今回は道路工事のプロフェッショナル資格になります。平成24年度の1級舗装施工管理の問題をこちらにまとめていきたいと思います。
道路工事のプロフェッショナル資格である1級舗装施工管理技術者の資格試験に合格する方法や過去問題のダウンロードについてまとめた記事です。
平成24年度の問題を取り上げ、解説していきます。この資格は、民間資格としては高い難易度を誇り、土木施工管理技士よりも難しいと言われています。低い合格率と公開されていない過去問の状況下で、こちらでは過去問をまとめて提供します。
皆様からのコメントや指摘を歓迎し、正確な情報を提供することを心掛けております。この情報が道路工事のプロフェッショナル資格を目指す皆様のお役に立てれば幸いです。
平成24年(2012年):1級舗装施工管理:土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規
試験形式:四肢択一式(60問全問必須問題)になります。全問必須問題なのがやっかいですね。その試験の科目は、土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規から出題されてきます。
一般試験は、4つの解答群から不適なものや適当なものを選ぶ方式で、60%以上で合格になります
その、1級の一般試験問題数を細かく分けていきますと
- 土木知識10問
- 舗装知識10問
- 舗装施工・維持管理32問
- 法規8問
舗装の施工・維持管理が半分を占め、施工・維持・工程・安全・品質・出来形の管理方法について幅広い知識が問われます。
平成24年(2012年)1級舗装施工管理技士問題ダウンロード

1級舗装施工管理過技術者資格過去問:一般問題
【平成24年度】1級舗装施工管理 過去問解答・解説|合格のための全60問徹底網羅
第1問〜第20問:一般土工・舗装設計・材料
液状化対策、排水設計、擁壁、防護柵、CBR、各種舗装材料に関するセクションです。
- 【解答はこちら 1~10問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 1 (2) PC杭は支持力を得るための既製杭であり、地盤を締め固める液状化防止対策としては一般的ではありません (p. 3) 2 (1) 降雨確率年は、道路の重要度や種別(高速、一般等)によって異なる確率年が設定されます (p. 3) 3 (3) 裏込め材は、背面からの水を速やかに排出させるため、透水性の良い材料(砂利・砕石等)を使用します (p. 3) 4 (4) ケーブル型は、ケーブルの引張りで抵抗する柔軟な構造であり、高規格道路の中央分離帯等には原則として剛性の高い柵が適します (p. 4) 5 (1) 記述は「スクレーパ」の説明です。モーターグレーダはブレード(刃)で整地を行う機械です (p. 4) 6 (2) カルシウム(石灰等)は、主に酸性土壌の中和に用いられます。多く与えて酸性化させるという記述は誤りです (p. 4) 7 (1) 特記仕様書は共通仕様書に優先します (p. 5) 8 (4) ボイリング判定には、一般に土の粒度や地下水位状況、または透水試験結果等が用いられます (p. 5) 9 (4) 粉状の生石灰であっても、均一な混合と安定した品質確保のため、通常は2回以上の混合が推奨されます (p. 5) 10 (2) 既設舗装の調査では、路床の支持力を代表する「最も条件の悪い箇所(または路床面付近)」から採取するのが一般的です (p. 6)
- 【解答はこちら 11~20問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 11 (3) 塑性変形輪数は、49kNの荷重で「1mm変位」ではなく、わだち掘れなどの「変形量」を指標とするものです (p. 6) 12 (1) 舗装計画交通量は、最終年度だけでなく、設計期間全体の「累積」大型車交通量を考慮して定めます (p. 6) 13 (4) 塑性変形輪数はアスファルト舗装の性能指標であり、コンクリート舗装の厚さ設計には用いません (p. 7) 14 (2) 明色骨材として、天然の「けい石」などは一般的に用いられます (p. 7) 15 (3) PK-H(高濃度乳剤)は主に「タックコート」や「表面処理」に用いられ、安定処理用ではありません (p. 7) 16 (1) 上層路盤の最大粒径は40mm以下ですが、一層厚の「1/2」ではなく「3/4」以下とするのが標準です (p. 7) 17 (4) 最適アスファルト量は、ダレ試験結果だけでなく、空隙率や飛散抵抗性(カンタブロ試験)等を総合して決定します (p. 8) 18 (1) 針入度が大きい(柔らかい)と、夏場の高温時に剥離や流動が生じやすくなるため不適切です (p. 8) 19 (3) コンクリートの練混ぜ水に海水を使用すると、鋼材の腐食や品質低下を招くため原則として禁止されています (p. 8) 20 (2) 砕石マスチック(SMA)は不透水性の表層材料であり、透水機能を付加する目的には適しません (p. 8)
第21問〜第40問:施工・品質管理・維持修繕
再生路盤、施工実務、プラント管理、調査・点検、補修工法に関するセクションです。
- 【解答はこちら 21~30問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 21 (4) アスファルト再生骨材を含む場合、温度上昇でアスファルトが軟化するため修正CBRは「低下」します (p. 9) 22 (2) ポーラスアスファルトの骨材飛散抵抗性は、ロサンゼルス試験機を用いたカンタブロ試験等で評価します (p. 9) 23 (2) 粒径10mmの生石灰は「消化」の時間が必要なため、1回の混合で済ませる記述は不適切です (p. 9) 24 (3) 安定処理路盤の継目は、既設部を「垂直に切り取って」新しい材料を打ち継ぐのが原則です (p. 10) 25 (1) ポーラスアスファルトは混合時間が長くなる傾向があり、プラントの製造能力は一般に低下します (p. 10) 26 (4) 乳剤散布装置付フィニッシャ等により、タックコートと敷きならしを同時に行うことは可能です (p. 10) 27 (3) 石粉の散布は付着力を損なう恐れがあるため、寒冷期でも養生時間を守るのが原則です (p. 11) 28 (2) 継目は弱点となるため、上層と下層の継目位置は「ずらす(通常30cm以上)」のが原則です (p. 11) 29 (3) スリップフォーム工法は型枠を用いない工法ですが、スリップフォームペーパという名称の資材は使いません (p. 11) 30 (2) ポーラスアスファルトの仕上げにタイヤローラを用いると、骨材が付着し空隙を潰すため避けます (p. 12)
- 【解答はこちら 31~40問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 31 (2) カーペットコートは極薄層のため温度低下が早く、施工性確保のため軟質アス等の工夫がなされます (p. 12) 32 (2) セメントミルクの浸透を作業として行う際、通常は振動ローラではなく、自然浸透やゴムスクレーパ等を用います (p. 12) 33 (3) フィニッシャ内の移動順は、ホッパ → バーフィーダ → スクリュースプレッダ → スクリードです (p. 13) 34 (1) 残存等値換算厚は、アスファルトの「安定度」ではなく、ひび割れ等の「破損状況」から算出します (p. 13) 35 (2) 車輪走行部が凹状になるのは「わだち掘れ」です。コルゲーションは路面の「波打ち(段差)」です (p. 13) 36 (3) オーバーレイであっても、既設の支持力や交通条件に基づいた厚さの「構造設計」が必要です (p. 14) 37 (4) ゴム入り乳剤等は「接着性向上」が主目的であり、リフレクションクラックの「完全な防止」は困難です (p. 14) 38 (3) 直接仮設は、足場や型枠、工事用道路など「工事目的物の形成に直接関わる」ものを指します (p. 14) 39 (3) ドラムドライヤ(並流)方式は、再生骨材を火炎で直接加熱するため、老化しやすく配合率には限界があります (p. 15) 40 (4) ネットワーク工程表の矢線の長さは、必ずしも所要時間の長さを比例して表すものではありません (p. 15)
第41問〜第60問:工程・安全・品質管理・法規
工程表、予算、安全対策、検査、関連法規(労働・建設・道路・環境)に関するセクションです。
- 【解答はこちら 41~50問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 41 (1) 工程管理の主な目的は「工期内完成」であり、原価管理は別の管理項目(原価管理)として区別されます (p. 15) 42 (3) 現場で直接使用する機械損料や燃料は、通常「直接工事費(機械経費)」に計上します (p. 16) 43 (4) やむを得ない段差のすりつけ勾配は、一般に「5%(1/20)」以内とするのが適切です (p. 16) 44 (2) 移動さくは隙間なく連結して設置し、通行車両の迷い込みや作業員の飛び出しを防ぐ必要があります (p. 16) 45 (3) 1車線交互通行等の場合、車道幅員は原則として「3.0m」以上を確保します (p. 17) 46 (1) 瀝青安定処理の締固め度は、最大乾燥密度ではなく「基準密度(マーシャル密度)」の96%以上等が標準です (p. 17) 47 (4) クラッシャラン(粒状路盤)の品質は一軸圧縮強さではなく、修正CBR等で評価します (p. 17) 48 (3) 基準試験は「施工前」に実施し、その材料や工法で所定の品質が得られるかを確認するものです (p. 18) 49 (1) 受注者は「管理基準」に基づき自ら管理を行いますが、作業標準の「承諾」までは通常求められません (p. 18) 50 (2) 出来形検査の実施項目は、受注者ではなく「発注者(設計図書・基準)」が定めます (p. 18)
- 【解答はこちら 51~60問】
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問 正答 解説 備考(2026年時点の注意) 51 (1) 高低差(平たん性)等は、平均値だけでなく「標準偏差(σ)」や「個々の値」でも判定されます (p. 19) 52 (3) 粒状路盤の締固め度は、現場での「砂置換法」による密度試験等で確認するのが一般的です (p. 19) 53 (4) 業務上の負傷等に対する療養費用は、原則として使用者が「全額(10/10)」負担します (p. 19) 現行法同様 54 (3) 下請から完成通知を受けた後の検査完了期限は、現在は「15日以内(かつできる限り短期間)」です (p. 20) 【重要】法改正により期間短縮 55 (2) 自転車歩行者専用道路の幅員は、原則として「3m」以上(やむを得ない場合2.5m)です (p. 20) 現行法同様 56 (3) 2つの警察署にまたがる場合、通常は「主たる場所」または「双方」への届出が必要ですが、規定に注意 (p. 20) 現行法同様 57 (2) 環境基本法の公害定義は、事業活動等に伴う「相当範囲」にわたる事象を指します (p. 21) 現行法同様 58 (3) 舗装版破砕機(ブレーカ等)で、1日の移動距離が50mを超えないものは特定建設作業に該当します (p. 21) 現行法同様 59 (1) 作業を開始した日に終了する作業は、特定建設作業(振動等)の届出が「除外」される場合があります (p. 21) 現行法同様 60 (2) 自ら運搬する場合は、原則として「収集運搬業の許可」は不要(排出事業者責任)です (p. 22) 現行法同様
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な舗装施工管理の技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、学習の参考としてご活用ください。
1級舗装施工管理・応用試験の過去問は?
舗装施工管理技術者試験は、経験記述と記述式問題から成り立っています。経験記述は必須問題1問であり、記述式問題は4問中2問を選択して解答する形式です。応用試験では全て記述式で出題されるため、対策をしっかり行うことが合格率を上げる重要なポイントとなります。
舗装施工管理技術者試験は、舗装に特化した資格であり、合格率は20%前後という難関です。試験を突破するためには、経験記述のポイントや過去問にしっかり取り組むことが必要です。過去問を解くことで、問題の傾向や出題形式を把握し、自身の弱点を克服することができます。
平成24年(2012年)1級舗装施工管理技術者:過去問応用問題
1級舗装施工管理技術者合格へのまとめ
今回は道路工事のプロフェッショナル資格である平成24年度の1級舗装施工管理技術者資格試験に関する問題をまとめてきました。この試験は民間資格でありながら、土木施工管理技士よりも難しいとされ、合格率も低いことが知られています。
過去問が公開されていない状況であるため、今回のまとめが皆さんにとって有益であることを願っています。 皆さんからは、この資格に関する様々なコメントや指摘が寄せられており、間違いがあれば柔らかく指摘していただけることに感謝しています。道路工事のプロフェッショナル資格を目指す皆さんにとって、この情報が役立つことを切に願っています。
今後も、道路工事における専門知識や技術を身につけ、資格取得に向けて努力を惜しまない皆さんを応援しています。この道路工事のプロフェッショナル資格試験に挑む皆さんに、心からの応援と成功を祈念しています。頑張ってください!