目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園施工・測量(水準測量・トラバース測量)の過去問がわかりやすい覚え方
・水準測量による「標高・高低差」の測定原理
・トラバース測量による「平面的な位置」の特定
・測量誤差を防ぐための管理ルールと現場の注意点
1級・2級ともに第一次検定の「造園施工管理」において、現場の品質を決定づける極めて重要な共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園施工・測量(水準測量・トラバース測量)のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

造園工事では、設計図通りの庭を地面に再現するために、測量が不可欠です。「高さ」と「平面位置」を測る2つの方法をマスターしましょう。
【水準測量(レベル測量
- レベル(測量機器)とスタッフ(標尺)を使い、地面の「高さ」や「高低差」を測る方法です。排水勾配を計算するために最もよく使います。
- 【トラバース測量】
トランシットやトータルステーションを使い、「角度」と「距離」を順番に測って、平面的な「位置」を決定する方法です。「閉合トラバース(元の地点に戻る測量)」を行うと、誤差を確認できるため精度が高まります。
「『高さはレベルで測る!位置はトラバース!』と役割を分けるにゃ!特に測量誤差は庭の出来栄えに直結するから、丁寧な観測が一番の近道だにゃ!」とネコマルもアドバイスしています。
造園施工・測量(水準測量・トラバース測量)の過去問演習(2級レベル)
問題:高低差を測るために使用される測量方法として、最も適当なものはどれか。
- トラバース測量
- 水準測量
- 平板測量
- 放射測量
正解:2
解説:水準測量は、その名の通り「水平」や「高さ」を測るための専門的な方法です。他の測量方法は主に平面的な位置関係を測るために用いられます。
造園施工・測量(水準測量・トラバース測量)の過去問演習(1級レベル)
問題:測量の施工管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 水準測量を行う際は、標尺(スタッフ)を鉛直に立て、レベルの視準線を水平に保って読み取る必要がある。
- トラバース測量において、出発点から既知点までを順次測り、誤差を確認する閉合トラバースは精度が高い。
- 工事現場の測量において、測量機器の三脚は不安定な場所であっても調整せずに素早く設置する。
- 測量の結果得られたデータは、施工後の確認作業(出来形管理)においても重要な資料となる。
正解:3
解説:3が不適当です。三脚の設置は、測定精度を左右する最も重要な準備工程です。不安定な場所では足をしっかり固定し、機器が傾かないよう丁寧に調整しなければなりません。「素早く設置する」ことよりも「正確に設置する」ことがプロの施工管理技士の基本姿勢です。現場での基本を忘れないようにしましょう。