目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園施工・石組工(滝組・護岸・景石)の過去問がわかりやすい覚え方
・石組の基本(立石と伏石の組み合わせ)
・滝組、護岸石組の役割と施工のポイント
・石を安定させるための「基礎」と「石目の扱い」
1級・2級ともに第一次検定の「造園施工」において、日本庭園の技術力を問う重要な共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園施工・石組工(滝組・護岸・景石)のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

日本庭園における石組は、ただ石を並べるだけではありません。自然の風景をいかに写し取り、かつ長期間安定して保持するかがプロの腕の見せ所です。
- 【石組の基本】
・立石(たていし):垂直に近い状態で据える。庭のアクセントや滝の構成要素になる。
・伏石(ふせいし):横に寝かせて据える。立石と組み合わせることでバランスをとる。
※石には「顔(表面)」と「木目(層の向き)」があり、これを自然な状態に合わせて据えるのが鉄則です。 - 【各石組の役割】
・滝組:水が流れ落ちる様子を表現。水がうまく落ちるよう、導水(水みち)の確保が最重要。
・護岸石組:池の周囲を保護し、崩壊を防ぐ石組。水際の石は、長期間沈まないよう強固な基礎が必要です。
「『石は顔を正面に向けて、重心を低く据えるのが鉄則にゃ!』『滝組は水の流れを意識して組むにゃ!』と覚えるのがコツだにゃ!」とネコマルも強調しています。
造園施工・石組工(滝組・護岸・景石)の過去問演習(2級レベル)
問題:石組を行う際の基本原則として、最も適当なものはどれか。
- 石は、できるだけ目立つように、重心を高くして不安定な状態で据える。
- 石の木目(層の向き)は無視して、自由に据えてよい。
- 石の安定を図るため、重心を低く据え、基礎を強固にする。
- 滝組の石は、水の流れを考慮せずに、できるだけ密集させる。
正解:3
解説:石組の基本は「安定感」です。重心を低くし、石が沈まないよう基礎をしっかり作ることが重要です。他の選択肢はすべて石組の基本ルールに反しています。
造園施工・石組工(滝組・護岸・景石)の過去問演習(1級レベル)
問題:石組工における施工上の配慮事項として、最も不適当なものはどれか。
- 護岸石組では、水面に対して石が自然に見えるよう、水際の処理と基礎の安定性に配慮する。
- 滝組において、水の流れが石に遮られる場合は、導水路の微調整を行い、意図する落水効果が得られるようにする。
- 立石を据える場合、石の重心を高くし、見た目のインパクトを強めることを最優先にする。
- 石材の木目(石目)を考慮し、自然の状態を再現するように配置することで、違和感のない石組とする。
正解:3
解説:3が不適当です。立石であっても、単に重心を高くすれば転倒のリスクや不自然な印象を与えます。石組は「自然な安定感」が最優先です。1級では、このように技術的な目的と矛盾するような記述を正誤判断する能力が求められます。必ず「安定感」をキーワードに覚えましょう。