一級建築士・二級建築士学科試験の「施工:コンクリートのスランプ値と空気量」がわかりやすい!現場とのギャップを埋める過去問対策
この記事で学べること
・コンクリートのスランプ値・空気量の目的と管理基準
・現場で適用される「許容範囲(許容差)」の数値ルール
・試験で問われる施工管理のひっかけポイント
一級建築士および二級建築士の学科試験において、施工科目のコンクリート工事は非常に重要です。この単元は「よく出る(共通単元)」であり、単なる「目安」としてではなく、現場の品質管理において「どの程度の誤差までが許容されるのか」という数値基準を正しく理解しておくことが合格への必須条件です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、現場の試験練り・試験打設で必須となる管理数値を直感的にイメージできるようになります。
【ランクA】スランプ値と空気量の鉄則と試験での攻略法
現場の感覚では「少し硬めだけど許容範囲だろう」と判断することもありますが、学科試験では厳密な数値ルールが問われます。ここを取り違えると確実に落とされるため注意が必要です。

試験で必須となる管理基準(JIS等に基づく標準)を整理しましょう。
- スランプ値:コンクリートのワーカビリティー(施工しやすさ)を示す指標。目標値に対して±2.5cmの許容差がある。
- 空気量:コンクリートの凍結融解抵抗性やワーカビリティーに影響する。目標値に対して±1.5%の許容差がある。
ネコマルも現場では「スランプは±2.5、空気量は±1.5!」と常にチェックしているにゃ!試験では、「スランプの許容差を±1.5cmとする」といった、数値を混同させるひっかけが頻出だから、スランプと空気量の数値をセットで正確に暗記しておくのが攻略のポイントにゃ。
一級・二級建築士学科試験の過去問に挑戦
【問題1:二級建築士レベル】
コンクリートの品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. コンクリートのスランプ値は、コンクリートの施工しやすさ(ワーカビリティー)を表す指標である。
2. スランプ試験において、スランプ値の目標値に対する許容差は±2.5cmである。
3. コンクリートの空気量は、凍結融解抵抗性に影響を与えるため、適切に管理する必要がある。
4. 空気量の目標値に対する許容差は、±2.5%と定められている。
解答:4
解説:空気量の目標値に対する許容差は±1.5%です。±2.5%はスランプの許容差であり、混同しないようにしましょう。
【問題2:一級建築士レベル】
レディーミクストコンクリートの品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 現場に搬入されたコンクリートのスランプ値が許容範囲を外れた場合であっても、他の品質(強度等)が確保されていれば、そのまま打設を行ってもよい。
2. 空気量の管理は、コンクリートの耐久性(耐凍害性)を確保する上で非常に重要であり、適切なAE剤等の使用量管理が必要である。
3. スランプ値の測定は、コンクリートの流動性を確認するために必須であり、試験練りや現場搬入時に実施する。
4. 許容差を超えたコンクリートは、ワーカビリティーが著しく低下したり、あるいは材料分離を起こしたりするリスクが高まるため、受け入れを行ってはならない。
解答:1
解説:スランプ値が許容範囲を外れたコンクリートは、所定の施工性が確保できないため、そのまま打設してはなりません。現場で調整を行うか、返却等の判断が必要です。
まとめ:コンクリートの管理値は、建物の強度と耐久性を守るための「約束事」です。ネコマルと一緒に、過去問のひっかけを解きながら、正しい管理数値をしっかりと定着させていきましょう!
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