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令和元年度(2019年) 2級土木施工管理技士試験(一次前期・一次後期・二次)のPDFを即座にダウンロードできます。印刷して反復学習に活用しましょう。
令和元年度(2019年)の2級土木施工管理技士試験を分析します。建設業界では、2024年4月から完全適用された「働き方改革関連法(残業上限規制)」や、ICT施工(i-Construction 2.0)の普及により、現場管理のあり方は大きく変わりました。過去問を解く際も、これらの最新トレンドを意識した「根拠の理解」が合格への鍵となります。1級土木の有資格者の視点で、合格ラインを確実に超えるための重要ポイントを整理しました。
令和元年度 2級土木施工管理技士 第一次検定(前期):解答速報・解説

学科試験(一次検定前期)は土木一般、基礎工学、法規など広範囲から出題されます。まずは正解の根拠を一つずつ確認しましょう。
- 【解答はこちら (土木一般) 1~11問】
問 正答・ポイント 1 (2) 土の圧密試験:粘性土の沈下量計算に用いる(液状化判定ではない) 2 (1) 溝掘り:通常バックホウ等を使用(タンパは締固め用機械) 3 (4) 締固めの効果:土の種類や含水状態によって「大きく変化する」 4 (3) プレローディング工法:あらかじめ荷重を載せて沈下を促進させる載荷工法 5 (4) フライアッシュ:水和熱を抑制し、コンクリートの発熱特性を改善する 6 (2) 型枠内の水:コンクリート打込み前に「完全に取り除かなければ」ならない 7 (4) 許容打重ね時間:外気温が 25℃ を超えるときは **1.5時間** 以内とする 8 (2) 寒中養生:保温養生を終了する際は、コンクリート温度を「徐々に」低下させる 9 (4) 中掘り杭:支持力確保のため、先端根固部は「拡大掘り」を行うのが一般的 10 (3) リバース工法:スタンドパイプと「水圧」により孔壁を保護しながら掘削する 11 (4) 親杭・横矢板:止水性はないが、地下水のない地盤で施工が比較的容易
- 【解答はこちら (専門土木) 12~31問】
問 正答・ポイント 12 (4) 点U:応力度が最大となる「引張強さ」の点(破壊は点B) 13 (3) 高力ボルト:締付けは「中央から端部」へ向かって順次行う 14 (1) 疲労:微細なひび割れが「先に」発生し、それが進行して大きなひび割れとなる 15 (2) 堤防腹付け:浸透対策のため、原則として「堤内地(裏側)」に行う 16 (4) 低水護岸:(イ)法覆工、(ロ)基礎工、(ハ)根固工 17 (1) 砂防:本えん堤の水通し断面は、原則として「台形」とする(矩形は稀) 18 (3) 杭工:杭は地すべり土塊を貫き「不動地層」まで確実に打ち込む 19 (1) 盛土路床:1層の仕上り厚さは **20 cm** 以下とする(40cmは路体の基準) 20 (2) 敷均し:作業中に雨が降り始めたら直ちに「中止」し、速やかに締め固める 21 (4) わだち掘れ:主な原因は、交通荷重の繰返しによるアスファルト層の「流動」 22 (2) コンクリ舗装:施工後、設計強度の **100%**(所定の強度)まで開放しない 23 (2) フィルダム:自重で抵抗するため、コンクリートダムより基礎岩盤の要求強度は低い 24 (4) 導坑先進工法:断面を分割し「導坑」を先行させる。全断面一度は全断面工法 25 (3) 乱積み:層積みに比べかみ合わせが複雑で、据付け時の安定性は「高い」 26 (1) グラブ浚渫:ポンプ浚渫に比べ、底面を平たんに仕上げるのが「難しい」 27 (4) 鉄道路床:路盤を確実に支えるため、通常は「横断勾配(水勾配)」をつけて仕上げる 28 (3) 営業線近接:列車通過時は、安全のため原則として「作業を一時中断」する 29 (2) 開放型シールド:フード部とガーダー部の間に「隔壁がない」構造 30 (1) ステンレス鋼管:耐食性に優れるため「ライニングや塗装」は原則不要である 31 (2) ヒューム管継手:(イ)いんろう継手、(ロ)カラー継手、(ハ)ソケット継手
- 【解答はこちら (法規) 32~42問】
問 正答・ポイント 32 (3) 労働時間:1日 **8 時間** を超えて労働させてはならない(原則) 33 (3) 災害補償:重大な過失があり行政官庁の認定を受けた場合は補償を行わなくてよい 34 (4) 特別教育:赤外線装置による点検は「該当しない」(X線やガンマ線は該当) 35 (2) 建設業許可:営業所の所在地により知事許可と大臣許可の区分がある 36 (4) 道路占用:申請書に「建設業の許可番号」を記載する規定はない 37 (3) 河川区域:堤防に挟まれた区域を指す。河川保全区域は区域の「外側」 38 (1) 建築物:土地に定着する工作物なら「塀」も建築物の一部に含まれる 39 (4) 火工所:火薬類を「存置(放置)」してはならない。作業後は庫へ戻す 40 (3) 騒音規制:特定建設作業の実施届に「概算工事費」の記載は不要 41 (4) 振動規制:特定建設作業の実施届出先は「市町村長」である 42 (2) 港則法:航路内で他の船舶と行き会うときは「右側」を航行する
- 【解答はこちら (施工管理) 43~61問】
問 正答・ポイント 43 (4) 水準測量:**10.0 + (2.7-0.6) + (0.4-1.8) + (1.6-0.2) = 12.1 m** 44 (3) 現場代理人:連絡体制等の条件を満たせば「常駐を要しない」とできる 45 (2) 逆T型擁壁:H1は擁壁の「全高」、B2は「かかと版幅」 46 (2) ブルドーザ:主に掘削・運搬用であり「積込み」には不向き 47 (3) 地下埋設物:自然条件調査ではなく「現場条件(社会条件)」調査に該当 48 (1) 現場事務所:職場環境を作るための設備は「間接仮設」である 49 (2) コーン指数:ダンプトラックの走行には高い指数が必要(一般に 1,200 以上) 50 (4) 工程管理曲線:実施工程が下方限界を下回るときは「工程が遅延」している 51 (2) クリティカルパス:パス 0-1-2-5-6(作業 A-B-D-G)の **22日間** が最長 52 (3) 安全ネット:網目の大きさには、強度と安全性確保のための規定がある 53 (2) 足場の隙間:床材間の隙間は **3 cm** 以下とする(5cmは誤り) 54 (1) 離席時措置:バケットを「地上に下ろし」原動機を止める 55 (2) 作業主任者:作業計画を定めるのは「事業者」の義務である 56 (4) x-R管理図:D組 **x = (42+45+42)/3 = 43**、**R = 45-42 = 3** 57 (3) ヒストグラム:データの分布状態を視覚化する「柱状図」であり、折れ線ではない 58 (1) 締固めの目的:土の空気間隙を「少なく」して透水性を下げ安定させる 59 (2) レミコン管理:管理項目は「強度、スランプ、空気量、塩化物量」の4つ 60 (3) 環境対策:ブルドーザの後進速度が「速い」ほど騒音・振動は大きくなる 61 (1) 建設リサイクル法:土砂は「特定建設資材」には含まれない
2026年最新基準(働き方改革・建設業法改正)に基づく注釈:
* 時間外労働上限規制(No.32, 50, 51): 2024年4月より建設業でも上限規制が完全適用されています。無理な工程短縮は建設業法上の「著しく短い工期の禁止」に抵触するため、適切なネットワーク工程管理が求められます。
* 安衛法改正(No.53, 54): 足場の手すり高さ(85cm以上)や、墜落制止用器具(フルハーネス型)の使用について、最新の労働安全衛生規則に準拠した運用が必須です。
2級土木施工管理技士 第一次検定(後期):全問解答・解説

午後の試験は「施工管理法」の応用能力が問われます。特に2024年問題以降の適正な工期設定や、最新の安全衛生法規は足切りを回避するための最重要項目です。ネットワーク工程表の解法や、安全管理の具体的数値は必ずマスターしておきましょう。
- 【解答はこちら (土木一般) 1~11問】
問 正答・ポイント 1 (1) スウェーデン式サウンディング試験:地盤の硬軟・締まり具合を判定(粒径分布ではない) 2 (4) 敷均しと整地:ロードローラは「締固め」用機械。整地はモータグレーダ等が適す 3 (2) トラフィカビリティー:得られない場合は速度を上げるのではなく、地盤改良や機種変更を行う 4 (3) ウェルポイント工法:地下水位を低下させ地盤を安定させる「脱水工法」 5 (1) セメント:風化すると密度は「小さく」なる(空気中の水分・炭酸ガスを吸収するため) 6 (4) 打継目:新旧コンクリートの一体性が損なわれやすく、漏水やひび割れの原因となる 7 (4) 許容打重ね時間:外気温 25 ℃ 超のときは **1.5時間** 以内(2時間は誤り) 8 (2) 型枠取外し:荷重を受ける重要な部分は「最後」に外すのが原則 9 (1) 打込み:途中で一時休止すると周辺地盤が締まり、再開時の打込みは「困難」になる 10 (4) 場所打ち杭:大口径化が可能で、既製杭に比べ大きな支持力が得られる 11 (2) 土留め部材:(イ) は「切ばり」、(ロ) は「腹起し」である
- 【解答はこちら (専門土木) 12~31問】
問 正答・ポイント 12 (4) 溶接:溶接線近傍は「乾燥」させておく必要がある。湿気はひび割れ等の原因となる 13 (3) ケーブルクレーン:深い谷や山岳地で、部材を「搬送・架設」する工法 14 (1) 塩害対策:エコセメント等は通常不向き。水セメント比を小さくし密実にするのが基本 15 (2) 旧堤防:新堤防の安定を確認してから慎重に撤去する。ただちには不適 16 (4) 法覆工:勾配が緩く流速が小さい場所では「間知ブロック」による施工が適する 17 (2) 水通し:本えん堤の安定を図るため、溢流を中央に集中させる構造 18 (4) 水路工:地表面の水を速やかに「地外へ」排除し、地中への浸透を防ぐ抑制工 19 (1) 生石灰:仮転圧後に再混合を行うことで脱水・安定効果を高める 20 (4) 交通開放:舗装表面温度が **50 ℃** 以下になってから行うのが標準(60℃は高い) 21 (2) ヘアクラック:不規則な網状の細かいひび割れ(比較的長いのは線状ひび割れ) 22 (3) 鉄網:版の表面から通常 **1/3** 程度の高さ(上部)に配置する(底面からではない) 23 (4) 養生:RCD工法は単位セメント量が少なく、通常パイプクーリングは行わない 24 (1) 吹付け:ノズルは吹付け面に対して「直角」に保ち、跳ね返りを少なくする 25 (3) 乱積み:かみ合わせを期待するものであり、不安定になるのは施工不良等の場合 26 (1) ケーソン据付:着底直前は注水を「調節」し、慎重に位置を合わせる 27 (4) 排水:道床(バラスト層)内に水を留めないよう適切な「水勾配」を設ける 28 (2) 営業線近接:接近から通過完了まで重機械の作業を「一時中止」する 29 (1) 泥水式:巨礫の排出には不向き。一般に「土圧式(スクリュー)」が有利 30 (3) 記号:表示記号(管径、年号等)は、原則として「横」に向けて据え付ける 31 (3) 耐震:管の沈下だけでなく「マンホールの浮き上がり」や「液状化」も対策が必要
- 【解答はこちら (法規) 32~42問】
問 正答・ポイント 32 (4) 割増賃金:法定時間を超えた場合、原則として **2割5分** 以上の割増が必要 33 (3) 足場補助:地上または床上における補助作業は女性にも制限されない 34 (1) クレーン運転:つり上げ荷重 **5t 以上** の運転には免許等が必要だが、作業主任者規定はない 35 (2) 技術者職務:下請契約の締結は「営業・事務」の職務であり、技術者の職務外 36 (3) 道路附属物:案内標識などは道路管理の一部であり「道路附属物」に該当する 37 (2) 河川法:通常の維持管理(土砂排除等)は管理者の権限であり、許可不要 38 (1) 容積率:延べ面積の「敷地面積に対する」割合。分母・分子が逆 39 (2) 火薬庫:爆発・発火の危険があるため、境界内には可燃物を堆積しない 40 (3) 市町村長:特定建設作業の実施届出先は、所在地の「市町村長」である 41 (3) 振動規制:手持式・舗装版破砕機(移動式)は特定建設作業の対象外 42 (4) 港則法:出港時の許可は不要(届出等の規定はあるが許可ではない)
- 【解答はこちら (施工管理・必修) 43~61問】
問 正答・ポイント 43 (3) 8.4 m。計算:10.0+0.8-2.0+1.2-1.7+1.6-1.4+1.6-1.7 = **8.4** 44 (4) 工事材料:指定がない場合は「中等」の品質を有するものとする(上等ではない) 45 (2) 橋梁断面:(イ) 高欄、(ロ) 床版、(ハ) 地覆、(ニ) 横桁 46 (1) 振動ローラ:路盤や舗装用。最も多いのは「乗用型」である 47 (3) 調達計画:労務、資材、機械等が主。安全衛生計画は「管理計画」の別項目 48 (2) 施工体系図:変更があった場合は「ただちに(遅滞なく)」変更・提示する 49 (1) トラフィカビリティー:一般に「コーン指数(qc)」で判断される。N値ではない 50 (4) 工程表:予定と実績の比較は管理の根幹。比較できなければならない 51 (2) **22日間**。経路:A(3)+C(7)+E(8)+G(4) = 22日(最長経路) 52 (3) 保護帽:大きな衝撃を受けたものは、外観に異常がなくても「廃棄」する 53 (4) 足場(高さ2m以上):作業床の幅は **40 cm** 以上とする(20cmは誤り) 54 (1) クレーン等安全規則:重心は「表示」ではなく、運転者が熟知するよう措置を講じる 55 (2) 解体作業:強風・大雨等の悪天候時は、作業主任者の指揮に関わらず「中止」する 56 (3) 管理図:記入点が管理限界線の外に出た場合は、工程に異常があると判断する 57 (2) 平均値:(5+6+6+6+7)/5…等、グラフ形状から最頻値の「6」を平均と推測 58 (1) 施工含水比:最大乾燥密度が得られるのは「最適含水比」である 59 (4) 空気量:指定 4.5% ± 1.5%(3.0〜6.0)のため、3.0%は合格範囲 60 (3) 生活環境保全:付近の居住者への説明と協力依頼は着工前に必須 61 (4) リサイクル法:アスファルト、木材、コンクリート。発生土は対象外(資源化促進)
2級土木施工管理技士 第二次検定(実地):全問解答・解説

| 重要テーマ | 2026年合格への記述アップデート |
|---|---|
| 働き方改革(残業規制) | 2024年からの残業上限規制を前提とした、生産性向上(ICT活用など)の具体的記述が合否を分けます。 |
| 最新安全基準 | フルハーネス型墜落制止用器具の原則化や、熱中症対策の数値管理を正確に明記しましょう。 |
- 【解答はこちら (施工管理・経験記述) 問題1】
問 正答・ポイント 1 [記述] あなたが経験した土木工事における「品質管理」または「工程管理」の技術的課題と処置
- 【解答はこちら (土工・法面保護) 問題2~問題3】
問 正答・ポイント 2 (イ) **発生土** (ロ) **基礎地盤** (ハ) **散水** (ニ) **軟弱化** (ホ) **排水** 3(1) [植生工例] **客土吹付工**:種子・肥料・客土を法面に吹き付け、早期に緑化し浸食を防止する。 3(2) [構造物工例] **コンクリート法枠工**:法面に格子状の枠を造り、斜面の安定を図るとともに枠内を植生等で保護する。
- 【解答はこちら (コンクリート工) 問題4~問題5】
問 正答・ポイント 4 (イ) **側圧** (ロ) **漏出** (ハ) **精度** (ニ) **セパレータ** (ホ) **圧縮** 5 [訂正例1] ② 誤:**100 cm** → 正:**50 cm**(内部振動機の挿入間隔)
[訂正例2] ④ 誤:**乾燥状態** → 正:**湿潤状態**(打込み後の養生方法)
- 【解答はこちら (選択:土工・コンクリ品質) 問題6~問題7】
問 正答・ポイント 6 (イ) **品質** (ロ) **工法** (ハ) **現場** (ニ) **乾燥密度** (ホ) **敷均し** 7 (イ) **スランプ** (ロ) **1.5** (ハ) **0.3** (ニ) **呼び強度** (ホ) **配合**
- 【解答はこちら (選択:安全・工程管理) 問題8~問題9】
問 正答・ポイント 8 [安全対策例] ①**作業主任者**の選任と直接指揮。 ②その日の作業開始前における**部材の点検**(損傷、緩み)と補強。 9(1) [横線式] 各工種の着手・完了時期および全体の進捗状況が視覚的に把握しやすいのが特徴。 9(2) [ネットワーク式] 工種間の相互関連が明確であり、重点管理すべき**クリティカルパス**の把握が容易。
2級土木施工管理技士 過去問10年分アーカイブ
2級土木施工管理技士 対策講座(解説記事)
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▼ 第二次検定(記述)
まとめ:2026年合格に向けた戦略
令和元年度(2019年)の試験突破は、単なる過去問の暗記だけでは困難です。建設現場を取り巻く環境の変化を反映した「生きた知識」が問われています。nekomaru.siteのアーカイブをフル活用し、視覚的に納得しながら学習を進めてください。特に二次検定の経験記述は、最新基準に合わせたアップデートが不可欠です。一発合格を目指して、今日から一歩踏み出しましょう!
▼一発合格を目指すなら、最新のテキスト選びから