目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園施工・樹木の「運搬と仮植え」の過去問がわかりやすい覚え方
・樹木運搬時における幹や枝の保護(養生)の重要性
・吊り上げ・積み込み時の注意点と安全対策
・移植までの期間をしのぐ「仮植え」の役割と管理方法
1級・2級ともに第一次検定の「造園施工」において、品質管理の観点から非常に重要な共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園施工・樹木の「運搬と仮植え」のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

掘り出した樹木は非常にデリケートな状態です。「運搬中」と「植栽までの待機期間(仮植え)」の扱いが、樹木の生死を分けます。
- 【運搬時の養生】
幹や枝がトラックの荷台や重機に接触して傷つかないよう、「当て木」をしたり、枝を丁寧に結束(枝絞り)したりします。樹皮の傷は病害虫の侵入経路になるため厳禁です。 - 【仮植え(かしえ)】
現場に搬入したがすぐに植えられない場合、根鉢が乾かないよう地面に置いて土をかけておく(あるいは植えておく)作業です。これにより、根の乾燥を防止し、水分供給を維持します。
「『運ぶときはとにかく優しく!』『仮植えは根の乾燥を防ぐ命綱!』と覚えておくのがコツにゃ!特に吊り上げる際、幹にワイヤーを直掛けするのは樹皮を傷める大NG行為だにゃ!」とネコマルもアドバイスしています。
造園施工・樹木の「運搬と仮植え」の過去問演習(2級レベル)
問題:樹木の運搬および現場保管(仮植え)に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 運搬中、幹の皮が剥けないように、当て木などによる養生を行う。
- 樹木を直ちに植えられない場合、根鉢をそのまま地面に放置して乾燥させる。
- 枝は大きく広がったままで、トラックに積み込む。
- 吊り上げの際、幹にワイヤーを直接巻き付けて吊り上げる。
正解:1
解説:1が正しい記述です。2の乾燥放置は枯死の原因になります。3の枝は結束(枝絞り)してコンパクトにまとめるのが基本です。4のワイヤー直掛けは樹皮を傷めるため、必ず当て木等を使用します。
造園施工・樹木の「運搬と仮植え」の過去問演習(1級レベル)
問題:樹木の運搬・移植作業における品質管理として、最も不適当なものはどれか。
- 樹木の積み込み時、根鉢を重機で強く叩いて積み込みやすくした。
- 吊り上げ作業時には、樹木の損傷を防ぐため、幹に保護材(当て木)を巻いた上でスリングベルト等を使用した。
- 長期間の現場待機が必要な場合は、根鉢の乾燥を防ぐため仮植えを行い、定期的に散水を行った。
- 枝絞りを行う際は、枝が折れないよう無理な力を加えず、丁寧に結束した。
正解:1
解説:1が不適当です。根鉢を重機で叩くなどの衝撃を与えると、せっかく掘り出した根鉢が崩れ、根が損傷して活着率が著しく低下します。根鉢は非常にデリケートなため、丁寧に取り扱うことが施工管理技士の基本姿勢です。この手の「現場の雑な作業」は試験でも頻出のNG事項です。