何か手軽に始められる趣味はないかなあ…と思い、家庭菜園を始めてみようと思っている方もいるのではないかと思います。
ですが、家庭菜園といってもプランターや土を揃えたりしなければならないので少し手間と費用が掛かるものでもあります。
また、プランターといっても場所を取ってしまったり、土などでベランダが汚れてしまったなんて困ったことになる可能性もあります。
そこで、今回は最近注目されている「水耕栽培」の魅力と家庭菜園を始めるときに知っておくべきポイントを解説していきたいと思います。
このブログは他にもこのようなことがまとめてあります。合わせて気になる記事を確認してみてください。全体を確認するにはこちら
家庭菜園と水耕栽培違い育てる前に知っておきたい知識

基本的に美味しい野菜を育てるには、野菜の状態をいつもチェックすることが必要ですが、他にも野菜を育てるうえで必要なことはたくさんあります。
では、水耕栽培の魅力について紹介する前に知っておきたい野菜を育てる上での基礎知識を解説していきます。
野菜作り知識①:それぞれの最適な栽培時期を知る
それぞれの野菜には、栽培や作業に最適な季節やタイミングがあり、 適切な時期に植えれば、病気や害虫に強い元気な野菜が作れます。
また、野菜に最適な季節や日照、気温のもとで育ててやると、手間がかからず、作業も簡単です。
育てたい野菜の最適な栽培時期を知ることも野菜作りの重要なポイントです。
野菜作り知識②:土づくりをしっかり行う
おいしい野菜を作るためには、しっかりと土作りをすることが大切です。 よい土に植えれば、病気や害虫に抵抗力のある、丈夫な株に育てることが出来ます。
また、栽培途中に雨が降った時には、野菜が酸欠にならないように土のお手入れをしてあげることも大切です。
野菜栽培を成功させるためには、土の管理にも気をつけましょう。
また、土の状態を見るとともに水が不足していないか、病気や害虫が発生していないかなど、こまめに様子を確認するようにしましょう。
詳しい土づくりについては以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
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野菜作り知識③:野菜作りで起こる「連作障害」に気を付ける
毎日、野菜の変化を見ているうちに水や肥料を与える最適な時期もわかってきますし、 病害虫の発生を早期に発見出来れば、被害を最小限に抑えられます。
同じ野菜を同じ場所で連続して育てていると、生育が極端に悪くなったり、枯れてしまうことがあります。 この現象を連作障害といいます。
連作障害の原因には、土中の肥料成分や微生物のバランスが崩れてしまうことをはじめ、いろいろな条件がありますが、連作障害を避けるためには、3年から5年のサイクルで、栽培する野菜を畑の中で移動させていくことが必要となります。
次の年の野菜を守ることも考えて、作付け計画を立てましょう。
野菜作り知識④:家庭菜園の野菜作りに適切な道具をそろえる
野菜作りには色々と道具が必要になります。
しかし、最初から道具を揃えるのではなく、それぞれの道具の使い方を理解してから、自分が育てたい野菜の栽培に必要なものから揃えましょう。
基本的に家庭菜園で必要な道具は以下の5種類になります。
はさみ
枝を切ったりする以外にも、間引きや収穫の時にも使います。病気がうつるのを防ぐために、使用後はよく洗いましょう。
スコップ
畑を耕すときに、土を運んだり穴を深く掘ったりすることに使います。また、堆肥などを施すときにも使えます。
移植ごて
移植ごて:苗の植えつけや間引いた苗を別の場所に移植したりするときなどに使います。また、スコップでは難しい狭い範囲を耕すときにも利用します
家庭菜園ジョウロ
水やりに使います。水の出口であるハス口が取り外せるものが使い勝手がよいです。
くわ
土を耕したり土寄せをしたりするときに使います。また、畝を作る時、狭い範囲の草を取るときにも使います。
種まき後に土を均一にかぶせるのに使います。かまと同じように草取りに使いますが、草取り以外にも土をならしたりするときにも利用できます。
野菜作り知識⑤:畑にいろいろな種類のものを植え込む
先述した連作障害のように、同じ畑でひとつの品種だけ育てていると、病気や害虫が広がった時に全滅しまうことがあります。
また、土の中の特定の栄養分ばかりを使ってしまうので、せっかく作った栄養たっぷりな土もすぐに駄目になってしまい、美味しい野菜ができなくなってしまいます。
多くの品種を少しずつ育てることが、家庭菜園の基本です。
スペースを十分にとる
限られた場所に、出来るだけたくさんの野菜を育てたいと思うと、ついつい密集して野菜を植えてしまいがちです。
株と株の間のスペースを十分にとっていないと、日当たりが悪くなって、野菜の育ちは悪くなってしまいます。また、風通しが悪くなると病気にもかかりやすくなります。
ひとつの株と株の間に十分な広さを取って育てましょう。
植えつける時には、株が成長したときの大きさをイメージしながら、株間は出来るだけ広くとるとよいでしょう。
また、作業をするためにしゃがんだり、通路として利用したりするスペースも十分に確保することも忘れないようにしましょう
天候や気温にも注意する
気温が低い日や長雨が続くと、野菜は十分に成長してくれなくなります。また、じめじめした天気が続くと、病気も発生しやすくなります。
常にお天気はチェックして、すぐに対応できるように準備しておくことも美味しい野菜をつくるために大切なことです。
また、病気や害虫対策のために農薬をまいても、直後に雨が降ったりすると、十分な効果が出なくなったりすることもあります。
効率よく作業するためにも、日々のお天気チェックを欠かさないようにしましょう。
たとえ、家庭菜園といっても病気や害虫の発生は避けては通れません。
油断していると、いままで大切に育ててきた野菜たちもあっという間に駄目になってしまいます。
日々、野菜の様子を出来るだけチェックして、病気や害虫の発生に気がついたら、早めに対策を行いましょう
ではもっと気軽に出来る水耕栽培についてまとめいきたいと思いますので次のページをチェックしてみて下さい。
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