「令和5年度 級電気工事施工管理技師 一次検定 過去問題と解説【午前】」について、ご案内いたします。
この検定は、電気工事施工管理技士の資格取得を目指す方々にとって、重要な試験です。過去問題と解説を通じて、試験内容や解答方法を理解することが合格の近道です。午前の部では、電気工事の施工管理に関する基礎的な問題や実務に即したケーススタディが出題される傾向にあります。この検定を通じて、電気工事施工管理技士としての知識とスキルを確認し、高い評価を受ける為の準備を進めていきましょう。過去問題への取り組みを通じて、実務での実力を高め、合格に向けて努力を積み重ねていくことが肝要です。
一級電気施工管理技士技士2023年過去問題をまとめ

級電気工事施工管理技士技士2023年の過去問題をまとめたPDF版を、詳細に解説付きで提供しております。この過去問題集を活用することで、実際の試験に近い形式で問題を解くことが可能となり、試験対策に効果的です。過去問題を解くことで、自身の理解度や対策力を確認し、弱点を克服することができます。また、解説付きの問題集なので、間違った部分や理解しきれていない箇所を補うことができ、より効果的な学習が期待できます
一級電気施工管理技士令和5年一次検定攻略 〔No1〕から〔No15〕

こちらの問題は№1~№15の問題から10問を選択して解答してください
問題1 図に示す回路において,コンデンサC1に蓄えられる電荷Q〔μC〕の値として,正しいものはどれか。

- 問題
40μC
65μC
150μC
250μC
- 解答
- 1
問題2 静電界における電気力線に関する記述として,不適当なものはどれか。
- 問題
電気力線は,等電位面と垂直に交わる。
電気力線は,負電荷に始まり正電荷に終わる。
電気力線の向きは,その点の電界の方向と一致する。
電気力線が密なところは電界が強く,疎なところは弱い。
- 解答
- 2
問題3 図に示す平衡三相回路において,電源側の相電圧がE〔V〕,負荷側の抵抗値がR〔Ω〕である場合の負荷の消費電力P〔W〕の値を表す式として,正しいものはどれか。

- 問題
- ①
- ②
- ③
- ④
- 解答
- 4
問題4 指示電気計器の動作原理に関する記述として,不適当なものはどれか。
- 問題
熱電対形計器は,測定電流で熱せられる一つ以上の熱電対の起電力を用いる熱形計器である。
誘導形計器は,固定電極と可動電極との間に生ずる静電力の作用で動作する計器である。
永久磁石可動コイル形計器は,固定永久磁石の磁界と可動コイル内の電流による磁界との相互作用によって動作する計器である。
電流力計形計器は,可動コイル内の電流による磁界と,一つ以上の固定コイル内の電流による磁界との相互作用によって動作する計器である。
- 解答
- 2
問題5 図に示す三相電動機の正逆運転制御回路のシーケンス図において,イとロに用いる図記号の組合せとして,適当なものはどれか。

- 問題
- ①
- ②
- ③
- ④
- 解答
- 2
問題6 発電機に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
- 問題
同期発電機には,回転界磁形と回転電機子形がある。
同期発電機の界磁巻線に直流電流を供給し,端子電圧を一定に保持あるいは調整する装置を励磁装置という。
誘導発電機は,一般に構造が複雑で高価である。
誘導発電機は,一般に電力系統より励磁電流を受けて運転するので,単独運転はできない。
- 解答
- 3
問題7 図に示す変圧器の一次電流I〔A〕の値として,正しいものはどれか。
ただし,各負荷の電流は図示の値,各負荷の力率は100%とし,変圧器及び電線路の損失は無視するものとする。

- 問題
3.5A
4.0A
5.3A
7.0A
- 解答
- 2
問題8 高圧進相コンデンサに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
- 問題
はく電極(NH)コンデンサは,自己回復機能をもっている。
はく電極(NH)コンデンサは,薄いアルミ箔でフイルムを挟んで対向させる構造である。
蒸着電極(SH)コンデンサは,薄い絶縁シートの両側に,鉛を蒸着した構造である。
蒸着電極(SH)コンデンサは,ケースがある程度膨張するとコンデンサ配線を切断する保護装置が内蔵されているものがある。
- 解答
- 1
問題9 水力発電所において,最大出力147MWを発電するために必要な流量〔m3/s〕として,正しいものはどれか。
ただし,有効落差は250mとし,水車効率と発電機効率を総合した効率を80%とする。
- 問題
25m3/s
48m3/s
75m3/s
96m3/s
- 解答
- 3
問題10 変電所の構成機器に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
- 問題
酸化,鉛形避雷器には,直列ギャップが必要である。
ガス絶縁開閉装置(GIS)は,六ふっ化硫黄ガス(SF6)で絶縁している。
負荷時タップ切換変圧器には,切換時に二つのタップ間が短絡しないように限流抵抗が用いられる。
中性点接地抵抗器は,電力系統の地絡故障電流を抑制するために設けられる。
- 解答
- 1
問題11 架空送電線に近接している通信線への電磁誘導電圧に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
- 問題
送電線の故障電流や各相の負荷電流の不平衡により発生する。
各相と通信線との間の相互インダクタンスの不平衡により常時発生する。
送電線と通信線の平行長が長いほど大きくなる。
導電率の高い架空地線を設置すると大きくなる。
- 解答
- 4
問題12 電力系統に接続する電源に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
- 問題
流込式水力発電は,需要に見合った出力調整が難しく,ベース供給力として使用される。
揚水式水力発電は,負荷追従性に優れており,ピーク供給力として使用される。
風力発電は,需要に見合った出力調整が容易なため,ピーク供給力として使用される。
原子力発電は,長時間安定した運転ができるので,ベース供給される。
- 解答
- 3
問題13 屋内照明に関する記述として,不適当なものはどれか。
- 問題
相関色温度5300K未満の光源の光色は,涼色に分類される。
精密な作業における演色性については,平均演色評価数Raの最小値として80が推奨されている。
光度とは,光源からある方向に向かう光束の,単位立体角当たりの割合である。
直接グレアは,人に不快感を及ぼす不快グレアと視対象物を見えにくくする減能グレアに分類される。
- 解答
- 1
問題14 金属の電解析出に関する次の文章に該当する用語として,最も適当なものはどれか。
「不純物を含む金属板を陽極とし,その金属イオンを含む溶液中で電気分解を行うと,陰極には純金属が析出し,高純度の金属が得られる。」
- 問題
電鋳
電解精錬
電解研磨
電気めっき
- 解答
- 2
問題15 三相誘導電動機に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
- 問題
滑りは,同期速度を,同期速度と回転子速度との差で除した値となる。
二次回路の抵抗値と滑りが比例するならば,トルクは一定である。
負荷のトルクが停動トルク以上になると,電動機は停止する。
電動機の実測効率は,電動機出力を電動機入力で除した値となる。
- 解答
- 1
では次の問題に進んでみましょう。次の問題も選択問題が多く出題されています