目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園施工・排水工と地下水対策の過去問がわかりやすい覚え方
・排水工の基本(表面排水と暗渠排水)
・地下水位を制御する「有孔管」と「砕石」の役割
・園路や広場の水たまりを防ぐ排水勾配の設計基準
1級・2級ともに第一次検定の「造園施工」において、樹木の生育と施設保護の観点から最も重要な共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園施工・排水工と地下水対策のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

造園において「水」は生命の源ですが、過剰な水(滞水)は「根腐れ」や「地盤の軟弱化」を招く最大の敵です。
- 【排水の2大分類】
・表面排水:地面を勾配(通常1〜2%)にして、側溝や集水桝へ水を流す方法。
・暗渠排水(あんきょはいしゅう):地中に埋めた管(有孔管)と砕石を使って、地下に浸透した水を排出する方法。樹木の生育環境改善に必須。 - 【地下水対策】
土壌内の水位を下げることで、樹木の根の呼吸を確保します。砕石層を通って管に水が集まる仕組みを理解しておくことが大切です。
「『表面は勾配で流せ!地中は暗渠で抜く!』とセットで覚えるのがコツだにゃ!水たまりができる現場は管理不足の証拠だにゃ!」とネコマルもアドバイスしています。
造園施工・排水工と地下水対策の過去問演習(2級レベル)
問題:芝生や植栽地において、滞水を防ぐために行う「暗渠排水」の説明として、最も適当なものはどれか。
- 地表を完全にコンクリートで覆い、水を一切浸透させないこと。
- 地中に有孔管などを埋設し、地下の余分な水分を排出すること。
- 植栽地の周囲に高い塀を作り、水が外に出ないようにすること。
- 地面をあえて凹ませて、水が溜まる場所を作ること。
正解:2
解説:暗渠排水は、地中の見えない部分(暗渠)から水を抜く設備です。1は排水を止める行為、3と4は逆に滞水を招くNG設計です。
造園施工・排水工と地下水対策の過去問演習(1級レベル)
問題:排水工および地下水対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 園路の排水勾配は、利用者の安全性と円滑な排水を考慮し、標準的な範囲(1〜2%程度)を設定する。
- 暗渠排水の埋設において、有孔管の周りに砕石を配置するのは、管への水流をスムーズにし、土砂の流入を防ぐためである。
- 大規模な植栽地において、地下水位が高い場合は、根腐れを防止するために排水設備を設置して水位を下げる必要がある。
- 表面排水において、水が集まる「集水桝」は、メンテナンスを避けるため、地中に完全に埋め殺して二度と開けられないように施工する。
正解:4
解説:4が不適当です。集水桝や排水設備は、ゴミや泥が溜まるため定期的な清掃が必要です。したがって、開閉可能な蓋(グレーチング等)を設け、点検・清掃ができるように施工しなければなりません。1級では、「管理のしやすさ(メンテナンス性)」を軽視する選択肢は誤りであると即断できるようにしておきましょう。