目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園施工・給排水設備の仕組みの過去問がわかりやすい覚え方
・給水設備と排水設備の役割と基本ルール
・排水管における勾配の重要性と詰まり防止策
・配管の接続と漏水防止、地中埋設時の保護対策
1級・2級ともに第一次検定の「設備工」において、庭園や外構の利便性を維持するために必須の共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園施工・給排水設備の仕組みのわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

給排水は「清潔な水」と「汚れた水」を絶対に混ぜないのが基本です。また、排水は動力を使わず、自然の勾配だけで流すのが原則です。
- 【給排水の基本】
・給水設備:水道本管から散水栓や水景施設へ「加圧」して送る。
・排水設備:生活排水や雨水を、勾配を利用して下水管や側溝へ「自然流下」で流す。 - 【施工の重要ポイント】
・勾配:排水管は必ず「下り勾配」を確保する。平坦だったり逆勾配だったりすると、水が溜まり悪臭や詰まりの原因になる。
・保護:地中に埋める配管は、車両荷重や地盤沈下で折れないよう、砕石で保護したり、必要に応じて防護管に入れる。
「『水は高い所から低い所へしか流れないにゃ!』『配管を埋めるときは石に当たらないよう注意するにゃ!』とセットで覚えるのがコツだにゃ!」とネコマルもアドバイスしています。
造園施工・給排水設備の仕組みの過去問演習(2級レベル)
問題:排水管を施工する際の基本的な考え方として、最も適当なものはどれか。
- 排水管は、見た目を重視してできるだけ水平に施工する。
- 排水管は、汚水と雨水を混同して良い。
- 排水管は、水が自然に流れるように下り勾配を設ける。
- 排水管の勾配は、どれだけ急でも全く問題ない。
正解:3
解説:排水は自然流下(重力)が基本です。1のように水平にすると水が滞留します。勾配は急すぎても流速が速すぎて固形物が取り残されるリスクがあるため、適切(通常1/50〜1/100程度)な勾配が必要です。
造園施工・給排水設備の仕組みの過去問演習(1級レベル)
問題:給排水設備工事における施工管理上の注意事項として、最も不適当なものはどれか。
- 地中に埋設する排水管は、周辺の地盤沈下による破損を防ぐため、十分な基礎固めを行う必要がある。
- 給水管には、飲料水としての衛生を保つため、防食性に優れた材料を使用し、適切な施工管理を行う。
- 排水管の接続部(継手)からは漏水や臭気漏れが発生しやすいため、隙間なく確実に接合する。
- 排水設備において、管の詰まりを防ぐため、配管途中に清掃口(点検口)を設けてはならない。
正解:4
解説:4が不適当です。排水管はゴミや油脂が蓄積しやすいため、定期的なメンテナンス(掃除)が不可欠です。したがって、配管の要所には必ず清掃口(点検口)を設けなければなりません。試験では「メンテナンス性を損なう施工」は常に誤りです。常に掃除のしやすさを考えるのがプロの施工管理技士です。