目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園施工・コンクリート工(材料・配合・打設)の過去問がわかりやすい覚え方
・コンクリートの材料構成と「水セメント比」の重要性
・品質管理の要「スランプ試験」と「呼び強度」
・打設時の締め固めと適切な養生期間のルール
1級・2級ともに第一次検定の「造園施工」において、構造物の耐久性を左右する極めて重要な共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園施工・コンクリート工(材料・配合・打設)のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

コンクリートは「水+セメント+骨材(砂・砂利)」を混ぜて固めたものです。この配合バランスが崩れると、強度が大幅に落ちてひび割れの原因になります。
- 【水セメント比】
コンクリートの強度を決定づける最重要因子。「水が少なければ少ないほど強くなる(ただし施工性は下がる)」という法則があります。 - 【スランプ】
コンクリートの「柔らかさ」を示す値。数値が大きいほど柔らかく、小さいほど硬いです。現場作業に合わせて適切なスランプを選定します。 - 【打設と養生】
打設時は「振動機(バイブレーター)」を使って内部の空気を抜き、密実に充填します。打設後は急激な乾燥を防ぐため、散水やシート掛けなどの「湿潤養生」が必須です。
「『水は減らして強さを出せ!』『締め固めはバイブレーターで空気を追い出せ!』と覚えておくのがコツだにゃ!乾燥はひび割れの元、じっくり育てて強固な構造物にするにゃ!」とネコマルも強調しています。
造園施工・コンクリート工(材料・配合・打設)の過去問演習(2級レベル)
問題:コンクリートの打設時に使用する振動機(バイブレーター)の目的として、最も適当なものはどれか。
- コンクリートを冷やすため。
- コンクリート中の余分な水分を強制的に蒸発させるため。
- コンクリートを密実に充填し、内部の空気を追い出すため。
- コンクリートの硬化時間を早めるため。
正解:3
解説:バイブレーターは、コンクリートを型枠の隅々まで行き渡らせ、内部の気泡を排除して密度を高めるために使用します。これを行わないと「豆板(空洞)」が発生し、強度が激減します。
造園施工・コンクリート工(材料・配合・打設)の過去問演習(1級レベル)
問題:コンクリートの品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 水セメント比を小さくしすぎると、作業性(ワーカビリティー)が極端に低下し、施工不良の原因となることがある。
- コンクリートの呼び強度は、現場で求められる設計基準強度に基づいて選定しなければならない。
- 打設後の養生において、急激な乾燥はひび割れを誘発するため、直射日光を避け、適度な湿潤状態を保持する。
- コンクリートの強度を上げるため、施工現場にて生コンクリートに水を大量に加えて柔らかく調整する。
正解:4
解説:4が不適当です。現場で勝手に水を追加する(加水)ことは、水セメント比が上がり、強度が著しく低下するため厳禁です。1級では、施工中の現場判断として「やってはいけない」ルールがよく問われます。品質を担保するためには、配合された設計値を守ることが施工管理技士の責任です。