平成29年(2017年)の2級造園施工管理技士の過去問をこちらでは、まとめています。
2級造園施工管理技士の資格取得は、造園業界での専門性と信頼性を高める重要な一歩となります。この記事では、平成29年(2017年)の2級造園施工管理技士の過去問を、詳細に解説してまとめています。1次検定と2次検定における試験内容や難易度、対策方法などを中心にご紹介します。
造園施工管理技士としてのステップアップを目指す方々にとって、過去問対策は合格に向けての重要な準備段階となります。技士としての資格を取得し、専門知識をさらに磨き上げるための手助けとして、ぜひこの記事を活用してみてください。
2級造園施工管理技士2017 年過去問PDFダウンロード

造園施工管理技士になるためには「造園施工管理技術検定」に合格しなければなりませんが、まずは申し込みを2級造園施工管理技術検定 | 一般財団法人全国建設研修センター (jctc.jp)こちらから確認して、試験スケジュールと願書の提出漏れ等ないようにチェックしておきましょう。
2級造園施工管理技士の2017年度過去問PDFをダウンロードすることは、資格試験の準備において非常に重要です。過去問を解くことは、試験の形式や出題傾向を理解し、自身の弱点を克服するための効果的な方法です。過去問を通じて、どのような問題が出題されるのかを把握し、対策を練ることができます。特に造園施工管理技士の試験は、専門性が高く難易度も高いため、過去問演習は不可欠です。
過去問PDFをダウンロードして、しっかりと対策を立てて臨んでください。頑張ってください!
2級造園施工管理学科試験問題:平成29年1次検定

平成29年1次検定2級造園施工管理技士学科試験問題
- 【解答はこちら (庭園史・植物・土壌・肥料) 1~10問】
問 正答・ポイント 1 **(3) 江戸 / 兼六園:** 池泉回遊式は大名庭園として江戸時代に発達。1・2の鎌倉時代、4の天龍寺(南北朝)は不適。 2 **(2) 土壌の保水性:** 一般に粘土分が多いほど保水性は「**大きく(高く)**」なる。小さくなるという記述は不適。 3 **(1) 酸性 / 酸性 / 消石灰:** 日本は雨が多く酸性になりやすいため、アルカリ性の消石灰等でpHを改良する。 4 **(3) てんぐ巣病:** ソメイヨシノ等で小枝がほうき状に密集する典型的な症状。もち病は膨れる症状。 5 **(4) アブラムシ類:** 新芽に群生して吸汁し、葉の巻込みや萎縮を引き起こす。カミキリムシは材部を食害。 6 **(3) 葉 / カリ:** (A)窒素は「葉肥」。(B)カリは「根肥」と呼ばれ、欠乏すると下葉から黄化する。 7 **(1) キンセンカ・デージー:** これらは秋播き一年草。コスモスは春播き、ダリアは球根、シバザクラは宿根草。 8 **(2) 落葉広葉樹:** カツラ、コブシ、サルスベリの組合せ。1のマテバシイは常緑、4のメタセコイアは落葉針葉樹。 9 **(1) 夏型 / ほふく / 栄養繁殖:** 日本芝(コウライシバ)は夏型で、匍匐茎(ランナー)による栄養繁殖が主。 10 **(3) 見付き:** 庭石を正面から見たときに見える面を「見付き」と呼ぶ。上面は天端。
- 【解答はこちら (コンクリート・樹木施工・剪定) 11~20問】
問 正答・ポイント 11 **(3) コンクリート:** 耐久性を高めるには、一般に水セメント比を「**小さく**」して緻密にする必要がある。 12 **(1) 断根式:** 一般に側根だけでなく「**全ての根**」を切り回す。溝掘り式との違いに注意。不適切な記述。 13 **(4) 枝しぼり:** 枝折れを防ぐため、幹に近い内側の枝から順にではなく「**外側から内側へ**」順に縄で引く。 14 **(2) 水極め:** 土を戻しながら水を注ぎ、棒で突いて根鉢と土を密着させる。中央を低くする(1)は誤り。 15 **(3) 八ツ掛支柱:** 控えとなる丸太は、樹幹または他の丸太との交差部の「**2箇所**」で結束するのが基本。 16 **(2) 徒長枝:** 樹勢が強すぎて勢いよく伸び、樹形を乱す枝。ひこばえ(4)は根元から出る枝。 17 **(4) 芝の刈込み:** 最初の刈込みは草丈が「**2〜3倍**」程度になったら行う。1/3まで伸びるのを待つのは遅すぎる。 18 **(1) 葉面散布:** 根が障害を受けている際、葉から直接養分を吸収させる手法として有効。元肥(3)は遅効性が主。 19 **(1) プライムコート:** 路盤とアスファルトのなじみを良くするのが目的。タックコートは層間の接着。 20 **(4) 機械の組合せ:** アスファルト混合物の締固めには「**ロードローラ**」等を用いる。グレーダは敷きならし用。
- 【解答はこちら (土木・施設・設備・茶庭) 21~30問】
問 正答・ポイント 21 **(3) 西 / 1,000分の1:** メインスタンドは西日を避けるため「西」側。トラックの排水勾配は非常に緩やか。 22 **(2) 建仁寺垣:** 竹を垂直に密に並べ、押し縁で押さえた代表的な遮蔽垣。図(2)が該当。 23 **(4) 法面勾配:** 1:1.5は「垂直1に対して水平1.5」の割合。図(4)の比率が正しい。 24 **(1) 縦 / 湿らせて:** 分離を防ぐため縦シュートが原則。型枠は吸水防止のため事前に湿らせておく。 25 **(4) 片持梁式:** L字型の形状で、底版上の土の重さを利用して安定を図る擁壁。図(4)が該当。 26 **(4) 芝張り側溝:** 芝の維持を考慮し「**底の浅い曲面**」とし、勾配が「**緩やか**」な場所に適している。 27 **(3) 役石:** (A)内露地へ入るためにまたぐ「乗越石」、(B)客が座る「客石」、(C)亭主が座る「亭主石」。 28 **(2) 正 / 誤:** (イ)車両通路の横断高さ5.0m以上は正。(ロ)直接埋設の深さは原則「**0.6m以上**(1.2m以上の場合も有)」必要。 29 **(2) 正 / 誤:** (イ)明示シートは正。(ロ)他の埋設管との間隔は、維持管理のため原則「**30cm以上**」必要。 30 **(4) 設計図書:** 公共工事約款上、設計図書には「仕様書」と「現場説明書」が含まれる。工程表(3)は別扱い。
- 【解答はこちら (施工管理・工程・品質) 31~42問】
問 正答・ポイント 31 **(4) 労務計画:** 作業員の募集や配置計画を含む。車両対策(1)は機械計画、安全活動(3)は安全計画。 32 **(3) 建設発生土:** リサイクル法上の特定建設資材廃棄物には、コンクリ・アスファルト・木材が該当。**土(残土)は対象外**。 33 **(2) 可能 / 不可能:** (イ)640/100*3/5=3.84日(4日内可)。(ロ)990/100*3/7=4.24日(4日内不可)。 34 **(4) Check(検討):** デミング・サークル(PDCA)のCにおいて、計画と実施結果を比較検討する。 35 **(1) 直接費 / 機械運転費:** 材料費・労務費・機械運転費などが直接費(A)に含まれる。 36 **(2) 8 日:** 経路1-2-5-7(7日)、1-3-6-7(8日)、1-4-6-7(7日)の比較により最長は8日。 37 **(2) バーチャート:** 工種Dの遅れは工種E・Fに影響するが、全体工期が「必ず」3日延びるかはフロート次第。不適当。 38 **(2) 根鉢の乾燥:** 乾燥は管理不備だが、根系の発達が良い場合は直ちに「不合格」とせず養生等で対応可能。判定として不適。 39 **(2) 規格判定:** 樹高3.0m以上に対し最大3.2m(○)。幹周合計0.05+0.08+0.07=0.20mに対し設計0.15m(○)。不備を再確認。 40 **(2) 正 / 誤:** (イ)上限に近いため注意は正。(ロ)山が2つあるのは異なる条件の混在を示し「不良」の兆候。 41 **(2) レンジ・中央値:** レンジ 18-10=**8**。中央値(10,12,13,13,15,17,18)の真ん中は**13**。※再計算:14? 42 **(4) コンクリート / 締固め度 / ふるい:** 品質特性と試験方法の正しい組合せ。路盤粒度はふるい分け(C)。
- 【解答はこちら (労働安全・各法規) 43~50問】
問 正答・ポイント 43 **(2) (イ)、(ロ):** 点検責任者を定めず作業員任せにする(ハ)は、安全管理上極めて不適切。 44 **(1) 手すり高さ:** 架設通路の手すりは、原則として高さ「**85cm以上**」必要。75cmは不適当。 45 **(1) 75度 / 3m:** 脚立の角度は75度以下。3m以上の高所からの投下には監視人等の措置が必要。 46 **(4) 都市公園:** 下水道管等の埋設であっても、公園管理者の「**許可(占用許可)**」を得る必要がある。 47 **(3) 4,000万円 / 特定:** 下請総額4,000万円(建築一式は6,000万)以上で特定建設業許可が必要。 48 **(4) 契約事項:** 契約書面に「主任技術者の氏名」を記載する法的義務はない。着手時期(3)等は必須。 49 **(1) 未成年:** 建設業での就業制限は18歳未満だが、中学卒業後の「15歳」から一定の業務には就ける。不適当。 50 **(2) 作業主任者:** 高所作業車の運転等に「作業主任者」の選任規定はない。技能講習等の修了は必要。
【2026年最新基準の注釈】
* 働き方改革: 2024年4月から建設業でも残業上限規制が適用されています。工程計画(問33・36)では、週休2日を考慮した工期設定がより重要です。
* 安全管理: 高所作業(2m以上)での安全帯は「フルハーネス型」の使用が原則義務化されています。
* 法改正: 建設業法の許可基準額や技術者配置ルールが一部引き上げられています。最新の数値を常に確認してください。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
平成29年2次検定2級造園施工管理技士学科試験問題

翌年の2018年からは試験の受験機会が学科試験は2回になりましたが、2017年のこの年は学科は年1回でした。その為、学科の後期はなく実地試験の問題をこちらではアップしていきます。
さて、次は実地試験の問題と解答を説明していきたいと思います。実地試験対策を次のページでチェックしてみてください。
造園施工管理の試験では、経験記述対策が必要ですが、こちらは皆さんの専門分野が少しづつ違うので申し訳ないですが、ご自身でまとめてみてください。実地試験は問題【1】【2】【3】で毎年出題されているので何回もやれば攻略の糸口は見えてきますね
2級造園施工管理技士過去問2次試験解答
- 【解答はこちら (必須問題1:施工経験記述) 記述のポイント】
設問 記述のポイント・構成案 (1)~(3) 工事概要: 実際に経験した「造園工事」を具体的に記述。名称、場所、工期、金額、立場を明確に。※土木・建築のみの工事は採点対象外です。 (4) 課題: 「工程管理」または「品質管理」から選択。背景(厳しい工期、特殊な樹種、近隣条件、気象など)を含めて解決すべき課題を具体的に記述します。 (5) 処置・対策: (4)の課題に対し、現場で実際に行ったアクション(人員配置の変更、施工手順の見直し、養生強化等)とその具体的効果を記述します。
- 【解答はこちら (必須問題2:造園施工管理) 設問(1)~(3)】
問 正答・ポイント 2(1)イ 作業手順: A:カ(植え穴の掘削)、B:イ(立込み)、C:ウ(水鉢を切る)。
※穴を掘り、樹木を据え、埋戻した後に灌水用の水溜め(水鉢)を作る流れです。2(1)ロ 支柱取付: A:末口(すえくち)、B:杉皮(または幹巻きテープ)、C:棕櫚縄(しゅろなわ)。
※丸太の細い方を上にし、樹皮保護材を巻いてから縄で強固に結束します。2(2)イ 整地作業: 1.石礫やゴミ、雑草の根などを丁寧に取り除く。 2.表面排水を考慮し、中央を高くする等の適切な排水勾配(1~3%)をつける。 2(2)ロ 芝の植付け: 目地張り(めじばり)。
※略図のように芝と芝の間に一定の隙間(目地)を空けて並べる手法です。2(2)ハ 目土の役割: 1.芝の乾燥を防止し、活着を助ける。 2.匍匐茎(ランナー)や新芽を保護し、発根を促進する。 2(3)イ 根回し後: 目的:切断面からの細根(吸水根)の発生を促す。 内容:良質な改良土で埋め戻し、入念に突き固める(または水極めを行う)。 2(3)ロ 養生目的: (A)マルチング:地表の乾燥防止、地温の変化緩和、雑草抑制。 (B)寒冷紗:直射日光による葉焼けの防止、蒸散の抑制、防風。
- 【解答はこちら (必須問題3:安全管理) 設問(1)~(4)】
問 正答・ポイント 3(1) 事故への備え: 1.緊急連絡先(病院、消防等)を掲示し周知する。 2.救急箱を常備し、全員が場所を共有する。 3.病院までの搬送経路を事前に確認する。 3(2)イ 安衛法基準: A:10(m)、B:コ(技能講習)、C:ク(特別の教育)、D:30(cm)。 3(2)ロ 高所作業車: 1.アウトリガーを最大に張り出し、敷板等で地耐力を確保する。 2.作業半径内を立入禁止にし、誘導員または合図者を配置する。 3(3) クレーン: (ア):変化する、(イ):重心、(ウ):60度以上、(エ):○。
※定格荷重はジブ角度で変わります。吊り角度は大きい(60度以上)ほうが安定します。3(4) 刈払機安全: 1.作業員同士の間隔を15m以上(安全距離)確保する。 2.キックバックを防ぐため、刈刃の左前方部分で草に当てる。 3.傾斜地では足場を安定させ、下方から上方へ刈り進める。
【2026年最新基準の注釈】
* 安全管理: 高所作業(2m以上:問3(2))では、現在「墜落制止用器具(フルハーネス型)」の使用が原則義務化されています。
* 働き方改革: 施工計画(問1)において、週休2日(4週8閉所)を前提とした適正な工期設定が実務・試験共に重要視されています。
* 環境対策: 建設リサイクル法に基づき、剪定枝や発生土の現場での分別と適正処理の徹底が求められます。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
まとめ
平成29年(2017年)の2級造園施工管理技士の過去問をまとめているこちらの情報は、資格取得を目指す皆さんにとって非常に役立つものですね!1次検定に合格すると「技士補」として、2次検定に合格すると「技士」として活動することができるというのは、とてもやりがいを感じますね。
この試験は、造園施工管理におけるスキルや知識を評価するものであり、合格することで専門家としての地位を得ることができるんですね。技士としての資格を持つことは、造園業界での信頼性や専門性を示す重要な要素となるでしょう。
これからも、継続的な学習とスキルの向上を目指して、造園施工管理技士としてのキャリアを築いていくことは素晴らしい目標ですね!自分の能力を信じて、努力を続けていけばきっと目指す資格を手に入れる日が来るはずです。頑張ってください!