今回は平成26年(2014年)を今回アップしてみました。過去問をダウンロードして実地試験(2次検定)の対策を取り組んでみてはどうでしょうか?
平成26年(2014年)の2級土木施工管理技士試験は、土木施工管理における専門知識やスキルを問う難関試験として注目を集めています。過去10年の試験問題を徹底的に分析し、過去の出題傾向や難易度を把握することで、効果的な対策を練ることができます。
本記事では、平成26年の試験で出題された問題を詳しく解説し、2級土木施工管理技士試験に挑戦する受験生のための貴重な情報を提供します。過去問を通じて自己の強化点や課題を見つけ、合格への道筋をつけるための手助けとなるでしょう。
平成26年(2014年)2級土木施工管理技士過去問学科

まずは学科試験からです。こちらの問題からスタートしてみてください。
- 【解答はこちら (土木一般) 1~11問】
問 正答・ポイント 1 (1) ボーリング孔透水試験:地盤の透水係数を求めるもので、機械選定の直接根拠ではない 2 (3) モーターグレーダ:敷均し・整地が主目的。締固めにはロードローラ等を用いる 3 (4) 構造物裏込め:土圧増加や沈下を防ぐため「透水性の高い」材料で排水を促すのが原則 4 (2) 固結工法:石灰パイル工法(石灰の化学反応で固結)。他は脱水や締固め工法 5 (3) 表面乾燥飽和状態(表乾状態):骨材内部の空隙が水で満たされ、表面に水がない状態 6 (4) 水セメント比:セメントペースト中の水とセメントの「質量比」である(体積比ではない) 7 (1) 打込み:木製型枠はコンクリートの水分を吸収しないよう、事前によく「湿らせて」おく 8 (3) レイタンス:硬化後に表面に浮き出る微細な粒子。付着力を著しく低下させる有害物 9 (2) 打撃工法:打込みを一時休止すると、周囲の地盤が締まり摩擦が増えて「困難」になる 10 (4) リバースサーキュレーション工法:孔壁の保護は「水圧(スタンドパイプ等)」で行う 11 (3) 基礎地盤調査:地質・地下水の調査は通常「ボーリング調査」で行う(載荷試験は支持力確認用)
- 【解答はこちら (専門土木) 12~31問】
問 正答・ポイント 12 (1) 溶接:溶接の始端と終端の欠陥を防ぐために「エンドタブ」を取り付ける(スカラップは交差部) 13 (4) トラベラークレーンによる片持ち式:既に架設した桁から順次継ぎ足してはね出す工法 14 (2) 塩害:鉄筋腐食を抑制するため、水セメント比は「小さく(密実に)」設定する 15 (1) 堤防法面保護:通常は「芝付け」等で保護する。自然繁茂に任せるのは不適当 16 (2) コンクリート法枠工:法勾配が急な場所で、斜面の安定や緑化を図るのに有効な工法 17 (2) ウォータークッション:本えん堤と副えん堤の間の水溜りで、落下水のエネルギーを減勢する 18 (4) 排土工:地すべり頭部の土塊を除去し、滑り出そうとする「滑動力」を減少させる工法 19 (3) 粒度調整工法:良好な粒度に調整した骨材を用いる。剛性ではなく「たわみ性」路盤に分類される 20 (1) プライムコート:路盤(非瀝青系)と瀝青層の接着をよくするために行う 21 (3) 路上表層再生工法:リミックスプラント等の専用機械を用い、現場で路面を再生する 22 (2) 運搬:ダンプトラックによる運搬時間は、一般に「1時間以内」を標準とする 23 (2) 打継目処理:レイタンスは硬化後に除去するが、完全に「硬化しすぎる前」が効率的 24 (1) トンネル掘削:トンネルボーリングマシン(TBM)は全断面掘削方式に該当する 25 (2) 直立型:天端を通路等として利用しやすく、用地が限られた場所に敵する 26 (2) ケーソン据付:大型起重機船でも、波浪等の「海象条件」が穏やかな時にしか施工できない 27 (4) 道床バラスト:衝撃分散のため、単一粒径ではなく「粒度の良い(大小混ざった)」砕石を用いる 28 (3) 鉄道保安:列車が通過する際は「作業を中断」し、建築限界外へ待避して安全を確保する 29 (2) 泥水式シールド:泥水で流体輸送するため、大径の礫をそのまま搬出するのは困難(土圧式が有利) 30 (1) 上水道:栓止め管を掘削する際は、不測の事態に備え仕切弁の全閉を必ず確認する 31 (1) 下水道耐震:マンホール接続部は剛結合ではなく、変位を吸収できる「可とう継手」を採用する
- 【解答はこちら (法規) 32~42問】
問 正答・ポイント 32 (2) 労働時間:1週間について「40時間」を超えて労働させてはならない(原則) 33 (1) 年少者:児童は満「15歳」に達した日以後の最初の3月31日を過ぎるまで使用禁止 34 (2) 安全衛生教育:正月明け等のイベント時ではなく、法令(雇入れ時、変更時等)に基づく 35 (3) 建設業法:下請負人も工事現場に必ず「主任技術者」を置かなければならない 36 (1) 車両制限:輪荷重の最高限度は「5 t」である(軸重は10 t) 37 (4) 河川区域内:工事用資材置場の設置など、土地の占用には「河川管理者の許可」が必要 38 (3) 仮設建築物:延べ面積50m2超の場合、容積率の規定が適用される 39 (4) 火薬類:火薬(爆薬)と雷管は、原則として「同一の火薬庫」に貯蔵してはならない 40 (3) 騒音規制法:さく岩機を使用し、1日を超える作業は特定建設作業に該当する 41 (4) 振動規制法:地域の指定は「都道府県知事(市長)」、測定は「市町村長」が行う 42 (2) 港則法:航路内で行き会うときは「右側」を航行しなければならない
- 【解答はこちら (施工管理・共通) 43~61問】
問 正答・ポイント 43 (3) 地盤高:14.20 + 2.50(A1) – 0.90(A2) + 1.70(B1) – 3.30(B2) + 1.20(C1) – 2.40(C2) = **13.00 m** 44 (4) 検査費用:設計図書で指定された検査費用は、特約がない限り「受注者」が負担する 45 (2) 橋台図面:車道幅員は 7.0m(8.2mはフーチングを含めた橋台の全幅) 46 (3) 性能表示:振動ローラの主な性能表示は「質量(t)」または「起振力」である 47 (2) 施工計画:示された工程が最適とは限らない。現場条件に合わせ「安全・経済的」な計画を立てる 48 (4) 道路占用:道路占用許可の提出先は「道路管理者」である(道路使用許可は警察) 49 (1) 作業能力:一連の作業能力は、組合せの中で「最小の能力」の機械によって決定される 50 (3) 曲線式工程表:S字曲線を用い、上方・下方限界の許容範囲内で進捗を管理する 51 (3) クリティカルパス:0→1→3→5→6 の経路で **20日** (4+8+5+3) 52 (4) 協議組織:請負階層ごとではなく「特定元方事業者」が全関係請負人と組織する 53 (1) 移動式クレーン:つり上げ荷重 1t未満でも「特別教育」の受講が義務付けられている 54 (2) 掘削勾配:堅い粘土・岩盤で高さ5m未満なら「80度以下」 55 (3) 熱中症対策:水分だけでなく「適度な塩分」の摂取を指導する 56 (2) PDCA手順:(Plan) → (Do) → (Check) → (Action) 57 (3) ヒストグラム:静的な分布(バラツキ)を知るためのもので、時系列変化は「管理図」を用いる 58 (1) 締固め目的:空気間隙を「小さく」し、透水性を「低く」して安定性を高める 59 (4) 強度判定:D工区(平均25 ≧ 24、各回 ≧ 20.4[85%])が品質規定を満足する 60 (2) 振動規制法:びょう打機は騒音規制法の対象だが、振動規制法の特定作業には含まれない 61 (1) 廃棄物:工作物除去に伴う繊維くず等は「産業廃棄物」に該当する
解答はこのあとに記載していきますので、答え合わせしてみてくださいね
次は実地試験の問題と解答を説明していきたいと思います。実地試験対策を次のページでチェックしてみてください。
2級土木施工管理技士過去問学科:実地試験(二次検定)

- 【解答はこちら (施工管理・経験記述) 問題1】
問 正答・ポイント 1 [記述] 経験した土木工事における「安全管理」または「工程管理」の技術的課題、検討内容、対応処置
- 【解答はこちら (土工) 問題2】
問 正答・ポイント 2〔設問1〕 (イ) **高く** (ロ) **圧縮性** (ハ) **膨潤性** (ニ) **良質** (ホ) **緑化** 2〔設問2〕 [記述例] ⑴ **含水量の調節**:敷きならして「ばっ気乾燥」を行う、または「石灰・セメント」による安定処理を行う。
⑵ **施工上の留意点**:トラフィカビリティー確保のため「薄層で敷きならし」、粘性土の場合は「こね返し」を避ける。
- 【解答はこちら (コンクリート) 問題3】
問 正答・ポイント 3〔設問1〕 (イ) **せん断力** (ロ) **レイタンス** (ハ) **チッピング** (ニ) **締固め** (ホ) **止水板** 3〔設問2〕 [用語説明例] ① **スペーサ**:鉄筋の「かぶり」を正しく保つために用いるモルタルや鋼製の部品。
② **AE剤**:独立した微細な空気泡を連行し、コンクリートの「ワーカビリティー」と「耐凍害性」を向上させる混和剤。
- 【解答はこちら (品質管理) 問題4 ※選択】
問 正答・ポイント 4〔設問1〕 (イ) **85** (ロ) **平均値** (ハ) **2.5** (ニ) **空気量** (ホ) **0.3** 4〔設問2〕 [試験名例] ① **標準貫入試験**(N値の測定) ② **平板載荷試験**(支持力の測定) ③ **一軸圧縮試験**(粘性土の強度)
- 【解答はこちら (安全・環境) 問題5 ※選択】
問 正答・ポイント 5〔設問1〕 (イ) **作業床** (ロ) **囲い** (ハ) **安全帯** (ニ) **随時点検** (ホ) **1.5** 5〔設問2〕 [用途例] ① **コンクリート**:再生砕石(路盤材)。 ② **木材**:木材チップ(燃料・パーティクルボード)。 ③ **アスファルト**:再生アスファルト混合物。
まとめ
平成26年(2014年)の2級土木施工管理技士試験は、土木施工管理における専門知識やスキルを問う難関試験として注目を集めています。過去10年の試験問題を徹底的に分析し、過去の出題傾向や難易度を把握することで、効果的な対策を練ることができます。
本記事では、平成26年の試験で出題された問題を詳しく解説し、2級土木施工管理技士試験に挑戦する受験者のための貴重な情報を提供しました。過去問を通じて自己の強化点や課題を見つけ、合格への道筋をつける手助けとなることを期待します。
過去問の解析を通じて、受験者は自身の知識やスキルの不足を把握し、勉強計画を立てる際の重要な指針となるでしょう。また、過去の問題に取り組むことで、試験に対する自信や冷静な対応力を養うことも可能です。
2級土木施工管理技士試験は厳しい試験であるが、準備と対策をしっかりと行うことで合格への道は開けるはずです。 受験生は、この貴重な情報を活かし、過去問を通じて自己の強化点や課題を洗い出し、効果的な学習計画を練ることで合格に近づくことができるでしょう。2級土木施工管理技士試験に臨む皆さんには、最善の結果をお祈り申し上げます。頑張ってください!