目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園材料・特定の病害虫と農薬取締法の過去問がわかりやすい覚え方
・マツクイムシ被害のメカニズム(マツノザイセンチュウと媒介者)
・特定外来生物に指定されている病害虫の基礎知識
・農薬取締法に基づく適正使用のルールと記録・保管義務
1級・2級ともに第一次検定の「造園材料・施工・法規」を横断する重要単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園材料・特定の病害虫と農薬取締法のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

現場において、病害虫の被害は樹木の枯死に直結します。特にマツの枯死原因である「マツクイムシ」は、試験でも実務でも絶対に避けて通れません。
- 【マツクイムシ(マツ材線虫病)】
主役は線虫(マツノザイセンチュウ)ですが、自分では移動できません。そこで「マツノマダラカミキリ」という甲虫が、線虫を運ぶ「運び屋(媒介者)」となってマツに侵入し、枯死させます。 - 【特定外来生物】
ツマアカスズメバチやアライグマなど、生態系に悪影響を及ぼす生物です。現場で見つけた場合は、勝手な飼育や運搬が法律で禁止されていることを理解しておく必要があります。 - 【農薬取締法】
農薬は「登録を受けたもの」以外は使用禁止です。また、使用した場合は「使用した日付・場所・農薬名・使用量」の記録を3年間保管する義務があります。
「『線虫を運ぶカミキリを叩くのが防除の近道!』『農薬の記録は3年間の宝物!』と覚えておくのがコツにゃ!記録を捨ててしまうと現場管理責任者として失格だにゃ!」とネコマルもアドバイスしています。
造園材料・特定の病害虫と農薬取締法の過去問演習(2級レベル)
問題:マツ材線虫病(マツクイムシ被害)に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- マツノザイセンチュウ自体が飛翔して健康なマツに移動する。
- マツノマダラカミキリが、マツノザイセンチュウを媒介することで被害が拡大する。
- この被害はマツ以外の樹木には一切発生しない。
- 被害を受けたマツは、冬場に成長が早くなる性質がある。
正解:2
解説:線虫は自分で飛べないため、カミキリを媒介者とすることを押さえておきましょう。他の選択肢は明らかな誤りです。
造園材料・特定の病害虫と農薬取締法の過去問演習(1級レベル)
問題:農薬取締法および病害虫防除に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 防除の際は、農薬取締法に基づき、農林水産大臣の登録を受けた農薬を使用しなければならない。
- 農薬を使用した場合、その記録を3年間保存しなければならない義務がある。
- 特定外来生物に指定されている病害虫を発見した場合は、法令に基づき適切に対処しなければならない。
- 防除作業を行う際、農薬の飛散(ドリフト)防止策を講じる必要はない。
正解:4
解説:4が不適当です。農薬の飛散(ドリフト)は、周辺住民や環境への悪影響を及ぼすため、必ず防止策を講じなければなりません。1級では、法令上の義務(記録3年保存やドリフト防止)が厳しく問われます。正しいルールを把握しておきましょう。