今回は道路工事のプロフェッショナル資格になります。令和4年度の1級舗装施工管理の問題をこちらにまとめていきたいと思います。
令和4年問題:1級舗装施工管理技術者資格試験合格方法/過去問題10年分ダウンロード 今回取り上げるのは、道路工事における専門職資格である1級舗装施工管理技術者資格試験についてです。
令和4年度の問題を中心にまとめ、試験合格の方法に焦点を当てて解説していきます。この資格は民間資格ではありますが、その難易度は他の資格と比べても高いと言われています。
何故なら、合格率が低く、また過去問が公開されていないため、受験者にとって試験の準備が非常に困難な課題となっていることでしょう。しかしながら、この度、過去10年分の問題をまとめましたので、受験の際に是非ご参考いただければと考えております。
令和4年:1級舗装施工管理:土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規
試験形式:四肢択一式(60問全問必須問題)になります。全問必須問題なのがやっかいですね。その試験の科目は、土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規から出題されてきます。
一般試験は、4つの解答群から不適なものや適当なものを選ぶ方式で、60%以上で合格になります
その、1級の一般試験問題数を細かく分けていきますと
- 土木知識10問
- 舗装知識10問
- 舗装施工・維持管理32問
- 法規8問
舗装の施工・維持管理が半分を占め、施工・維持・工程・安全・品質・出来形の管理方法について幅広い知識が問われます。
令和4年(2022年年)1級舗装施工管理技士問題ダウンロード

1級舗装施工管理過技術者資格過去問:一般問題
【令和4年度】1級舗装施工管理 過去問解答・解説|合格への全60問徹底網羅
第1問〜第20問:一般土工・舗装設計・材料
のり面保護、擁壁、ボラード、測量、CBR、設計理論、各種材料に関するセクションです。
- 【解答はこちら 1~10問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 1 (3) 湧水が多い場合は密閉せず、地下排水施設等で「排水」を図るのが原則です (p. 2)。 2 (2) 控え壁式は逆T型に比べ、部材厚を「薄く」でき、コンクリート量を節約できます (p. 2)。 3 (1) N型ボラード(路車境界用)の高さは、原則として「0.25m以下」とされています (p. 2)。 4 (4) 緑化基礎工は、植生工を施工する際に「必ず設置しなければならない」ものではありません (p. 3)。 5 (3) 特許権等の使用に関する責任は、原則として「受注者」が負うものとされています (p. 3)。 6 (2) 技術検査は、請負代金の支払いのためではなく「工事の品質確保等」のために行われます (p. 3)。 7 (1) 線形決定において、設計条件となる点の座標値は「3級基準点」以上が標準です (p. 4)。 8 (2) ボーリング孔壁への加圧により特性を求めるのは「孔内水平載荷試験」等です (p. 4)。 9 (4) CBR試験用の試料採取は、露出面から「1m以内(の所定の深さ)」から行います (p. 4)。 10 (3) 構造設計では、塑性変形だけでなく「疲労破壊」に対する耐久性を確保するのが主目的です (p. 5)。
- 【解答はこちら 11~20問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 11 (2) 塑性変形輪数はアスファルト舗装の指標であり、コンクリート舗装の設計には用いません (p. 5)。 12 (1) 橋面舗装は、死荷重軽減のため一般に交通条件によらず「6〜8cm」とします (p. 5)。 13 (4) コンポジット舗装は、一般に「下層にコンクリート、表層にアスファルト」を用いるものです (p. 6)。 14 (2) 80〜100は比較的柔らかく、一般地域よりも「積雪寒冷地域」等に適しています (p. 6)。 15 (4) 廃棄物を主原料としたものは「エコセメント」です。シリカセメントはシリカ質混合物を用います (p. 6)。 16 (3) 粒度調整砕石は、一般に「修正CBRが80以上」のものを使用します (p. 7)。 17 (4) セメント・瀝青安定処理材料の品質は、一般に「一軸圧縮強さ」等で管理します (p. 7)。 18 (4) アスファルトの針入度が小さい(硬い)方が、一般に「耐流動性」には優れますが剥離とは別です (p. 7)。 19 (1) ポーラスアスファルトの最適アスファルト量は、通常「飛散抵抗性やダレ試験」で決定します (p. 7)。 20 (1) 舗装用コンクリートは、舗設ができる範囲内で「できるだけスランプが小さい」のが望ましいです (p. 8)。
第21問〜第40問:施工・品質管理・維持修繕
再生資材、施工実務、プラント管理、調査・点検、補修工法、工程管理に関するセクションです。
- 【解答はこちら 21~30問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 21 (3) 再生利用を繰り返すことで旧アスファルトの針入度は「低く(硬く)」なる傾向があります (p. 8)。 22 (3) 浸透水量は「現場透水量試験」等で評価します。水浸マーシャルは耐水性の評価用です (p. 8)。 23 (2) 安定処理工法は、現状路床のCBRが「3未満」の場合に改良を目的として適用するのが一般的です (p. 9)。 24 (4) セメント安定処理路盤の一層の仕上がり厚は、原則として「15cm以下」を標準とします (p. 9)。 25 (4) ストレートアスファルト混合物の製造温度は、一般に「145〜170℃」程度の範囲で設定します (p. 9)。 26 (2) 運搬中にスランプは「小さく」なるのが一般的です。大きくなる(柔らかくなる)ことはありません (p. 10)。 27 (3) 振動ローラを使用した場合、一般に仕上げにロードローラを用いる必要性は高くありません (p. 10)。 28 (3) 骨材飛散が生じやすい箇所では、通常、混合物の空隙を「小さく」して耐久性を高めます (p. 10)。 29 (1) 石粉の散布は付着力を損なう恐れがあるため、寒冷期でも養生時間を守るのが原則です (p. 11)。 30 (1) 鉄筋の組立ては、縦方向鉄筋が「上側」となるように配置するのが一般的です (p. 11)。
- 【解答はこちら 31~40問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 31 (4) プレコート砕石は「舗設後」に散布し、タイヤローラ等で圧入します。クッカで混ぜるものではありません (p. 11)。 32 (1) 施工速度が速くなると、スクリードが浮き上がり「敷きならし厚さが薄く」なる傾向があります (p. 12)。 33 (1) マシンガイダンスは情報を「提示」するのみで、自動制御を行うのは「マシンコントロール」です (p. 12)。 34 (2) 老化によるひび割れは、交通量の「多い」箇所で沈下やわだちを伴って発生しやすいです (p. 12)。 35 (1) 薄層オーバーレイ工法は一般に「維持工法」であり、構造設計(厚さ計算)は行いません (p. 13)。 36 (2) コンクリート版上のオーバーレイの最小厚は、通常「10cm」以上が推奨されます (p. 13)。 37 (3) わだち部オーバーレイは、流動ではなく「摩耗」によって生じたわだちの補填に適します (p. 13)。 38 (1) グルービングの溝は、施工性に関しては「縦方向」の方が優れているとされます (p. 14)。 39 (2) 条件が明示されていない場合は「監督員と協議」して決定するのが約款の基本です (p. 14)。 40 (2) 施工体制の決定において選任が必要なのは、現場代理人と「主任(監理)技術者」等です (p. 14)。
第41問〜第60問:工程・安全・品質管理・法規
工程表、原価、安全規制、検査、関連法規(労基、安衛、建設業、道路、環境)に関するセクションです。
- 【解答はこちら 41~50問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 41 (1) 所要期間の「長い」作業(クリティカルパスに関わるもの)から優先的に検討するのが原則です (p. 15)。 42 (4) 原価管理は、完成時ではなく施工中に「定期的(月次等)」に把握し、改善に繋げるものです (p. 15)。 43 (2) ダンプの後進時には死角が多いため、誘導員をつけて安全を確保するのは適切です (p. 15)。 44 (3) 夜間に視認できる保安灯は、前方「150m」以内から視認できる光度が必要です (p. 16)。 45 (3) 安全・衛生委員会は「毎月1回以上」開催しなければなりません (p. 16)。 現行法同様 46 (2) 表層との一体化を図るため、プレコート砕石は基層面から突出させず「圧入」するのが原則です (p. 16)。 47 (1) 目地の表面高さは、夏期には「やや低く」、冬期には「やや高く」なるように注入します (p. 17)。 48 (4) 抜き取り検査が行われる場合、受注者は一般に出来形管理結果を「提出」する必要があります (p. 17)。 49 (4) 瀝青安定処理の基準試験は、修正CBRではなく「マーシャル安定度」等で行います (p. 17)。 50 (2) 高さおよび幅についても、平均値だけでなく「個々の測定値」が判定基準を満たす必要があります (p. 18)。
- 【解答はこちら 51~60問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 51 (1) 塑性変形輪数は「ホイールトラッキング試験」で求めますが、記述の算出プロセスに一部誤りがあります (p. 18)。 52 (2) 支持力係数は平板載荷試験で求めます。プルーフローリングは「不良箇所の発見」用です (p. 18)。 53 (3) 安全管理者の選任義務は、建設業では常時「50人以上」の労働者を使用する場合です (p. 19)。 現行法同様 54 (4) 主任技術者を置いている下請負人であっても、一括下請負(丸投げ)は「原則禁止」されています (p. 19)。 現行法同様 55 (3) 植樹帯の幅員は、第四種道路において「1.5メートル」を標準とする記述は適切です (p. 19)。 56 (4) 環境基準を定める公害には「地盤の沈下」や「悪臭」も含まれます (p. 20)。 現行法同様 57 (4) 一般粉じん発生施設の届出は、市町村長ではなく「都道府県知事(または市長)」に行います (p. 20)。 現行法同様 58 (4) 騒音の規制基準は、特定建設作業の場所の境界線で「75デシベル(または85デシベル)」等です (p. 20)。 現行法同様 59 (1) 再生資源利用計画の作成が必要な砕石の重量は、現在は「500トン以上」が対象です (p. 21)。 【重要】量基準の確認 60 (4) 産業廃棄物の委託において、受注者(運搬者)に対し「マニフェスト(管理票)」を交付します (p. 21)。 現行法同様
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な舗装施工管理の技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
試験の問題内容は試験形式:経験記述(必須問題1問)と記述式問題(4問中2問を選択解答)になります。
さて、その問題内容はこちら
応用試験は全て記述式での出題となるため、その対策を行うことが合格率を上げるためのポイントとなります。
2022年1級舗装施工管理技術者:過去問応用問題
1級舗装施工管理技術者合格へのまとめ
本日は、道路工事のプロフェッショナル資格である令和4年度の1級舗装施工管理技術者資格試験に関する問題と過去問題のまとめについてご紹介しました。この試験は民間資格でありながら難易度が高く、過去問が公開されていないため受験者にとって準備が難しいとされています。
しかし、今回過去問をまとめることで、受験の参考になるかもしれません。 この資格に興味を持っている方々からは多くの問題点やコメントが寄せられています。誤りや間違いがあれば、お知らせいただけると幸いです。皆様のご意見やアドバイスは、受験者にとって非常に有益なものとなるでしょう。
さて、令和4年度の1級舗装施工管理の試験科目は土木工学、舗装工学、施工管理、関連法規です。この試験は土木施工管理技士としての知識と能力を問うものであり、合格には幅広い知識と実務経験が必要です。受験者の皆様にとって、この資格試験が一層充実したものとなることを願っております。
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