この記事では2級建設機械施工技士検定対策に役立つ、過去問題と解答をまとめてご紹介していきます。
本記事では、2級建設機械施工技士検定の受験対策に役立つ、過去問題と解答をまとめてダウンロードできる情報を提供いたします。
2級建設機械施工技士の取得は、1級建設機械施工技士の受験資格を得られるだけでなく、建設機械の扱いや安全管理責任者としてのスキルを磨く機会でもあります。
また、取得後は主任技術者として活躍する道も開かれます。試験に臨む際には、過去問を活用した効果的な対策が重要ですので、ぜひこの資料を活用して試験勉強に役立ててください。
令和6年:2級建設機械施工管理:過去問ダウンロード
まずは、実地試験の問題からアップしておきますので確認してみてください。
2級機械施工管理技士 乗れる機械は?
2級建設機械施工技士の試験は、下記の第1種から第6種の建設機械の中からご自身で受験科目を選択し試験で選べます。是非自分にあった機械選定して受験してみてはどうでしょうか?
【各種施工機械】
- 第1種(ブルドーザー)
- 第2種(油圧ショベル)
- 第3種(モータ・グレーダ)
- 第4種(ロード・ローダ)
- 第5種(アスファルト・フィニッシャ)
- 第6種(アースオーガ)
令和6年度:2級建設機械施工管理/第二次検定(実地試験)

- 【解答はこちら (施工計画・工程管理) 1~4問】
問 正答・ポイント 1 **(1)** 発注者の標準歩掛は積算の基準。実際の施工は自社の技術力・経験に基づき、創意工夫を活かした施工計画で行う。 2 **(2)** 労務計画は、工程全般を通じて**平準化(山崩し)**を図るのが基本。常にピーク時の人数を確保するのは不経済。 3 **(2)** クリティカルパスは全経路で最長の **0→1→2→4→5→9**。日数は 5 + 3 + 5 + 5 + 4 = **22日**。 4 **(4)** 空欄(A)は**不明**、(B)は**明瞭**、(C)は**明瞭**、(D)は**不明**。各工程図表の特性(手順・日数・進捗・影響)を比較する。
- 【解答はこちら (安全管理・公衆災害防止) 5~6問】
問 正答・ポイント 5 **(4)** 積み込み足場の角度は、機械の転倒や滑落を防ぐため、できるだけ**小さく(緩やかに)**設置するのが原則。 6 **(2)** 工事車両の出入りは誘導員を配置するが、優先すべきは**一般交通(歩行者・一般車両)の安全と円滑な通行**。
- 【解答はこちら (品質管理) 7~8問】
問 正答・ポイント 7 **(3)** 時系列に打点し、規格値との対比や時間的変動を確認するのは**管理図(または管理図の性質を持つグラフ)**の役割。 8 **(2)** ヒストグラムの横軸は「品質特性値(大きさ)」。経過時間や日数を横軸にとるのは**管理図や工程管理曲線**。
- 【解答はこちら (環境保全・産業廃棄物) 9~10問】
問 正答・ポイント 9 **(3)** 地下水の水質確認頻度は現場状況等により定めるが、「毎月5回ずつ」といった一律の固定回数指定は一般的ではない。 10 **(3)** 安定型最終処分場で処分できるのは安定5品目(廃プラ、ゴム、金属、ガラス陶磁器、がれき)。**木くず**は腐敗するため不可。
【2026年対応:法規・技術上の注釈】
* 時間外労働上限規制(問2): 2024年4月からの建設業適用により、無理のない人員配置(平準化)の重要性が増しています。
* 廃棄物処理(問10): 安定型処分場への不適物(木くず等)の混入防止は、排出事業者の責任として厳格に管理されています。
* 安全確保(問6): 近年の事故防止対策では、一般通行者の安全確保を工事車両の出入りよりも優先させることが標準とされています。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
令和6年度/2級建設機械施工管理第:一次検定(学科問題)

- 【解答はこちら (土質・材料・構造・基礎) 1~5問】
問 正答・ポイント 1 **(2) 粘性土の強度:** 粘性土の剪断強度は主に**粘着力**によって生じる。摩擦力は主に砂質土の特性である。 2 **(2) 岩の分類:** 軟岩はリッパ掘削が**可能**なものを指す。リッパ掘削ができないものは「硬岩」に分類される。 3 **(2) コンクリート運搬:** ポンプ圧送時の先送りモルタルの水セメント比(W/C)は、コンクリートのW/C**以上**(潤滑性確保のため)とする。 4 **(2) コンクリート劣化:** 塩害の主な要因は**塩化物イオン**である。硫酸イオンは化学的侵食の要因。 5 **(3) 直接基礎:** 岩盤地盤の場合、滑動抵抗を確保するために平滑面には仕上げず、**凹凸を設ける**のが一般的である。
- 【解答はこちら (土量配分・舗装・杭・軟弱地盤) 6~10問】
問 正答・ポイント 6 **(3) 土量変化率L:** **L = ほぐした土量 / 地山の土量** である。選択肢は分母と分子が逆になっている。 7 **(1) 舗装試験:** 平板載荷試験で得られるのは**地盤反力係数(K値)**。平たん性はプロフィロメータ等で測定する。 8 **(1) アスファルト舗装:** 表層は、路盤ではなく**基層**の不陸を整正し、走行性を確保する役割を持つ。 9 **(1) 基礎杭:** 中掘り杭工法において、掘削液により泥土化させるのは主に**杭先端付近**の地盤である。 10 **(2) 軟弱地盤対策:** 凍結工法は一時的な止水や地盤強化が目的であり、**圧密沈下促進**を目的とした沈下低減には用いられない。
- 【解答はこちら (測量・設計図書) 11~12問】
問 正答・ポイント 11 **(4) GNSS測量:** 電子レベルは水準測量(高低差)に用いる。GNSS測量では**GNSSアンテナや受信機**を使用する。 12 **(2) 設計図書:** 土木工事の設計図書には図面・仕様書・現場説明書等が含まれるが、**契約書**そのものは設計図書に含まれない。
- 【解答はこちら (施工計画・工程管理・安全・品質) 13~17問】
問 正答・ポイント 13 **(2) 施工計画:** 原価の最小化よりも、**安全・品質の確保**が最優先事項として検討されるべきである。 14 **(4) 工程表の名称:** 図(A)工程管理曲線(Sカーブ)、(B)バーチャート、(C)ネットワーク、(D)ガントチャート。 15 **(3) 作業主任者:** 地山の掘削作業主任者の選任が必要なのは、掘削面の高さが**2m以上**(1mではない)。 16 **(3) 傾走防止:** 傾斜地での点検は、駐車ブレーキに加え**輪止め(歯止め)**を確実に行い逸走を防止する。 17 **(4) 最適含水比:** 最適含水比を求めるのは**土の締固め試験**。圧密試験は沈下量や沈下時間の算定に用いる。
- 【解答はこちら (リサイクル・エンジン・燃料・潤滑) 18~22問】
問 正答・ポイント 18 **(4) 指定副産物:** リサイクル法の指定副産物は「コンクリート塊、アスファルト塊、建設発生土」。鉄筋は**再生資源**に該当する。 19 **(4) ディーゼルエンジン:** 過給機(ターボ)は出力向上が目的。着火促進(始動補助)は**グロープラグや吸気ヒータ**が行う。 20 **(2) 潤滑油粘度:** 夏季は油温上昇による粘度低下を防ぐため、SAEグレードの**数字が大きい(粘度が高い)**ものを使用する。 21 **(3) 軽油:** ディーゼル燃料(軽油)の着火性は**セタン価**で示される。オクタン価はガソリンの指標。 22 **(2) エンジンオイル:** マルチグレードオイルは、**広範囲の外気温**に対応した粘度特性を持つオイルを指す。
- 【解答はこちら (建設業法・環境法規・河川法・廃棄物) 23~27問】
問 正答・ポイント 23 **(3) 建設業許可:** 建設業許可の有効期間は**5年**である。3年ではない。 24 **(4) 技術者専任:** 国等の公共工事を請け負った場合、請負代金に関わらず**専任の主任技術者または監理技術者**が必要な場合がある(非専任で良いのは軽微な工事等)。 25 **(3) 振動規制:** 特定建設作業の対象機械にブルドーザは含まれるが、**排出ガス対策型等の認定機**は騒音規制法等の基準が緩和される場合がある。 26 **(4) 河川法:** ダム、堰、水門等の河川管理施設は、河川法上の**河川**に含まれる。 27 **(1) 産業廃棄物:** 建設発生土は「資源」であり、**産業廃棄物には該当しない**。適切に処理(再利用)される。
- 【解答はこちら (労働基準法・労働安全衛生法) 28~32問】
問 正答・ポイント 28 **(1) 公民権行使:** 使用者は労働者の請求を拒めないが、業務に支障がある場合に限り**時刻を変更する**ことは認められている。 29 **(3) 解雇予告:** 労働者の責に帰すべき事由であっても、予告なしに即時解雇するには**労働基準監督署長の認定**が必要である。 30 **(4) 休業補償:** 業務上の負傷による休業補償として支払う額は、平均賃金の**60%**である。半額(50%)ではない。 31 **(2) 作業主任者:** アスファルト舗装の舗設作業には、労働安全衛生法上の**作業主任者**の選任規定はない。 32 **(2) 逸走防止:** 運転者が位置を離れる際は、**原動機を止め、ブレーキをかける**等の措置を講じなければならない。
【2026年対応:法規・技術上の注釈】
* 時間外労働上限規制(2024年問題): 2024年4月からの建設業適用により、施工計画(問13)や工程管理(問14)において、週休2日を考慮した「適正な工期設定」が厳格に求められています。
* 安全帯(墜落制止用器具): 高所作業(2m以上)での安全帯は「フルハーネス型」の使用が原則義務化されており、試験でも名称や規格の変更に注意が必要です。
* 建設業法改正: 社会保険未加入業者への下請発注禁止や、監理技術者の専任緩和(監理技術者補佐の配置)など、最新の雇用・技術体制基準が反映されています。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
2024 年:令和6年/第一種問題

- 【解答はこちら (機械一般・構造:ブル・ローダ・スク) 1~7問】
問 正答・ポイント 1 **(2) ブルドーザ諸元:** けん引力は、履帯のスリップがなければ運転質量に**比例**する。反比例は誤り。 2 **(3) ブル足回り:** スプロケットは駆動輪。走行中の衝撃緩和は、主に**フロントアイドラ(およびリコイルばね)**の役割。 3 **(3) ローダ装置:** Zバー形リンケージは掘削力が大きい。平行昇降に適しフォーク作業等に向くのは**平行リンク形**。 4 **(1) ローダ構造:** 大型機の動力伝達は**トルコンパワーシフト式**が一般的。HST方式は中・小型機に多い。 5 **(4) バケット図:** 図(D)はサイドダンプバケット。一般に「両サイド」ではなく左右どちらか一方にダンプする。 6 **(2) 動力伝達:** トルコン式は、負荷が増大すると出力側の回転数は**低下**し、トルクが増大する特性を持つ。 7 **(4) スクレーパ:** 土砂をまき出す際は、エプロンを開き、エジェクタを**前進**させる構造。後退は積込み時。
- 【解答はこちら (運転・取扱い・故障対策) 8~10問】
問 正答・ポイント 8 **(1) ローダ運転:** アーティキュレート式は前後輪が同一軌跡を通るため、ステアリング時の**内輪差は生じない**。 9 **(4) 泥濘地運転:** スリップしやすい場所では、接地圧を下げ食い込みを良くする**湿地用シュー**等を装着する。シングルは硬岩用。 10 **(2) 故障原因:** リフトアームの上昇が遅いのは油量不足やポンプ劣化。ピン結合の緩みはガタつきや異音の原因。
- 【解答はこちら (土工作業:ブル・ローダ・スク・除草) 11~19問】
問 正答・ポイント 11 **(3) 急斜面押土:** 転落防止のため、刃先が肩に出る前に止め、**土の重みで滑り落とす**。押し切るまで前進しない。 12 **(2) 一般土工:** スクレーパの積込み後の運搬作業は、施工効率を高めるため、可能な限り**高速**で走行する。 13 **(3) リッパ作業:** 岩盤の破砕難易度は、土用のコーンペネトロメータではなく**弾性波速度**を測定して判断する。 14 **(3) ローダ積込:** 組み合わせるダンプは、バケット**3〜4杯**で満載になる容量のものが最も効率が良い。 15 **(4) スク土工:** ボウルへの土砂積込み量は、ボウル容量の**10割(山積み)**程度までとするのが一般的。 16 **(2) 倒木・除草:** 幹周15cm程度の倒木は、標準的なブルドーザのブレード等で作業可能。特殊機に限定されない。 17 **(4) 盛土作業:** 盛土は排水勾配を考慮し、原則として**低いところから高いところへ**順序よく積み上げる。 18 **(1) R&C工法:** 走行中の土砂飛散を防ぐため、バケットの荷は山積みにせず**適量(こぼれない程度)**にする。 19 **(3) 急斜面開削:** 急斜面の開削(切り開き)作業は、安全と効率のため、**上方から**下方へ進める。
- 【解答はこちら (施工量計算:ブルドーザ) 20問】
問 正答・ポイント 20 **(2) 48 m3/h:** 計算式:**Q = (60 * q * f * E) / Cm**。
(60 * 2 * 1.0 * 0.8) / 2 = **48**。
【2026年試験に向けた法規・技術上の注釈】
* 働き方改革: 2024年4月からの残業上限規制により、適正な工期設定と機械の「施工量計算(問20)」による裏付けが重要視されます。
* 安全基準: ブルドーザ等の周囲監視装置の標準化が進んでおり、後退時の安全確保(問19)に関する知識は必須です。
* ICT施工: マシンコントロール(MC)技術による「仕上げ(問19)」が普及しており、従来の手法とあわせて理解が必要です。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
2024年:令和6年/第二種問題

- 【解答はこちら (構造・機能・動力伝達) 1~7問】
問 正答・ポイント 1 **(1) 旋回ブレーキ:** 旋回駐車ブレーキは停止状態を「保持」するもの。無理なく「停止させる」のは主に油圧回路(バルブ等)の役割。 2 **(2) 超小旋回形:** 超小旋回形は後端旋回半径を小さくした機体。伸縮アームは深掘り用等であり、標準装備ではない。 3 **(3) オフセットブーム:** 平行移動して溝掘り等を行う。ブーム全体を左右にスイング(首振り)させるのは「スイングブーム」。 4 **(2) 原動機:** 油圧ショベルの原動機には、一般に**ディーゼルエンジン**が採用される。ガソリンエンジンではない。 5 **(4) ドラグライン:** 機械の設置地盤より低い場所の「軟らかい」土砂掘削に適しており、硬い地盤や砕石には不向き。 6 **(3) 走行方式:** (A)不整地・軟弱地に最適なのは**クローラ式**、(B)公道走行が可能なのは**ホイール式**、(C)その中間が**トラック式**。 7 **(4) 動力伝達:** エンジン → **油圧ポンプ(A)** → **コントロールバルブ(B)** → センタジョイント → モータ → **減速機(C)**。
- 【解答はこちら (運転・取扱い・保守・点検) 8~12問】
問 正答・ポイント 8 **(4) クローラ:** 岩盤や岩石地等の不整地では、ゴムの損傷が激しいため、一般に**鉄製(スチール)クローラ**を使用する。 9 **(3) 油量点検:** 作動油の点検は、油面を安定させるため、エンジン停止後一定時間(5分以上等)経過し、油面が落ち着いてから行う。 10 **(4) 故障原因:** アーム操作「だけ」が作動しない場合、共通の「作動油量不足」ではなく、個別のバルブ等の不具合が疑われる。 11 **(3) ローディング:** ローディングショベル(フェースショベル)は、機械の設置地盤より**上方**の掘削に適している。 12 **(4) 勾配:** 地下水が出やすい場所では、作業箇所を乾燥させるため、掘削箇所に向かって「上り(遠ざかる方向に下り)」勾配をつける。
- 【解答はこちら (施工・作業法・計算) 13~20問】
問 正答・ポイント 13 **(3) 掘削深さ:** 施工効率が最も良いのは、最大掘削深さの**50~80%**程度。最大深さ一杯での作業は効率が悪い。 14 **(2) 両着け:** ダンプをバックホウの両側に配置する「両着け」は、旋回待ちを減らし**タイムロスを最小限にする**効果がある。 15 **(1) 溝掘削:** アーム垂直から「手前」だけでなく「前方」も含めた範囲が有効。特に垂直付近で最大の掘削力が得られる。 16 **(1) 地ならし:** バケット底部を接地させて左右に「旋回」させるのは、旋回装置に無理な負荷がかかるため**禁止事項**である。 17 **(2) 吊り上げ:** クラムシェルで重い荷を吊る際は、機体の安定のためブームをできるだけ**起こした(高い)**状態で行う。 18 **(2) 資格:** クレーン機能付きであっても、クレーン作業を行うには、クレーン運転や玉掛けの**専用資格**が必要である。 19 **(1) 圧砕機:** 油圧圧砕機はコンクリート構造物等の破砕用。バケットのように荷台へ「積み込む」ための装置ではない。 20 **(2) 24 m3/h:** 計算:**(3600秒 / 30秒) × 0.4 × 1.0 × 0.5 = 120回 × 0.2 = 24**。
【2026年対応:法規・技術上の注釈】
* 働き方改革(2024年問題): 2024年4月からの残業上限規制により、施工量計算(問20)に基づく適正な工期設定が合格への鍵となります。
* 安全装置の義務化: 近年の改正により、周囲監視装置(カメラ・検知センサ)の標準化が進んでおり、安全確保(問14・16)における重要性が増しています。
* 墜落制止用器具: 2m以上の高所作業では「フルハーネス型」の使用が原則義務化されています。現場点検(問9)等の高所作業時にも留意が必要です。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
2024年:令和6年/第三種問題

- 【解答はこちら (構造・機能:特徴・ブレード・装置) 1~6問】
問 正答・ポイント 1 **(4) 動力伝達:** 標準機では**パワーシフト式**が一般的。HST方式は小型機や一部の最新機に限られることが多い。 2 **(2) リーニング機構:** 旋回時の小回りや横滑り防止のために行う。**平たん性を確保**するための機構は、ロングホイールベース等である。 3 **(1) ブレード装置:** ブレード昇降シリンダは、ドローバではなく**メインフレーム前面のヨーク部**等に取り付けられる。 4 **(2) スカリファイヤ:** 一般的なスカリファイヤ(掘り起こし爪)は、爪の取付角や切削角の**調整が可能**な構造が多い。 5 **(1) 前車軸揺動:** 前車軸の揺動は路面の凹凸に応じて**機械的(自重等)**に動くものであり、油圧シリンダで上下させるものではない。 6 **(4) タンデム機構:** 走破性や平たん性の維持を目的としており、**旋回半径を小さくする効果**はない。
- 【解答はこちら (運転・取扱い・点検) 7~10問】
問 正答・ポイント 7 **(1) 推進角操作:** 軽負荷作業では、ブレードの推進角を**大きく**して作業幅を広くとるのが一般的。 8 **(3) 傾斜地走行:** 傾斜地を走る際は、機体の安定を保つため**前輪を山側(高い方)**にして走行する。 9 **(3) 公道走行:** 交差点での右左折時にリーニングを併用するのは一般的ではない。主に**ステアリングとアーティキュレート**を操作する。 10 **(3) 点検:** 油圧ポンプや配管からの油漏れ確認は重大事故に繋がるため、月次ではなく**毎日(始業前)点検**で行う。
- 【解答はこちら (土工作業:維持補修・整地・除雪) 11~14問】
問 正答・ポイント 11 **(2) 路肩切削:** 土砂を側溝へ落とさないためには、ブレード推進角を**大きく**し、土を道路中央側へ送り込むようにする。 12 **(3) 広場整地:** 格子形整地法では移動距離を長くして効率を上げるため、一般に**長手方向から**先に作業を行う。 13 **(1) 除雪作業:** 圧雪が「固結してから」開始すると困難になるため、**固結する前**に開始するのが望ましい。 14 **(4) 混合作業:** 路盤材の混合は、爪を**深く**くい込ませ、材料をしっかりかき混ぜるのが効率的である。
- 【解答はこちら (路盤工:敷きならし・仕上げ・混合・溝掘り) 15~19問】
問 正答・ポイント 15 **(3) 路肩部:** ウインドロー(土堤)が路肩にかかると崩壊の原因になるため、**路肩より内側**にくるように作業する。 16 **(4) 仕上げ:** 精度の高い仕上げを行う際は、ブレード推進角を**小さく**し、ブレードの有効幅を広く使って平たんに仕上げる。 17 **(4) はぎ取り:** 硬い地盤の掘り起こしでは、爪を**深く**くい込ませて確実に剥ぎ取るのが効率的。回数を多くするのは不経済。 18 **(2) 混合:** 材料を一箇所に「小山状」に置くと均一に混ぜるのが困難になる。通常は層状やウインドロー状にする。 19 **(2) 溝掘り:** 崩れやすい路肩部のウインドロー処理等は、バンクカット姿勢ではなく、適切な**オフセット姿勢**等で行う。
- 【解答はこちら (施工量計算) 20問】
問 正答・ポイント 20 **(2) 900 m2/h:** 計算式:**(平均速度 V × 有効幅 W × 効率 E) / 回数 N**。
(3,000m/h * 3m * 0.6) / 6回 = 5,400 / 6 = **900 m2/h**。
【2026年対応:技術・実務上の注釈】
* ICT施工(i-Construction): 最新現場では、GNSS等を用いた「マシンコントロール(MC)」により、ブレードを自動制御して仕上げ精度を高める手法が標準化されています(問16)。
* 働き方改革: 施工量計算(問20)に基づく適正な工期設定が求められており、正確な機械性能の把握が不可欠です。
* 周囲監視: モータグレーダは機体が長いため後方の視認性が低く、バックカメラ等の装備が安全管理の観点から強く推奨されています。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
令和6年度2級建設機械施工管理第一次検定択一式問題
第四種問題

- 【解答はこちら (締固め機械の分類・構造・機能) 1~7問】
問 正答・ポイント 1 **(2) 機械の分類:** タンピングローラは「圧力・こね返し」による締固め。ゆすり(振動)効果によるものは**振動ローラやコンパクタ**である。 2 **(4) タイヤローラ:** タイヤが土に沈没しやすいため、一般に含水比の高い粘性土の締固めには不向き。 3 **(2) 舗装用振動ローラ:** 土工用と比べて、一般に**振動数が高く、振幅が小さい**のが特徴。薄い層を均一に固めるため。 4 **(1) ロードローラ:** 砕石やアスファルト用。含水比の高い粘性土の締固めには、こね返し作用のある**タンピングローラ**が適す。 5 **(1) 差動装置:** 差動装置(デフ)は、旋回時に左右の駆動輪に**回転速度差(異なる回転数)**を与えるための装置。 6 **(3) 起振装置:** フレームには防振ゴムが備わっており、振動が直接フレームに伝わらない構造(防振構造)となっている。 7 **(3) 動力伝達:** エンジン → **油圧ポンプ(A)** → **油圧モータ(B)** → **差動装置(C)** → **終減速装置(D)**。
- 【解答はこちら (運転・点検・故障対策) 8~10問】
問 正答・ポイント 8 **(4) 停止操作:** 通常の停止は、**前後進レバーを中立に戻して**停止させてから、駐車ブレーキをかける手順が正しい。 9 **(2) 修理作業:** 修理や整備を行う際は、事故防止のため、原則として**エンジンを停止**してから行う。 10 **(4) 故障原因:** ステアリングポンプの騒音は、油圧回路への空気混入等が主な原因。キングピンの曲がりは「操舵の重さ」等の原因。
- 【解答はこちら (盛土・路盤の締固め) 11~15問】
問 正答・ポイント 11 **(2) 運搬経路:** 盛土を均一に固めるため、工事中の運搬通路は固定せず、**適宜変えて(分散させて)**車両の重みを利用する。 12 **(1) 初転圧:** 路体盛土の初転圧には、材料の押し出しを防ぐため、一般に**タイヤローラや無振動の振動ローラ**が用いられる。 13 **(2) 構造物付近:** 構造物との取付け部は、盛土本体と**同時(一体的)に立ち上げながら**施工するのが基本。 14 **(3) 幅寄せ:** 締固めの「幅寄せ」は、路盤の**低い側から高い側へ**向かって進める。 15 **(3) 路盤施工:** 水分蒸発防止のため1往復だけ、という規定はない。所定の密度が得られるまで**規定の回数**転圧する。
- 【解答はこちら (アスファルト混合物の締固め) 16~19問】
問 正答・ポイント 16 **(3) 急カーブ:** 勾配のあるカーブ等では、材料の押し出しを防ぐため、**駆動輪(ドライブロール)を先行**させて転圧する。 17 **(3) 初転圧:** 初転圧は一般に**2回(1往復)**程度が標準。7往復(14回)は過剰であり材料を傷める原因。 18 **(1) 仕上げ:** 仕上げ転圧は、ローラマークの消去のため、**無振動**のロードローラやタイヤローラで行う。 19 **(4) 縦継目:** 表層の縦継目は、交通安全上の観点から、**レーンマーク(車線境界線)に一致させる**のが望ましい。
- 【解答はこちら (施工量計算) 20問】
問 正答・ポイント 20 **(2) 800 m2/h:** 計算式:**Q = (V * W * E) / N**。
(4,000m/h * 2.0m * 0.5) / 5回 = 4,000 / 5 = **800 m2/h**。
【2026年対応:法規・技術上の注釈】
* 働き方改革: 2024年4月からの残業上限規制により、施工量計算(問20)に基づく「根拠のある工程計画」が重要視されています。
* 安全確保: 締固め機械は死角が多いため、周囲監視装置(カメラ等)の活用や誘導員の配置に関する安全基準が強化されています。
* ICT施工: 転圧回数をGNSS等でリアルタイム管理する「締固め管理システム」の導入が公共工事を中心に標準化されています。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
第五種問題

- 【解答はこちら (アスファルトフィニッシャの構造・機能) 1~6問】
問 正答・ポイント 1 **(4) エンドプレート:** ホッパではなく、**スクリードの両端**に吊り下げられ、混合物の側方流出を防止する。 2 **(1) グレードセンサ:** スクリード後端ではなく、**レベリングアーム付近**に設置し、基準線との高低差を検知する。 3 **(1) スクリュスプレッダ:** 混合物を締め固める装置ではなく、スクリュ回転により**横方向に敷き拡げる**装置である。 4 **(2) プラント混合:** 混合は、通常**骨材と石粉**を先に攪拌した後、アスファルトを散布して行う。同時投入ではない。 5 **(3) タンパ式:** タンパバーの駆動は、一般に油圧シリンダではなく**偏心軸(メカニカル)**によって行われる。 6 **(3) 走行装置:** クローラ式は、ホイール式に比べて接地面積が広いため、路面の凹凸の影響を**受けにくい**。
- 【解答はこちら (コンクリート舗装機械) 7~8問】
問 正答・ポイント 7 **(1) 粗面仕上げ機:** 表面に溝を作るのは「刷毛」や「タイン」。**パドル**は混合物の敷き均し等に用いる部材。 8 **(1) スプレッダ:** ブレード形より**ボックス形**の方が、多量のコンクリートを均一な密度で敷き均すのに適している。
- 【解答はこちら (運転・取扱い・保守・点検) 9~10問】
問 正答・ポイント 9 **(4) 清掃作業:** 固着した混合物の除去にバーナで過度に加熱すると、**スクリードプレートの歪みや焼損**を招く。 10 **(2) 故障と対策:** スクリードの昇降不良は油圧系等の不具合。**クラウン調整**は路面の横断面形状を変えるための操作。
- 【解答はこちら (アスファルト舗装の施工・計算) 11~13、15~16、20問】
問 正答・ポイント 11 **(2) タックコート:** 養生終了後、速やかに施工する。**2日間も放置**すると接着層の機能(粘着力)が著しく低下する。 12 **(3) 交通常開放:** ポーラスアスファルトの場合、表面温度が **50度以下** になってから開放する。70度では高すぎる。 13 **(3) 縦継目:** ホットジョイントの場合、後続混合物と同時に締固める幅は、通常 **20~30cm**。50cmは広すぎる。 15 **(4) 混合物分離:** ミキサからの落差を大きくすると、骨材が分離しやすくなる。**落下高さはできるだけ小さく**する。 16 **(4) マンホール:** マンホールがある都度フィニッシャを停止させるのではなく、スクリードを浮かせる等の連続施工を行う。 20 **(1) 35 t:** **計算式**:
総必要量 = 80m × 4m × 0.05m × 2.5t/m3 = 40t
現保有量 = 3t + 2t = 5t
追加注文量 = 40t - 5t = **35t**
- 【解答はこちら (路盤・コンクリート舗装の施工) 14、17~19問】
問 正答・ポイント 14 **(3) 石灰安定処理:** 締固めは乾燥状態ではなく、強度が最も出やすい**最適含水比付近**で行うのが望ましい。 17 **(1) コンクリート敷きならし:** 余盛り(収縮分)は、**横断勾配に関わらず全幅にわたって**適切に行う必要がある。 18 **(4) 型枠取り外し:** 10度以上であっても、通常は打設後**2~3日以上**経過し、所定の強度を確認してから外す。 19 **(4) 目地:** 隣接する版の高さの差は、走行性を確保するため **2mm以内** とするのが一般的。5mmは段差が大きい。
【2026年対応:法規・技術上の注釈】
* 働き方改革関連法: 2024年4月からの建設業適用により、施工量計算(問20)に基づく「根拠のある工程計画」が、実務・試験共に重要視されています。
* ICT施工: スクリードの自動調整(問2)において、3次元設計データを用いた「マシンコントロール」技術が最新現場では標準化されています。
* 環境・安全: アスファルト舗装時の煙や臭気の低減、および周囲監視装置(カメラ・検知センサ)の設置が安全衛生上の基準として強化されています。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
第六種問題

- 【解答はこちら (基礎機械の構造・機能) 1~5問】
問 正答・ポイント 1 **(3) 油圧パイルハンマ:** ディーゼルハンマに比べ騒音が大幅に小さいため、「同等まで減少」という記述は不適当。 2 **(4) パイルドライバ:** 安定度の基準。作業時に最も不利な状態で**5度**(15度は過大)まで傾けても転倒しない安定度が必要。 3 **(1) アースドリル:** 不整地での安定性を確保するため、一般に**クローラ式**が圧倒的に多い。ホイール式は稀。 4 **(2) アースオーガ:** トップシーブは滑車。セメントミルク等の注入は、トップシーブではなく**スイベル装置**を介して行う。 5 **(3) オールケーシング:** ケーシングの接続は、現場での分解・組立を容易にするため、溶接ではなく**ボルト(ピン)やねじ**式。
- 【解答はこちら (運転・取扱い・不具合対策) 6~10問】
問 正答・ポイント 6 **(1) オールケーシング:** ハンマグラブのシェル幅は、ケーシング内径より **50~100mm** 程度小さいものを使用する。20mmは余裕がない。 7 **(3) パイルドライバ:** 傾斜地でリーダの傾きを修正しながら旋回するのは転倒の危険があり禁止。必ず水平に据え付けた状態で行う。 8 **(4) アースドリル:** 掘削作業中はケリーバ自重を利用するため主巻ブレーキを制御するが、**補巻側のロックは必要ない**。 9 **(1) アースオーガ:** 減速機の過熱は油量不足等が原因。スイベル部の破損は「漏水や漏気」の原因であり、減速機とは別。 10 **(2) バイブロハンマ:** エンジンの回転数低下は燃料系等の異常。バッテリは始動用であり、定格回転中の回転数低下の主因ではない。
- 【解答はこちら (基礎工事の施工管理) 11~15問】
問 正答・ポイント 11 **(1) 打込み順序:** 杭群の打込みは、地盤の締固まりを防ぐため、**中央部から外周部へ**向かって打ち進めるのが基本。 12 **(3) プレボーリング:** 引上げ時にスクリュを**逆回転**させると、付着した土が孔底に落ちてしまうため、正回転で行う。 13 **(3) 回転杭:** 貫入量は羽根ピッチの **1.0~1.5倍** 程度が目安。1回転あたり2ピッチ等の過度な貫入は地盤を乱す。 14 **(1) 掘削管理:** 掘削が完了したら回転を止める。杭の築造完了まで「中断することなく継続」する必要はない。 15 **(3) アースドリル:** バケットの巻上げは、孔壁の保護と吸引現象防止のため、一般に**回転を止めて**(または低速で)行う。
- 【解答はこちら (鉄筋かご・コンクリート・一次・二次処理) 16~20問】
問 正答・ポイント 16 **(2) リバース工法:** スタンドパイプ建込み時の中掘りは、孔壁崩壊を防ぐため、パイプ先端より**先行させてはならない**。 17 **(3) 鉄筋かご:** 杭頭部のスペーサ設置間隔。50~70cmは過密。一般に**数メートル間隔**で3~4箇所程度配置する。 18 **(3) コンクリート打込み:** トレミー管先端は、コンクリートの分離を防ぐため孔底から **0.1~0.3m** 程度離して開始する。6mは離れすぎ。 19 **(2) 中掘り杭:** セメントミルクの材料管理。セメントは容積ではなく、正確な配合を保つため**質量(重量)**で計量する。 20 **(1) 孔底処理:** 二次処理のスライム除去。トレミー管を底に着地させて引き上げるのではなく、**水中ポンプやエアリフト**を用いる。
【2026年対応:法規・技術上の注釈】
* 働き方改革: 2024年4月からの残業上限規制により、地質条件に左右されやすい基礎工事でも、適正な工期設定が厳格に求められています。
* 安全管理: 基礎機械のリーダ上での作業等は墜落の危険が高いため、**フルハーネス型墜落制止用器具**の使用が原則義務化されています。
* 施工管理: 杭の支持層到達確認において、従来の電流値管理に加え、ICTを用いた自動計測データの活用が進んでいます。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
二級建設機械施工管理技士まとめ
2級建設機械施工技士検定対策に役立つ、過去問題と解答を提供するこの記事を通じて、試験攻略方法についてご紹介しました。2級建設機械施工技士の資格取得は、1級建設機械施工技士の受験資格を得るだけでなく、建設機械の扱いや安全管理責任者としての役割を担う機会を得ることができます。
また、主任技術者としての活躍も目指せるため、この資格取得は非常に価値のあるものと言えるでしょう。 試験対策の一環として、過去問題を活用し、自身の理解を深めることが重要です。
過去10年分の過去問題をダウンロードして勉強するだけでなく、テキストや書籍を活用した勉強法や独学サポート講座を利用することで、効果的な学習が可能となります。
特に、実地試験に向けた準備や学科問題の対策に力を入れることで、合格への道筋をしっかりと描くことができるでしょう。 2級建設機械施工技士の資格取得を目指す皆さんにとって、この記事が試験対策や勉強方法に役立つ情報源となれば幸いです。
しっかりと計画を立て、着実にステップを踏んでいくことで、目標達成に向けて前進していきましょう。頑張ってください!