一級土木施工管理技士マンガ解説|寒中コンクリート・暑中コンクリートの違いをイメージで理解

暗記カード|寒中コンクリート・暑中コンクリートの一発暗記ポイント
- 寒中コンクリート:日平均気温が4℃以下 → 寒中コンクリートとして施工する。
- 暑中コンクリート:日平均気温が25℃を超える → 暑中コンクリートとして施工する。
- 暑中コンクリートの混和剤:コールドジョイント防止には「促進形」ではなく「遅延形」を用いる。
- 保温・給熱養生後は急冷禁止。表面ひび割れ防止のために適切に保護する。
図解で整理|寒中コンクリート・暑中コンクリートの温度条件と混和剤の使い分け
一級土木施工管理技士のコンクリート問題では、「気温の境界」と「混和剤の種類」が頻出です。数値とキーワードをセットで覚えておくと、他の問題にもそのまま応用できます。
寒中コンクリートのポイント
- 日平均気温が4℃以下になることが予想される場合 → 寒中コンクリートとして施工する。
- 目的:凍害防止と初期強度確保。
- 保温養生・給熱養生後は、急激に寒気にさらさないように表面を保護する。
暑中コンクリートのポイント
- 日平均気温が25℃を超える時期に施工が想定される場合 → 暑中コンクリートとして施工する。
- 高温により水和反応が早まり、スランプ低下・ひび割れ・コールドジョイントが発生しやすい。
- 減水剤・AE減水剤は「促進形」ではなく「遅延形」を用いて、凝結を遅らせる。
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マンガで理解|夏場と冬場でコンクリート施工はどう変わる?

過去問本問【No.9】寒中コンクリート及び暑中コンクリートの施工
【問題】寒中コンクリート及び暑中コンクリートの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- (1) コンクリートの施工時、日平均気温が4℃以下になることが予想される場合は、寒中コンクリートとしての施工を行わなければならない。
- (2) 寒中コンクリートでは、保温養生あるいは給熱養生終了後に急に寒気にさらすと、表面にひび割れが生じるおそれがあるので、適当な方法で保護し表面の急冷を防止する。
- (3) 日平均気温が25℃を超える時期にコンクリートを施工することが想定される場合には、暑中コンクリートとしての施工を行うことを標準とする。
- (4) 暑中コンクリートでは、コールドジョイントの発生防止のため、減水剤、AE減水剤については、促進形のものを用いる。
正解とワンポイント解説
正解:(4)
暑中コンクリートでは、気温が高く水和反応が早く進むため、コールドジョイントが発生しやすくなります。そのため、凝結をさらに早める「促進形」ではなく、凝結を遅らせる遅延形の減水剤・AE減水剤を用いるのが正しい施工です。
選択肢ごとの確認
- (1) 正しい:日平均気温4℃以下 → 寒中コンクリート。
- (2) 正しい:保温・給熱養生後の急冷はひび割れの原因となるため、表面保護が必要。
- (3) 正しい:日平均気温25℃超 → 暑中コンクリートとして施工するのが標準。
- (4) 誤り:暑中では「促進形」ではなく「遅延形」を使用する。
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FAQ|寒中コンクリート・暑中コンクリートのよくある質問
Q1. 寒中コンクリートと通常のコンクリート施工の一番の違いは?
A. 最大の違いは「凍害対策」と「初期強度確保」です。日平均気温4℃以下では、コンクリート中の水分が凍結しやすくなるため、保温・給熱養生などで温度管理を行い、凍結前に十分な強度を確保する必要があります。
Q2. 暑中コンクリートで特に注意すべきトラブルは?
A. 代表的なのは、スランプ低下、ひび割れ、コールドジョイントです。高温で水和反応が早く進むため、打込みから締固め・仕上げまでの時間管理と、遅延形混和剤の活用が重要になります。
Q3. 寒中・暑中コンクリートの数値はどう覚えればよいですか?
A. 「4℃以下で寒中」「25℃超で暑中」とセットで覚えるのがおすすめです。暗記カードに「4℃以下=寒中」「25℃超=暑中」「暑中は遅延形混和剤」と書き出して、スキマ時間に何度も見返すと定着が早くなります。
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