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令和4年度 2級土木施工管理技士試験(一次前期・一次後期・二次)のPDFを即座にダウンロードできます。印刷して反復学習に活用しましょう。
令和4年度(2022年)の2級土木施工管理技士試験を分析します。建設業界では、2024年4月から完全適用された「働き方改革関連法(残業上限規制)」や、ICT施工(i-Construction 2.0)の普及により、現場管理のあり方は大きく変わりました。過去問を解く際も、これらの最新トレンドを意識した「根拠の理解」が合格への鍵となります。1級土木の有資格者の視点で、合格ラインを確実に超えるための重要ポイントを整理しました。
令和4年度 2級土木施工管理技士 第一次検定(前期):解答速報・解説

学科試験(一次検定前期)は土木一般、基礎工学、法規など広範囲から出題されます。まずは正解の根拠を一つずつ確認しましょう。
- 【解答はこちら (土木一般) 1~11問】
問 正答・ポイント 1 (4) ランマやタンパ:構造物隅部などの「小規模」な締固めに適する機械。 2 (1) 標準貫入試験:地盤の硬軟(N値)を求める。透水性は「透水試験」を用いる。 3 (3) 盛土材料:せん断強度は「大きい」ほうが安定性が高いため望ましい。 4 (2) 薬液注入工法:地盤を固結・止水する工法。透水性を高めるのは排水工法。 5 (3) AE剤:独立した微細な空気泡を連行し、コンクリートの「耐凍害性」を向上させる。 6 (4) 空気量:凍結融解作用を受ける場合、一般に **4.5%** 程度確保する必要がある。 7 (3) ワーカビリティー:材料分離を生じることなく、運搬や打込みが「容易な程度」を指す。 8 (2) 先送りモルタル:水セメント比は、使用するコンクリートよりも「小さく(または同等)」する。 9 (3) 杭の支持力:打込み杭は周囲を締め固めるため、一般に中掘り杭より支持力が大きい。 10 (2) オールケーシング工法:全行程で「ケーシングチューブ」を挿入して孔壁を保護する。 11 (1) 自立式土留め:支保工(切梁や腹起し)を用いない方式を指す。
- 【解答はこちら (専門土木) 12~31問】
問 正答・ポイント 12 (3) 完全溶け込み溶接:主要な部材の応力伝達に最も信頼性が高く、広く用いられる。 13 (2) 高力ボルト締付け:連結板の「中央から端部」へ向かって順次行うのが原則。 14 (2) ブリーディング:フレッシュ時の材料分離現象であり、硬化後の劣化機構ではない。 15 (3) 土質材料:締固め効果を上げるには「良好な粒度(大小混ざった)」材料が適する。 16 (2) 法覆工:堤防の法面を保護する構造。高水護岸の一部として施工される。 17 (4) 水叩き:えん堤からの落下水による洗掘を防ぐため「下流側」に設置される。 18 (1) 排土工:滑動力(押し出す力)を減らすため、地すべり「頭部」を排除する抑制工。 19 (1) 粒度調整路盤:締固めは、一般に「最適含水比」付近の状態で行う。 20 (4) 継目施工:プライムコートは路盤用。継目部の付着には通常「タックコート」を用いる。 21 (3) わだち掘れ:車両の通過位置が凹む現象。コルゲーションは縦断方向の波打ち。 22 (4) 粗面仕上げ:コンクリート版表面の「水光りが消えてから」速やかに行う。 23 (3) ベンチカット工法:階段状(ベンチ)を形成しながら掘り下げるダム掘削工法。 24 (2) 覆工打込み:一括ではなく、地山の変位が「収束した後」に行うのが一般的。 25 (3) 乱積み:ブロック相互のかみ合わせにより、高波による沈下を経て安定する。 26 (4) 出来形確認測量:通常、浚渫船が「現場を離れる前」に行い、過不足を確認する。 27 (2) 砕石路盤:有害な変形を避けるため、圧縮性は「小さい」材料を用いる。 28 (1) 線閉責任者:工事終了時における列車運転への支障の有無を管理者に確認する。 29 (3) 推進ジャッキ:シールドを前進させるためのもので、通常「テール部」ではなく前にある。 30 (3) 鋼管の据付け:外面塗装の損傷を防ぐため、通常は「砂」基礎を用いる。 31 (2) 普通土地盤:砂基礎等が一般的。鳥居基礎やはしご胴木は軟弱地盤用。
- 【解答はこちら (法規) 32~42問】
問 正答・ポイント 32 (1) 就業規則:常時「10人以上」の労働者を使用する場合に作成・届出義務がある。 33 (4) 年少者の就業制限:運転中の機械の危険な部分の掃除、注油等は禁止されている。 34 (1) 解体作業:コンクリート造の工作物解体等で主任者が必要なのは高さ **3 m** 以上。 35 (4) 技術者の職務:見積書の作成は「営業・事務」の職務であり、法上の職務には含まれない。 36 (1) 占用許可:道路管理者が自ら維持・修繕のために資材置場を設ける場合は許可不要。 37 (3) 河川法:河川区域内の土地で地下に工作物を設置する場合も、管理者の「許可」が必要。 38 (4) 建築主:請負契約の注文者だけでなく、自ら工事をする者も建築主に含まれる。 39 (4) ダイナマイト:爆発の危険があるため、固化したものを「もみほぐしてはならない」。 40 (1) 騒音規制法:ブルドーザ単体の作業は「特定建設作業」に該当しない。 41 (4) 振動規制:特定建設作業の規制基準は「敷地境界線」において **75 dB** 以下。 42 (1) 港則法:特定港内などで工事・作業を行う場合は「港長」の許可が必要。
- 【解答はこちら (施工管理) 43~53問】
問 正答・ポイント 43 (3) 方位角計算:**183°50’40” + 100°05’32” – 180° = 103°56’12″** 44 (2) 工事材料:指定がない場合は「中等」の品質。上等である必要はない。 45 (2) ブロック積擁壁:L2が「直高」、N1が「裏込コンクリート」を示す。 46 (3) クラムシェル:垂直方向の掘削力が強く「狭く深い」場所の掘削に適する。 47 (2) 仮設区分:現場事務所や宿舎は「間接仮設」。安全施設は「直接仮設」に含まれる。 48 (2) 点検のタイミング:その日の「作業を開始する前」に点検を行わなければならない。 49 (1) 悪天候時の対応:強風・大雨等で危険な場合は、作業を「中止」しなければならない。 50 (4) プルーフローリング:路床・路盤の「支持力(たわみ)」を確認する試験。 51 (1) 圧縮強度判定:JIS A 5308基準。1回の結果は呼び強度の **75%** ではなく **85%** 以上。 52 (4) 環境対策:土砂の飛散防止には「過積載の防止」や「シート掛け」が有効。 53 (3) 特定建設資材:コンクリート、アスファルト・混合物、木材。土砂は該当しない。
- 【解答はこちら (施工管理・基礎的能能力) 54~61問】
問 正答・ポイント 54 (3) 仮設分類:支保工足場(直)・宿舎(間)・工事用道路(間)・安全施設(直) 55 (3) 作業量:**Q = (3 * 0.8 * 0.7 / 2) * 60 = 50.4 m3/h** 56 (2) 工程管理:(イ)所要日数 (ロ)原因を追及 (ハ)作業能率 (ニ)やや上回る 57 (4) NW工程表:クリティカルパス A-C-F-G = **21日間**。Dの遅延余裕は8日。 58 (4) 足場安全:手すり **85 cm** 以上、幅 **40 cm** 以上、隙間 **3 cm** 以下、幅木 **10 cm** 以上 59 (1) クレーン安全:定格荷重(フック含まず)、玉掛け者への周知、合図者選任、離席禁止 60 (3) ヒストグラム:(イ)ばらつき (ロ)柱状図 (ハ)度数 (ニ)良好 61 (2) 締固め:(イ)工法規定 (ロ)品質規定 (ハ)変化する (ニ)最大乾燥密度
【2026年最新基準に基づく補足】
* 時間外労働上限規制: 2024年4月から建設業でも上限規制(年960時間)が完全適用されています。No.56/57の工程管理においては、休日確保を前提とした「適正な工期設定」が建設業法上の義務(著しく短い工期の禁止)としてより厳格化されています。
* 安衛法改正: No.58の足場手すり高さ(85cm以上)や、No.59に関連する「墜落制止用器具(フルハーネス型推奨)」の運用ルールは、最新の労働安全衛生規則に準拠した施工計画が求められます。
2級土木施工管理技士 第一次検定(後期):全問解答・解説

午後の試験は「施工管理法」の応用能力が問われます。特に2024年問題以降の適正な工期設定や、最新の安全衛生法規は足切りを回避するための最重要項目です。ネットワーク工程表の解法や、安全管理の具体的数値は必ずマスターしておきましょう。
- 【解答はこちら (土木一般) 1~11問】
問 正答・ポイント 1 (3) ブルドーザ:掘削・押土・短距離(50〜100m)運搬に用いる代表的機械。 2 (1) 砂置換法:現場密度を測定し「締固め管理」に用いる。改良工法の設計は室内試験等。 3 (4) 構造物縁部:大型機械は不向き。タンパ等の「小型機械」で入念に締め固める。 4 (1) プレローディング工法:あらかじめ荷重を載せて沈下を促進させる「載荷工法」。 5 (1) セメント:強アルカリ性である。酸性ではない。 6 (3) バイブレータの引抜き:コンクリートに穴が残らないよう「徐々に」引き抜く。 7 (3) レイタンス:硬化後に浮き出る微細な粒子。柔らかさの指標は「スランプ」。 8 (4) 湿潤養生期間:混合セメントは強度が遅いため、早強よりも「長く」する。 9 (1) ドロップハンマ:ハンマの重量は、一般に杭の重量「以上」であることが望ましい。 10 (1) 場所打ち杭:騒音・振動は打撃工法に比べて「小さい」のが特徴。 11 (4) パイピング:砂質地盤の地下水流により水みちができる現象。ヒービングは粘性土。
- 【解答はこちら (専門土木) 12~31問】
問 正答・ポイント 12 (2) 鋼材の疲労:防食性能だけでなく「耐疲労設計」が重要。耐候性は錆対策。 13 (4) ベント式:クレーン車が進入できる平坦地で最も一般的な架設工法。 14 (2) 塩害:主な要因は「塩化物イオン」。硫酸塩による劣化は化学的侵食。 15 (3) 堤外・堤内:流路側が「堤外地」、守られている住居側が「堤内地」。 16 (4) 天端保護工:低水護岸ではなく、越流が想定される「堤防」等に設ける。 17 (1) 前庭保護工:落下水による「洗掘」を防止するための構造物。 18 (4) 集水井工:地下水を井戸に集め、排水ボーリングにより「自然流下」で排水する。 19 (1) 盛土路床:1層の仕上り厚さは一般に **30 cm** 以下(旧40cmから変更)。 20 (2) 二次転圧:通常「タイヤローラ」を用いて揉み作用で締め固める。 21 (4) パッチング:局所的な穴(ポットホール)などを応急的に埋める工法。 22 (1) 横目地:温度変化による版の伸縮に対応するため、車線に直交して設ける。 23 (2) RCD工法:超硬練りコンクリートを「振動ローラ」で締め固める工法。 24 (2) ロックボルト:原則として掘削面に「直角」に設置する。 25 (2) 海岸堤防:(イ)表法被覆工、(ロ)基礎工、(ハ)根留工。 26 (3) ケーソン注水:着底直前は慎重な位置合わせのため、注水を「調節」する。 27 (1) 線路閉鎖工事:列車の合間ではなく、列車の「運転を停止」して行う工事。 28 (2) 重機運転:技能講習等の修了証が必要。講習会修了証の写しだけでは不十分。 29 (3) 泥水式:ずりは「流体輸送(パイプ)」で行う。ベルトコンベアは土圧式等。 30 (4) 異形管の切断:原則として行ってはならない。直管を現場で切断する。 31 (1) 水面接合:管内の「計画水面」の高さを一致させる方式。中心は中心接合。
- 【解答はこちら (法規) 32~42問】
問 正答・ポイント 32 (3) 時間外労働:1ヶ月に150時間という一律の制限はない(36協定による)。 33 (2) 障害補償:重大な過失があっても「療養補償」は拒否できない。 34 (3) アスファルト転圧:特定の「作業主任者」を選任する規定はない。 35 (4) 専任技術者:請負金額が **4,000万円**(建築8,000万円)未満なら専任不要。 36 (2) 車両の長さ:最高限度は **12 m** である。15mではない。 37 (2) 河川施設:ダム、堰、水門などは河川法上の「河川管理施設」に含まれる。 38 (3) 接道義務:敷地は道路に **2 m** 以上接しなければならない。 39 (3) 火工所:火薬を「存置(放置)」してはならない。作業後は庫へ戻す。 40 (1) ロードローラ:それ単体を使用する作業は「特定建設作業」に該当しない。 41 (1) ジャイアントブレーカ:振動規制法における「特定建設作業」の対象機械。 42 (4) 並列航行:航路内においては、原則として「並列して航行」してはならない。
- 【解答はこちら (施工管理) 43~61問】
問 正答・ポイント 43 (3) 閉合比:0.007 / 197.257 ≒ **1 / 28100**。 44 (4) 見積書:受注者が提出するものであり、発注者が示す「設計図書」ではない。 45 (1) 橋の名称:(イ)橋長、(ロ)桁長、(ハ)径間長、(ニ)支間長。 46 (3) ドラグライン:機械より「低い」場所や水中掘削に適する。高い所は不向き。 47 (1) 現場事務所:職場環境を作るための設備であり「間接仮設」に該当する。 48 (3) 誘導員:点検者ではなく、明確な「誘導員」を配置し合図を行わせる。 49 (2) 解体安全:作業主任者「以外」の労働者を立ち入らせてはならない。 50 (3) 測定値の分布:安定した状態であれば「正規分布」に近づく。 51 (4) 空気量:指定 5.0% ± 1.5% のため、3.0% は範囲外で不適合。 52 (3) 環境対策:一般に「車輪式(ホイール)」の方が騒音・振動レベルが小さい。 53 (4) 特定建設資材:コンクリート、アスファルト、木材。鉄は含まれない。 54 (2) コーン指数:ダンプ(1200) > 普通ブル(500) > 超湿地ブル(200)。 55 (4) 機械能率:(イ)トラフィカ、(ロ)ブルドーザ、(ハ)土質、(ニ)時間。 56 (4) 工程表:バーチャート(イ) → 出来高曲線(ロ) → グラフ式(ハ) → NW(ニ)。 57 (2) ネットワーク:CPは A-C-E-G = **21日間**。Bの余裕は2日。 58 (1) 墜落防止:(イ)手すり、(ロ)覆い、(ハ)安全ネット、(ニ)墜落制止用器具。 59 (3) 車両系安全:(イ)かつ、(ロ)シートベルト、(ハ)乗車席、(ニ)その日の作業開始前。 60 (2) 管理図:(イ)計量値、(ロ)平均値、(ハ)最大最小の差、(ニ)中心線。 61 (1) 締固め:(イ)品質、(ロ)工法、(ハ)施工、(ニ)最適。
2級土木施工管理技士 第二次検定(実地):全問解答・解説

| 重要テーマ | 2026年合格への記述アップデート |
|---|---|
| 働き方改革(残業規制) | 2024年からの残業上限規制を前提とした、生産性向上(ICT活用など)の具体的記述が合否を分けます。 |
| 最新安全基準 | フルハーネス型墜落制止用器具の原則化や、熱中症対策の数値管理を正確に明記しましょう。 |
- 【解答はこちら (施工管理・経験記述) 問1】
問 正答・ポイント 1 [記述] 経験した土木工事における「品質管理」または「工程管理」の技術的課題と処置
- 【解答はこちら (必修:工程・計画・コンクリ・土工) 問2~問5】
問 正答・ポイント 2(1) (イ) **日数** (ロ) **出来高比率** 2(2) (ハ) **施工時期** (ニ) **全体** (ホ) **クリティカルパス** 3 [記述例] ①契約書類:設計図書・仕様書の不整合の確認。
②自然条件:気象特性、地質、地下水位の調査。
③近隣環境:騒音・振動の影響、地下埋設物や地上物件の調査。4 (イ) **温度** (ロ) **外力** (ハ) **湿布** (ニ) **低い** (ホ) **混合** 5 [条件例] ①せん断強度が大きく、圧縮性が小さいこと。
②吸水による膨張が少なく、安定性に優れていること。
③運搬・施工が容易なトラフィカビリティーを有すること。
- 【解答はこちら (選択1:土質試験・コンクリ品質) 問6~問7】
問 正答・ポイント 6(1) (イ) **N値** (ロ) **断面図** 6(2) (ハ) **軟弱層** 6(3) (ニ) **沈下量** (ホ) **地盤反力** 7(1) (イ) **2.5** (スランプ12cm時の許容差) 7(2) (ロ) **空気量** (普通コンクリート 4.5%) 7(3) (ハ) **塩化物** (0.30 kg/m3 以下) 7(4) (ニ) **呼び** (ホ) **85** (1回および3回平均の基準)
- 【解答はこちら (選択2:安全・環境保全) 問8~問9】
問 正答・ポイント 8 [対策例] ①作業床の設置(手すり、中さん、幅木の付設)。
②要求性能墜落制止用器具(フルハーネス型)の適切な使用とフックの確実な掛止。9 [対策例] ①低騒音型・低振動型建設機械の採用。
②遮音壁、防音シートの設置。
③アイドリングストップの励行や作業時間帯の配慮。
2級土木施工管理技士 過去問10年分アーカイブ
2級土木施工管理技士 対策講座(解説記事)
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▼ 第二次検定(記述)
まとめ:2026年合格に向けた戦略
令和4年度(2022年)の試験突破は、単なる過去問の暗記だけでは困難です。建設現場を取り巻く環境の変化を反映した「生きた知識」が問われています。nekomaru.siteのアーカイブをフル活用し、視覚的に納得しながら学習を進めてください。特に二次検定の経験記述は、最新基準に合わせたアップデートが不可欠です。一発合格を目指して、今日から一歩踏み出しましょう!
▼一発合格を目指すなら、最新のテキスト選びから