目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園施工・土工(掘削・盛土・締固め)の過去問がわかりやすい覚え方
・掘削における法面(のりめん)保護と安全管理
・盛土の品質を左右する「層状締め固め」のルール
・締固めの効率を最大化する「最適含水比」の考え方
1級・2級ともに第一次検定の「造園施工」において、最も基本的かつ失敗が許されない「土工」の共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園施工・土工(掘削・盛土・締固め)のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

造園工事のすべての土台は「地面」です。地盤が緩いと、後から植える樹木も、敷く舗装もすべて台無しになります。
- 【掘削と盛土の基本】
・掘削:必要な深さを正確に掘る。掘りすぎた場合は必ず埋め戻して十分に締め固める。
・盛土:一度に厚く土を盛らず、「層状(薄く)」に分けて、一段ずつ丁寧に締め固めるのが鉄則。 - 【締固めのメカニズム】
土は「水」が多すぎても少なすぎても固まりません。最も固く締まる水分の量を「最適含水比(さいてきがんすいひ)」と呼び、これを管理することが強固な地盤作りの秘訣です。
「『土は薄く盛って叩く!』『水分多すぎはドロドロ、少なすぎはパサパサで締まらない!』と覚えておくのがコツだにゃ!後からの沈下は絶対に防ぐにゃ!」とネコマルも強調しています。
造園施工・土工(掘削・盛土・締固め)の過去問演習(2級レベル)
問題:盛土を行う際の施工上の注意点として、最も適当なものはどれか。
- 一度に1m以上の厚さで土を盛り、重機で一気に叩く。
- 層状に薄く盛り、一段ずつ十分に締め固める。
- 盛土には、ゴミや有機物が混入していてもそのまま使用してよい。
- 雨の日でも、含水比を気にせず強引に土を盛る。
正解:2
解説:層状に分けて締め固めることが、均一で沈下の少ない地盤を作る唯一の正攻法です。1は圧密沈下、3は腐敗による空洞化、4は含水比の悪化による締固め不足を招くためNGです。
造園施工・土工(掘削・盛土・締固め)の過去問演習(1級レベル)
問題:土工における締固めおよび施工管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 最適含水比とは、土が最も容易かつ強固に締め固められる水分状態を指し、この状態を管理することが施工品質の安定につながる。
- 掘削した土を埋め戻す際、締め固めが不十分であると、後日、雨水による浸透や車両荷重によって陥没事故が発生する恐れがある。
- 砂質土の締固めにおいては、振動ローラーなどの振動を利用する重機が非常に有効である。
- 盛土の転圧回数を減らすため、大きな石や廃材をそのまま盛土内部の核として使用する。
正解:4
解説:4が不適当です。大きな石や廃材を盛土の中に混入させると、隙間(空隙)ができて将来的な沈下の原因となります。また、均一な締固めを妨げるため、決して行ってはならない施工方法です。1級では、効率を優先して品質を犠牲にするような誤った施工を判断する問題が頻出します。常に「均一」と「安定」を意識しましょう。