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NEKOMARU STUDY
マンガ・暗記ノート

【1級建築施工管理技士】マンガ解説「コンクリート構造計画」の頻出キーワード解説&1次試験類似問題対策

今回の記事では、「一級建築施工管理技士」試験における建物の構造バランスと弱点に焦点を当てた類似問題を5問ご紹介し…

建築学基礎:構造学、環境学、計画・意匠の図解と猫のキャラクター

今回の記事では、「一級建築施工管理技士」試験における建物の構造バランスと弱点に焦点を当てた類似問題を5問ご紹介します。マンガの解説や過去の出題傾向を参考にして、コンクリート構造計画のキーワードを完全網羅しましょう。試験で頻出の言葉の入れ替えなど、注意点も解説していきます。一級建築施工管理技士取得を目指す皆さん、一緒に問題攻略していきましょう!

1級建築施工管理技士過去問マンガで説明|構造バランスの頻出ポイント

一級建築施工管理技士 建物の構造バランスと弱点をマンガで解説する図

建物構成・耐震設計の1級建築施工施工管理技士試験重要ポイント表

1級建築施工管理技士マンガ:エキスパンションジョイント、耐震設計、剛性変化、構造計画

項目 重要度 ひっかけキーワード 対策のポイント
エキスパンション ★★★ 「構造体を緊結する」 緊結はNG。構造的に分離してクリアランス確保。
屋上突出部 ★★★ 「設計震度を小さくできる」 設計震度は増大が基本。
短柱 ★★★ 「短いほど靭性に富む」 短いほど脆く危険
偏心(ねじれ) ★★★ 「重心と剛心を離すほど安定」 近づけるのが正解。
剛性の変化 ★★☆ 「剛性を高めれば集中しない」 剛性急変階に被害集中。
床スラブ・小梁 ★★☆ 「コンクリート強度だけで対策」 小梁でスパン短縮が有効。

1. 建物の変形を逃がす:エキスパンションジョイント

キーワード:乾燥収縮、不同沈下、あき寸法

  • 長すぎる建物のリスク: 乾燥収縮や不同沈下によりひび割れが発生しやすい。
  • 切り離して「あそび」を作る: 建物を分割するエキスパンションジョイントが有効。
  • ぶつかり防止: 地震時の衝突を避けるため、建物高さに応じた十分なあき寸法が必要。

2. 弱点になりやすい「屋上の出っ張り」

キーワード:屋上突出部、剛性急変、設計震度増大

  • ムチのように振り回される: 屋上突出部は剛性が急変し、揺れが増幅される。
  • 「増し増し」で設計: 設計震度は一般階より大きく設定する。

3. 地震で真っ先に折れる「短柱」

キーワード:短柱、ぜい性破壊、同一断面

  • 短い柱は硬い: 腰壁などで拘束され短くなると、力が集中しやすい。
  • ぜい性破壊: 長柱より先に急激に破壊しやすい。

4. 建物の「ねじれ」とバランス

キーワード:重心、剛心、偏心距離

  • 重さと固さの中心を近づける: 偏心距離が大きいとねじれが激しくなる。
  • 剛性の不連続を避ける: 特定階の剛性が小さいと損傷集中。

5. 床や梁の「たわみ」防止

キーワード:床スラブ、小梁

  • 床を小分けにする: 小梁でスパンを短くし、たわみを抑制。

合格への1級建築施工施工管理技士ワンポイント

試験では「重心と剛心の距離(小/大)」「短柱が(先/後)に破壊」などの逆ひっかけが頻出です。

「硬いものほど先に折れる」「重さと固さの中心がズレるとねじれる」という物理イメージで覚えると強いです。

1級建築施工管理技士 過去問類似問題5問にチャレンジ|構造バランス・弱点

第1問:エキスパンションジョイント(EJ)

エキスパンションジョイントに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 平面的に長大な建物は、乾燥収縮や不同沈下によるひび割れを防止するため、エキスパンションジョイントで建物を分割するのが有効である。
  2. エキスパンションジョイントのあき寸法(クリアランス)は、地震時に両側の建物が衝突しないよう、建物の高さを考慮して決定する。
  3. エキスパンションジョイントで分割された建物相互の変形量を考慮し、十分な間隙を確保しなければならない。
  4. 建物の一部をエキスパンションジョイントで切り離した場合でも、建物全体の剛性(かたさ)は一体のものとして計算する。

第2問:屋上突出部の設計

煙突や水槽などの屋上突出部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 屋上突出部は、建物本体と剛性が急変するため、地震の揺れが増幅されやすい。
  2. 屋上突出部の設計における地震力は、一般の階に比べて設計震度を増大させて算出する。
  3. 屋上突出部には、ムチの先端のように激しい揺れが生じるため、本体よりも大きな水平力が作用する。
  4. 屋上突出部の設計震度は、建物が頑丈であれば、一般の階と同じ震度を用いてもよい。

第3問:短柱(たんちゅう)の破壊

同一階に混在する柱の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 同一階に同一断面の長柱と短柱が混在する場合、地震時には硬い短柱の方に力が集中しやすい。
  2. 腰壁や垂れ壁によって拘束されて短くなった柱は、長柱よりも先に破壊しやすい。
  3. 短柱に生じやすい急激な破壊のことを「ぜい性破壊」と呼び、耐震設計上、最も避けるべき現象の一つである。
  4. 柱のぜい性破壊を避けるためには、柱にかかる軸方向圧縮応力度をできるだけ大きく設定するのがよい。

第4問:建物のねじれ防止

建物の平面バランスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 地震時に建物がねじれるのを防ぐため、建物の「重心」と「剛心」の距離(偏心距離)をできるだけ小さくする。
  2. 耐震壁を建物の片側に極端に寄せて配置すると、剛心の位置が偏り、ねじれ変形が生じやすくなる。
  3. 偏心距離を大きく確保するほど、地震時の建物の挙動は安定し、被害は軽微になる。
  4. 建物の平面形状がL字型やT字型など複雑な場合は、ねじれが生じやすいため注意が必要である。

第5問:階ごとの剛性バランス

上下階の構造バランスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 特定の階だけ階高を高くすると剛性が不連続になるため、その階の剛性を高める等の調整が必要である。
  2. 耐震壁の量などが上下階で著しく変化している場合、剛性の小さい方の階が被害を受けやすい。
  3. 各階の剛性に大きな偏りがあると、地震の応力が特定の場所に集中し、損傷が大きくなる原因となる。
  4. 建物の強度が十分であれば、特定の階の剛性が他の階に比べて極端に小さくても、地震時の変形は均一に保たれる。

1級建築施工管理技士 類似問題5問【解答と解説】

  • 第1問:4解説: EJで切り離した建物は構造的に別物として扱います。「一体のもの」として計算してはいけません。
  • 第2問:4解説: 屋上突出部は激しく振られるため、設計震度は必ず増大させます。
  • 第3問:4解説: 軸方向圧縮応力度を大きくするとぜい性破壊を招きやすく危険です。
  • 第4問:3解説: 偏心距離は小さくするのが基本です。大きいとねじれが激しくなります。
  • 第5問:4解説: 剛性が極端に小さい階は層崩壊を起こしやすく非常に危険です。

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