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令和8年度(2026年)前期 2級建築施工管理技術検定 第一次検定 過去問ダウンロード&解答解説

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令和8年 2級建築施工管理技術検定 第一次検定 過去問


こんにちは!1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士などの国家資格を持つ「ねこまる」です。

今回は、令和8年度(2026年)前期 2級建築施工管理技術検定 第一次検定の過去問と解答解説をまとめました。

また、2024年4月から建設業にも適用されている働き方改革関連法(時間外労働の上限規制・4週8休の推進)や、近年の建設業法改正(監理技術者の専任要件緩和等)など、2026年現在の最新法規に関する出題ポイントもきっちりカバーしています。

令和8年度 前期(第一次検定) 問題・解答解説

以下のPDFビューワーで試験問題を確認しながら、下部のアコーディオンを開いて解答と詳細な解説をチェックしてください。

 

令和8年度(前期) 2級建築施工管理技術検定 第一次検定 解答・解説

【解答はこちら (建築学・共通) No.1~No.17】
正答・ポイント
No.1 正答:1
音の強さのレベルが60dBの同じ音源が2つ同時に存在する場合、約120dBとなるのは誤り。正しくは約63dBとなる。
No.2 正答:1
梁は全スパンにわたり主筋を上下に配置した複筋梁とするのは一般的な耐震設計上の配慮だが、構造計算上で常に必須というわけではなく、誤解を招きやすい。その他のクリープたわみの低減や帯筋の間隔は適切である。
No.3 正答:2
支点Aの反力Raは、モーメントのつり合いから Ra=(8kN×4m + 4kN×2m)/8m = 5kN となる。CD間のせん断力は、RaからP1(8kN)を引いた値(5kN – 8kN = -3kN)となり、大きさは3kNである。
No.4 正答:4
芯材に油脂をしみ込ませたものは「シージングせっこうボード」の説明である。強化せっこうボードはガラス繊維等を混入し耐火性を高めたものである。
No.5 正答:4
第3種機械換気方式は、排気側にのみ送風機を設け、室内を常に負圧(正圧ではない)に保つ方式である。
No.6 正答:4
室内に要求される基準昼光率は、一般に事務室よりも居間の方が低い(事務室の方が高いのは正しいが、文脈の引掛けに注意。あるいは他の選択肢の検証が必要)。
No.7 正答:4
軽量形鋼は通常の形鋼に比べ、肉厚が薄いため部材がねじれやすく、局部座屈に弱い(強いは誤り)。
No.8 正答:4
裏当て金は完全溶込み溶接の際に用いるものであり、仮建方のために取り付ける部材(エレクションピース等)ではない。
No.9 正答:2
ST杭は、拡径部を下側にして先端支持力を高めるために使用されるのが一般的であり、上杭の径を大きくするためではない。
No.10 正答:4
建築物の構造計算において、風圧力と地震力は同時に作用しないものとして計算する。
No.11 正答:1
単純梁の中央にモーメント荷重が作用する場合、中央部で曲げモーメント図がステップ状に急変する形状となる。
No.12 正答:3
一般構造用軽量形鋼はSSC材である。STKN材は建築構造用炭素鋼鋼管である。
No.13 正答:3
湿式タイルは、水を含んだ坏土を押出成形して作られる。粉末状の土をプレスで成形したものは乾式タイルである。
No.14 正答:2
ガラス回り目地に適しているのはシリコーン系シーリング材等である。アクリルウレタン系は適さない。
No.15 正答:1
路床は、地盤が軟弱な場合、そのまま締め固めるのではなく、良質土への置換や地盤改良を行う必要がある。
No.16 正答:4
分電盤の配線用図記号は、四角に斜め線を入れた記号等が一般的である。
No.17 正答:1
定風量単一ダクト方式は、一定の風量で送風するため、負荷変動の異なる複数の空間には適していない(VAV方式等が適する)。
【解答はこちら (建築施工) No.18~No.27】
正答・ポイント
No.18 正答:2
ベンチマークは、移動や狂いが生じた場合に確認できるよう、複数(2か所以上)設置する。1か所としたのは誤り。
No.19 正答:1
セメントミルク工法では、根固め液は孔を掘削した直後(杭を挿入する前)に孔底に注入する。
No.20 正答:1
階段の型枠は、一般に原寸図を作成して加工・墨出しを行うが、現場のパネル上で直接墨出しをするのは施工精度上不適当である。
No.21 正答:2
ボルトの締付け順序は、継手の中央部から周辺部に向かって行うのが正しい。しかし、一次締めの後にマーキングを行うなど、手順の抜け落ちや他の選択肢に留意。
No.22 正答:4
垂木の継手は、母屋の上で乱(交互)に継ぐのが一般的である。
No.23 正答:2
バックアップ材は、充填時の目地底を形成するため、目地幅より少し大きい(1~2mm程度広い)ものを使用する。
No.24 正答:1
有機系接着剤がタイル表面に付着した場合は、硬化する前に溶剤を含ませた布等で直ちに拭き取る。硬化後に砂消しゴムで削り取るのは不適当。
No.25 正答:4
コンクリートの散水養生は、表面を荒らさない程度に硬化した後、できるだけ早期に行うものであり、12時間程度を経てからでは遅れによるひび割れのリスクがある。
No.26 正答:3
グレイジングチャンネルの継目は、雨水の浸入を防ぐため、ガラスの上辺中央部とするのが原則である(下辺中央部としたのは誤り)。
No.27 正答:2
モルタル下地の磁器質床タイルの張替えにおいて、残存部分との縁切りにはダイヤモンドカッター等を用い、手作業ののみでは残存部を傷める恐れがある。
【解答はこちら (施工管理) No.28~No.37】
正答・ポイント
No.28 正答:1
埋蔵文化財の有無の調査は、着工に当たって行うのではなく、計画・事前調査の段階で完了しておくべき事項である。
No.29 正答:2
施工中の建築物の一部を仮設事務所として使用する場合、監理者の承認だけでなく、特定行政庁の許可が必要である。
No.30 正答:1
ロールカーペットは、変形や折りぐせを防ぐため、横に倒して俵積みにするのではなく、立てて保管する。
No.31 正答:4
暦日とは、実働日数に作業不能日(休日や天候による休止日)を加えた総日数のことである。
No.32 正答:3
バーチャート工程表は、各作業の開始と終了の日程は分かりやすいが、作業間の先行・後続の論理的関係(クリティカルパスなど)が表現しにくい特徴がある。
No.33 正答:4
性質や状態を調べ、判定基準と比較して良否の判断を下すことは「検査」の定義であり、「試験」ではない。
No.34 正答:2
スランプの許容差は、指定したスランプの値によって許容範囲(±1.5cmや±2.5cmなど)が異なるため、一定とするのは誤り。
No.35 正答:2
記述はマトリックス図法の説明ではなく、他のQC手法(チェックシート等)の要素が混ざっている。マトリックス図法は行と列の交点に関係の有無や程度を示すものである。
No.36 正答:1
労働安全衛生法上、型枠支保工の組立て等には作業主任者が必要だが、「工作物のコンクリートの打込み」自体には作業主任者の選任規定はない。
No.37 正答:3
くさび緊結式足場における壁つなぎの間隔は、専用の基準(垂直方向5m以下、水平方向5m以下等)が定められており、単管足場の法令間隔をそのまま適用したのは誤り。
【解答はこちら (施工管理法:能力問題) No.38~No.42】
正答・ポイント
No.38 正答:4
大梁のかぶり厚さは、主筋だけでなく、帯筋などの最外縁(外側表面)からコンクリート表面までの最短距離を確保する。幅止め筋ではない。
No.39 正答:2
コンクリートの乾燥収縮によるひび割れを少なくするためには、単位水量を減らすとともに、細骨材率を高くするのではなく、適切な範囲で低くする方がよい。
No.40 正答:3
硬質塩化ビニル製軒どいの両端は、温度変化による伸縮を吸収できるよう、接着剤で堅固に取り付けてはならない。
No.41 正答:5
薄手の壁紙仕上げの下地の場合、小ねじの頭はボード表面と同面にするのではなく、少し沈めてパテ処理を行う必要がある。
No.42 正答:5
ISO 14000シリーズは「環境マネジメントシステム」に関する国際規格であり、品質管理に関する用語(ISO 9000シリーズ)としては関係が少ない。
【解答はこちら (法規) No.43~No.50】
正答・ポイント
No.43 正答:1
建築基準法上、工事完了の検査申請は、工事が完了した日から「4日以内」に建築主事等に到達するようにしなければならない。「7日以内」は誤り。
No.44 正答:4
集会場における客用の屋内階段の幅は、建築基準法上、一定規模以上であれば120cmではなくそれ以上の数値(規模に応じた規定)が要求される場合がある。
No.45 正答:3
一般建設業と特定建設業の違いは、発注者から直接請け負う金額ではなく、下請代金の総額が一定額(建築一式工事の場合は7,300万円)以上になる下請契約を締結できるかどうかの違いである。
No.46 正答:4
請負代金に関する技術者の専任要件の金額は、法令改正により変動している(特定金額以上の場合は専任が必要)が、現在の規定額との相違に注意が必要である。
No.47 正答:3
労働者が業務上負傷し、療養のために休業する期間及びその後の「30日間」は原則として解雇してはならない。「14日間」は誤り。
No.48 正答:2
労働安全衛生法上、産業医の選任時は所轄労働基準監督署長への報告義務があるが、「安全衛生推進者」の選任時には報告義務がない。
No.49 正答:2
建設リサイクル法上の特定建設資材は、コンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリートである。粘土瓦は該当しない。
No.50 正答:2
道路にコンクリートポンプ車を駐車して作業を行う場合に必要なのは、警察署長による「道路使用許可」であり、道路管理者による「道路占用許可」を受ける必要はない。
【2026年 関連法規アップデート・注釈】

  • 働き方改革関連法(時間外労働上限規制・4週8休の推進): 2024年4月より建設業でも時間外労働の上限規制が適用され、工程管理における「実働日数」「休日」の算定(週休2日制の確保)が厳格化されています。本試験問題の工程計画・暦日等の概念においても最新の法規を前提とした理解が求められます。
  • 建設業法改正(監理技術者の専任緩和等): 請負代金要件や、特定の条件を満たす場合の特例監理技術者の配置による専任要件の緩和など、主任技術者・監理技術者の配置要件は2024~2026年にかけて段階的に見直されています。金額基準(例:4,500万円、建築一式8,000万円等)の最新情報に留意してください。
  • 改正盛土規制法: 2023年に施行された同法により、事前調査時の地盤や擁壁、盛土の安全確認要件が強化されています。

※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。

令和8年度(前期) 2級建築施工管理技術検定 第一次検定 解答・解説



【総評】令和8年度(前期)2級建築施工管理技術検定の出題傾向と対策

令和8年度(前期)の第一次検定は、全体を通して奇をてらった難問は少なく、基本に忠実な構成でした。しかし、過去問の単なる丸暗記では通用しない「より実務に即した現場対応力」「最新のコンプライアンス意識」を問う傾向が鮮明になっています。

1. 「能力問題(五肢択一式)」は実務判断がカギ

施工管理法の応用能力を問う問題(No.38〜No.42)は、すっかり試験の定番として定着しました。単なる用語の暗記ではなく、「かぶり厚さの確保箇所」や「コンクリートの調合基準」「内装下地のビス留め」など、実際の現場で施工図を見たり、職人さんに指示を出したりする際の判断基準が問われました。

  • 対策ポイント:机上の空論ではなく、「なぜその寸法・手順になるのか」という理屈の理解が必須です。活字だけでなく、図解やマンガ解説などで視覚的に現場のイメージを掴むことが得点アップにつながります。

2. 労働環境・コンプライアンスに関する法規のアップデート

法規分野では、建設業界が現在直面している課題がダイレクトに反映されています。「労働基準法」における休業期間中の解雇制限や、「建設業法」における専任技術者の配置基準などが出題されました。

  • 対策ポイント:古い過去問をそのまま解いていると、法改正前の古い金額基準や日数で覚えてしまうリスクがあります。2024年以降の時間外労働の上限規制(働き方改革)など、常に最新の法令とセットでインプットしましょう。

3. 安全管理と品質管理は「王道」パターンを踏襲

施工管理分野については、バーチャート工程表の特徴やスランプ試験の許容差、足場の組立て基準など、過去10年間の頻出問題が形を変えて出題されています。

  • 対策ポイント:この領域は絶対に落とせない確実な得点源です。特に安全管理については、労働安全衛生法上の数値基準(高さ5m以上など)を正確に押さえましょう。日々の現場で行う「危険予知活動(KY活動)」と結びつけて、実務の延長として覚えるのが効果的です。

💡 ねこまるからの学習アドバイス

活字だけではイメージしにくい「かぶり厚さ」や「足場の壁つなぎ」などの問題は、イラストやマンガで直感的に理解するのが一番の近道です。
「この法令を守らないと、現場でどんな失敗や事故につながるか?」というストーリーで覚えると、記憶への定着率がグッと上がります。毎日の学習をコツコツ積み重ねて、確実な合格を掴み取りましょう!

後期(第一次検定・第二次検定)について

令和8年度の後期試験につきましては、試験が実施され問題が公開され次第、順次PDFと解答解説を追加更新する予定です。

過去問アーカイブ

 

まとめ:効率的な独学スケジュール

2級建築施工管理技術検定の合格に向けた最大の鍵は、最新の法改正(働き方改革関連法や盛土規制法など)の動向を正確に把握することと、良質な過去問解説での反復学習です。

毎日少しずつでも問題に触れることで、専門用語や現場のルールが自然と身につきます。当サイトのマンガ解説や過去問アーカイブを活用して、視覚的に楽しく学習を進めましょう!

 



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