今回は道路工事のプロフェッショナル資格になります。平成30年度の1級舗装施工管理の問題をこちらにまとめていきたいと思います。
道路工事のプロフェッショナル資格である1級舗装施工管理技術者資格試験について、平成30年度の問題と合格方法についてご紹介します。
この資格は民間資格でありながら、土木施工管理技士より難しいと言われ、合格率も低いとされています。過去問の公開がない中、本記事では過去問をまとめ、試験に挑戦する方々のお手伝いをさせていただきます。
この記事を通じて、1級舗装施工管理技術者資格試験に対する深い理解を深めていただければ幸いです。
平成30年(2018):1級舗装施工管理:土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規
試験形式:四肢択一式(60問全問必須問題)になります。全問必須問題なのがやっかいですね。その試験の科目は、土木工学・舗装工学・施工管理・関連法規から出題されてきます。
一般試験は、4つの解答群から不適なものや適当なものを選ぶ方式で、60%以上で合格になります
その、1級の一般試験問題数を細かく分けていきますと
- 土木知識10問
- 舗装知識10問
- 舗装施工・維持管理32問
- 法規8問
舗装の施工・維持管理が半分を占め、施工・維持・工程・安全・品質・出来形の管理方法について幅広い知識が問われます。
平成30年(2018)1級舗装施工管理技士問題ダウンロード

1級舗装施工管理過技術者資格過去問:一般問題
【平成30年度】1級舗装施工管理技術者 過去問解答・解説|全60問を徹底網羅!
第1問〜第20問:土工・舗装構造設計・材料
道路土工、CBR、設計理論、アスファルト・コンクリート材料に関するセクションです。
- 【解答はこちら 01~10問】
問 正答 解説 1 (1) コンクリート張工は、原則として「土圧が作用しない」箇所に用いるのが一般的です。 2 (3) 練混ぜから打ち終わりまでは、外気温25℃以下で1.5時間、25℃超で1時間以内が標準です。 3 (4) 転落防止用の柵は、よじ登り防止のため「縦方向」の桟構造とするのが一般的です。 4 (1) トラフィカビリティはコーン指数で示されます。ワーカビリティはコンクリートの指標です。 5 (1) 落葉樹の植栽適期は、一般に「落葉期間(休眠期)」が適切です。 6 (2) 第三者に損害を及ぼしたときは、原則として「受注者」がその損害を賠償しなければなりません。 7 (1) 設計図書の「照査」は受注者の義務ですが、「変更」は原則として発注者が行います。 8 (3) 縦断測量は、地盤高、水準点、4級水準測量の組合せが適切です。 9 (3) 改良層(構築路床)のCBRは「20」を上限とするのが一般的です。 10 (4) 乱さない試料のCBR測定は、路床面下「1m」までの土を対象とするのが一般的です。
- 【解答はこちら 11~20問】
問 正答 解説 11 (4) 舗装の必須性能指標は「疲労破壊輪数」と「塑性変形輪数」です。すべり抵抗値は任意設定です。 12 (3) コンクリート舗装の構造設計は、版の「疲労破壊」を基準とします。わだち掘れはアスファルトの指標です。 13 (3) フルデプス舗装は、設計CBR「2」以上の路床において適用可能です。 14 (2) 石灰岩を粉砕した石粉は、ポーラスアスファルト混合物のフィラーとして「一般に使用」されます。 15 (4) ノニオン系乳剤は、主に「セメント安定処理」等の混合用に使用されます。 16 (3) 再生粒度調整砕石などは「上層路盤」にも用いられます。 17 (2) 再生加熱アスファルト混合物の基準値は、新規材料を用いたものと「同一」とするのが原則です。 18 (1) スクリーニングスを多く用いる場合は、粒度の変動等に注意が必要です。 19 (4) 高性能AE減水剤は、高い減水性能により単位水量を大幅に減少させることができます。 20 (1) 剥離防止目的のセメント添加量は、一般に「2%程度」以内です。
第21問〜第40問:施工・製造・維持修繕
路盤・舗装の施工実務、プラント管理、点検・補修に関するセクションです。
- 【解答はこちら 21~30問】
問 正答 解説 21 (2) セメントコンクリート再生骨材は、環境条件によって六価クロムを溶出する可能性があるため注意が必要です。 22 (4) アスファルト抽出試験は、混合物中のアスファルト含有量を確認するために行われます。 23 (3) 粒状の生石灰を用いる場合は、消化反応後に「再混合」を行う必要があります。 24 (3) セメント量が多いと剛性が高まりすぎ、リフレクションクラックの原因となります。 25 (1) アスファルト混合物の分離は、落差が「大きい」場合に発生しやすくなります。 26 (3) 暑中コンクリート対策として、材料の冷却や日陰貯蔵は有効な手段です。 27 (2) ローラ転圧は、原則として横断勾配の「低い方から高い方」へ向かって行います。 28 (1) ヘアクラック防止には、線圧の「小さい」ローラ(タイヤローラ等)を用いるのが一般的です。 29 (1) 横継目を設ける場合は、端部を「速やかに転圧し」、後で切り取って垂直な面を作るのが原則です。 30 (1) 鉄筋の配置は、一般に「縦方向鉄筋が横方向鉄筋の下側」となるようにします。
- 【解答はこちら 31~40問】
問 正答 解説 31 (4) 基層にグースアスファルトを用いる場合は、耐熱性の高い「高弾性」タイプを用いるのが一般的です。 32 (2) 砕石マスチック舗装は、粗骨材の量が「多く」、フィラー・アスファルトも多いのが特徴です。 33 (3) 路面切削機械の大型機は、走行装置が「クローラ式」であるものが一般的です。 34 (2) 「損傷の進行が早い道路等」についても、適切な「修繕」を行いながら管理します。 35 (2) 表面処理工法は、一般に構造設計(厚さ計算等)を必要とする工法には含まれません。 36 (2) 油圧ブレーカは、圧砕機に比べて「騒音や振動が大きい」のが一般的です。 37 (3) バーステッチ工法は、ひび割れ部に「鉄筋を埋め込み」荷重伝達機能を回復させるものです。 38 (2) 「道路工事等協議書」は、道路管理者が警察署長と協議するための書類です。 39 (4) アスファルト再生骨材を安定処理する場合、一軸圧縮強度の「割増し」規定は一般的ではありません。 40 (3) 予定工程曲線は、理想曲線に「沿って」計画されるべきです。
第41問〜第60問:工程管理・安全・法規
工程表、安全対策、施工管理試験、関係法規に関するセクションです。
- 【解答はこちら 41~50問】
問 正答 解説 41 (2) PDCAの「A(Action)」は是正措置を講じることです。把握はC(Check)に該当します。 42 (2) 仮設材料の損耗額(償却費)は、材料費として計上されます。 43 (3) 工事途中の段差は「5%(1/20)」程度の緩やかな勾配ですりつけるのが望ましいです。 44 (4) 車両の出入りは、原則として交通流に対して「正対(前方)」から行います。 45 (2) フィニッシャのホッパ内は巻き込まれ事故の危険があるため、誘導員の配置は適切です。 46 (4) プラントの印字記録は日常管理に有効ですが、定期的な「試験」も必要です。 47 (3) 瀝青安定処理の評価指標は「マーシャル安定度」等です。一軸圧縮はセメント・石灰安定処理用です。 48 (4) 出来形管理結果は、規定がなくても工事記録として「提出(または備え付け)」が必要です。 49 (1) 検査は原則として「工事完成後」に行いますが、交通開放前に実施するのが理想です。 50 (1) 厚さ検査は、コア採取のほか、検測杆や「非破壊検査(電磁波等)」による方法もあります。
- 【解答はこちら 51~60問】
問 正答 解説 51 (4) RI計器は「密度や含水比」の測定に用いられます。厚さ測定は一般にコアや検測によります。 52 (1) ホイールトラッキング試験のA法とB法で、試験輪の「接地圧」は同一です。 53 (4) 療養補償については、法に基づき「使用者の責任」で全額負担するのが原則です。 54 (1) 始業・終業時刻などの「労務管理」は請負人の責任であり、統括安全衛生責任者の業務外です。 55 (2) 下請負人からの完成通知後、検査完了までは「15日以内」と定められています。 56 (3) 自転車道の幅員は、原則として「2.5メートル以上」とされています。 57 (4) 最大積載量を超えて運転する場合の許可は、「出発地」を管轄する警察署長から受けます。 58 (2) 特定施設の設置届け出は、工事開始の「60日前」までに行う必要があります。 59 (3) ブレーカを使用する作業で、1日で終了するものは特定建設作業から「除外」されます。 60 (3) 加熱アスファルト混合物は「500トン以上」が再生資源利用計画の作成対象です。
※この解答・解説は、提供された試験問題に基づき、一般的な舗装施工管理の技術基準等に照らして作成したものです。実際の合格判定や公式解答とは異なる場合がありますので、
学習の参考としてご活用ください。
1級舗装施工管理・応用試験の過去問は?
1級舗装施工管理・応用試験の過去問はどのようなものなのでしょうか?試験の問題内容は試験形式:経験記述(必須問題1問)と記述式問題(4問中2問を選択解答)になります。
応用試験は全て記述式での出題となるため、その対策を行うことが合格率を上げるためのポイントとなります。この試験は、実務経験や知識を活かして問題に対処する能力を問われるため、
事前に過去問を解いたり、実務での経験を振り返ることが重要です。記述式問題においては、自分の経験や知識を具体的に示し、適切な解答を提供することが求められます。過去問を解くことで、問題の傾向や解答のポイントを把握し、試験に臨む準備をしっかりと行うことが大切です。合格率を上げるためには、実務経験を活かした的確な解答を提供できるように努めることが必要です。
平成30年(2018)1級舗装施工管理技術者:過去問応用問題
1級舗装施工管理技術者合格へのまとめ
今回は道路工事のプロフェッショナル資格である平成30年度の1級舗装施工管理技術者試験に焦点を当てました。この試験は民間資格でありながら、土木施工管理技士よりも難しいと言われています。
合格率が低く、過去問も公開されていない状況下で、今回は過去問をまとめてみました。 この資格に興味を持つ方々からは、私のまとめに対するコメントや疑問が寄せられており、「あそこが違うのでは?」との指摘も多くいただいています。もし私のまとめに誤りがあれば、遠慮なく指摘していただければ幸いです。
専門的な資格に関する情報は、正確な知識を習得するために不可欠です。皆さんと共に学び合い、より深い理解を築いていければと願っています。今後も皆様と共に知識を共有し、専門的な分野におけるスキル向上に努めてまいります。引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。