目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園施工・地表面舗装工(園路・広場)の過去問がわかりやすい覚え方
・舗装の基本構造(路盤工・表層)と各層の役割
・土系舗装と透水性舗装のメリット・デメリット
・園路施工における「排水勾配」と「平坦性」の重要事項
1級・2級ともに第一次検定の「造園施工」において、公園利用者の快適性と安全性を左右する重要共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園施工・地表面舗装工(園路・広場)のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

舗装はただ平らにするだけではありません。「雨水をどう逃がすか」と「地盤をどう固めるか」の2点が品質を左右します。
- 【舗装の基本構造】
・路盤工:砕石などを敷き詰め、上からの荷重を支える土台となる層。
・表層:人が歩く一番上の層。土系(真砂土等)、舗装材、タイル、レンガなど用途に応じて選定する。 - 【舗装の種類】
・土系舗装:真砂土や土系固化剤を使い、自然な風合いを残す。透水性は高いが、耐久性はやや劣る。
・透水性舗装:雨水を地中に浸透させる仕組み。水たまりができにくく、安全性が高い。 - 【施工の鉄則】
・排水勾配:水たまりを防ぐため、園路には必ず水が流れる方向へ勾配(通常1〜2%程度)を設ける。
・不陸(ふりく)整正:路盤の表面の凸凹(不陸)をなくすことが、舗装の仕上がりを美しくする鍵。
「『水たまりができる舗装はNGにゃ!』『路盤をしっかり締め固めないとすぐ陥没するにゃ!』と覚えておくのがコツだにゃ!」とネコマルもアドバイスしています。
造園施工・地表面舗装工(園路・広場)の過去問演習(2級レベル)
問題:園路の舗装施工において、水たまりを防止するために最も重要なことはどれか。
- 表面を完全に水平に仕上げる。
- 排水勾配を設け、速やかに排水できるようにする。
- 路盤を全く締め固めず、軟らかいままにする。
- 表層の材料を、できるだけ粗いものにする。
正解:2
解説:舗装において勾配は非常に重要です。1の「完全に水平」にすると水が滞留します。2が排水の基本です。
造園施工・地表面舗装工(園路・広場)の過去問演習(1級レベル)
問題:舗装工における施工上の配慮事項として、最も不適当なものはどれか。
- 路盤工は、上層からの荷重を均一に下層へ伝える役割があるため、十分に締め固める必要がある。
- 透水性舗装は、雨水を地中に浸透させることで、都市の浸水被害軽減にも寄与する。
- 土系舗装の仕上がり面は、利用者の安全性と景観を考慮し、凹凸(不陸)が生じないよう平滑に仕上げる。
- 舗装の排水勾配は、利用者の足腰への負担を考慮し、必ず50%以上の急勾配を設定しなければならない。
正解:4
解説:4が不適当です。50%の勾配は階段並みの急斜面であり、園路としては極めて危険で不適当です。一般的な園路の排水勾配は1〜2%程度が標準的です。1級では、このように極端な数値を使った引っかけ問題に注意しましょう。数字の感覚を養うことが合格への鍵です。