目次
1級・2級造園施工管理技士の第一次検定対策!造園材料・景石・飛石・延段の基礎知識の過去問がわかりやすい覚え方
・景石の役割と配置における安定感の考え方
・飛石(とびいし)の打ち方と歩行リズムの重要性
・延段(のべだん)の形式(真・行・草)と施工のポイント
1級・2級ともに第一次検定の「造園材料」において、庭の格式を決める非常に重要な共通単元です。
ネコマル特製・1枚完結図解を見るだけで、要点の意味が直感的にイメージできます。
造園材料・景石・飛石・延段の基礎知識のわかりやすい覚え方(1級・2級造園施工管理技士・第一次検定)
まずは根本の仕組みから丁寧に整理します。難しい用語を使わず、図解イメージで理解できるように分解すると…

日本庭園における石材は、単なる材料ではなく「景色の一部」です。試験では、その形状や施工の決まり事が問われます。
- 【景石(けいせき)】
庭の主役となる石。「立ち石(縦にする)」と「伏せ石(横にする)」などがあり、重心を低くして「安定感」を持たせることが施工の基本です。 - 【飛石(とびいし)】
園路として配置する石。歩行時のリズム(歩幅)を考慮し、地面から少し浮かせた状態で、ガタつかないよう安定させて据える必要があります。 - 【延段(のべだん)】
石を敷き詰めて作った通路。格式の高い順に「真(しん)・行(ぎょう)・草(そう)」の3段階に分けられます。
・真:切り石などの加工石で構成(最も格式が高い)
・行:加工石と自然石を組み合わせる
・草:自然石をそのまま使う(最も格式が低い)
「『安定感がない景石はNG!』『延段の格式は切り石が真!』とセットで覚えるにゃ!特に延段の『真・行・草』は、過去問で順序を入れ替える問題がよく出るから注意するにゃ!」とネコマルもアドバイスしています。
造園材料・景石・飛石・延段の基礎知識の過去問演習(2級レベル)
問題:石材を用いた通路(延段)の格式を高い順に並べたものとして、適当なものはどれか。
- 草 ―― 行 ―― 真
- 行 ―― 草 ―― 真
- 真 ―― 行 ―― 草
- 真 ―― 草 ―― 行
正解:3
解説:延段の格式は「真(しん)>行(ぎょう)>草(そう)」の順です。この順番は基本中の基本なので、絶対に間違えないようにしましょう。
造園材料・景石・飛石・延段の基礎知識の過去問演習(1級レベル)
問題:庭園における石材の据え付けや施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 景石は、据え付けに際して視覚的な安定感が必要であり、重心を低く据えるのが基本である。
- 飛石は、歩行者が足元を気にせず歩けるよう、ガタつきをなくし、歩幅に合わせた配置とする。
- 延段の「真」は、自然石をそのまま用いるため、最もカジュアルで格式が低い形式である。
- 景石の据え付けにおいて、石の木目(石目)を無視して据えると、不自然な印象を与えることがある。
正解:3
解説:3が不適当です。延段において「真」は切り石などの加工石を使用する最も格式の高い形式です。自然石を用いるのは「草」の形式であり、格式は最も低くなります。このように「真・行・草」の定義を入れ替える問題は1級の頻出パターンです。