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平成30年度(2018年) 2級建築施工管理技士試験(一次前期・一次後期・二次)のPDFを即座にダウンロードできます。印刷して反復学習に活用しましょう。
こんにちは、ねこまるです。今回は、平成30年度(2018年度)に実施された「2級建築施工管理技士」の過去問情報をお届けします。
建築施工管理試験にストレート合格するためには、過去問を繰り返し解き、出題傾向を実務レベルで深く理解することが最優先です。2026年現在、建築業界では働き方改革関連法による残業規制が完全に現場へ浸透し、生産性の向上と適切な工期管理がこれまで以上に厳格に求められています。また、建築物省エネ法の改正による省エネ基準適合の義務化や、石綿(アスベスト)事前調査報告の義務化など、法規制のアップデートも続いています。こうした最新トレンドを踏まえた実務的な視点を取り入れ、受験生の皆さんが「PDFを保存して繰り返し解きたい」「正解の根拠を深く知りたい」というニーズを満たせるよう記事を構成しました。一般的な資料配布サイトでは網羅しきれない踏み込んだ解説で、皆さんの独学を強力にサポートします。
平成30年度 2級建築施工管理技士 前期(一次)試験の過去問解説

前期(一次)試験の解答と解説の枠組みです。建築学、施工共通、法規などの要点を確実に押さえ、基礎知識の定着を図りましょう。
- 【解答はこちら (建築学・工学基礎) 1~14問】
問 正答・ポイント 1 (3) 換気:事務室の必要換気量は、室の容積ではなく「在室者の人数」に基づいて算出される。 2 (3) 照明:人工光源は、色温度が「高くなる」ほど青みがかり、「低くなる」ほど赤みがかった光色となる。 3 (4) 音:単層壁の透過損失(遮音性能)は、材料の厚さが厚いものほど「大きく」なる。 4 (3) RC構造:腰壁や垂れ壁が付いた柱は、剛性が高まり地震時に「せん断破壊」を起こしやすくなる。 5 (1) 鉄骨構造:圧縮材は、細長比が「大きい」ものほど座屈しやすくなる。 6 (2) 鉄骨詳細:ダイアフラムの板厚は、梁のフランジ厚さと「同等以上」の適切な厚さを選定する。 7 (2) 杭基礎:セメントミルク工法は、伏流水がある地盤ではミルクが流出する恐れがあるため適さない。 8 (4) 荷重:雪下ろしを行う慣習のある地方では、屋根の積雪荷重を低減することができる。 9 (3) 構造:等分布荷重 2 kN/m × 3 m = 6 kN。荷重が中央にあるため VA = 3.0 kN, VB = 3.0 kN。 10 (1) モーメント図:モーメント荷重Mにより、その点で曲げモーメントが不連続に変化する図が正解。 11 (3) 鋼材:鋼は炭素含有量が多くなると、強度は上がるが「破断までの伸び」は小さくなる。 12 (2) 木材:心材は辺材に比べて、腐朽菌や虫害に対して抵抗性が「高い」のが一般的。 13 (4) 建具:耐候性とは、日光・温度変化等の環境変化に対して「変質・劣化しにくい」程度をいう。 14 (3) 防水:砂付ストレッチルーフィングは、原紙ではなく「合成繊維不織布」等を原反とする。
- 【解答はこちら (共通・設備) 15~17問】
問 正答・ポイント 15 (3) 測量:平板測量には「平板・アリダード」等を用いる。レベルは水準測量用。 16 (1) 自火報:差動式分布型感知器は、温度変化の激しい厨房等では誤作動しやすいため不適。 17 (2) 空調:ファンコイルユニットは熱交換器と送風機を内蔵するが、「圧縮機」は内蔵しない。
- 【解答はこちら (躯体・仕上げ施工) 18~32問】
問 正答・ポイント 18 (2) 墨出し:高さの基準墨は、累積誤差を防ぐため常に「1階の基準墨」等から直接上げる。 19 (3) 地業:土間コンクリートの防湿層(フィルム)は、砂利地業の「上(捨てコン下)」に敷く。 20 (2) 鉄筋:スパイラル筋の端部は、1.5巻以上の重ねによる定着(または溶接)とする。 21 (1) 支保工:梁の支柱は、原則として所定の強度が確認されるまで存置しなければならない。 22 (1) 調合:細骨材率(s/a)が「小さすぎる」と、材料分離が起きやすくなり流動性が低下する。 23 (4) 鉄骨加工:鋼材の加熱曲げ加工は「850〜900 ℃(赤熱状態)」で行うのが原則。 24 (4) 木工事:大引の継手は、原則として「床束(受材)の上」で設ける。 25 (4) シーリング:プライマー塗布後は、乾燥時間を経て「その日のうち」に充填を終える。 26 (4) タイル:有機系接着剤による後張り工法では、通常は振動工具(加振)を使用しない。 27 (2) 雨どい:たてどいの継手は、上のといを下のといの「内側」に差し込む。 28 (3) SL材:吸水調整材の塗布後、完全に「乾燥」してからセルフレベリング材を流し込む。 29 (2) ガラス:セッティングブロックは、ガラス下辺の「両角」ではなく四分点付近に2箇所設置する。 30 (4) 塗装:鉄鋼面の合成樹脂調合ペイント上塗りの標準塗付け量は「0.10 kg/m2」程度。 31 (4) 床シート:熱溶接継目の余盛りは、溶接部が完全に「冷却」してから2回に分けて削る。 32 (4) 改修:鉄骨の切断面には、端部からの腐食を防ぐため「錆止め塗装」が必要である。
- 【解答はこちら (施工管理一般) 33~42問】
問 正答・ポイント 33 (3) 事前調査:タワークレーン設置による新たな電波障害の可能性を必ず確認する。 34 (4) 仮囲い:下端に隙間があると、子供の侵入や資材の流出、騒音漏れの原因となるため不適。 35 (4) 保管:ロール状のカーペットは、変形や巻きぐせを防ぐため「横置き(平積み)」にする。 36 (2) 工程管理:立案段階では主要工種を優先し、全ての体系を把握してから計画するのは困難。 37 (3) バーチャート:関連工事間の「相互関係」が不明確なため、複雑な調整には不向き。 38 (1) 品質管理:「検査」の説明である。試験は性質・状態を調べる一連の行為を指す。 39 (2) 試験:圧接部のふくらみの長さ測定には「ノギス」等を用いる。ダイヤルゲージは不適。 40 (1) 高力ボルト:マーキングのずれで確認できるのは「回転量や共回り」であり、軸力値ではない。 41 (4) 安全:ゼロエミッションは「廃棄物ゼロ」を目指す活動。設問は「指差呼称」等の活動。 42 (2) 安衛法:塩及び飲料水の備え付けは、2026年現在は指導事項等に含まれる。
- 【解答はこちら (建築法規) 43~50問】
問 正答・ポイント 43 (1) 用語:間仕切壁は、構造上重要でない場合は「主要構造部」には含まれない。 44 (1) 基準法:地階の居室でも、告示等の基準(からぼり等)を満たせば窓なしでも可能。 45 (2) 許可:二以上の都道府県に営業所を置く場合は「国土交通大臣」の許可が必要。 46 (3) 契約書:予定する下請代金の総額は、建設業法上の契約書への「必須記載事項」ではない。 47 (4) 労基法:職業訓練に関する事項は、定めがある場合のみ記載。必須の交付事項ではない。 48 (2) 安衛法:就業制限に係る資格証は、写しではなく「原本」を携帯しなければならない。 49 (3) 廃棄物:建築工事に伴って生じた「土砂」は、廃棄物処理法上の廃棄物には該当しない。 50 (3) 道路法:コンクリートポンプ車を道路上に駐車させるのは「道路交通法(使用許可)」の管轄。
平成30年度 2級建築施工管理技士 後期(一次)試験の過去問解説

⚠️ 足切り(基準点)に関する注意喚起
一次試験(後期)では、全体の正解率だけでなく、分野ごとの足切り点(基準点)にも注意が必要です。苦手な分野を放置せず、全般的にバランスよく得点できるよう対策を徹底してください。
- 【解答はこちら (建築学・工学基礎) 1~14問】
問 正答・ポイント 1 (1) 結露:露点温度は、絶対湿度ではなく「相対湿度」が100%になる温度である。 2 (3) 照明:照度は、光の強さではなく「単位面積当たりに入射する光束」を示す量である。 3 (3) 色:補色を対比させると、同化ではなく互いに「あざやかさ(彩度)」を強調し合う。 4 (4) 木造:圧縮力を負担する木材の筋かいは、厚さ1.5cmではなく「3cm」以上が必要。 5 (3) RC構造:柱のせん断補強筋(帯筋)の間隔は、中央部より「上下端部」を密にする。 6 (4) 鉄骨:隅肉溶接は、切り欠き(開先)をとらずに「部材の交差部」を溶接する方法。 7 (2) 地盤:粘性土地盤は透水性が低いため、砂質土に比べて「圧密」に長い時間を要する。 8 (1) 構造:引張応力度の算定には、断面二次半径ではなく「有効断面積」を用いる。 9 (4) 力学:曲げモーメント M = 1/2 × 3kN/m × 3m × (2m + 1m) = 13.5 kN・m。 10 (2) モーメント図:自由端にPが作用する片持ち梁。固定端に向かって直線的に増加する。 11 (1) コンクリート:不燃材料だが、長時間火熱を受けると「強度の低下」や変質が生じる。 12 (2) タイル:外壁タイル後張り工法では、剥離防止のため裏あし形状を「あり状」とする。 13 (3) シーリング:アクリルウレタン系は、耐候性が低いため「ガラス回り」には不適。 14 (3) ボード:ロックウール化粧吸音板は吸音性に優れるが、一般に「耐水性」は低い。
- 【解答はこちら (共通・設備・外構) 15~17問】
問 正答・ポイント 15 (3) 舗装:プライムコートは、路床ではなく「路盤」の表面に散布し接着性を高める。 16 (3) 電気:短絡や過負荷から回路を遮断するのは「配線用遮断器」。漏電遮断器は「漏電」検知用。 17 (1) 給水:水道直結直圧方式は、増圧給水装置を「介さず」水道本管の圧力で給水する。
- 【解答はこちら (躯体・仕上げ施工) 18~32問】
問 正答・ポイント 18 (4) 埋戻し:ロードローラーは広い場所の締固め用。埋戻し等の狭い所は「タンパ」等を用いる。 19 (4) かぶり:柱の最小かぶり厚さは、主筋ではなく最も外側の「帯筋」の外側から確保する。 20 (2) 型枠:梁底型枠の寸法は、梁幅に「側型枠の厚み」を考慮して加工するのが一般的。 21 (1) 存置:せき板取り外しの圧縮強度は、梁側(5N/mm2)に比べ「梁下」はより高い強度が必要。 22 (1) 鉄骨塗装:素地調整後は、錆の発生を防ぐため「速やかに」錆止め塗装を行う。 23 (4) 木工事:火打梁は、柱・梁の鉛直面ではなく「床・小屋組の水平構面」に斜めに入れる。 24 (3) 解体:断熱材(グラスウール)は、飛散を防ぐため「細断せず」に取り外す。 25 (1) 防水:保護コンクリートの伸縮調整目地の間隔は、縦横「4m」程度以内とする。 26 (4) 石工事:引き金物用の道切り(溝加工)は、精度確保のため「工場」で行うのが原則。 27 (1) 金属仕上げ:腐食溶解処理して模様を付けるのは「エッチング仕上げ」。 28 (1) 左官:中塗り・上塗りはともかく、下塗りは吸水等により「塗り厚」が異なる場合がある。 29 (3) 建具:くつずりは、モルタル詰めを「行った後」ではなく「行う前」に固定する。 30 (4) 塗装:モルタル面のシーラー(吸込止め)は、パテかいの「後」ではなく「前」に行う。 31 (2) ボード:直張り接着材の盛上げ高さは、仕上がり面より「高く(1.5〜2倍)」盛る。 32 (2) カーテン:ダブル付けのカーテンボックス奥行きは、「150mm」程度が標準。
- 【解答はこちら (施工管理・安全・法規) 33~50問】
問 正答・ポイント 33 (2) 調査:防護棚の設置調査では、上空の「架空電線」や「建物高さ」の確認が最優先。 34 (2) 仮囲い:仮囲いの高さは、原則として周辺地盤面から「1.8m」以上とする。 35 (4) 届出:道路占用の許可は、警察署長ではなく「道路管理者」に申請する。 36 (2) 工程表:説明文は「等高線工程表(タクト工程表)」の内容。山積は資源投入量を示す。 37 (1) バーチャート:各作業の所要日数が一目で分かり、作成も容易なため全体掌握に適す。 38 (3) マニフェスト:産業廃棄物管理の用語。品質管理(ばらつき、ロット等)とは無関係。 39 (1) 検査:超音波探傷試験は「溶接部」の内部欠陥用。高力ボルト接合は「トルク値」等で検査。 40 (1) スランプ:平板からではなく、引き上げた後のスランプコーン上面からの「下がり量」を測る。 41 (4) 安衛法:ALCパネル建込みは、作業主任者の選任が必要な作業に指定されていない。 42 (2) 足場:枠組足場の作業床の幅は、墜落防止のため「40cm」以上とするのが原則。 43 (3) 法規:完了検査の申請義務は「建築主」にある。工事施工者はその協力を行う立場。 44 (3) 採光:寄宿舎の寝室は、原則として採光のための窓等の開口部を設ける義務がある。 45 (4) 建設業法:使用人数のみの変更は、変更届の提出を要する事項には含まれない。 46 (3) 技術者:下請負人が許可を受けた建設業者である限り、主任技術者の設置は免除されない。 47 (2) 労基法:18歳未満の者は、動力駆動の土木建築用機械の「運転」業務に就かせてはならない。 48 (4) 安衛法:安全衛生「推進者」の選任については、監督署長への報告義務はない。 49 (2) リサイクル法:特定建設資材は、コンクリート、木材、アスファルトの3種(及びその混合物)。 50 (4) 騒音法:仮設計画図(配置図)は必要だが、「計画図」そのものは届出の必須記載事項ではない。
平成30年度 2級建築施工管理技士 二次検定(実地)の過去問解説

二次検定(実地試験)のポイント解説
| 試験科目 | 重要な対策ポイント |
|---|---|
| 施工経験記述 | 品質管理、工程管理、施工計画から、自身の経験を具体的に記述します。2026年現在の施工環境(週休2日の確保やICT活用による効率化)を意識した、実務の現状に即したエピソード選びが評価の鍵となります。 |
| 建築施工・法規 | 躯体工事や仕上げ工事の留意点、労働安全衛生法、建築基準法などの法令遵守が問われます。特に石綿事前調査報告の義務化(2023年〜)など、最新の実務知識を反映させた解答練習が効果的です。 |
- 【解答はこちら (品質管理・体験記述) 問題1】
問 正答・ポイント 1 品質管理の体験記述。自身が担当した工種における「防ごうとした不具合」「要因」「実際に行った対策」を具体的に記述する。工程・安全管理の記述は不可。 2 品質の良い建物を造るための方法と理由。「自主検査の徹底」「協力会社との品質会議」など、自身の経験に基づき2つ具体的に記述する。
- 【解答はこちら (建築用語・留意事項) 問題2】
問 正答・ポイント 用語選択 「あばら筋」「型枠のフォームタイ」「コンクリートポンプ工法の先送りモルタル」「鉄骨の地組」「ボンドブレーカー」「べた基礎」などから5つ選択して解説する。 例:あばら筋 梁のせん断力に対する補強。フックの曲げ角度(135度以上)や、主筋との緊結状態、間隔の保持に留意する。 例:べた基礎 建物の底面全体を鉄筋コンクリート造の版とする基礎。不同沈下防止に有効。かぶり厚さの確保(土に接する部分は60mm以上)に留意。
- 【解答はこちら (工程表・出来高) 問題3】
問 正答・ポイント 1 A:**掘削(または根切り)**。砂利・捨コンクリートの前段階、山留め後に行う作業。 2 耐火被覆作業の開始日:**4月中旬**。鉄骨建方・本締めおよびスタッド溶接完了後の工程として設定。 3 4月末までの完成出来高の累計:**56.7 %**(累計額3,400万円 ÷ 総額6,000万円)。
- 【解答はこちら (法規チェック) 問題4】
問 正答・ポイント 1 誤り:③準備 → 正しい語句:**検査**(建設業法第24条の4:完成通知から20日以内に検査を完了)。 2 誤り:②設計者 → 正しい語句:**施工者**(建築基準法第90条:危害防止措置の義務主体は施工者)。 3 誤り:②監理 → 正しい語句:**技能**(労働安全衛生法第61条:クレーン運転等は技能講習修了が必要)。
- 【解答はこちら (施工チェック:建築・躯体・仕上げ) 問題5-A/B/C】
問 正答・ポイント 5-A-2 不適当:600 mm → **300 mm**(埋戻し土の締固め厚さの標準は300mm程度)。 5-A-6 不適当:富調合 → **貧調合**(上塗りモルタルはひび割れ防止のため下塗りよりセメントを少なくする)。 5-B-4 不適当:100 分 → **90 分**(外気温25℃以上の際の練混ぜから打込み終了までの時間は90分以内)。 5-C-2 不適当:40 % → **50 %**(有機系接着剤によるタイル張りでは、裏面の50%以上に接着剤を付着させる)。
2級建築施工管理技士 過去問アーカイブ(年度別リンク一覧)
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|---|---|
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