【最新版】一級土木施工管理技士|水中コンクリートの基礎を最短完全攻略【過去問・図解・マンガ・無料PDF】
このページでは、一級土木施工管理技士の基礎分野で頻出の「水中コンクリート(トレミー管・水中不分離性コンクリート・レイタンス)」を、暗記カード → 図解 → マンガ → 過去問 → 無料PDF → FAQの流れで一気に整理します。
港湾工事や基礎工事の問題とリンクしやすいテーマなので、浚渫・土質調査・音響測深【No.39】や、水中コンクリート・トレミー【No.40】をセットで押さえると得点効率が一気に上がります。
マンガでつかむ!水中コンクリートのNG施工と正しい打設イメージ

暗記カード:水中コンクリートの最重要ポイントだけ先に覚える
- トレミー管の先端は常に打ち込まれたコンクリート内に2m以上埋め込む
- 水中不分離性コンクリートは粘性が高く、圧送圧力↑・打込み速度↓
- 水中での横移動は禁止(材料分離・品質低下の原因)
- 打設後はレイタンスを完全除去して次工程の付着を確保
- 流動性はスランプフロー(約50cm)で管理する
水中コンクリートは、コンクリートの吸水率・安定性【No.6】や、打込み・締固め【No.10】とも知識がつながります。構造物全体の品質管理の一部としてイメージしておくと理解が早くなります。
【図解】水中コンクリートの施工(トレミー管・不分離性・レイタンス)

1. トレミー管の埋め込み深さと先端管理
- トレミー管の先端は常に打ち込まれたコンクリート内に2m以上埋め込むのが原則です。
- 先端が水中に露出すると、コンクリートが水中に直接落下し材料分離を起こします。
- 打上がり面はなるべく水平に保ちつつ連続打設し、打ち継ぎ面を最小限にします。
2. 水中不分離性コンクリートの流動性と圧送特性
- 水中不分離性コンクリートは粘性が高く、管内抵抗が大きいのが特徴です。
- そのため、通常のコンクリートに比べて圧送圧力は大きくなり、打込み速度は遅くなります。
- 流動性はスランプではなくスランプフロー(約50cm)で管理します。
3. 横移動禁止とレイタンス除去
- 水中でコンクリートを横方向に引きずるように移動させる行為は禁止です。
- 打設後、上面に浮き上がるレイタンス(セメントペースト+微細粒子)は必ず除去します。
- レイタンスを残したまま次の打設や被覆を行うと、付着不良・はく離の原因になります。
水中コンクリートの考え方は、塩害・電気防食【No.19】や、ひび割れ・水和熱【No.20】とも関連します。海水環境・マッシブな構造物では、ひび割れや鉄筋腐食とセットでイメージしておくと応用問題にも対応しやすくなります。
【過去問】No.40 水中コンクリートの施工管理(トレミー管・不分離性・レイタンス)
【No. 40】 水中コンクリートに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 水と接触する部分のコンクリートの材料分離を極力少なくするため、打込み中はトレミー及びポンプの先端を固定しなければならない。
- 水中不分離性コンクリートは、水中落下させても信頼性の高い性能を有しているが、トレミー及びポンプの筒先は打ち込まれたコンクリートに埋め込んだ状態で打ち込むことが望ましい。
- 水中不分離性コンクリートをポンプ圧送する場合は、通常のコンクリートに比べて圧送圧力は小さく、打込み速度は速くなるので注意を要する。
- 水中コンクリートの打込みは、打上がりの表面をなるべく水平に保ちながら所定の高さ又は水面上に達するまで、連続して打ち込まなければならない。
正解とポイント
正解:(3)
水中不分離性コンクリートは粘性が高く、管内抵抗が大きいため、圧送圧力は大きくなり、打込み速度は遅くなるのが正しい理解です。「圧力は小さく、速度は速い」という記述は逆なので誤りとなります。
各選択肢の解説
-
(1) 不適当:
トレミー管の先端は固定するのではなく、常に打ち込まれたコンクリート内に埋め込んでおく必要があります。先端を固定すると、打上がりに伴って先端が水中に露出し、材料分離の原因になります。 -
(2) 適当:
水中不分離性コンクリートであっても、トレミーやポンプの筒先は打ち込まれたコンクリート内に埋め込んだ状態で打設するのが基本です。これは通常の水中コンクリートと同じ考え方です。 -
(3) 不適当:
粘性が高いほど管内抵抗は大きくなるため、圧送圧力は大きくなり、流動性が低い分打込み速度は遅くなります。記述はこの関係を逆に書いているため誤りです。 -
(4) 適当:
水中コンクリートの打込みでは、打上がり面をなるべく水平に保ちつつ連続打設することが重要です。打ち継ぎや局所的な盛り上がりは、材料分離や品質不良の原因となります。
出題難易度:★★★☆☆(特性理解が必須)
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暗記カードで要点を押さえたあと、PDFで一気に演習することで、最短で合格レベルの得点ゾーンに到達できます。
FAQ:水中コンクリートと試験対策のよくある質問
Q1. 水中コンクリートの問題は毎年出題されますか?
A. 毎年必ずではありませんが、港湾・基礎・コンクリートの分野で定期的に出題される頻出テーマです。特にトレミー管の扱い方や水中不分離性コンクリートの特性は、ひっかけ選択肢としてよく使われます。
Q2. 水中不分離性コンクリートの「圧送圧力」と「打込み速度」はどう覚えればよいですか?
A. キーワードは「粘性が高い=押しにくい=圧力↑・流れにくい=速度↓」です。通常コンクリートと逆に覚えるのではなく、「粘性が高いとどうなるか」をイメージすると忘れにくくなります。
Q3. このページだけで本番レベルまで到達できますか?
A. 水中コンクリートに関しては、暗記カード+図解+マンガ+過去問+PDF演習まで揃っているので、本番レベルまで十分到達できます。さらに、関連分野として塩害・電気防食【No.19】やひび割れ・水和熱【No.20】も合わせて学習すると、構造物全体のイメージがつながり、応用問題にも強くなります。
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