1級建築施工管理技士 過去問PDFダウンロード:令和5年度(2023年)
令和5年度の試験問題と解答PDFを以下のボタンから取得できます。試験直前の総仕上げにご活用ください。令和5年度 1級建築施工管理技士 過去問解説:合格を勝ち取る実務的アプローチ
1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士、2級造園施工管理技士の資格を保有する筆者が、令和5年度の過去問を徹底解説します[cite: 1]。2026年現在、建設業界では働き方改革関連法による「残業規制」の遵守が必須となり、限られた時間で成果を出す効率的な学習が合否を分けます[cite: 1]。本記事では、実務レベルの根拠に基づいた専門的な解説を提供します。独自のマンガ解説を活用し、最短ルートでの合格を目指しましょう。1級建築施工管理技士 過去問分析:第一次検定(午前)重要項目
午前の部は、環境工学、構造、設備などの基礎知識が幅広く問われます。過去問の出題パターンを把握することが、安定した得点への近道です。【合格への近道】マンガで学ぶ重点リンク集
- 【解答はこちら (建築学・一般) 1~15問】
問 正答・ポイント 1 (3) 日照・日射:水平ルーバーは「南面」、縦ルーバーは「東西面」の日射遮蔽に効果がある。 2 (4) 採光・照明:光度は「光源」の明るさ。反射面の明るさ(面輝度)は「輝度」をいう。 3 (3) 音響:単層壁において、面密度が大きいほど音響透過損失は「大きく」なる。 4 (4) 免震構造:ダンパーは「水平方向」の変位を抑制し、地震エネルギーを吸収する。 5 (3) RC構造:床スラブの最小鉄筋比は、コンクリート全断面積に対して「0.2 %」以上とする。 6 (2) 鉄骨構造:幅厚比が大きくなると「局部座屈」を生じやすくなる。 7 (1) 杭基礎:負の摩擦力は、支持杭より「摩擦杭」のほうが影響が小さい(一般に支持杭で問題となる)。 8 (1) 構造力学:引張縁応力度の計算。P/A – M/Z により算出。 9 (2) 構造力学:ヒンジラーメンの水平反力。モーメントのつり合いより算出。 10 (2) 構造力学:モーメント荷重を受ける門形ラーメンの曲げモーメント図。 11 (1) コンクリート材料:減水剤は、耐凍害性を向上させるものではなく、ワーカビリティー改善に用いる。 12 (3) 金属材料:鉛は「耐アルカリ性」に劣るため、コンクリートに接する箇所には適さない。 13 (4) 石材:石灰岩は「耐酸性」に乏しく、屋外(外装用)には適さない。 14 (4) 防水材料:改質アスファルトシートⅠ類は「一般地域」、Ⅱ類が「積雪・寒冷地」用で耐折り曲げ性が良い。 15 (3) 塗料:合成樹脂エマルションペイントは、アルカリ性に強いため「モルタル面」に適している。
- 【解答はこちら (建築施工・共通) 16~20問】
問 正答・ポイント 16 (1) 植栽:枝張りは、樹木の四方面に伸長した枝の幅の「平均」とする。 17 (2) 電気設備:低圧の区分は、直流「750 V」以下、交流「600 V」以下をいう。 18 (4) 給排水設備:排水槽の底の勾配は、吸込ピットに向かって「1/15以上 1/10以下」とする。 19 (1) エレベーター:停電時の予備照明は「2ルクス」以上の照度が必要。 20 (1) 契約:設計図書には、現場説明書や質問回答書も「含まれる」。
- 【解答はこちら (建築施工・躯体) 21~30問】
問 正答・ポイント 21 (1) 仮設:乗入れ構台の支柱は、建物の構造体を「避けて」配置する。 22 (2) 土工事:ディープウェル工法は「砂礫層」等の透水性の高い地盤に適している。 23 (1) 杭工事:杭の吊り上げは、2点吊りの場合、端部から「0.21L」付近を支持する。 24 (3) 鉄筋工事:充填継手(スリーブ継手)は、スリーブ内にグラウト等を充填して接合する。 25 (2) 型枠工事:鋼管枠支保工の水平つなぎは、最上層及び「5層」以内ごとに設ける。 26 (4) コンクリート工事:外気温25℃超のとき、練混ぜから打ち終わりまで「90分」以内とする。 27 (1) 鉄骨工事:倒壊防止用のワイヤロープは、建入れ直し用に「兼用してはならない」。 28 (2) 木工事:大断面集成材のドリフトピン下孔径は、ピン径「マイナス 1.5 mm」程度とする。 29 (3) 建設機械:アースドリル掘削機は、一般にリバース掘削機より「掘削深度が浅い」。 30 (3) 耐震改修:コンクリート圧入工法は、隙間が生じにくいため「有効な」工法である。
- 【解答はこちら (建築施工・仕上げ) 31~39問】
問 正答・ポイント 31 (4) 防水:ALCパネル目地への増張りシート幅は「100 mm」程度とする。 32 (3) 石工事:乾式工法のファスナー調整範囲は、一般に「±5 mm」程度とする。 33 (1) 屋根:タイトフレームの取付け間隔は、一般に「600 mm」程度(折板の山ごと)とする。 34 (2) 天井:天井段違い部の斜め補強は、間隔「900 mm」程度で行う。 35 (3) 左官:モルタル下塗りの放置期間は「14日以上」とする。 36 (2) 建具:外部に面するフラッシュ戸の見込み部は「四方」を表面板で包む。 37 (3) 塗装:木材保護塗料は「希釈せず」原液のまま使用する。 38 (2) ALCパネル:横壁アンカー構法では、自重受け金物を「2段」ごとに設ける。 39 (3) 改修:防火認定の壁紙張替えでは、裏打紙を「完全に除去」しなければならない。
- 【解答はこちら (施工管理) 40~44問】
問 正答・ポイント 40 (4) 施工計画:道路使用許可の申請先は、所轄の「警察署長」である。 41 (3) 仮設:仮設電力契約は、工事の進捗(負荷の増減)に応じて「随時見直す」計画とする。 42 (2) 材料管理:砂付ストレッチルーフィングは、ラップ部を「上」に向けて縦置き保存する。 43 (2) 安全管理:JV代表者届の提出期限は、仕事の開始の日の「前日」まで(14日前ではない)。 44 (1) 工程管理:工程計画では、まず「日程計画」を立て、次に「手順計画」を確認する順が逆。
1級建築施工管理技士 過去問解説:第一次検定(午後)と足切り対策

【重要】施工管理法の応用能力問題に注意午後の試験では「施工管理法(応用能力)」の足切りラインを突破することが最優先です。最新の現場安全基準を網羅した過去問演習が、合否を分ける決定打となります。
- 【解答はこちら (施工管理法) 45~54問】
問 正答・ポイント 45 (1) 鉄骨工事:ガスシールドアーク溶接の能率は 1人1日当たり 10~15m 程度が一般的。 46 (4) 工程管理:FF(フリーフロート)を使い切っても、後続作業のESTに影響しない範囲であればTFには影響しない。 47 (3) 品質管理:鉄骨梁の長さの許容差は、製品検査において「±3mm」以内(工作図寸法に対し)とする。 48 (1) 品質管理:時系列で工程が管理状態にあるか評価するのは「管理図」である。 49 (1) 品質管理:製品として完成したものが要求事項を満足するか判定するのは「完成検査(最終検査)」である。 50 (2) 公衆災害:防護棚(朝顔)の跳出し長さは水平距離で 2m 以上、角度は 20度以上とする。 51 (3) 安全管理:土止め支保工作業主任者の職務に「墜落制止用器具の使用状況監視」は規定されていない。 52 (3) 安全管理:単管足場の壁つなぎ間隔は、垂直 5.0m 以下、水平 5.5m 以下とする。 53 (2) 安全管理:つり足場の点検は、脚部の沈下ではなく「つりワイヤの損傷や緊結状態」が主となる。 54 (4) 安全管理:移動式クレーンの合図の方法は「事業者」が定めなければならない。
- 【解答はこちら (施工管理法・応用能力) 55~60問】
問 正答・ポイント 55 (2)(4) 鉄筋工事:90度フックの内法直径は呼称25d以上は 4d 以上、135度フックの余長は 6d 以上とする。 56 (1)(5) コンクリート:扁平な骨材はワーカビリティーを低下させる。スランプ21cmは21N/mm2では一般的ではない。 57 (1)(3) 鉄骨工事:表面割れは完全に削除。食い違いの許容差は板厚により異なる。 58 (2)(5) シーリング:ポリサルファイド系と変成シリコーン系は相性に注意。打継ぎ位置は交差部を避ける。 59 (2)(4) 内装工事:巻きぐせ取りは24時間以上放置。溝切りの深さはシート厚の 2/3 程度とする。 60 (4)(5) 仕上げ検査:コンクリートの乾燥確認は高周波水分計等。タイルの浮きは打診用ハンマーを用いる。
- 【解答はこちら (法規) 61~72問(選択回答)】
問 正答・ポイント 61 (1) 建築基準法:主要構造部でない間仕切壁の模様替は、大規模の模様替に該当しない。 62 (4) 建築基準法:防火・準防火地域内では、10m2 以内の増築であっても建築確認が必要。 63 (2) 建築基準法:劇場等の客席区画は 1,000m2(耐火構造なら 1,500m2)ごと等、規模により異なる。 64 (3) 建設業法:2024年改正により、建築一式工事で許可を要しない軽微な工事は「1,500万円」未満等に据置き。 65 (4) 建設業法:現場代理人の選定に発注者の承諾は不要(通知義務のみ)。 66 (2) 建設業法:施工体制台帳の作成義務は、下請契約総額「4,500万円(建築一式 7,000万円)」以上。 67 (3) 労働基準法:休憩時間は自由に利用させなければならず、留守番を命じることは労働時間に該当する。 68 (1) 安衛法:常時10人以上50人未満の現場では「安全衛生推進者」の選任が必要。 69 (4) 安衛法:クレーン運転士免許で玉掛け業務に就くことはできない(別途技能講習が必要)。 70 (2) 廃棄物処理法:自ら運搬する場合、収集運搬業の許可は不要だが運搬基準の遵守が必要。 71 (1) 盛土規制法:排水施設等の除却工事に着手する「14日前」までに届出が必要。 72 (1) 振動規制法:油圧式くい抜機を使用する作業は、特定建設作業から除外されている。
1級建築施工管理技士 過去問攻略:第二次検定(記述試験)の極意

| 出題項目 | 対策のポイント |
|---|---|
| 施工経験記述 | 働き方改革(2024年問題)や合理化など、実務に即した最新の課題を過去問から抽出して準備しましょう。 |
| ネットワーク工程表 | 正確な日程計画と手順計画の策定が求められます。過去問演習でケアレスミスをゼロにします。 |
1級建築施工管理 第二次検定(令和5年度)完全解答・記述のポイント解説
- 【必須問題】 問題1:経験記述(品質管理)の構成ポイント
項目 記述のポイント・事例例 1.現場での重点管理 事例例:①コンクリート工事(品質:強度と充填性。管理項目:受入検査と締固め方法。)、②防水工事(品質:水密性。管理項目:下地の乾燥状態確認と膜厚管理。)、③タイル工事(品質:接着強度。管理項目:接着剤のオープンタイム遵守と引張試験。)。 2.組織的な取組 取組例:不適合事例のリアルタイム共有(ICTツールの活用)、全工種を対象とした社内専門技術者による中間検査の実施。効果例:ヒューマンエラーの未然防止、若手技術者の施工管理能力の底上げ。
- 【必須問題】 問題2:仮設物の計画(足場・リフト・仮設道路)
仮設物 設置計画の留意・検討事項(記述例) 1.くさび緊結式足場 ①建地の間隔は桁行方向1.85m以下、梁間方向1.5m以下とする。②壁つなぎの間隔は、垂直方向5.0m以下、水平方向5.5m以下を遵守する。 2.建設用リフト ①荷受構台の開口部には、リフト搬器と連動する自動開閉扉や手すりを計画する。②基礎は搬器や積載荷重に耐え、沈下しない構造(コンクリート敷設等)を検討する。 3.場内仮設道路 ①大型車両の旋回半径を考慮した幅員(隅角部の隅切り等)を確保する。②路盤の安定のため、砕石敷込みや敷鉄板の設置による支持力を検討する。
- 【必須問題】 問題3:躯体工事工程表(事務所ビル)
設問 解答・数値 1.作業内容 作業④:柱配筋(圧接共)、作業⑦:梁型枠組立て 2.最早開始時期 作業③のEST:10日目 3.フロート ⑥型枠締固めのFF:1日、⑩床配筋のFF:1日 4.総所要日数 22日
- 【必須問題】 問題4:施工上の留意事項(切梁・スペーサー・デッキ・コン打設)
項目 施工上の留意事項(記述例) 1.鋼製切梁支保工 ①火打ちや交差部の接続は専用のボルト等で確実に緊結する。②プレロード導入時は、各部材の軸力が設計値に達しているか圧力計で確認する。 2.スペーサー等 ①スラブ用スペーサーは、上筋の荷重に耐える十分な個数と配置間隔を確保する。②梁・柱の側面には、型枠に確実に密着するドーナツ型スペーサー等を使用する。 3.鋼製デッキプレート ①デッキの継ぎ目や端部は、溶接やタッピンねじ等で構造体に確実に固定する。②コンクリート打設中のたわみ防止のため、支保工(サポート)の設置計画を遵守する。 4.コンクリート打設 ①自由落下高さは1.5m以内とし、材料分離を防止する。②バイブレータは垂直に挿入し、下層に10cm程度食い込ませて一体化を図る。
- 【選択問題】 問題5:五肢択一(技術・仕上げ)
項目 解答(選択肢) 1.ビニル防水 (4) a:40, b:溶着剤又は熱風, c:液状シール材 2.タイル強度検査 (5) a:破壊, b:下地モルタル, c:3 3.折板屋根 (1) a:近い, b:100, c:ドリリングタッピンねじ 4.軽量鉄骨壁下地 (3) a:50, b:600, c:900 5.モルタル仕上げ (4) a:金ごて, b:未ごて, c:はけ引き 6.アルミ建具 (5) a:500, b:1.5, c:前 7.パテ処理 (1) a:パテしごき, b:全面, c:美装性 8.タイルカーペット (3) a:100, b:1, c:床パネル
- 【選択問題】 問題6:五肢択一(法規)
法文 解答(選択肢) 1.建設業法 ①:③1月, ②:①労務費 2.建築基準法 ③:③1.5, ④:②ゆるみ 3.安全衛生法 ⑤:⑤危険, ⑥:④再発
【2026年最新基準の重要ポイント】
- 墜落制止用器具:問題6の安全衛生法に関連し、現在は「安全帯」ではなく「墜落制止用器具」としての管理が完全に義務化されています。
- 働き方改革:施工計画(問題3)においては、2024年4月からの残業規制を考慮した「4週8休」ペースの工程算出が記述の基本となります。
- 建設業法改正:下請代金の支払(問題6)について、2024年の改正により、より迅速な現金支払いや労務費への配慮が強化されています。
※この解答・解説は、提供された試験問題(令和5年度)に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。