この記事では、2014年(平成26)2級建築施工管理技士の学科過去問と実地過去問をまとめています。
🛑 どこから解く?過去問の正しいスタートライン
2級建築施工管理技士の合格率をグッと引き上げるカギは、「平成30年度以降の過去問に絞って解くこと」です。
当ページには平成29年以前の過去問も格納されていますが、これらは現在の試験傾向とは異なる【参考アーカイブ】です。古い問題を解いてしまうと、今とは違う出題バランスや古い法律に惑わされ、勉強の効率が落ちてしまいます。
無駄な時間を1分も使いたくない方は、平成30年度(学科共通化)〜令和3年度(新制度移行)〜最新の過去問というルートで、新しい傾向の問題から確実にマスターしていきましょう!
2級建築施工管理技士過去問題

まずは、2014年(平成26)の問題から紹介していきたいと思います。問題は過去問とテキストを利用して自分が苦手な部分を勉強していくと効率的ですよね。
では早速問題に行きたいと思いますので2014年(平成26)からアップしていきます。
- 建設業法改正(No.21関連):2024年の改正により、主任技術者の専任が必要な請負代金額(4,000万円→8,000万円等)や監理技術者の配置基準が引き上げられています。
- 働き方改革(No.22, 29関連):時間外労働の上限規制(年960時間)の適用により、工程表における「山崩し(労務平準化)」と適正な工期設定が厳格に求められています。
- 最新JIS・JASS基準:タイルの吸水率区分(No.13)や石材の厚み(No.83)など、最新の設計基準に基づいた見直しが必要です。
2014年(平成26)2級建築施工管理技士過去問題:一次検定

解答はこちら
- 【解答はこちら (建築学・工学基礎) 1~14問】
問 正答・ポイント 1 (4) 換気:換気回数は、1時間当たりの換気量を「室容積」で割った値である。 2 (2) 結露:絶対湿度を一定に保ち温度を下げると、露点温度で飽和し水滴が凝縮する。 3 (3) 音:回折現象(音の回り込み)は、周波数の低い(波長の長い)音ほど起こりやすい。 4 (2) 木造:耐力壁の必要長さは、床面積が同じでも1階の方が2階より長く必要となる。 5 (1) RC構造:耐震壁は、建築物の重心と剛心の距離(偏心距離)を小さくするように配置する。 6 (4) 鉄骨:溶接と高力ボルトを併用する場合、溶接を先に行うときは耐力の加算はできない。 7 (3) 杭基礎:セメントミルク工法は、伏流水がある地盤ではセメントミルクが流出する恐れがあるため不適。 8 (2) 荷重:積載荷重は一般に、床の構造計算用を大梁・柱・基礎用よりも大きく算定する。 9 (1) 構造:等変分布荷重の単純梁。支点反力は VA = 9.0 kN, VB = 18.0 kN。 10 (2) ラーメン:水平荷重Pによる曲げモーメント図(材の引張側に描く)。 11 (4) 鋼材:STKRは「一般構造用角形鋼管」である(炭素鋼鋼管はSTK)。 12 (3) 木材:辺材部分は、心材部分に比べて乾燥にともなう収縮が大きい。 13 (2) タイル:素地とは、施ゆうタイルの場合でも表面のうわぐすり(釉薬)を除いた部分を指す。 14 (4) シーリング:変成シリコーン系は、ガラス越しの耐光接着性に劣るためガラス周りには不適。
- 【解答はこちら (共通・設備・外構) 15~17問】
問 正答・ポイント 15 (1) 舗装:路盤等の厚さは、路床土の設計CBRの値が低い(地盤が弱い)ほど厚くする必要がある。 16 (2) 電気:幹線設備において同軸ケーブルは一般に関係が少ない(主に通信やテレビ配線用)。 17 (1) 給排水:水道直結直圧方式は、2階建住宅の給水に広く採用されている方式である。
- 【解答はこちら (建築法規) 18~25問】
問 正答・ポイント 18 (4) 基準法:工場の用途に供する建築物は「特殊建築物」に該当する。 19 (2) 基準法:地階の居室でも、告示等の基準を満たせば採光窓を設けないことが可能。 20 (4) 建設業法:特定建設業の許可を受けた際、それまでの一般建設業の許可は効力を失う。 21 (3) 建設業法:下請負人であっても、建設工事を施工する場合は主任技術者を置かなければならない。 22 (2) 労基法:親権者や後見人は、未成年者の賃金を代わって受け取ることはできない。 23 (1) 安衛法:つり上げ荷重3t以上のタワークレーン運転は「免許」が必要(特別教育のみでは不可)。 24 (4) リサイクル法:粘土瓦は特定建設資材(コンクリート塊、木材、アスファルト塊)に含まれない。 25 (1) 騒音規制法:くい打機とアースオーガを併用する作業は、騒音規制法上の特定建設作業に該当する。
- 【解答はこちら (施工管理一般) 26~35問】
問 正答・ポイント 26 (3) 仮設計画:安全性が確認されれば、所定の高さを持つ既存の塀を仮囲いに代用できる。 27 (1) 保管:袋詰めセメントは風通しを避け、湿気のない床高30cm以上の倉庫等に保管する。 28 (2) 提出書類:作業員寄宿舎の設置届は「労働基準監督署長」に提出する。 29 (2) 工程管理:山積工程表は資源投入量を示すもの。設問文は「等高線工程表」等の特徴。 30 (4) 工程表:施工組織体系は重要だが、工程表立案段階での検討事項としては優先度が低い。 31 (1) 品質管理:マニフェストは産業廃棄物管理(環境)の用語であり、品質管理とは直接関係ない。 32 (3) 検査:鉄骨の高力ボルト接合の検査はトルク管理等で行う。超音波探傷は溶接部の内部検査用。 33 (3) 鉄骨工事:ブローホールは内部欠陥であるため、目視による外観検査のみでは不十分である。 34 (4) 安衛法:コンクリートの打設作業には、作業主任者の選任規定はない。 35 (3) 足場:高さ2m以上の単管足場の作業床の手すり高さは「85cm以上」とする(現行法準拠)。
- 【解答はこちら (躯体施工:建築・躯体) 36~50問】
問 正答・ポイント 36 (4) 墨出し:高さの基準点は、誤差の確認や紛失に備えて2箇所以上設置するのが一般的。 37 (2) 調査:サウンディングは抵抗値から地盤の強さを測るもの。色調による探査ではない。 38 (3) 埋戻し:山留め壁と躯体の間は、砂質土等の良質土を用い均質に締め固める。 39 (4) 山留め:親杭横矢板工法は止水性がないため、地下水位の高い地盤には適さない。 40 (3) 杭工事:スペーサーは杭全般にわたり、適切な間隔(上下3m程度)で取り付ける必要がある。 41 (4) 鉄筋:最上階の柱頭主筋端部には、異形鉄筋であっても原則としてフックを設ける。 42 (4) 継手:フック付き重ね継手の長さは、フックの折曲げ角度によらず「フックを除いた長さ」で測る。 43 (4) 型枠:柱型枠の建入れ調整は、梁や床を組み立てる「前」に行わなければならない。 44 (1) 骨材:溶融スラグ骨材は、当時のJIS A 5308(レディーミクストコンクリート)で規定されていない。 45 (1) 打込み:大梁の鉛直打継ぎは、せん断力の小さい「スパンの中央付近」に設ける。 46 (2) 養生:高炉セメントB種を用いたコンクリートは、普通ポルトランドより湿潤養生期間を長くする。 47 (3) 鉄骨:高力ボルトの孔径は、ボルト径に応じて2.0mmまたは3.0mmを加えた値とする。 48 (2) 建方:建入れ直しは、1節(数フロア)ごと、またはスパンごとに逐次行う。 49 (2) 木工事:大引の継手は床束の「受材の上」で設ける。床束心でのあり継ぎは強度的不適。 50 (1) 機械:ラックピニオン式リフトは原則「荷用」であり、人載用は別途基準がある。
- 【解答はこちら (仕上げ施工:建築・仕上げ) 51~65問】
問 正答・ポイント 51 (2) 防水:保護コンクリートの伸縮調整目地の深さは、コンクリート厚を「全貫通」させる。 52 (3) シーリング:乾式石張りの目地には、汚染防止のため建築用シーリング材(シリコーン系以外)を使用。 53 (1) タイル:床タイルの敷きモルタルは、作業性を考慮して空練り(貧調合)とする。 54 (2) 屋根:タイトフレームの接合(溶接)後は、スラグ除去だけでなく「錆止め補修」が必須。 55 (1) 金属:硫化いぶしは「銅・真鍮」の仕上げであり、ステンレス鋼板には適用されない。 56 (4) 左官:吸水調整材は下地との接着を助けるため「薄く均一」に塗布する。厚膜は剥離の原因。 57 (4) SL材:セルフレベリング材は自然流動を利用するため、金ごてによる平滑仕上げは行わない。 58 (3) 建具:鋼製建具枠の取付け精度(対角寸法差)は「3mm以内」が標準とされる。 59 (3) 金物:ピボットヒンジは扉の自閉金物ではなく「吊り金物」である(自閉はフロアヒンジ)。 60 (3) 塗装:木部の下塗りにジンクリッチプライマー(高防錆・金属用)は使用しない。 61 (1) 内装木:敷居・鴨居の溝じゃくりは、摩耗を防ぎ美観を保つため「木表側」に行う。 62 (4) 床シート:熱溶接は、接着剤が「十分に硬化した後(24時間以上)」に行う。 63 (1) ボード:直張り工法の接着材は、ボード中央部よりも「周辺部」の塗付け間隔を小さく(密に)する。 64 (2) カーテン:レースカーテンの上端は、通常「カーテン芯地」を入れて補強し仕上げる。 65 (2) ALC:縦張り工法では、パネルをスライドさせず「ロッキング」させて追従させるのが一般的。
- 【解答はこちら (躯体施工:躯体専門) 66~80問】
問 正答・ポイント 66 (3) 調査:標準貫入試験のN値は「30cm」打ち込むのに要した打撃回数である。 67 (1) 山留め:鋼矢板工法は、硬い地盤や玉石混じりの地盤には破損の恐れがあるため不適。 68 (2) 管理:ヒービングの兆候は、山留め壁外側の「地盤沈下」や「隆起」の観測で把握する。 69 (3) 既製杭:セメントミルク工法では、杭先端部は「閉塞形」のものを使用するのが一般的。 70 (4) かぶり:べた基礎の耐圧スラブ(土に接する部分)の最小かぶり厚さは「60mm」以上。 71 (3) 圧接:ふくらみの頂部と圧接面のずれが鉄筋径の「1/4」を超えた場合は不合格。 72 (2) 型枠:フラットデッキは「型枠代用」であり、転用(使い回し)はできない。 73 (3) 支保工:出入口開口のある梁下の支柱は、梁の強度が確保されるまで存置しなければならない。 74 (2) 調合:粗骨材の最大寸法が大きくなると、所定のスランプを得るための単位水量は「減少」する。 75 (3) 存置:せき板取り外しの圧縮強度は、梁下(5N/mm2)と梁側(点検歩行用等)で基準が異なる。 76 (4) 高力ボルト:首下長さは、締付け長さに「サイズに応じた加算値」を加えた寸法とする。 77 (3) 錆止め:現場溶接を行う部材の「開先面およびその周辺」は錆止め塗装を行わない。 78 (1) 建設機械:バックホウは、機体が位置する地盤面より「低い」位置の掘削に適している。 79 (4) 耐震改修:圧入工法では、オーバーフロー管の流出先高さは既存梁の「上端」より高くする。 80 (2) ブロック:補強コンクリートブロックは、フェイスシェルの厚い方を「上」にして積む。
- 【解答はこちら (仕上げ施工:仕上げ専門) 81~95問】
問 正答・ポイント 81 (4) シート防水:出入隅角の成形役物は、ルーフィングシート「張付け後」に上から施工する。 82 (3) 塗膜防水:通気緩衝シートは原則「平場」に用い、立上り面までは張り上げない。 83 (2) 石工事:乾式工法における外壁石材の有効厚さは、通常「30mm以上」とする。 84 (1) 瓦葺:谷どいとして使用する銅板の厚さは「0.35mm以上」が必要とされる。 85 (2) 壁下地:65形のスタッドに用いる振れ止めは、幅「10mm(チャンネル)」等を使用する。 86 (2) 金属:アルミは熱膨張係数が大きいため、鋼製より伸縮継手の間隔を「短く」設定する。 87 (2) 仕上塗材:セメント系厚付け仕上塗材は、押出成形セメント板への付着力が低いため不適。 88 (1) 建具:仮留め用くさびはモルタル充填前に取り除く。埋め込んだままにしてはならない。 89 (1) ガラス:複層ガラスは自重が大きいため、通常は「不定形シーリング構法」で施工する。 90 (2) 素地:エッチングプライマー塗布後は、劣化を防ぐため「速やか(数時間以内)」に次工程へ。 91 (1) 床工事:根太張り工法のフローリングボードは、通常「12mm以上」の厚さが必要。 92 (4) カーペット:ニーキッカーは「グリッパー工法」で用い、全面接着工法では使用しない。 93 (4) 壁紙:表面に付着した接着剤は、乾燥する前に「きれいな水で湿らせた布」等で拭き取る。 94 (4) ALC:縦壁ロッキング構法では、パネル重量をパネル「下部中央」の1点で支持する。 95 (3) 改修:ビニル床シートの撤去にダイヤモンドカッターは不向き(手剥ぎやスクレーパーを使用)。
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2014年(平成26)2級建築施工管理技士過去問題:二次検定(実地試験)

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- 【解答はこちら (建築施工・経験記述) 1問】
問 正答・ポイント 1-1 工程遅延要因・理由・対策:担当工種において着目した要因、その理由、実施した内容を3つ具体的に記述。 1-2 工期短縮の合理化・派生効果:合理化の方法、短縮の理由、派生する効果(品質・安全・コスト等)を2つ記述。
- 【解答はこちら (建築施工・用語説明) 2問】
問 正答・ポイント 2 5用語選択:型枠の根巻き、天井インサート、腹筋、ブリーディング、木工事の仕口、陸墨等から記述。
- 【解答はこちら (施工管理・工程管理) 3問】
問 正答・ポイント 3-1 総所要日数:**34日**(A→C→F→I→K→Lの経路等) 3-2 C・Dが3日遅延時の新CP:**A → D → J → L** 3-3 当初の34日に戻すための短縮日数:作業I:**2日間** / 作業J:**3日間**
- 【解答はこちら (建築施工・不適当語句修正) 4問】
問 正答・ポイント 4-1 平行 → **垂直**(梁の鉛直打継ぎ面は主筋と垂直にする) 4-2 1.2倍 → **1.5倍**以上(ガス圧接部のふくらみの直径) 4-3 適当:**○**(型枠たわみ計算の安全側設計) 4-4 裏 → **面取り部(表)**(高力ボルト座金の向き:面取り部が外側) 4-5 適当:**○**(アスファルト防水立上りの重ね幅 100 mm) 4-6 1/2 → **1/3**以上(タイル密着張りのモルタル盛上げ量) 4-7 薄塗り → **厚塗り**(油性塗料のしわの原因) 4-8 適当:**○**(グリッパー工法でのパワーストレッチャー使用)
- 【解答はこちら (法規) 5問】
問 正答・ポイント 5-1 ③ 監理者 → **注文者**(建設業法19条の2:現場代理人に関する通知先) 5-2 ③ 法面の安定 → **底面の安定**(建築基準法施行令136条の3:山留め根入れの目的) 5-3 ② 工事主任者 → **作業主任者**(労働安全衛生法14条:技能講習修了者からの選任)
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【2026年対応・法規及び実務ポイント】
- 建設業法(第5問):2024年4月から施行されている「働き方改革関連法」の影響を受け、現場代理人や主任技術者の役割、および注文者・元請・下請間の書面による通知義務は、工期適正化の観点からより重要度が増しています。
- 安全管理(第4問・第5問):作業主任者の選任が必要な作業(足場の組立て、型枠支保工等)では、現在「墜落制止用器具(フルハーネス型)」の使用が原則化されているため、記述問題では最新の安全基準に基づいた用語選択が必要です。
- 工程管理(第3問):ネットワーク工程表の計算は不変ですが、2026年現在は週休2日(4週8閉所)を前提とした工程計画が実務上のスタンダードとなっており、設問の「合理化」の記述においても、ICT活用やプレキャスト化による工期短縮が評価されやすい傾向にあります。
2014年(平成26)二級建築施工管理技士の問題まとめ
この記事では、2014年(平成26)2級建築施工管理技士の過去問ダウンロードと一次・二次検定対策について紹介しました。建築関連の資格を目指す皆さんにとって、2級建築施工管理技士の資格は非常に重要です。過去問を解くことで、試験の傾向や出題内容を把握することができます。
ただし、過去問だけを解いていても効果的な勉強にはなりません。建築、仕上げ、躯体などの分野ごとに問題を解いていくことで、問題の出題傾向を把握しやすくなります。 答えを見るだけではなく、実際の試験対策に役立つ勉強法を取り入れることが大切です。
当サイトでは、年度ごとに過去問を公開しているので、それを活用して効果的な学習を進めてください。過去問に触れることで、試験の雰囲気や出題内容を体感し、効果的な対策を立てることができます。建築施工管理技士の資格取得を目指す皆さん、過去問題を通してしっかりと準備をして合格を目指しましょう!頑張ってください!