一級建築士・二級建築士学科試験の「建築計画:太陽の軌跡と日照時間」がわかりやすい!過去問頻出の重要ポイントを解説
この記事で学べること
・夏至と冬至における太陽の南中高度の違い
・太陽の軌跡と建物の影の長さの関係
・試験で問われる日照計画のひっかけポイント
一級建築士および二級建築士の学科試験において、環境・設備科目の日照計画は非常に重要です。この単元は「よく出る(共通単元)」であり、太陽の動きと建物の影の関係を論理的に理解しておくことが合格への必須条件です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、夏至と冬至の太陽の動きの違いを、影の長さという観点から直感的にイメージできるようになります。
【ランクA】太陽の軌跡と日照の特性、試験での攻略法
現場の感覚では「夏は暑いから日が長い、冬は寒いから日が短い」と考えがちですが、学科試験では夏至と冬至の「南中高度」と「影の長さ」の正確な数値的関係が問われます。ここを取り違えると確実に落とされるため注意が必要です。

試験で必須となる太陽の軌跡の基本特性を整理しましょう。
- 夏至:太陽の南中高度は最も高くなり、日照時間が最も長い。影は短くなる。
- 冬至:太陽の南中高度は最も低くなり、日照時間が最も短い。影は長くなる。
- 日影規制の基準:冬至の日の影の長さが規制の対象となる。
ネコマルも敷地の配置を考えるときは、まず「冬至にどれだけ影が伸びるか」を計算しているにゃ!試験では、「夏至の影が一番長くなる」といったひっかけ問題が頻出だから、太陽の高さと影の長さは反比例することをセットで覚えておくのが攻略のポイントにゃ。
一級・二級建築士学科試験の過去問に挑戦
【問題1:二級建築士レベル】
日照および太陽の軌跡に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 日本において、冬至の日の太陽の南中高度は、夏至の日に比べて低くなる。
2. 夏至の日は、冬至の日に比べて、一日の日照時間が長くなる。
3. 建物の影の長さは、太陽の南中高度が高いほど短くなる。
4. 冬至の日の午前9時から午後3時まで、太陽は南中高度が最も高くなる位置を通る。
解答:4
解説:太陽が南中高度(その日の中で最も高い位置)を通るのは、正午付近です。午前9時から午後3時の間ずっと南中高度にあるわけではありません。
【問題2:一級建築士レベル】
日影規制および太陽の軌跡に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1. 日影規制は、日照を確保するために、冬至の日の太陽の動きを基準として影の長さを規制するものである。
2. 北緯35度付近において、夏至の日の太陽の南中高度は、約78度である。
3. 冬至の日の太陽の軌跡を基準とすると、夏至に比べて建物の影は全方向において常に短くなる。
4. 太陽の方位角は、季節に関係なく、常に真東から昇り、真西に沈むわけではない。
解答:3
解説:冬至の日は太陽の南中高度が最も低いため、影が最も長くなります。したがって、夏至に比べて冬至のほうが影は長くなります。「全方向において常に短くなる」という記述は不適当です。
まとめ:日照計画は、建物の快適性と法的規制を左右する重要な要素です。ネコマルと一緒に、過去問のひっかけを解きながら、太陽の動きと日影の特性をしっかりと定着させていきましょう!
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