この記事では、2011年(平成23年)2級建築施工管理技士の学科過去問と実地過去問をまとめています。
🛑 どこから解く?過去問の正しいスタートライン
2級建築施工管理技士の合格率をグッと引き上げるカギは、「平成30年度以降の過去問に絞って解くこと」です。
当ページには平成29年以前の過去問も格納されていますが、これらは現在の試験傾向とは異なる【参考アーカイブ】です。古い問題を解いてしまうと、今とは違う出題バランスや古い法律に惑わされ、勉強の効率が落ちてしまいます。
無駄な時間を1分も使いたくない方は、平成30年度(学科共通化)〜令和3年度(新制度移行)〜最新の過去問というルートで、新しい傾向の問題から確実にマスターしていきましょう!
2級建築施工管理技士過去問題

まずは、2011年(平成23年)の問題から紹介していきたいと思います。問題は過去問とテキストを利用して自分が苦手な部分を勉強していくと効率的ですよね。
2011年(平成23年)2級建築施工管理技士一次検定(学科)

解答はこちら
- 【解答はこちら (建築:共通・法規) 1~35問】
問 正答・ポイント No. 1 (4) 第2種換気:機械給気と自然排気。排気を機械で行うのは「第3種」換気。 No. 2 (4) 永久日影:冬至に「終日」日影となる部分。1年を通じて日影となる部分は極めて限定的。 No. 3 (3) 色の膨張:一般に「明度が高い」ほど膨張して見える。低い場合は収縮して見える。 No. 4 (2) 筋かい:圧縮力を負担する木材は、厚さ **3.0 cm** 以上が必要(1.5 cm は引張専用)。 No. 5 (2) RC構造:腰壁や垂れ壁が付いた柱は剛性が高まり、地震時に「せん断破壊」を起こしやすくなる。 No. 6 (4) 鉄骨構造:鋼材は不燃材料だが、火熱により強度が低下するため「耐火被覆」等の措置が必要。 No. 7 (1) 地盤:建築物の支持地盤としては、沖積層(新しい地層)より「洪積層(古い地層)」が適す。 No. 8 (3) 応力度:圧縮応力度の算定には「断面積」を用いる。断面係数は「曲げ応力度」に用いる。 No. 9 (1) 垂直反力:モーメント荷重と等分布荷重の釣り合いより、**VB = 2 kN (上向き)** となる。 No. 10 (3) ラーメン:中央集中荷重を受ける門型ラーメンの引張側モーメント図(山形)。 No. 11 (1) コンクリート:耐久性は、水セメント比が「小さい」ほど向上(密実になる)する。 No. 12 (4) 石材:鉄平石は「安山岩」の一種。砂岩ではない。 No. 13 (4) サッシ:JIS A 4702の普通性能項目に「断熱性」は含まれない。 No. 14 (2) フローリング:ブロックは「単層」フローリングに分類される。 No. 15 (3) 屋外排水:雨水ますには「泥だめ」、汚水ますには「インバート」を設けるのが原則。 No. 16 (1) 低圧:交流の場合は **600 V** 以下。750 V は直流の基準。 No. 17 (4) 給水設備:ヒートポンプは「空気調和設備」や「給湯設備」で用いられる用語。 No. 18 (1) 完了検査:申請の義務があるのは「建築主」。施工者はその手続きを代行する立場。 No. 19 (2) 地階居室:採光窓の代わりに「換気・調湿」等の代替措置があれば設置不要な場合がある。 No. 20 (2) 建設業許可:特定許可を受けた場合、同一業種の一般許可は「失効」する。 No. 21 (1) 一括下請負:元請負人だけでなく、下請負人も「再下請」として一括して出すことは禁止。 No. 22 (2) 労働契約:親権者が未成年者に代わって契約を締結することは「禁止」されている。 No. 23 (4) 特別教育:ゴンドラの操作は特別教育。他3つは「技能講習」の対象業務。 No. 24 (3) 段ボール:工作物の新築に伴う梱包材等は「産業廃棄物(紙くず)」に該当。 No. 25 (2) 道路占用:ポンプ車の停車は「道路使用許可(警察署長)」であり、占用の許可は不要。 No. 26 (2) 事前調査:日影調査は設計段階の業務。鉄骨建方には「架空電線」等の調査が重要。 No. 27 (3) 仮囲い:危害防止上有効な「既存の塀」がある場合、仮囲いに代用できる。 No. 28 (1) 資材届:特定建設資材届の提出先は「都道府県知事」等。労基署ではない。 No. 29 (3) ネットワーク:工事の「出来高」把握は、バーチャートやSカーブの方が適している。 No. 30 (3) マイルストーン:掘削、上棟、足場解体に比べ、天井下地開始は重要度が相対的に低い。 No. 31 (2) 品質管理:全ての品質を同レベルで管理するのではなく、重要度に応じた重点管理を行う。 No. 32 (1) スランプ:スランプは、コーンを引き上げた後の「下がり量」を測定する。 No. 33 (4) 塗装:針入度はアスファルトの硬さ試験。塗料は付着性や膜厚を検査する。 No. 34 (4) 車両対策:道路の汚れ防止には「洗車場」の設置が基本。沈砂槽は排水の泥除去用。 No. 35 (4) 作業主任者:鉄筋の組立て作業には「作業主任者」の選任義務はない。
- 【解答はこちら (躯体:専門分野) 36~50問、66~80問】
問 正答・ポイント No. 36 (2) 巻尺:工事現場の基準となるのは「1級スチールテープ」等。専用の特注品ではない。 No. 37 (1) 載荷試験:地盤の「支持力」を直接調べる試験。N値はサウンディングで測る。 No. 38 (2) 埋戻し:砂質土と粘性土の交互締めは、沈下や支持力不足の原因となり「不適」。 No. 39 (3) アイランド工法:中央部を先に造るため、切梁の長さは「短く」抑えることができる。 No. 40 (1) 砂利地業:締固め効果を高めるため、粒径の「混じった」もの(クラッシャラン等)を用いる。 No. 41 (2) 鉄筋あき:粗骨材の最大寸法、鉄筋径、25mmの「最大値」以上を確保する。 No. 42 (3) かぶり厚:仕上げの有無や種類により、最小かぶり厚の規定値は「異なる」。 No. 43 (3) 型枠:梁の底型枠は、側型枠を乗せるため「梁幅+せき板厚」で裁断するのが一般的。 No. 44 (3) 生コン:ハの「20」は、スランプ(cm)を表す。骨材寸法は最後尾の数字。 No. 45 (4) タンピング:コンクリートの「凝結が終了する前」に行わなければ効果がない。 No. 46 (1) 存置期間:一般にスラブ下よりも荷重負担の大きい「梁下」の方が、存置期間が長い。 No. 47 (2) 鉄骨塗装:高力ボルト接合部の「摩擦面」は、滑り係数確保のため塗装してはならない。 No. 48 (3) 工具:ドリフトピンは「孔の位置合わせ」用。玉掛けにはワイヤー等を用いる。 No. 49 (2) 木工事:大引の継手は「腰掛けあり継ぎ」等とし、受け材(束)の上で設ける。 No. 50 (4) バーベンダー:鉄筋の「曲げ加工」に用いる機械。圧接には圧接器を用いる。 No. 66 (3) 地盤調査:スウェーデン式は「軟弱地盤」用。礫層や10m超の深層には適さない。 No. 67 (3) 排水:ディープウェルは「地下水位」を下げる工法。雨水排水用ではない。 No. 68 (1) 山留め:ソイルセメントは土を再利用するため、連続壁より排出泥土は「少ない」。 No. 69 (3) 杭工事:スペーサーは、鉄筋かごの「全引き上げ範囲」に適切に配置する。 No. 70 (1) 鉄筋あき:隣り合う鉄筋の「表面間の最短距離」のこと。中心間ではない。 No. 71 (4) 継手:コンクリートの設計基準強度が「高い」ほど、必要な継手長さは短くなる。 No. 72 (2) 側圧:コンクリートの「打込み速さ」が速いほど、側圧は大きくなる。 No. 73 (1) 支保工:パイプサポートは「3本以上」継いで使用してはならない。 No. 74 (3) 調合:細骨材率が「大きすぎる」と、所定のスランプを得るのに多くの水が必要になる。 No. 75 (1) 養生:加熱養生中も乾燥クラック防止のため「湿潤状態」を維持する必要がある。 No. 76 (2) 鉄骨:ガス孔あけは精度が低いため、ボルト孔等への使用は「原則禁止」。 No. 77 (4) ワイヤー:建入れ直し用のワイヤーは、倒壊防止用を「兼用」してもよい。 No. 78 (2) バックホウ:機体より「低い」位置の掘削に適す。高い所はパワーショベル。 No. 79 (4) 改修:既存コンクリート表面は、付着力確保のため「チッピング(目荒らし)」が必要。 No. 80 (3) ブロック:モルタル充填を確実にするため、フェイスシェルの「厚い方を上」にする。
- 【解答はこちら (仕上げ・左官:専門分野) 51~65問、81~95問】
問 正答・ポイント No. 51 (2) 保護層:伸縮調整目地の深さは、コンクリートを「完全に絶縁」する深さとする。 No. 52 (3) シーリング:プライマー塗布後、当日中に充填するのが原則。1日放置は「不適」。 No. 53 (3) 石工事:乾式工法は「空気層」を設ける工法。モルタル充填は湿式工法。 No. 54 (3) 雨どい:たてどいの支持金物は **1,200 mm** 以内(2026年指針)に配置する。 No. 55 (1) LGS:打込みピンは、コンクリートが硬化しすぎると入らない(材齢1ヶ月以内が目安)。 No. 56 (1) 塗材:3 mm 超の不陸調整には「セメント系」下地調整塗材を用いる。 No. 57 (4) 左官:せっこうプラスターにセメントを混ぜると「凝結不良」や膨張破壊の原因となる。 No. 58 (3) かまち戸:かまちを組み、その間に「鏡板(またはガラス)」をはめ込んだ戸。 No. 59 (2) ガラス:グレイジングチャンネルの継ぎ目は「上辺中央」とするのが一般的。 No. 60 (1) 塗装:空気圧が高すぎると「塗料が飛散」しロスが増える。ゆず肌は粘度過多等。 No. 61 (1) 木工:角材の両面削りしろは **3 mm** 程度(2026年標準)とする。 No. 62 (3) 塗り床:主剤と硬化剤の練混ぜ量は「30分以内」に使い切れる量とする。 No. 63 (4) 壁紙:接着剤は「乾燥する前」に濡れ雑巾等で拭き取る。乾燥後は除去困難。 No. 64 (4) カーテン:強度とヒダ保持のため、上端(トップ)には必ず「芯地」を入れる。 No. 65 (1) ECP:パネル積上げ枚数「1枚」ごとに自重受け金物で支持するのが原則。 No. 81 (3) 塩ビシート:接着工法では、接着剤を「シートと下地の両面」に塗布する。 No. 82 (3) 塗膜防水:入隅は「アール(50R程度)」または面取りとし、直角を避ける。 No. 83 (2) タイル:改良圧着張りのオープンタイム(塗りおき時間)は「60分以内」とする。 No. 84 (1) 板金屋根:唐草の固定には釘またはねじを用いる。ドリリングねじは不向き。 No. 85 (4) 天井:壁ぎわに野縁が平行な場合は、端部の固定用に「受材(ランナー等)」を設ける。 No. 86 (2) エッチング:化学的な「酸」による腐食作用を利用して模様を出す仕上げ。 No. 87 (1) 左官:軽量モルタルは付着力が弱いため、必ず「荒らし目」を付けて施工する。 No. 88 (4) 鋼製建具:枠の取付け精度(対角寸法差)は **3 mm** 以内(JASS 16基準)とする。 No. 89 (1) シャッター:ガイドレールのアンカー間隔は **500 mm** 以内とする。 No. 90 (1) 木部塗装:ジンクリッチプライマーは「鉄部」の錆止め用。木部にはプライマー。 No. 91 (1) フローリング:木口継手は「乱尺(千鳥)」張りとし、揃えてはならない。 No. 92 (3) ボード:周辺部のビス留め間隔は **200 mm** 程度(中間部は300mm)とし密に打つ。 No. 93 (3) 断熱材:張付け工法の接着剤は、断熱材に「全面(または所定の塗り形式)」で密着させる。 No. 94 (2) ALC:アンカー筋構法は「面外方向」の挙動を拘束し、面内方向を可動とする。 No. 95 (4) 改修:タイルの浮き改修には「エポキシ樹脂注入」。Uカットは「ひび割れ」改修用。
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2011年(平成23年)2級建築施工管理技士過去問題:二次検定(実地試験)

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- 【解答はこちら (建築施工・経験記述) 1問】
問 正答・ポイント 1-1 工程管理の実施事項と理由:工期内に完了させるための具体的処置を3つ記述。 1-2 工期短縮の方法と理由、派生効果:他工種への影響や品質・安全面の問題点を2つ記述。
- 【解答はこちら (建築施工・用語説明) 2問】
問 正答・ポイント 2 5用語選択:親綱、切梁のプレロード工法、グリッパー工法、耐震スリット、ボンドブレーカー等から記述。
- 【解答はこちら (施工管理・工程管理) 3問】
問 正答・ポイント 3-1 総所要日数:**34日**(①-②-④-⑥-⑧-⑩-⑪の経路等) 3-2 作業Hのフリーフロート:**0日間**(クリティカルパス上のため) 3-3 E・Hが各2日遅延時の新CP:**A → C → F → H → J → L**(計36日)
- 【解答はこちら (建築施工・工法留意事項) 4問】
問 正答・ポイント 4-1 ボイリング → **ヒービング**(軟弱粘性土の掘削底面ふくれ上がり) 4-2 平行 → **垂直**(梁の打継ぎ面は主筋と垂直にする) 4-3 適当:**○**(日平均気温4℃下回る期間は寒中コンクリート) 4-4 半数 → **全数**(トルシア形高力ボルトのピンテール破断検査) 4-5 適当:**○**(アスファルト防水立上りの重ね幅 100 mm) 4-6 希釈後の → **希釈前の**(塗付け量は施工ロスを含まない調合質量) 4-7 2山ごと → **1山ごと**(折板葺きのタイトフレーム固定) 4-8 適当:**○**(ジョイナーは目地隠しや化粧カバーとして用いる)
- 【解答はこちら (法規・建設業法他) 5問】
問 正答・ポイント 5-1 ③ 五十日 → **一箇月**(建設業法24条の3:下請代金の支払期日) 5-2 ③ 打ち込み → **掘削**(建築基準法施行令136条の3:周辺地盤沈下防止) 5-3 ③ 安全又は衛生のための訓練 → **教育**(労働安全衛生法60条:職長教育)
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2011年(平成23年)二級建築施工管理技士の問題まとめ
この記事では、2011年(平成23年)2級建築施工管理技士の学科過去問と実地過去問をまとめて提供しています。受験を考えている方に向けて、試験勉強に役立つ過去問題を手に入れるお手伝いをしています。
資格試験を受ける際には、過去問題の解答を通して効果的な対策を行うことが重要です。建築、仕上げ、躯体といった分野に関する過去問を解くことで、出題の傾向をつかむことができます。
ただし、過去問だけを解くだけではなく、テキストを読み込むことも大切です。年度ごとに公開される過去問を通して、試験の雰囲気や出題の特徴を把握しましょう。過去問を積極的に活用し、効果的な学習を行うことで、資格取得に向けて着実に準備を進めていきましょう。合格に向けて一緒に頑張りましょう!