一級建築士・二級建築士学科試験の「施工:コンクリートの打ち重ね時間間隔」がわかりやすい!過去問頻出の重要ポイントを解説
この記事で学べること
・打ち重ね時間間隔の基本的な目的(コールドジョイントの防止)
・外気温25度を境にした時間制限のルール
・試験で問われる施工管理のひっかけポイント
一級建築士および二級建築士の学科試験において、施工科目のコンクリート打ち重ねは「よく出る(共通単元)」です。コンクリートの凝結が始まり、層間で一体化しなくなる「コールドジョイント」を防ぐために、温度に応じた時間制限を正しく理解しているかが合否を分けます。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、外気温と時間制限の関係を直感的にイメージできるようになります。
【ランクA】打ち重ね時間間隔の鉄則と試験での攻略法
現場の感覚では「作業が遅れても、見た目がよければ大丈夫だろう」と思いがちですが、学科試験では厳密な時間管理が正解になります。ここを取り違えると確実に落とされるため注意が必要です。

試験で必須となる打ち重ね時間間隔(標準)を整理しましょう。
- 外気温 25度未満:150分(2時間半)以内
- 外気温 25度以上:120分(2時間)以内
ネコマルも現場では「25度がボーダーライン、暑い日は2時間以内に打設完了!」と常に時計を見ているにゃ!試験では、「外気温25度以上の場合に150分以内とする」といった制限を緩めるひっかけが頻出だから、気温と時間のセットを正確に暗記しておくのが攻略のポイントにゃ。
一級・二級建築士学科試験の過去問に挑戦
【問題1:二級建築士レベル】
コンクリートの打ち重ね時間間隔に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. コンクリートの打ち重ね時間間隔は、コールドジョイントの発生を防止するために適切に管理する。
2. 外気温が25度未満の場合、打ち重ね時間間隔の標準は150分以内である。
3. 外気温が25度以上の場合、打ち重ね時間間隔の標準は120分以内である。
4. 外気温が25度以上の場合であっても、コンクリートの凝結を遅延させる混和剤を使用すれば、打ち重ね時間間隔は必ず300分以内まで延長できる。
解答:4
解説:凝結遅延剤等を使用する場合、試験等により凝結時間をあらかじめ確認する必要があります。「必ず300分以内まで延長できる」という断定的な記述は不適当です。
【問題2:一級建築士レベル】
コンクリートの打ち重ね施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 打ち重ね時間間隔を管理する目的は、先に打ち込んだコンクリートと後に打ち込んだコンクリートが一体化しなくなる、コールドジョイントの発生を防ぐことにある。
2. 打ち重ね時間間隔の制限は、外気温が高いほど凝結が早まることを考慮して短く設定されている。
3. 大規模な構造物や、打ち込みが連続する場合には、あらかじめ施工計画においてコンクリートの打設速度や打ち重ね順序を十分検討する。
4. 打ち重ね時間間隔が制限を超えてしまった場合、コールドジョイントが発生しないよう、その層にのみ急結剤を散布すれば問題はない。
解答:4
解説:打ち重ね時間間隔を超過してしまった場合、単純に急結剤を散布するだけでは一体化の保証はできません。打ち継ぎ面の清掃や処理、あるいは事前の施工計画見直しなど、より専門的な対策が必要となります。
まとめ:打ち重ね時間管理は、コンクリートを「ひとつの塊」にするための重要な施工ルールです。ネコマルと一緒に、過去問のひっかけを解きながら、適切な管理基準をしっかりと定着させていきましょう!
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