
解答

問題14 鉛蓄電池に関する記述として,不適当なものはどれか。

問題
  1. ベント形蓄電池は,酸霧が脱出しないようにしたもので,使用中補水が必要である。
  2. 蓄電池の内部抵抗は,残存容量が少なくなるほど減少する。
  3. 触媒栓は,充電したときに発生するガスを水に戻す機能を持つ。
  4. 定格容量は,規定の条件下で放電終止電圧まで放電したとき,取り出せる電気量である。
解答

問題15 三相かご形誘導電動機のY−△始動方式に関する記述として,不適当なものはどれか。

問題
  1. Y結線から△結線へ切り替えるときに,大きな突入電流が流れることがある。
  2. 始動時には,各相の固定子巻線に定格電圧の1/3の電圧が加わる。
  3. 始動電流は,結線で全電圧始動したときの1/3になる。
  4. 始動トルクは,結線で全電圧始動したときの1/3になる。
解答

1級電気施工管理技士の攻略!利用しやい通信教育はこちら

施工管理士に合格するおすすめの通信講座
施工管理士に合格するおすすめの通信講座

1級電気施工管理技士試験を攻略するために、通信教育を活用することは非常に有効です。通信教育では、自宅学習を中心に効率的かつ徹底的に学習を進めることができるため、忙しい社会人や独学での受験生にとって理想的な学習環境と言えます

。過去10年分以上の過去問題をダウンロードして、解きながら学習することで、問題の傾向や出題形式を把握し、自身の弱点を克服することができます。また、通信教育講座では、経験記述論文の作成や添削指導を受けることができ、書類審査に向けた準備も万全に行うことができます。

さらに、独学で合格を目指す受験生にとって、通信教育は適切な学習計画を立てる手助けとなり、効率的な学習をサポートしてくれます。通信教育を利用することで、確実に1級電気施工管理技士試験に合格するための道筋を作り、合格への道をスムーズに進めることができるでしょう。

1級電気施工管理試験合格するなら、おススメの通信教育講座その1

おススメの
通信教育講座は
こちら

1) テキスト冊子:講座ガイダンスの中核を担う教材として、テキスト冊子①(144ページ)、テキスト冊子②(126ページ)、そしてテキスト冊子③(154ページ)が用意されています。これらの冊子には豊富な知識と解説が詰まっており、学習の基盤を築く上で不可欠です。

2) 精選問題集:学習内容を実践で確認するための精選問題集(302ページ)が提供されています。これには実務に即した問題や解説が含まれており、習得した知識を確かめるための重要なツールとなります。

3) 過去問題集:合格に向けての最良の準備を行うため、5年分の過去問題集が用意されています。これにより、過去の出題傾向や難易度を把握し、自身の実力を試すことができます。

4) 動画視聴:基礎講座DVD10枚と過去問題DVD5枚が提供されており、ビジュアル面からも理解を深めることが可能です。また、eラーニングも利用できるため、学習時間をより効果的に活用することができます。

5) スマートEシステム:講義音声のダウンロードや講師への質問、確認問題などが含まれており、学習効果を最大化するサポート機能が提供されています。これにより、個々の学習スタイルやペースに合わせたカスタマイズされた学習体験が可能となります。

1級電気施工管理試験合格するなら、おススメの通信教育講座その2

おススメの
通信教育講座は
こちら

1) 主要なテキストは5冊の書籍セット
主要なテキストは、電気施工管理技士試験において必須となる5冊の書籍セットです。これらの書籍は、幅広い分野にわたる電気工学や関連法規について詳しく解説されており、試験対策に欠かせない資料となっています。

2) 解説書(上・中・下)
解説書は上中下巻の3冊構成で、電気施工管理技士試験の重要ポイントや理論を網羅的に解説しています。試験範囲を理解するために必読の書となっており、問題解く際の参考資料として大変役立ちます。

3) 法規集
法規集は、電気工事業務関連の法令や規則がまとめられたものです。電気施工管理技士試験では法令遵守が重要視されるため、法規集を熟知することが合格への近道となります。

4) 第2次検定ガイドブック
第2次検定ガイドブックは、実地試験で求められる実務経験やスキルを身につけるための具体的な指針が示されています。その内容を正確に把握し、対策を立てることが合格への近道となります。

5) 第1次検定問題解説書と第2次検定問題解説書
第1次検定問題解説書と第2次検定問題解説書は、過去問題を分析し、正しい解答方法や傾向を把握するための貴重な資料です。これらを通じて演習を行い、試験に臨む力を高めることができます。

1級電気施工管理試験合格するなら、おススメの通信教育講座その3

おススメの
通信教育講座は
こちら

1) 作文作成代行サービスについて
当サービスは、施工管理技士試験を目指す受験生のために、経験記述施工課題に特化したサポートを提供しています。受験者が最適な解答を提供できるよう、様々な質問形式に柔軟に対応し、準備を行っています。

2) サービスの特長
【作文作成代行】〔工事経験記述対策〕では、受験生の要望に合わせてオリジナルな記述文を提供しています。さらに、施工条件や設問に応じた模範文例もご提供し、解答の幅を広げる支援を行っています。

3) 受験対策への影響
今回のサービスは、おススメ経験記述施工課題への出題内容の変化に柔軟に対応することが可能です。受験生がしっかりと準備し、万全の状態で試験に臨むことができるよう支援いたします。

4) サポート充実度
多岐にわたる設問への対応を重視しており、受験生が自身の経験を的確かつ論理的に表現できるようサポートしています。そのため、各種施工条件や要件に応じた解答作成が可能となっております。

5) ご利用いただくメリット
是非この機会に当サービスをご利用いただくことで、効果的な経験記述施工課題への対策を強化しましょう。適切な解答作成や幅広い設問への対応力向上など、受験対策の成功に繋がる手助けとなります。

 

1級電気施工管理技士過去問10年分以上ダウンロード

施工管理施工管理技士過去問10年分無料ダウンロード
施工管理施工管理技士過去問10年分無料ダウンロード
  午前午後一次検定の参考解答2次検定
令和6年2024年試験問題試験問題解答 
令和5年2023年試験問題試験問題解答試験問題
令和4年2022年試験問題試験問題解答試験問題
令和3年2021年試験問題試験問題解答試験問題
令和2年2020年試験問題試験問題解答試験問題
令和元年2019年試験問題試験問題解答試験問題
平成30年2018年試験問題試験問題解答試験問題
平成29年2017年試験問題試験問題解答試験問題
平成28年2016年試験問題試験問題解答試験問題
平成27年2015年試験問題試験問題解答試験問題
平成26年2014年試験問題試験問題解答試験問題
平成25年2013年試験問題試験問題解答試験問題
平成24年2012年試験問題試験問題解答試験問題
平成23年2011年試験問題試験問題解答試験問題
平成22年2010年試験問題試験問題解答試験問題
平成21年2009年試験問題試験問題解答試験問題
平成20年2008年試験問題試験問題解答試験問題

1級電気施工管理技士(現場)役に立つサイトはこちら

LINE/ヤフーで1級施工管理技士携帯勉強しやすいお気に入りの攻略テキストはこちら
現場で本当に役立つ工具・治具・アイテム私が作成している別サイトです。こちらから職人が欲しい便利アイテムを紹介
おすすめのテキストはこちら最新のテキストはこちらからチェック

 

まだまだ問題はスタートしたばかりです。難しい問題も多いですが繰り返す事で対策と傾向がみえてきますね。では次の問題に進んでみましょう。

>~このブログのアライアンスパートナー募集~

~このブログのアライアンスパートナー募集~

建設業のいろいろな分野のことを書いてますのでご協力いただける会社様や企業PRされたい方募集しております

CTR IMG